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Yamareco

記録ID: 6030467
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒&鋸岳 ( 北沢峠から )

2023年10月07日(土) 〜 2023年10月08日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
15:55
距離
17.7km
登り
2,604m
下り
2,946m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:03
休憩
0:56
合計
5:59
11:02
5
11:07
11:08
83
12:31
12:31
4
12:35
12:48
2
12:50
12:53
57
13:50
13:54
28
14:22
14:27
56
15:23
15:46
63
16:49
16:56
5
17:01
宿泊地
2日目
山行
7:48
休憩
2:05
合計
9:53
6:03
38
宿泊地
6:41
6:42
58
7:40
7:47
28
8:15
8:24
32
8:56
9:15
28
9:43
10:12
16
10:28
10:29
64
11:33
11:36
78
12:54
13:30
16
13:46
13:47
27
14:14
14:16
62
15:18
15:34
21
15:55
15:56
0
15:56
ゴール地点
天候 10 / 7 晴れ・10 / 8 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙流荘の駐車場(手前の川沿いの駐車場からすでに満車で、もうダメだー10時5分のバスに間に合わないー、って諦めかけてたら係員の方が、奥の広い駐車場に数台開いてるからそっちに行ってって言って下さって、おかげでバスに乗れました。)
コース状況/
危険箇所等
北沢峠からは初めてでした。双児山〜駒津峰までは一般道で、駒津峰〜六方石は険しくなります。六方石から直登ルートで甲斐駒へ初めて登りましたが、かなり険しくなります。
僕の場合ザックが重くて大変でした。
そして、甲斐駒から六合石室へ、まず尾根へ降りるのに苦労しました。降りる場所を間違えたのかかなりの高さから下へ降りるはめになり降りたら砂で足元が滑り滑落寸前で尾根に捕まりました。その後は基本尾根を外さないように進みます。たまにオレンジテープもあります。何よりケルンが要所にあり助けられました。鎖の付いたトラバースや鎖の下降もあります。
そして六合石室に近くなったらそのまま尾根を進めばテント張れる砂場に行けるのですが、僕は小屋へ降りてしまいましたが、そこからもトラバース道で砂場へ出れます。
三ツ頭〜八丁尾根分岐〜中ノ川乗越までは、まれに上か下か迷います。RF力を発揮して自分を信じて進みました。
中ノ川乗越からは、ザレた斜面を登ります。
最初は斜面右側に皆さんの道ができているので分かります。樹木ダケカンバ達が出てきた辺りだったかな?その辺りから斜面左側へ移ります。急登ですが頑張って登れば第二高点に到着です。剣が一本刺さってます。
第二高点の少し手前に左へ道が付いててマーキングもあります。そこが大ギャップへの入口です。
どんどん下へ下へ降りて行きます。反対側の崖の中腹にトラバースらしきバンドが見えますがおそらく数年前まではそこをトラバースしていたと思われます。今回良く観察して見ましたが、そのバンドに乗るにはかなりリスクが高く感じました。乗れたとしてもそのわずかなバンド滑落必死です。
下まで降りると残置フィックスが垂れてます。そのロープは使うな!って北沢峠や仙流荘に注意書きがあったのを思い出す。
そのロープを横切る様なトラバースバンドが見えますので、足元に特に慎重にトラバースして左側の草付きの方へ逃げて下さい。草付きの斜面をどんどん登って行きます。めちゃめちゃ急登ですよ。鹿窓から垂れる鎖が掴めるとこまで登って下さい。
そして鎖を利用して全身の力で登り詰めれば鹿窓到着です。
鹿窓を出たら右カーブする尾根に沿って右カーブして行くと岩に鎖が巻き付けてあるその手前の岩をよじ登ると小ギャップが始まります。
最初は太く重い鎖、途中から普通の鎖に変わります。が、途中までは右側にザクザクの巻き道があるのでそこをある程度降りて途中から鎖を使って降りました。
降りたらすぐ反対側に登りの鎖。これは垂直ですよ。もう第一高点は近いので心、技、体全てフル動員で気合で登りました。
小ギャップを過ぎれば、あとは普通の登山道で第一高点へ。
