至仏山、尾瀬ヶ原、鳩待峠から周回

2015年10月14日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.4km
• 登り: 862m
• 下り: 860m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 1:14
• 合計: 6:45

8:07 鳩待峠
8:52 8:56 山ノ鼻
9:29 9:40 上ノ大堀橋
10:03 10:10 山ノ鼻
12:02 12:50 至仏山
13:26 13:30 小至仏山
13:56 13:56 オヤマ沢田代
14:52 鳩待峠

登り
8：07　鳩待峠
8：52　山ノ鼻　8：56
9：29　上の大堀橋　9：40
10：03　山ノ鼻　10：10
12：02　至仏山　12：50

下り　
12：50　至仏山
13：26　小至仏山　13：30
13：56　オヤマ沢田代　
14：52　鳩待峠

鳩待峠ー山ノ鼻　0：45
登り
山ノ鼻ー至仏山　1：52
下り
至仏山ー鳩待峠　1：58
総行動時間　6：45

天候

快晴、山頂稜線は西風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　4：50
戸倉第一駐車場　7：20　2割ほど、この日第二は閉鎖中でした。トイレあり。
鳩待峠　8：00　（乗り合いタクシー、930円、8名ほど集まるたびに出発）
　関越、沼田IC利用　世田谷ー戸倉　176km
帰り
鳩待峠　15：00
戸倉第一駐車場　15：30
　日帰り温泉（ほっこりの湯、550円）
　
沼田IC　18：00
世田谷自宅　19：50
　

コース状況／危険箇所等

○鳩待峠ー山ノ鼻　
大変よく整備された木道、下りの急な所にはすべり止めのゴム、クッションも良く感動的！クマの出没情報あり、鐘を鳴らすところ付近で当日も目撃されたらしい。
危険個所はないが、クマ対策は怠らないこと。
○山ノ鼻ー至仏山
尾瀬ヶ原から樹林帯に入るといきなりの急登。しかも木階段は荒れて、濡れているとかなり滑りやすい。標識がある中間点からは森林限界を早くも超え、蛇紋岩のつるっつるの岩場に、こちらもとにかく滑るので注意。
危険個所ないが蛇紋岩の滑りに注意。
○至仏山ー鳩待峠
至仏山から小至仏の稜線も同様に蛇紋岩の道の為滑りやすい。そこからは良く整備された木道、木階段が続き、樹林帯の道も歩きやすい。
危険個所なし。稜線の西側は谷が深く西風が強い。

その他周辺情報

日帰り温泉　
寄居山温泉ほっこりの湯〈５５０円）
露天はなくこじんまりしているが、清潔。
http://www.hokkorinoyu.com/#id30
とんかつ
ゆき藤　http://tabelog.com/gunma/A1003/A100301/10002256/
沼田IC近く、ロマンチック街道沿い
肉も柔らかく衣もサクサク、ご飯も美味しい。レベル高い。
ロースかつ定食（武尊）１３７０円

写真

10/14 7:35

平日7時半でこの入り、今日から鳩待峠へのマイカー規制は解除だが、峠の30台限定、下の駐車場は工事に入るため閉鎖です。事実上マイカー規制と同じだね。

10/14 8:04

至仏山にはまだ雲が残る、左のあたりが一般車駐車スペース。

10/14 8:06

平日なのでまだガラガラ

10/14 8:07

今日は周回コースなのでまずは下りから。

10/14 8:08

登山なのに200mの下りからスタートなのはここだけかも。

10/14 8:08

段ボール五箱積んだ歩荷の青年、40kg位あるか？濡れた木道滑らないようにゆっくりです。ご苦労様です。

10/14 8:11

10/14 8:15

この辺りはまだ紅葉が見ごろ。

10/14 8:15

原発後はどうなるかと心配したが東電による整備はしっかり続いてる。H27年版の木道には下りの急な個所にゴムすべり止めが施されていて、滑らないし、クッションで膝がすごく楽、この新兵器は素晴らしい。他にも広がってほしい。写真撮れば良かった

