八郎岳〜迷ってしまったけどリカバリー成功


- GPS
- 03:55
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 682m
- 下り
- 684m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千々峠(乙女峠)への登山口から千々峠まではトレースが薄いところがありテープやマーカー等の目印に注意。 小八郎岳を千々町側へ下りたところの道標に注意。 千々町方向に下りてしまったので道に迷い、林道を20分ほど歩く羽目になった。おまけに林道までの坂は急でよく滑るのでかなり危険。 二度と下りたくない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
GPS
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | たまたまツェルトを持って行ったので道迷いしたけど少し安心感があった。水は少なかったけど登山道、林道のあちこちに水が流れており、心強い。 |
感想
九州百名山 やっと33座目
70歳での完登を目指していたが今年の天候不順や諸々の私用のため不可能になってしまった。
しかーし、諦めたわけではなくゆっくりと目指すことになっただけだ。
ガンバロー。
というわけで、長崎の八郎岳へ。
590mと比較的標高は低く楽な山歩きを想定していたが、そんなことはなかった。おまけに道迷いで時間と体力をロスしたりと、結構楽しませて戴いた。
福岡からだと高速を使えば日帰り登山だが、そこは年金生活者の特権(弱点)時間はたっぷりだけど先立つものは心細い。
高速を使用せずその分を食費に充てることにして一般道路を通り長崎へ。となると日帰りは無理なのでどこぞで一泊となるが、これまた節約して無料のキャンプ場を利用することに……。
福岡を2日午前10時前に出発、途中食料の買い出しや温泉に入ったりとのんびりと長崎へ。野母崎の川原大池公園キャンプ場に着いたのは午後6時ごろ。
明日早朝出発のため早めに夕食、早めに就寝。
翌3日午前6時起床。結露したうえ、枯草がボトムにタップリ付いたテントを苦労して畳み、午前7時八郎岳登山口へ向け出発。
7時20分登山出発点になる長崎市民農園利用者駐車場に到着。朝食を摂り出発準備。7時50分出発。8時00分千々峠登山口に到着登行開始。
しばらくは道もよくわかり歩きやすかったが、15分くらい歩いたところから道がガレはじめ、トレースも薄くなりマーカーがないとロストするかもしれないような状況になった。
慎重にテープやマーカーを確認しながら歩くこと50分千々峠に到着したが、橘湾方向はやや靄がかかったような状態で見晴らしはいまいちだった。
少し休憩して小八郎岳に向かう。小八郎へはロープ場があり、道標に「巻道」と書いてあるので、てっきり迂回して小八郎へ行く道があると思い巻道へ。ところが少し行くと下りになっていてその距離も結構長そうなので、これはいかん、と引き返しロープ場を登る。
ロープ場と言ってもロープには頼らず登れるので、一層の安心を確保するために設置してあるのではないだろうか。
小八郎の山頂碑を撮影して八郎岳方向に下ると、道標があり「千々町 初心者は危険」と指している方向へ…、これが大間違い(*_*!)
よく滑る急坂を下ると林道に出たけれど、八幡岳への道標どころか全くそれらしきものは見つからない。
多分間違ったのだとここで気が付いたが、今下りてきた急坂を登るのは嫌なので、林道を登り方向に歩くことにした。
コンパスで方向を確かめると、林道は概ね西に進んでいるので地形図で確認しながら適当なところまで歩いてみる。
1時間歩いて駄目だったら引き返すつもりでコンパスと睨めっこしながら歩く。周囲は樹木が生い茂っていて三座同定は不可能だが、人間の作った道だから大丈夫だろう。と、分かれ道にきたのでここでやや急なその道に入ると数分で「小八郎岳 八郎岳」と書かれた道標に遭遇。
無事にリカバリー完了。ここから14分で八郎岳にトウチャコ。
絶景です。周囲に高い木立は無く高度感も抜群。下界の景色も抜群。
さすが九州百名山に選ばれるだけの山ですネ。
なかなか、これだけの景色はお目にかかれません。今日は天気も良かったし、秋の青空のもと、素晴らしい眺望の山に登れたことを感謝です。
次回またここに来れたら三脚を使って360度のパノラマ写真を撮ってみたいですね。
ずっと眺めていたいけれど、道迷いのお蔭で少々時間が押してしまいました。そろそろ下山しましょう。
下りは「平山町」方面へ行きます。
下り道は、よく整備されトレースもはっきりとしていて登り易そうな道です。
この山は、初めての時は時計回りで登ったほうが迷わないで済んだのかも知れないと思う。
又は、初めての山はメジャーなルートをピストンして、ある程度勘所を掴んでから周回ルートに挑戦するほうが良いのかな。
なんてことを考えながら下りていたら、山頂から1時間ほどで平山町に到着。舗装路を5分ほど歩いて駐車場に到着。
今日は少し道に迷ったけれど、ビバーク装備を持っていたので安心して行動できた。
やっぱり、少し重くなっても最低限のビバーク装備を持って行くべきと、あらためて痛感した。
天気も良く、涼しく、楽しく歩くことができ、今年最高の山歩きだったと思う。次はどの山にしようかな。
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