笠ヶ岳〜クリヤ谷から笠新道、晩秋の北ア満喫!!
- GPS
- 15:00
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,733m
- 下り
- 2,571m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:52
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:14
クリヤ谷ではコレ以外でもめちゃめちゃ休憩取ってますので、CTはかなり甘い感じ。
天候 | 10日…晴れのち曇り 11日…雨時々霙 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中尾高原口〜笠ヶ岳(クリヤ谷ルート) 思っていたより随分整備されていました。渡渉が数ヵ所あり。危険個所はありませんが、標高2000付近から熊笹が煩いです。また稜線でもハイマツが微妙に歩行の邪魔したり…軽装で歩きたいルートではあります。 笠ヶ岳〜新穂高温泉(笠新道) 大半を雨の中での歩行となりましたが、ココは大変整備の行き届いた素晴らしいルートだと思います。標高差は多少ありますが、ステップが絶妙で非常に歩きやすく感じました。 もっと鬱蒼とした樹林帯を想像していましたが、開放感のある素晴らしい道で天気のい日に再訪したい場所です。 |
その他周辺情報 | 付近に温泉多数。 |
写真
感想
笠ヶ岳…
飛騨側や立山方面から見ると槍ヶ岳の次にピラミダルで目立つ山容です。そして関西からのアクセスは北アでも随一。
でも我が家にとって近くて遠い山でありました。
理由は…
縦走して繋ぎにくい…素晴らしい稜線なのは知ってましたが、双六から半日掛けて歩くとなると、立山や折立からの長期縦走以外に通ることないよ…これが一点。
基本的にアルプスでは稜線歩きがしたいので、我が家の足で一泊二日だとピストンでピークハントだけになっちゃいそう…これが一点。
その割にキツイと評判の笠新道やクリヤ谷のルート、まさに苦行じゃね??って思いこむ…これが一点。
今回、おそらく今シーズン最後の北ア…
針ノ木や、五色、白馬鑓、五竜や槍の再訪等、数ある候補の中から笠ヶ岳…
ピストンは避けたい我が家、ようやくクリヤ谷から周回が出来るかなって思ったので向かってみました。
当初はクリヤ谷から登って弓折まで縦走して下山予定でしたが、翌日の天候次第で笠新道から下山でもイイかなって。
で、実際の笠ヶ岳…
素晴らしい!!
私の知った中で笠ヶ岳フリークは何人かいてますが、私もホントに素晴らしいと思いました。
槍穂を眼前に眺めての稜線歩き、杓子平の素晴らしいカール…そして素晴らしい眺望の山荘&テン場…
何度も通いたい山になりました。
二人とも幕営装備でこのコースを歩けるようになったので、今後も選択肢は増えそう…むふふ。
簡単にコースの感想を…
クリヤ谷ですが、渡渉多数で雨の後は要注意(まぁ新穂高側はそんな登山道だらけですね…)
豊かな樹林帯から錫杖岳付近の荒々しい岩山…そして稜線登っての大眺望…
思っていたより整備は行き届いており、迷う事はまずないかと。(我が家は一か所ガレ場を直登しそうになりましたが…)
ただ標高差2000オーバーとなるので、ただただ荷物が堪える…
熊笹やハイマツが、登山道の邪魔をしてる訳じゃないけど、微妙に引っかかったり地味な攻撃を繰り返してきます。軽装だと気にならないと思うこのダメージが意外に蓄積されるという…
笠新道も良い意味で期待を裏切ってくれました。
蒲田川左俣歩いている時に何度も目にしていた笠新道入口のイメージから、鬱蒼とした樹林帯を黙々と直登して歩くのかと…
でも実際は歩きやすい位置にステップがあり、思いの外に解放感のある登山道、そして今回はガスの中でしたが、登った直後には杓子平の素晴らしい景色…
これは是非再訪しなければいけません。
クリヤ谷の登りでバテ気味になったものの、元気に山頂まで歩いた二人の成長も感じられた今シーズン最後の北ア山行でした。
今回、稜線で真っ白な雪化粧を期待してましたが、二日目は生憎の雨…撤収時には霙に変わり、強風も相俟って寒いのなんの…
絶景の稜線歩きは次回に持ち越し。それよりもこれから大荒れになるであろう時間に大勢の登山者(特に年配の方の団体)が登って来られたのに驚きました。
稜線の状況は伝えておきましたが、皆さま無事に山荘に着けたことを祈っております。
山荘のスタッフには二人へお菓子を振舞って頂きました。これには二人とも大喜び。ホントにありがとうございました。
そしてテン場でお会いできたアマさんとAさん。やっぱり山で知った人に出会うとホッとしますね。ホントにありがとうございます。
唯一残念だった事…
ウチらのテン場付近に落ちていたゴミ…
ゴミは忘れただけであって欲しいですが…撤収後に大雨&強風の中で目についたものだけポケットに仕舞い込みましたが、まだ残っているかも…
そしてテン場脇の大キジ跡…
小キジならともかく…せめてティッシュは焼くか、土に埋めるか程度はしましょうね…
笠ヶ岳・・・お疲れ様でした。
中々クリヤ谷手強いでしょ 。
数年前に逆ルートで歩きましたが、クリヤの下山で雨はとても辛かったです 。
今回も下山が笠新道で良かったと思います 。
やはり11日はアルプス荒天だったんですね 。
この天気の中、お三人の山行・・・お見事でした<m(__)m>。
HIDENORI-Tさん、こんにちは。