10/14 8:18

10/14 8:19

雲の動きが早く山頂は風が強そう。予報通り。

10/14 8:21

10/14 8:24

快晴ブルーに紅葉が映える。

10/14 8:25

木道整備が完璧で写真撮りながらでも平気、

10/14 8:26

でも橋の上はよそ見していると危ない、

10/14 8:30

10/14 8:32

10/14 8:35

10/14 8:38

クマちゃんいるか,3年前に至仏山山頂付近で人生初クマと遭遇したからちょっと緊張。

10/14 8:39

ここでやはり当日目撃情報あり。

10/14 8:44

紅葉する珍しい針葉樹のカラマツ

10/14 8:44

こんな美しい森を住まいにするクマは贅沢。

10/14 8:45

10/14 8:49

この付近は無風だった。

10/14 8:52

45分ほどで山ノ鼻に

10/14 8:53

立派なトイレ。積雪を避けるためにかなり高い設計か

10/14 8:56

1時間ほど尾瀬ヶ原を牛首あたりまで散策することに。

10/14 8:58

柔らかな山容の至仏山に雲はすっかりなくなったね。

10/14 8:58

10/14 8:59

草紅葉が馬の毛並みの様、

10/14 8:59

燧がお目見え。

10/14 8:59

昨日はかなり冷え込んだようで山頂は白くなってます。

10/14 8:59

最高の天気、役者もそろって誰でもいい写真撮れちゃうね。

10/14 9:00

よくよく見れば至仏山も山頂部がうっすら白い。

10/14 9:00

10/14 9:01

10/14 9:02

10/14 9:04

10/14 9:05

10/14 9:09

前方狭くなった部分が牛首かな

10/14 9:09

10/14 9:09

10/14 9:09

10/14 9:09

アヤメ平方面

10/14 9:09

10/14 9:10

10/14 9:11

10/14 9:13

10/14 9:13

尾瀬ヶ原に出ると風が若干出てきた。

10/14 9:14

湖面が揺らいで鏡の様にならないのが残念、でも十分美しい、

10/14 9:14

季節を変えて何度でも訪れたい、

10/14 9:14

時間があればボーっとしていたい。

10/14 9:15

前を見れば燧、

10/14 9:15

振り返れば至仏と絶景がとめどない。

10/14 9:15

景鶴山方面

10/14 9:15

ケータイ撮影、

10/14 9:16

デジカメ撮影、この天気だと違いが出るね

10/14 9:17

10/14 9:18

ため息が出るほど。

10/14 9:19

牛首までが池塘が多い

10/14 9:19

平日でも人はそこそこ

10/14 9:21

10/14 9:22

1時間ではもったいないかな、至仏山をあきらめ尾瀬ヶ原のみでも十分すぎる？

10/14 9:22

10/14 9:22

10/14 9:23

影燧にならず、風がね、

10/14 9:24

うろこのように、待ってみても風はやまず、

10/14 9:24

これはこれで又美しい、

10/14 9:25

撮影ありがとうございました。

10/14 9:27

日本人は桜、紅葉と「はかないもの」に弱い人種だな。

10/14 9:27

10/14 9:29

上の大堀橋
透明度抜群の川をのぞけば水草がびっしりと揺らいでいる、

10/14 9:29

冬越しするのかな？

10/14 9:31

牛首を超え中田代に入れば尾瀬ヶ原の本丸、広大な湿地が広がる、

10/14 9:36

前庭の尾瀬ヶ原に天守閣のように燧がそびえる。

10/14 9:36

10/14 9:37

山頂部は若干積雪ありそう

10/14 9:37

アヤメ平も行ってみたい。

10/14 9:38

牛首越しの至仏山

10/14 9:38

このベンチで30分ほど来たので引き返すことに、前方は

10/14 9:38

牛首に戻ります

10/14 9:43

10/14 9:43

何も言えね〜

10/14 9:44

言葉は要らない、

10/14 9:44

10/14 9:45

秋の乾いた空気で空が高く尾瀬の立体的広がりを感じる。

10/14 9:45

どこを切り取ろうが絵になる、

10/14 9:46

いつまでも残したい風景です。

10/14 9:47

10/14 9:48

10/14 9:50

この美しさ。自然保護活動、木道整備事業に感謝。

10/14 9:53

10/14 9:55

10/14 9:58

10/14 9:58

10/14 10:00

10/14 10:00

10/14 10:01

10/14 10:09

山ノ鼻に戻りました。生ビール表示にぐらっとくるもこれから登りがあるので我慢します。燧、至仏のバッチあり。

10/14 10:10

10時過ぎでようやく登山開始となります。

10/14 10:11

最初は木道をふもとまで。

10/14 10:13

10/14 10:14

ご存じのように山ノ鼻から山頂は登り専用。理由は蛇紋岩が滑りやすく下りが危険の為。

10/14 10:36

10/14 10:37

鳩待峠ー山ノ鼻間とは雲泥の差の木階段。

10/14 10:38

結構荒れてます。

10/14 10:39

300mほど登れば森林限界

10/14 10:39

10/14 10:42

風は弱く、日差しが熱い。

10/14 10:43

10/14 10:44

10/14 10:44

10/14 10:45

浮島のような牛首

10/14 10:45

燧、至仏あっての尾瀬ヶ原、尾瀬ヶ原あっての燧、至仏だね、男体山と中禅寺湖、高谷池と火打、、、でもやはりここが一番のペア。

