追分登山口から紅葉を求めて恵那山へ【盛りの紅葉と、冠雪の南アルプスを展望】
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,056m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 8:50
天候 | 晴れ 後曇り(頂上部は霧が濃くなり、吹く風も冷たく感じました。) 【気温】 登山開始時:8℃ 最高点?(四乃宮):6℃ 下山終了時:9℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
少し上がった先の追分登山口から鳥越峠へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【追分登山口】 「大檜入口」から林道を上がり、左側に東山道へ案内する「登山道」標識 を見送りしばらくすると右側に「追分登山口」の標識が現れます。 【追分登山口〜鳥越峠】 谷筋からやがて山腹にからんだ古道のような道に変わり一気に200mほど を上がり鳥越峠に出ます。 【鳥越峠〜大判山】 笹に残った朝露を考慮してスパッツを付けて歩きました。 しばらくは緩やかな尾根に絡んで、枯れた立木のピークが見える頃から 登りに変わります。 三角点のピークからは御嶽、乗鞍、北アルプス、中央アルプス、 南アルプスが展望できます。 【大判山〜前宮コース分岐】 いよいよ恵那山への本格的な登りが始まります。 今回はこの縦走路が紅葉のハイライトでした。 天狗ナギの最高点(P1820)までは所々で南アルプスが一望できます。 天狗ナギを下り緩んだ後、尾根が広がり木の根と岩混じりの 急登が続きます。本コース最後の頑張り所です。 この辺りは展望も乏しいので高度稼ぎに専念しました。 【分岐〜山頂】 緩やかな頂上尾根に殆ど登りは有りません。 四乃宮辺りが最高点でしょうか。この奥から最高の展望が得られます。 今回は冠雪した南アルプスが眺望できました。 |
その他周辺情報 | 「大檜入口」の駐車スペースに登山届ポスト有。 |
写真
感想
いよいよ紅葉の季節到来だ。
富士見台高原へ行こうか迷ったが、タイミングよくレコで恵那山の
紅葉情報が挙がってきたので、気になっていた追分登山口を使って
恵那山行きに決定。 結果、最高の紅葉山行になった。
早朝高速に入ると濃霧注意報が出ていた。濃霧の中、中津川ICをR19へ。神坂峠手前の「大檜入口」で車を降りるとなるほどかなり低い気温だ。
しかし天気は絶好の秋晴れ、そして眺める山腹は見事な紅葉だ。
自分史上ベストかも知れない。
身体もほぐした、クマ笹の茂るコースなのでスパッツも付けた、
さあー出発。
今日は追分登山口から鳥越峠へ向かう。
谷筋から紅葉の落ち葉を踏んで山腹に絡んだ道を一気に上がると
鳥越峠に出るが、ここは神坂峠よりもわずかに低い峠だ。
峠から緩やかに尾根に絡むが、しばらくすると尾根が降りてきて
尾根に乗る。
やがて右手が開けて来るので覗くと、崩落地「ウバナギ」の崖に沿って登っている。注意して進む。
尾根を小さな登降を繰り返した後、わずかに登ると三角点のピーク
・大判山で、絶好の展望地だ。すっかり後退した笹のピークからは
御岳〜北アルプス〜中央アルプス〜南アルプスが望める。
(残念ながら御岳は雲の中だった。)
行く手には大きく恵那山が横たわり、吸い込まれるように尾根が延び。。
後半の登りはきつそうだが、頑張りましょう。
まさに見ごろを迎えた紅葉や、南アルプスの展望に励まされ
天狗ナギのピークを越えると展望も紅葉も乏しくなる。
再び下った鞍部から、頂上へ向けての登りにかかると尾根が広がり
更に傾斜を増してくる。苔生した岩に木の根が混じった急登が続く。
展望もないので高度稼ぎに専念しよう。
長い登りから開放されると正面から前宮コースを併せる分岐に出る。
頂上部の肩に乗ったので、この先にもう登りもないので一息入れていると
風も出てきて一気に身体が冷えてくる。ジャケットを着込んで山頂へ
向かう左の道へ入る。
二乃宮、三乃宮を見送るといよいよ山頂部となる四乃宮だ。
祠の脇から灌木をすり抜けて展望地に出ると素晴らしい展望だ。
早くも冠雪した南アルプスのピークが飛び込んでくる。
北岳〜塩見岳〜荒川岳そして盟主の赤石岳〜聖岳辺りまではっきりと
捉えられる。更に目を凝らすと聖岳の右奥、雲の中に見えるのは富士山
だろう?。
展望岩場からもう一度眺望を楽しんで、山頂小屋のベンチで
ゆっくりと昼食を摂ったらもう今日の予定は終わりだが、
せっかくなので恵那山の三角点を往復した後、小屋前で寛ぐ人々を尻目に
下山を開始するとまもなくして、先ほどの青空が嘘のように濃い霧に
覆われ始めた。
心配したが視界を閉ざされるほどひどくはならず、枯れ木や笹原が
幻想的に眺められる。
足場の悪い下り、天狗ナギも過ぎたので後は今が盛りの紅葉を楽しみ
下るが、見事な紅葉に何度も脚が止まり、駐車地に戻った頃にはもう
誰も居なかった。
【神坂峠から恵那山への縦走路がこれほど紅葉の美しい道だとは
知らなかった。天気にも恵まれ紅葉を満喫し、アルプスの展望を満喫し、