角兵衛沢のコルからの下りは大変です。全ての石、岩、浮いてると思っていいです。
足を一歩置いた瞬間に半径2m〜3mの石が一斉に動き出します。体も一緒に滑り降りる感じです。ピンテや赤テープが出てくるので周りを良く見て下さい。軽自動車並の岩を落としてしまったのには、自分でもビックリして、心臓がドキドキしました。岩小屋は結局見つけられずにどんどん降りていきました。樹林帯に入ればマークも沢山あり安心ですが長い長い下りがなかなか終わりません。
沢へ出たら左岸へ渡渉します。
左岸を登って熊丿穴沢出合を過ぎて藪沢方面へ進み丹渓山荘跡の下の沢沿いを進むと対岸にマーキングが遠くに見えます。そこが丹渓新道入口です。約300mちょい登り返すと林道です。
その他周辺情報 仙流荘の日帰り風呂に入りました。大人600円。内風呂はまぁまぁの広さ。露天は大人4人くらいしか入れないですが、ここは旅館なのでこんなもんでしょう。洗い場は沢山ありました。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
10時05分のバスにギリギリセーフでした。
2023年10月07日 10:06撮影 by  SCG07, samsung
10/7 10:06
10時05分のバスにギリギリセーフでした。
車窓からの風景。
2023年10月07日 10:26撮影 by  SCG07, samsung
10/7 10:26
車窓からの風景。
バスの運転手さんがわざわざバスを止めて鋸岳の説明と鹿窓の位置を教えて下さいました。かすかにみえたような、、、
2023年10月07日 10:34撮影 by  SCG07, samsung
10/7 10:34
バスの運転手さんがわざわざバスを止めて鋸岳の説明と鹿窓の位置を教えて下さいました。かすかにみえたような、、、
2023年10月07日 10:35撮影 by  SCG07, samsung
10/7 10:35
北沢峠、こもれび山荘到着。
鋸の注意書き有ります。
2023年10月07日 10:58撮影 by  SCG07, samsung
10/7 10:58
北沢峠、こもれび山荘到着。
鋸の注意書き有ります。
いよいよですねー
2023年10月07日 10:58撮影 by  SCG07, samsung
10/7 10:58
いよいよですねー
双児山への登り途中の開けた場所から
2023年10月07日 11:54撮影 by  SCG07, samsung
10/7 11:54
双児山への登り途中の開けた場所から
ダケカンバの紅葉が綺麗です。
2023年10月07日 11:55撮影 by  SCG07, samsung
10/7 11:55
ダケカンバの紅葉が綺麗です。
双児山到着。駒津峰と甲斐駒。
これは、甲斐駒ブルーって言っていいのかな?!
2023年10月07日 12:41撮影 by  SCG07, samsung
1
10/7 12:41
双児山到着。駒津峰と甲斐駒。
これは、甲斐駒ブルーって言っていいのかな?!
2023年10月07日 12:42撮影 by  SCG07, samsung
10/7 12:42
アサヨ峰〜鳳凰三山
2023年10月07日 12:42撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 12:42
アサヨ峰〜鳳凰三山
北岳、間ノ岳
2023年10月07日 12:42撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 12:42
北岳、間ノ岳
そして鋸岳。こちら側からはギザギザの稜線があまり分からないですね。
2023年10月07日 12:51撮影 by  SCG07, samsung
1
10/7 12:51
そして鋸岳。こちら側からはギザギザの稜線があまり分からないですね。
駒津峰への登り途中、さっきまで居た双児山とその後ろに仙丈。
2023年10月07日 13:31撮影 by  SCG07, samsung
10/7 13:31
駒津峰への登り途中、さっきまで居た双児山とその後ろに仙丈。
北、間ノ
2023年10月07日 13:31撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 13:31
北、間ノ
栗沢山とアサヨ峰。
2023年10月07日 13:31撮影 by  SCG07, samsung
10/7 13:31
栗沢山とアサヨ峰。
駒津峰到着!!甲斐駒真っ白です。
青い服を着た方のその場所!2年前黒戸尾根から甲斐駒登り駒津峰へ下りその場所にテント張って寝た場所!!