クリヤ谷…アルプスを代表する急坂ですね。
でも、我が家が歩いた時は天候も良く、錫杖と紅葉のコラボで中々良い感じでした
でも雨の中であそこ歩くのはイヤですね
11日は結構荒れました。
荒れ予報だったのである程度冬装備を想定してましたが、朝方は意外に暖かくまさかの雨…
雪と風は想定してましたが、雨はねぇ…
登ってきた人や、これから縦走を継続する人たちにはキツい天候だったと思います
お天気気になってましたが決行やったんですね。
ってか、もう二人について行けんかもしれません(-""-;)
うささん、こんばんは。
天気は…
撤退可能な場所って事で笠でした
さすがにこの時期、稜線外れて下山できないってのは無いだろうと…
一応、軽アイゼンとスリング・カラビナは持っていきましたが。
三人とも体調は良かったんですが、さすがにクリヤ谷では荷物捨てたろか…って思いました
笠、北アの縦走路のどこからも目立つ山容なので近いうちにと思ってました。1日目の紅葉、充分、伝わります。2日目の悪天候の寒さもしっかり伝わります。本当、素晴らしい力強いファミリーで色々感激です。
つばたろーさん、こんばんは。
笠、目立ちますよね
どっからでも分かるあの山容
槍と笠で方向分かれば同定も易しいですしね。
紅葉の良さが伝わって嬉しいです
悪天は、まぁ慣れっこなので…
笠ヶ岳、ホントに素晴らしい山でしたのでつばたろーさんも是非
ぼくも今年、笠ヶ岳に登りましたが、笠新道→笠ヶ岳→弓折→新穂ルートでした
笠新道はみんなが言ってた程、しんどくはないなというのが正直な感想で、クリヤ谷は見向きもしてませんでした 笑
ぼくも杓子平からの景色には本当に感動しました
ということで来年はクリヤ谷から登ってみたいと思います
クリヤ谷は笹で結構滑ったりするというようなこととかを聞きますが、どうですか?注意箇所などありますか?
それにしても・・・
その体の大きさでその大きなザックを背負って、CT通りですか・・・
そして雨の中の笠新道の下山・・・
本当にスーパーキッズですね・・・笑
ぶーさん、こんばんは。
我が家の場合、しょっちゅう高度障害とか起きるので偉そうに言えないんですが、登山道は整備されていて歩きやすいですね
良い意味で期待を裏切ってくれました。
登りで使うと全く違う感想になりそうですが…
クリヤ谷…
一度だけなので大した事は言えませんが、晴れていれば注意するところは無いと思います。
ただ長い…
あとは熊笹とハイマツのアタックが地味に後半効きます…
クリヤ谷CTが山頂まで9.5時間…で、実際は休憩しまくりで9時間…ホントにスローペースで歩いたので、かなり甘目の設定だと思いますよ
同じ様にゆっくり歩いてこられたと仰ってた幕営装備の若い女性が、ウチらより30分以上後に出発されて、山頂でほぼ同時でした。
その方も、距離が長いので休憩取りまくったと仰ってましたから
他の登山道と比較した場合、8時間程度のCTと言われた方が違和感を感じないと思います。
笠ヶ岳、お疲れ様でした!
またひとつ、お気に入りの山が増えましたね^^
笠ヶ岳って、と〜っても大きな山で登るのも大変ですが、その分充実感もひとしおですね
娘ちゃん二人も、もう安定感でてきてますし(笑)
僕も今月からお山復帰します^ ^
またご一緒するのを、楽しみにしてますね!
ぺこさん、おはようございます。
いよいよ復帰ですね
またご一緒しましょう。
笠ヶ岳ですが、何度も通いたくなる山ですね。
近くて遠い山から、完全に近い山に変わりました
日帰りで周回したり、双六経由で縦走したり…イメージは膨らみます
こんばんは!
まだ未登の笠ヶ岳。槍とか穂高からは何度も見ていますがそんなに良かったですか!!
まぁ存在感凄いですもんね。
いつか行ってみたいな〜
朝起きて一面白かったら三段紅葉が見れたかもしれませんね!!
いつか見て見たいものです。
のるさん、こんにちは。
笠ヶ岳かなりイイよ
杓子平からの景色は黒五のカールみたいなんじゃないかなって。
てか、のるさんはどこ行っても真っ白だし関係ないか
少し距離があるので苦手パターンですが標高差見ていて、あとはコース内容かなって考えてた所なんで、助かります 笠新道を以前登った時には九十九折りがムダに長く感じましたけど、下りは楽なんですねぇ。
>荒天でも登ってくる〜
小屋泊まりで乾燥室使えるとなると結構ハードル下がる気がしますね、テントで寒い思いしませんから。翌日も乾いた合羽で歩き始められるのはとても楽。
でもって、標高差のあるところやっておくと選択肢が広がりますね
お疲れ様でした
1955さん、こんにちは。
クリヤ谷ですが思っていたより歩きやすいのと、CTが甘く感じたのが印象に残りました。
軽装だとだいぶ楽なんだろうなって。
よーくんなら多分楽勝で日帰り出来ると思います
確かに先日、ババ平から撤退の際に、小屋泊だと行けたのかなって思いました。
でも今回は、笠新道では風も雨も殆ど無かったのに、杓子平から霙混じりの雨&強風…
体感で10度以上下がったんじゃないかと思います
ちょうど昼から気温自体も下がり、稜線の岩場が凍り始めた時間だった事もあって…
杓子平から山荘までが無事に辿りつけたのかが心配だったんですよね
数年前のGWに白馬の稜線であった事故と状況が酷似していた様に感じたんです。
事故の報はなかったので良かったです
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