紅葉の火打山テント泊、そして妙高山はトラブルがあり断念
- GPS
- 30:09
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,244m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:13
天候 | 29 晴れ、そして夜は暴風雨 30 朝のうちは雨 のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に、非常によく整備されている。天狗の庭から雷鳥平までの間にルート新設のために竹ヤブを刈り払った跡が歩きにくいくらい。 |
写真
装備
備考 | 不必要と思っていたシュラフカバー、こんな暴風雨を体験すると欲しくなってしまった。そして、もうかれこれ10年ほど使ってきて初めてパンクに見舞われ、エアーマットは永遠ではないと実感。今度はサーマレストの折りたためるやつを買います! |
---|
感想
東京からだと妙高エリアはかなり遠い山という印象だったが、調べてみると約300km弱。これなら車で行けない距離ではないということで前日に準備万端で早く寝て、午前3時に家を出発。当初は高谷池にテント泊して1日目に火打山、2日目に妙高山にアタックする計画にしていた。
1日目は好天に恵まれて、笹ヶ峰から高谷池を通って火打山の山頂までの全ての場所で、まるでこの世の極楽と言っても過言ではないくらいの風景と紅葉を堪能したが、火打山から下山してテント場に戻るにつれて徐々に曇り空と冷たい風が強くなってきた。
テントに戻って唖然とした。いっぱいに膨らませたはずのインフレータブルマットの1つがぺしゃんこに。でもまあ、空気が抜けてもわずかながらウレタンの厚みもあるわけだし冬じゃないから大丈夫だろうと甘く見ていたが、そのうちみぞれ混じりの豪雨と暴風になり、それが朝まで続いた。寒いのと暴風雨でトイレに行くに行けないのも辛かったが、テントが完全に浸水して僕のマットはびしょ濡れで、しかも地面そのままベッタリで保温ゼロの状態。もちろんダウンシュラフも水を吸ってしまい、情けないほど薄くなってしまった。持ってるものを全て着込んでうとうとしながら朝を迎えるころにはすっかり全身が冷え切って、それまでもやや風邪気味だったのが本格的に鼻・喉・発熱で体調がひどい状態に。
朝8時くらいになってようやく晴れてきて、妙高山もきれいに見えている朝日の中をフラフラになりながら惨めな気持ちで撤収、そして妙高山に後ろ髪引かれながら下山。下山の時の荷物は軽くなっているはずなのに登ってくる時の何倍もの重さに感じられて本当に辛かった。笹ヶ峰に到着して車で爆睡してから何とか休み休み運転して東京に戻ったけど、もちろん翌日は高熱出して寝込みました・・・。
「今回の教訓」
エアーマットは出かける前に膨らませてチェックするべし
シュラフカバーはあったほうがいい、いや必要だ
体調管理は万全に
というところでしょうか。それにしても、あの寒さと雨の中をドロドロになったテントを撤収して朝5時に出発していった他のテントの方々、すごいですね。自然の美しさと厳しさは表裏一体で、そこをうまく乗り越えてこその登山の楽しさだと改めて思い知らされた山行になりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する