2023年10月07日 13:37撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 13:37
駒津峰到着!!甲斐駒真っ白です。
青い服を着た方のその場所!2年前黒戸尾根から甲斐駒登り駒津峰へ下りその場所にテント張って寝た場所!!
鳳凰の後ろ。ホントかすかに富士が見えた!
2023年10月07日 13:38撮影 by  SCG07, samsung
10/7 13:38
鳳凰の後ろ。ホントかすかに富士が見えた!
いい眺めです。まだこの時点では鋸への緊張感maxではないです。
2023年10月07日 13:38撮影 by  SCG07, samsung
10/7 13:38
いい眺めです。まだこの時点では鋸への緊張感maxではないです。
女王様もよく見えてます。
2023年10月07日 13:38撮影 by  SCG07, samsung
10/7 13:38
女王様もよく見えてます。
六方石到着。
2023年10月07日 14:21撮影 by  SCG07, samsung
10/7 14:21
六方石到着。
後ろ遠くに第一高点が見えてる。
2023年10月07日 14:23撮影 by  SCG07, samsung
10/7 14:23
後ろ遠くに第一高点が見えてる。
栗沢山の真後ろに北岳
2023年10月07日 14:25撮影 by  SCG07, samsung
10/7 14:25
栗沢山の真後ろに北岳
摩利支天方面との分岐。直登ルートで登ります。
2023年10月07日 14:28撮影 by  SCG07, samsung
10/7 14:28
摩利支天方面との分岐。直登ルートで登ります。
険しいですね。
2023年10月07日 14:28撮影 by  SCG07, samsung
10/7 14:28
険しいですね。
すごいですね
2023年10月07日 14:50撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 14:50
すごいですね
甲斐駒の白肌を間近に見る。
2023年10月07日 14:53撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 14:53
甲斐駒の白肌を間近に見る。
約2年振りの甲斐駒ヶ岳到着!
2023年10月07日 15:25撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 15:25
約2年振りの甲斐駒ヶ岳到着!
2年前と同じ。懐かしい。
2023年10月07日 15:25撮影 by  SCG07, samsung
10/7 15:25
2年前と同じ。懐かしい。
鋸への注意書きです。
2023年10月07日 15:29撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 15:29
鋸への注意書きです。
第一高点が見えます。とりあえず六合石室の先の砂場へ
2023年10月07日 15:29撮影 by  SCG07, samsung
10/7 15:29
第一高点が見えます。とりあえず六合石室の先の砂場へ
八ヶ岳も美しい
2023年10月07日 15:30撮影 by  SCG07, samsung
10/7 15:30
八ヶ岳も美しい
鳳凰
2023年10月07日 15:30撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 15:30
鳳凰
栗沢山〜アサヨ峰〜早川尾根
2年前も大変でした。天気も悪かったなぁ
2023年10月07日 15:30撮影 by  SCG07, samsung
10/7 15:30
栗沢山〜アサヨ峰〜早川尾根
2年前も大変でした。天気も悪かったなぁ
背後に中央
2023年10月07日 15:35撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 15:35
背後に中央
蓼科山まで全部見える。
2023年10月07日 15:35撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 15:35
蓼科山まで全部見える。
鋸への尾根の要所にケルンが案内してくれます。
2023年10月07日 16:06撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 16:06
鋸への尾根の要所にケルンが案内してくれます。
この鎖は数年前はなかったらしいです。ヤマレコ情報です。
2023年10月07日 16:07撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 16:07
この鎖は数年前はなかったらしいです。ヤマレコ情報です。