最高の一日だった。】
こんばんは。お疲れさまでした。
南アルプス良く見えていますね。
もう白くなっていてビックリです。
神坂からの登山道は、アップダウンは厳しいけど変化があって楽しめますね。
紅葉も見事です。素敵です
個人的には、前宮からのルートが、歴史もあって一番好きです
totokさん 今晩は。
紅葉と追分登山口の様子が気になって行ってきました。
この辺りの紅葉がこれほど美しいとは知りませんでした。
午前中はいい天気に恵まれ、南アルプスの眺望も堪能できました。
のんびりしていたら見逃すところでした。やはり山は午前中が勝負?ですね。
恵那山の新しい魅力を発見できた一日になりました。
onetotani さん。こんばんは。
レコ見させていただき、ビックリです。
同じ時間に避難小屋周りに見えたんですね。
お顔を知らないので、挨拶出来ませんでした。
すいませんでした。
お話ししたかったです。
鈴鹿辺りでお会いしたら、よろしくお願いします。
kei-jiharaさん 今晩は。
私も同じようにレコを拝見してびっくりです。
ひょっとしたらお逢いしていたかも知れませんね。
展望岩場辺りで時間を割いて展望していたおかげで富士山を
見る事もできました。
実は黒井沢コースも考えていましたが林道の状況が把握できず
今回は見送りました。8月に開通したことを山頂でお聞きしました。
またどこかでお逢いする事もありそうですね。
こちらこそ宜しくお願いします。
onetotaniさん、お久しぶりです
同日に恵那山へ行かれていたのですね。
別ルートでの手記、興味深く拝見しました。
天狗ナギというのは、なかなかの迫力のようですね。
追分登山口というのは、中津川から入る神坂峠の少し手前で、
そこから神坂峠ルートに上がって合流していくのですね。
私の方は、初めての恵那山でしたが、
やはり紅葉(黄葉)を堪能しました。
山頂部では、やはり四乃宮の裏手にも入ってみて、南アの山々を遠望しました。
この秋も鈴鹿にも入ってみたいと思っています。
また色々と参考にさせていただくかと思います。
3120mさん 今晩は。
レコを拝見しました。四乃宮辺りを去られた後に到着したようですね。
澄んだ秋晴れは遠望が利いていいですね。
やはり富士山を確認できるとテンションが上がりますね。
鳥越峠から千両山の登り返しをパスしたくて追分登山口から上がりました。
鈴鹿もこれから紅葉の時期を迎えるでしょう、楽しみなシーズンが
やってきました。
これからもよろしくお願いします。
Onetotani さん、こんばんは
神坂峠からの紅葉きれいですね。富士見台からは富士山見えませんが、恵那山からは見えるんですね。
南アは冠雪してきましたか早いものですね。
higurasi さん 今晩は。
神坂峠から南沢山辺りまで足を伸ばすか迷いましたが、レコの情報から
恵那山に決めました。
おかげで素晴らしい紅葉と眺望に巡り合えました。
やはり富士山の姿を目にするとうれしいものですね。
これからは鈴鹿の紅葉が楽しみです。
onetotaniさんの写真を見て・・・
塩見岳に行っていても良かったかなぁと一瞬後悔しました。
まぁ、安全第一ですね。
そのかわり(っと言ったらなんですが)鈴鹿トレイルの銚子ヶ口からクラシ間が繋がりました。
イブネや雨乞岳周辺は病み付きになるエリアですね。
yoshikun1さん 今晩は。
早くも冠雪した南アルプスや富士山が眺められるとは思いませんでした。
行かれていれば素晴らしい新雪の塩見岳山行になったでしょうが、
そろそろ日帰りでは厳しい季節になってきましたね。
onetotaniさん
おはようございます。
連休は天気に悩まされましたが
最高の日に南アルプスの冠雪した姿と周りの紅葉の美しさと十分過ぎるくらい楽しまれた様子でなによりです。
なかなか恵那山はハードなイメージがあり伺っていませんが
レコにて堪能させていただきました。
kazu97さん 今晩は。
新しいザックも伊吹山でデビューできましたね。次はピッケルですか。
富士見台辺りの紅葉は評判ですが恵那山への縦走路がこんなにも
見応えがあるとは初めて知りました。
冠雪したアルプスも見られて最高の登山日和でした。
このルートは、紅葉時期が、おそらく
一年の、ベストシーズンでしょうね。
あの、ウバナギの眺めが、紅葉に
彩られて、迫力ある眺めですね。
展望よろしく、富士山までとは
素晴らしい。
比較的近くて、高山の紅葉も
大展望も楽しめる
いい山ですね。
komakiさん 今晩は。
紅葉情報に期待して出かけました。
タイミングはまさに紅葉盛りで期待以上でした。
神坂峠から北上するよりも南下した方がきれいかもしれませんね。
短い時間でしたが冠雪したアルプスの奥に富士山を見つける事も出来て、
霧が濃くなる前に展望を楽しむ事ができて幸運でした。
追伸:
先日の雲取山山行のレコは懐かしく拝見しました。
その時は雲取から甲武信方面への縦走でしたが、霧藻ヶ峰は秩父宮様が
命名された事や、白岩小屋で高崎方面の灯りを眺めた事などを思い出しながら
拝見しました。
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