鋸岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,895m
- 下り
- 1,896m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この連休は、僕、弟、息子の三人でアルパインルートを計画してましたが
息子は出張が入りダメになり、二人で黒部下ノ廊下1泊にするが
11日は雨で残念ながら黒部もダメになり12日に日帰りできるルートで
北アルプス以外で、二人共初ルートと云うことで鋸岳に行ってきました。
前夜9時に戸台登山口まで入り天伯する。
初めてのルートなので明るくなってから歩くつもりで5時起きで
5時半出発のつもりが6時過ぎて仕舞いすっかり明るくなる。
3っ目の堰堤までは右岸の工事用道路を行きます、その先は河原トラバース気味に歩き左岸の樹林に入ると登山道が有り、暫くゆくと角兵衛沢
渡渉点の標識がある
何とか靴を濡らさずに渡れ、7:41 此処から角兵衛沢の登りに入り
森林帯を踏み跡を外さないように歩き、8:54 大岩の下に出る
少しやすみ、おにぎりを食べて急登に備える
この先はガレバです、ほぼ右側の踏み跡を辿ると思ったより歩き易く
10:10 コルに着く、この間男女二名すれ違ったのみです
コルは風が強く寒いのでフリースを羽織り鋸岳に向かう
10:33 鋸岳頂上(第一高点)着、5,6人の方がおられ賑わってる。
若い単独の方に写真を撮ってもらい、大休止後第二高点に向かう、
まずは少ギャップへの下りですが、10m位の垂直に近い鎖場です
ここで男女5人パーテイが鎖を使わずに、ロープで懸垂中で渋滞
暫く待たされる。
少ギャップの登りは割りとスムーズに通過するが、その上で又渋滞
女性リーダーの方が偵察中で後に方が待機してたので僕らは
先に行かせてもらう。
岩場を少し下り其処から左手へ回り込む様に登ると、突然鹿窓が
現れる、大きいので立ったままくぐれる、潜ると
足元から急なルンゼになっていて長い鎖が伸びてる、
鎖につかまりながら一人ずつ降りてゆくが、その先もずっと下まで
切れ落ちており、さてルートが分からない、よく見ると右側に踏み跡
があり急なガレガレのルンゼにトラバースして降りる
その時弟の靴底が口を空けて剥がれているのが判り、テープで大急処置をするが
まだ先が長いので途中で剥がれないように慎重に歩く・・
ルンゼに降り立ちまだルートが判らず、取り敢えずコルに向かうが
踏み跡が少ないので間違いだと気づく、でもコルの向こうも見たい
と思い構わず詰めていく、コルに着くと鹿窓側に残置ロープが下がってる
その隣に二本の新しいロープがある、上を見上げると先ほどの女性リーダーの方が懸垂下降の準備中でした、
その方が其処は大ギャップだから稜線上はルートじゃないよと
教えていただいた。
5mほどは踏み跡が有るが、その先崩壊しておりとても登れません
諦めて今登ったルンゼを30mほど下って行くと左手の斜面に踏み跡が有る
これが正しいルートでした、しっかりした踏み跡をジグザグに登ると
程なく第二高点の頂上にでる、これで核心部は終わりです。
中ノ川乗越えは尾根沿いなのに、途中から広いガレバのルンゼになり
20分程下ると乗越に着く、少しやすみ弟は入念に靴のテーピングを
し直して熊穴沢の長い下りに備える
角兵衛沢より、熊穴沢の方がガレバが長く地形も複雑で少し難易度高い
ような気がする
二時間半掛けて漸く出合の渡渉点に着く、丸太の上を渡り靴を濡らさずに
渡れる
角兵衛沢出会いまで行き、残りの行動食を食べて戸台登山口までゆっくりと歩きました、思ったより掛かりました。
面白い山なのでまた行ってみたいです。
こんばんは。第1高点で一緒だった者です。
厳冬期の北アなどを軽々とこなすhigaerisazenさんだったんですね。
西穂〜奥穂日帰りとか、すごいな〜と思ってたんですが納得です。
トレランシューズの話、大変参考になりました。
ヘソクリが貯まったら、是非買ってみます!!!
tsuka-ponさん こんにちは
写真を撮って頂き有難うございました。
天気の良く紅葉も見頃で良かったですねー
今度は甲斐駒まで繋げたいと思います。
トレランシューズはトレッキングシューズとは歩き方が違います
なれるまで二三回掛かるので、いきなり本チャンをヤラないように
中敷きと、靴下の使い方で更に良くなるでしょう。
明日はもう一度北鎌尾根へ行ってきます。
ではまたどこかでお会いしましょう。
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