素敵な場所も出て来ます。
2023年10月07日 16:21撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 16:21
素敵な場所も出て来ます。
2023年10月07日 16:23撮影 by  SCG07, samsung
10/7 16:23
左側に鎖が見えたのでそっちへ誘われました。正解でした。
2023年10月07日 16:25撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 16:25
左側に鎖が見えたのでそっちへ誘われました。正解でした。
こんなことでした。無事に降りました。
2023年10月07日 16:27撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 16:27
こんなことでした。無事に降りました。
紅葉が綺麗ですね。今あらためて写真で感じます。その場では綺麗さも感じなくただずっと緊張して適当に写真を撮ってた。
2023年10月07日 16:40撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 16:40
紅葉が綺麗ですね。今あらためて写真で感じます。その場では綺麗さも感じなくただずっと緊張して適当に写真を撮ってた。
六合石室が見えました。こんなに紅葉が綺麗だったんですね。
先への不安で緊張感しかなかった。
2023年10月07日 16:54撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 16:54
六合石室が見えました。こんなに紅葉が綺麗だったんですね。
先への不安で緊張感しかなかった。
夕方の仙丈。。こんな綺麗な写真撮ってたとは。。不安な状態でも人間は美しいものに無意識に反応するんですね。
2023年10月07日 16:54撮影 by  SCG07, samsung
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10/7 16:54
夕方の仙丈。。こんな綺麗な写真撮ってたとは。。不安な状態でも人間は美しいものに無意識に反応するんですね。
砂場到着!!
2023年10月07日 17:02撮影 by  SCG07, samsung
10/7 17:02
砂場到着!!
すでに4張設営されてました。
本日は全部で5張です。
2023年10月07日 17:02撮影 by  SCG07, samsung
10/7 17:02
すでに4張設営されてました。
本日は全部で5張です。
設営完了。周りの人達はもう寝る準備です。自分はこれから夜ご飯です。おやすみなさい
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設営完了。周りの人達はもう寝る準備です。自分はこれから夜ご飯です。おやすみなさい
翌日。一番最後に出発。
6時ちょい過ぎです。
2023年10月08日 06:04撮影 by  SCG07, samsung
10/8 6:04
翌日。一番最後に出発。
6時ちょい過ぎです。
女王様がお見送りか!贅沢過ぎる!
2023年10月08日 06:04撮影 by  SCG07, samsung
1
10/8 6:04
女王様がお見送りか!贅沢過ぎる!
行ってきます。
2023年10月08日 06:04撮影 by  SCG07, samsung
10/8 6:04
行ってきます。
三ツ頭、到着。振り返り甲斐駒ヶ岳。
2023年10月08日 06:40撮影 by  SCG07, samsung
10/8 6:40
三ツ頭、到着。振り返り甲斐駒ヶ岳。
すぐに八丁尾根との分岐。
鋸の方へ
2023年10月08日 06:42撮影 by  SCG07, samsung
10/8 6:42
すぐに八丁尾根との分岐。
鋸の方へ
これは〜、熊丿穴沢丿頭だったかな。
これは〜、熊丿穴沢丿頭だったかな。
中ノ川乗越手前。この緑ロープが見えたら右が正解。左は崖です。
これもヤマレコ情報で確認済みでした。
2023年10月08日 07:22撮影 by  SCG07, samsung
10/8 7:22
中ノ川乗越手前。この緑ロープが見えたら右が正解。左は崖です。
これもヤマレコ情報で確認済みでした。
さぁ見えましたよ。右下が中ノ川乗越。ザレザレの斜面を登ります。あの一番高い所が第二高点。
2023年10月08日 07:24撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 7:24
さぁ見えましたよ。右下が中ノ川乗越。ザレザレの斜面を登ります。あの一番高い所が第二高点。
中ノ川乗越到着!
2023年10月08日 07:37撮影 by  SCG07, samsung
10/8 7:37
中ノ川乗越到着!
