記録ID: 7277912
全員に公開
アルパインクライミング
甲斐駒・北岳
仙丈ヶ岳 三軒岩小屋沢から西面尾根
2024年09月23日(月) 〜
2024年09月24日(火)
山梨県
長野県
eri2
tbf
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 16:05
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,533m
- 下り
- 2,531m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:04
距離 8.2km
登り 1,140m
下り 1,046m
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年09月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
前半は沢登り、後半は岩登り。 どちらもこなせる技術が必要です。3000m級の岩登りとなるためスケール感は素晴らしいです。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
明日は稜線から伸びている尾根から登り返します（ガスがかかっている尾根）。
三峰川への下降ポイントに着きました。
ここから沢沿いに降りていきます。
ここから沢沿いに降りていきます。
F2（7m）
三軒岩小屋沢の名前の由来となった滝？
大きな岩が三つ並んでいて小屋のようだから。と何かに書いてあったような。
三軒岩小屋沢の名前の由来となった滝？
大きな岩が三つ並んでいて小屋のようだから。と何かに書いてあったような。
しばらくはゴーロが続く。
仙丈ヶ岳西面の荒々しい岩峰が大迫力。
東面とは正反対。
仙丈ヶ岳西面の荒々しい岩峰が大迫力。
東面とは正反対。
沢を詰めていきます。ガレ酷いです。
一昨日まで雨が降っていたせいか水量豊富です。
一昨日まで雨が降っていたせいか水量豊富です。
中央ルンぜ下部にかかる滝。
見える稜線は地蔵尾根。
三軒岩小屋沢だけなら直接地蔵尾根に抜けるのが早い。
見える稜線は地蔵尾根。
三軒岩小屋沢だけなら直接地蔵尾根に抜けるのが早い。
地蔵尾根に直接抜けて早く終えるか、中央ルンゼに下降して詰めるか、今いる尾根を登るか迷ったが、尾根を選択。
尾根の右側に見える枯滝。
手前のザレも上部はルンゼになっており詰めていけば稜線に出られそう。
手前のザレも上部はルンゼになっており詰めていけば稜線に出られそう。
そのナイフエッジ通過から急峻な登りだったのでここはロープを出す。
あの岩峰群は抜けれるのかハラハラしながら登っていきます。仙丈ヶ岳は「南アルプスの女王」と言われたりしてるが、反対側はなんと荒々しいことか。
1
9/24 10:55
あの岩峰群は抜けれるのかハラハラしながら登っていきます。
仙丈ヶ岳は「南アルプスの女王」と言われたりしてるが、反対側はなんと荒々しいことか。
仙丈ヶ岳は「南アルプスの女王」と言われたりしてるが、反対側はなんと荒々しいことか。
奥に仙丈ヶ岳の山頂が見えてきました。
藪の処理に時間を取られます。
藪の処理に時間を取られます。
どう抜けるかイメージはできているが、実際に行ってみないと分からない。
落ちたら確実に死ぬ、という場所を登っているので、集中力を切らさないようにお互い声を掛け合います。
まずはここの岩場のトラバース。
当然ロープを出します。安全第一です。
当然ロープを出します。安全第一です。
2回目のトラバースも無事通過です。
それにしても3000M級の岩場なので高度感や迫力が違います。
それにしても3000M級の岩場なので高度感や迫力が違います。
よく登ってきたな。と改めて思ったりする。
しかし、本当の闘いはこれからだった！
しかし、本当の闘いはこれからだった！
16時の最終バスに間に合わせるためにここから1時間30分で北沢峠まで下りなければ!!!
感想
登山、沢登り、岩登り、下山のほぼトレランと、2日間に凝縮された山行でした。
「記録に無いルートを行く」ということは、こんなにも怖いものかと思いました。この先は、本当に人が登れるのだろうか。ダメなら戻ることは可能なのだろうか。未知のルートは面白さ以上に不安が勝りました。そこをtbf先輩は、ルートを見出だし、弱点をついて登っていく。さすがでした！私には岩壁を見てもどこがルートになり得るのかさっぱりでした。（心境的にはシビアでしたが写真を見ると2人とも楽しそうなのが不思議です。）30年越しの計画だったそうで、無事に登りきれて本当によかったです。
しかし、超ハイスピード下山に思い出をほぼ持っていかれましたね。(笑)
30年以上前から行きたいと思っていた「三軒岩小屋沢」を遡行してきました。
三軒岩小屋沢の上部は中央ルンゼから稜線に抜けたかったのですが、無理はせず無名尾根から稜線に抜けるルートを選びました。ただ、尾根からは記録のないルートだったので、本当に抜けられるか心配していた部分もあったのですが、弱点を見つけながらトラバースを繰り返しました。稜線に抜けたときは雄叫びをあげてしまいました。
抜けた時点で14:00。バスの最終は16:00。本当の闘いはこれからでした。
今は膝が痛いです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：291人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
仙丈ヶ岳の最新記録
仙丈ヶ岳
2025年07月22日 (日帰り) [B]
仙丈ヶ岳
2025年07月22日 [C]
甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳
2025年07月21日 [A]
仙丈ヶ岳
2025年07月21日 (日帰り) [B]
仙丈ヶ岳
2025年07月21日 (日帰り) [B]
小仙丈ヶ岳の最新記録
仙丈ヶ岳
2025年07月22日 (日帰り) [B]
仙丈ヶ岳
2025年07月22日 [C]
甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳
2025年07月21日 [A]
仙丈ヶ岳
2025年07月21日 (日帰り) [B]
仙丈ヶ岳
2025年07月21日 (日帰り) [B]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する