始めは斜面右側を登ります。踏跡がジグザグ付いてる場面もあります。ずっとある訳ではありません。中間を過ぎた辺りだったかな?樹木が出てきたら斜面左側へ移ります。よく観察して移り所を見極めて下さい。
石は全て浮いてると思っていいです。ガラガラと崩れます。
2023年10月08日 07:37撮影 by  SCG07, samsung
2
10/8 7:37
始めは斜面右側を登ります。踏跡がジグザグ付いてる場面もあります。ずっとある訳ではありません。中間を過ぎた辺りだったかな?樹木が出てきたら斜面左側へ移ります。よく観察して移り所を見極めて下さい。
石は全て浮いてると思っていいです。ガラガラと崩れます。
登りながら横を見る。
2023年10月08日 07:46撮影 by  SCG07, samsung
10/8 7:46
登りながら横を見る。
第二高点到着!剣が一本刺さってます。ちょっと手前に左へ道がありその先にマークも有ります。よく見るとケルンが二つあります。それが大ギャップへの入口です。
2023年10月08日 08:16撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 8:16
第二高点到着!剣が一本刺さってます。ちょっと手前に左へ道がありその先にマークも有ります。よく見るとケルンが二つあります。それが大ギャップへの入口です。
どんどん急坂を降りて行きます。
写真撮り忘れてましたが、大ギャップの底と鹿窓ルンゼがの出合から鹿窓ルンゼへ入って行きました。大ギャップの中腹にトラバースらしきバンドが見えましたが、高リスクNOリターンだと思いやめて正解。出合からルンゼ右側を登ると写真のように残置ロープを左上へ横切るトラバースバンドが見えます。そこを慎重に渡り左側の草付きへ逃げました。
2023年10月08日 08:42撮影 by  SCG07, samsung
3
10/8 8:42
どんどん急坂を降りて行きます。
写真撮り忘れてましたが、大ギャップの底と鹿窓ルンゼがの出合から鹿窓ルンゼへ入って行きました。大ギャップの中腹にトラバースらしきバンドが見えましたが、高リスクNOリターンだと思いやめて正解。出合からルンゼ右側を登ると写真のように残置ロープを左上へ横切るトラバースバンドが見えます。そこを慎重に渡り左側の草付きへ逃げました。
草付きを登り詰めます。こっちの方が安全です。岩場は落石天国です。
遠くに鹿窓がわずかに見えてます。
2023年10月08日 08:44撮影 by  SCG07, samsung
1
10/8 8:44
草付きを登り詰めます。こっちの方が安全です。岩場は落石天国です。
遠くに鹿窓がわずかに見えてます。
鹿窓から垂れる鎖へ来ました。
この鎖、あまり振り回すと上から落石します。雨のように降ってきますので充分注意して利用して下さい。
2023年10月08日 08:56撮影 by  SCG07, samsung
2
10/8 8:56
鹿窓から垂れる鎖へ来ました。
この鎖、あまり振り回すと上から落石します。雨のように降ってきますので充分注意して利用して下さい。
あと少しです。頑張れ🇯🇵
2023年10月08日 09:01撮影 by  SCG07, samsung
4
10/8 9:01
あと少しです。頑張れ🇯🇵
鹿窓到着です!窓の向こうに林道が見える。バスの中から見た場所に今、自分が居る❗
2023年10月08日 09:02撮影 by  SCG07, samsung
4
10/8 9:02
鹿窓到着です!窓の向こうに林道が見える。バスの中から見た場所に今、自分が居る❗
もう第一高点が近い。
この後右カーブして歩くと岩に鎖が巻き付けてあり、その手前の岩をよじ登ると小ギャップです。
2023年10月08日 09:05撮影 by  SCG07, samsung
1
10/8 9:05
もう第一高点が近い。
この後右カーブして歩くと岩に鎖が巻き付けてあり、その手前の岩をよじ登ると小ギャップです。
小ギャップ。手前を降りて向こうの鎖を登ります。下りは鎖の右側にしばらく巻き道がありますのでそれを利用しました。途中から鎖を使って下まで降りました。対岸の登りは垂直です。鎖と手掛かり足かがりを見極めて登りますが、結局腕力で無理やり登ったね。
2023年10月08日 09:07撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 9:07
小ギャップ。手前を降りて向こうの鎖を登ります。下りは鎖の右側にしばらく巻き道がありますのでそれを利用しました。途中から鎖を使って下まで降りました。対岸の登りは垂直です。鎖と手掛かり足かがりを見極めて登りますが、結局腕力で無理やり登ったね。
小ギャップを乗り切れば後は普通によくある登山道を登り切れば第一高点到着です。
2023年10月08日 09:30撮影 by  SCG07, samsung
4
10/8 9:30
小ギャップを乗り切れば後は普通によくある登山道を登り切れば第一高点到着です。
Summit 2685m
鋸岳、第一高点到着です!
2023年10月08日 09:30撮影 by  SCG07, samsung
3
10/8 9:30
Summit 2685m
鋸岳、第一高点到着です!
嬉しく自分を撮ってしまった。
荒川小屋で買った悪沢岳のTシャツ。。
2023年10月08日 09:30撮影 by  SCG07, samsung
3
10/8 9:30
嬉しく自分を撮ってしまった。
荒川小屋で買った悪沢岳のTシャツ。。
北岳、間ノ岳。
2023年10月08日 09:30撮影 by  SCG07, samsung
2
10/8 9:30
北岳、間ノ岳。
中央アルプス全部
2023年10月08日 09:31撮影 by  SCG07, samsung
2
10/8 9:31
中央アルプス全部
八ヶ岳
午前中は雲多めですが、まずまずの見晴らしです。
2023年10月08日 09:31撮影 by  SCG07, samsung
2
10/8 9:31
八ヶ岳
午前中は雲多めですが、まずまずの見晴らしです。
角兵衛沢のコルから、ガレガレを降ります。全ての岩、石、全部動きます。一歩足を置くと周りの石も広範囲で崩れます。それに乗って人も流れるような、、、土砂崩れ現場を降りてると思っていいです。
2023年10月08日 10:26撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 10:26
角兵衛沢のコルから、ガレガレを降ります。全ての岩、石、全部動きます。一歩足を置くと周りの石も広範囲で崩れます。それに乗って人も流れるような、、、土砂崩れ現場を降りてると思っていいです。
降りながら、コルを見上げる。
2023年10月08日 10:30撮影 by  SCG07, samsung
2
10/8 10:30
降りながら、コルを見上げる。
赤テープも方向を教えてくれますので、見逃さないで下さい。
2023年10月08日 10:32撮影 by  SCG07, samsung
2
10/8 10:32
赤テープも方向を教えてくれますので、見逃さないで下さい。
ガレガレはとても長いですが、樹林帯に入ってからも長いです。
そしてようやく戸台川の右岸に到着です。左岸に渡り沢を登って行きます。
2023年10月08日 13:00撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 13:00
ガレガレはとても長いですが、樹林帯に入ってからも長いです。
そしてようやく戸台川の右岸に到着です。左岸に渡り沢を登って行きます。
熊ノ穴沢出合へ到着。
2023年10月08日 13:46撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 13:46
熊ノ穴沢出合へ到着。
藪沢の方を登って行くと、丹渓山荘跡に着きましたがこれは間違いです。正解はこの小屋の下の沢を進むと対岸にピンテが遠くに見えます。そこが丹渓新道の入口です。
2023年10月08日 14:14撮影 by  SCG07, samsung
10/8 14:14
藪沢の方を登って行くと、丹渓山荘跡に着きましたがこれは間違いです。正解はこの小屋の下の沢を進むと対岸にピンテが遠くに見えます。そこが丹渓新道の入口です。
渡渉してこの道標から登ります。
2023年10月08日 14:22撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 14:22
渡渉してこの道標から登ります。
残り少ない体力を使い果たしてやっと林道がみえました。午後2時前から雨降ってます。ここまで来てカッパを着ました。
2023年10月08日 15:22撮影 by  SCG07, samsung
10/8 15:22
残り少ない体力を使い果たしてやっと林道がみえました。午後2時前から雨降ってます。ここまで来てカッパを着ました。
林道を15分程歩き、歌宿バス停到着です
2023年10月08日 15:55撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 15:55
林道を15分程歩き、歌宿バス停到着です
休憩室もあります。
2023年10月08日 15:55撮影 by  SCG07, samsung
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休憩室もあります。
歌宿から見えた鋸岳。
ありがとうございました。
さようなら。。
2023年10月08日 15:56撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 15:56
歌宿から見えた鋸岳。
ありがとうございました。
さようなら。。
バスで仙流荘の横の広い駐車場に無事到着。本当にお疲れ様でした。
2023年10月08日 17:16撮影 by  SCG07, samsung
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10/8 17:16
バスで仙流荘の横の広い駐車場に無事到着。本当にお疲れ様でした。

感想

昨年の秋、赤石・悪沢縦走を終えたころから気になり出した鋸岳。少しずつ情報収集を続けいよいよ腹くくってアタックすることになりました。
本来祝日も仕事なので、10月9日の有休を2ヶ月前から申請してあり直前に確実に休めることになりました。しかし、日曜午後〜月曜は天気が崩れる予報だったので、本当は避けたい土日で行くことに変更しました。金曜夜は夜中1時まで働いてるので、寝不足で山に行くのは嫌だったのです。
少しでも睡眠を取って行く為、10時05分の南アルプス林道バスに乗りました。
駐車場はほぼ満車で危なかったのですが、ギリギリセーフでバスに飛び乗りました。
運転手さんの丁寧な案内を聞きながら、鋸岳の鹿窓が見える地点ではわざわざバスを止めて見せて頂きました。バスは小さいですが、椅子と椅子との間隔が広く取ってあり結構ゆったり乗れます。
北沢峠に到着し、登山スタートです。
まず双児山を目指します。
今回、六合石室のそばの砂場にテン泊するのですが、水場に降りるのが面倒と思い水3リットルを持って来てます。600mlのダカラ2本と酎ハイと食べ物とか色々持って来たら、、大変な重さになってしまってます。。
登り出したらやっぱり重くてスピードは全く出ません。そして、こんな時間から登る人は自分以外居ません。降りて来る登山者が沢山でした。スライドしまくりでさらにスピードダウン。仕方ないですね。
双児山〜駒津峰へと到着。ここは2年前の思い出の地。黒戸尾根から甲斐駒、そして駒津峰で力尽きてテン泊した場所です。翌日は早川尾根から鳳凰へ旅立った懐かしい場所です。余韻に浸りながら食欲がわかないけど無理やりおにぎりを食べました。
六方石から直登コースで甲斐駒登頂。そして鋸岳の方へ緊張しながら入って行きました。
コース状況の欄で色々述べてますので省略します。
今回無事に生きて帰れたのは、ヤマレコの皆さんの情報のおかげだと思います。
特に、makitaxさん、yuinさんの情報が、とても参考になりました。
とても危険な山域です。急激に隆起し続けている南アルプス。崩れ続けてますので通れるラインも変化し続けると思います。
くれぐれも充分注意して下さい。
本当にありがとうございました。

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コメント

tanaka11さん 
お久しぶりです。凄いルート通られてますね!緊張感がヒシヒシ伝わってきます。手に汗握りながら楽しませ頂きました。自分が見れなかった鹿窓からの景色も堪能させて頂きました。ありがとうございます。✨
詳細な記録がこれから多くの人の参考になるのでしょうね。けど私は見てるだけで一歩が... 。😆
2023/10/14 4:13
shibawannkoさん、
コメントが重複したみたいですね。
厳冬期のshibawannkoさんにはかないません😄
またその内ニアミスもしくは
会ってしまうかもですね。
その時はよろしくお願いします🙏
ありがとうございました。
2023/10/15 8:55
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