10/14 10:46

木階段は沢の様相、

10/14 10:48

登るにつれ南に日光白根が出てくる、

10/14 10:48

すっかり葉は落ちて赤い実だけが残る。

10/14 10:49

振り返ればいつもそこにいる燧

10/14 10:59

燧、尾瀬ヶ原、至仏の直線ゴールデンルートや

10/14 10:59

緩やかな高原台地のアヤメ平、その向こうに日光連山

10/14 10:59

最南に特徴的な皇海山が

10/14 10:59

日光白根もだいぶ山頂が白いね、結構積もっているかも

10/14 11:04

中間地点、この辺りが一番滑る

10/14 11:09

つるっつるです。

10/14 11:10

黒光りしてます。鎖場もあり

10/14 11:11

説明いる？

10/14 11:16

会津駒ヶ岳は雲がかかる

10/14 11:17

さすが以北最高峰の日光白根、この辺りでは図抜けている、その右は錫ヶ岳

10/14 11:18

10/14 11:18

平ヶ岳

10/14 11:20

振り返りの構図は高度感だけ変化していく。

10/14 11:20

10/14 11:26

木階段も冬の雪で傾く？

10/14 11:36

会津駒の雲も取れ燧の右奥は帝釈、田代あたりだな

10/14 11:36

10/14 11:36

日光白根の左後方に男体山、山容は中禅寺側の富士山型とは違い山頂が平らに見えます。

10/14 11:37

10/14 11:38

10/14 11:39

10/14 11:39

10/14 11:39

10/14 11:39

10/14 11:40

10/14 11:40

10/14 11:41

昨晩降雪あった模様

10/14 11:43

もう冬はすぐそこまで

10/14 11:43

山ノ鼻は真下。

10/14 11:44

10/14 11:44

日光白根の山頂の溶岩ドームはここからでもくっきり

10/14 11:44

アヤメ平の木道が見える、その奥は鬼怒沼山方面

10/14 11:45

夏は高山植物がきれいな場所、

10/14 11:46

すっかり草紅葉です、

10/14 11:46

赤城山

10/14 11:47

来年は行こう、平ヶ岳

10/14 11:54

至仏山から小至仏山への緑の稜線、その奥は武尊

10/14 11:54

10/14 11:54

10/14 12:01

10/14 12:01

稜線に出ると北西斜面は風雪がこびりつく、

10/14 12:01

風が強い、

10/14 12:02

3年ぶりの至仏山山頂

10/14 12:02

風が強く寒い

10/14 12:02

10/14 12:12

風がなるべくあたらない東側で食事、今日はカレー、少ない雪でビールを急冷

10/14 12:36

10/14 12:36

秋と冬のコラボレーション

10/14 12:37

西斜面はエビの尻尾、季節が進む。

10/14 12:37

谷川連峰他上越方面は冬の雪雲のよう、反対に関東は空っ風の快晴、

10/14 12:37

西南にはどこから見ても大きい浅間山

10/14 12:38

北西は奥利根方面、

10/14 12:43

この標柱は裏にも山名がある。

10/14 12:45

10/14 12:45

奥利根湖

10/14 12:45

10/14 12:45

溶岩ドームがわかりやすい白根、左の台形が男体山、右は錫ヶ岳

10/14 12:45

武尊

10/14 12:46

アヤメ平

10/14 12:46

山頂は風が冷たいので皆さん長居せず。

10/14 12:47

ガラガラの山頂、風がなければいつまでも居たい

10/14 12:50

山頂にいた鳥、逃げない、鳥の名前は苦手、

10/14 12:50

雲が増えてきたか

10/14 12:50

関東はよく晴れている、まさにもう冬の気候

10/14 12:51

10/14 12:52

みなさんフードをしっかりかぶり防寒対策、

10/14 12:52

真っ白

10/14 12:54

今シーズン初のエビのしっぽ

10/14 12:56

小至仏山までは気持ちよい稜線ですが相変わらず蛇紋岩にてこずる

10/14 13:05

小至仏までの間で3年前にクマに遭遇、このあたりだったかなあ、

10/14 13:06

もうすぐ山頂と思っていたら数名が立ち止まっていた、聞けば前方登山道にクマがいると、興味ある方は3年前のレコをどうぞ、小さい熊の写真あり。

10/14 13:10

それは恐怖の体験だったがそれでも登山はやめられません。

10/14 13:10

小至仏山の向こうには笠ヶ岳、北アの笠ヶ岳にはスケールが劣るが立派なもんです、しっかり笠の姿。

10/14 13:11

ここも今後登りたい山候補だな。

10/14 13:19

2500m超えのアルプスを思わせる稜線が至仏山の特徴。私好みの山。

10/14 13:19

10/14 13:23

10/14 13:23

10/14 13:23

10/14 13:23

10/14 13:24

10/14 13:24

10/14 13:24

10/14 13:24

10/14 13:24

10/14 13:24

10/14 13:26

小至仏山山頂

10/14 13:27

10/14 13:27

10/14 13:28

10/14 13:30

10/14 13:34

10/14 13:35

10/14 13:35

10/14 13:39

尾瀬ヶ原が見えにくくなる

10/14 13:40

こちらの下山路は整備が行き届いている

10/14 13:41

10/14 13:42

10/14 13:46

10/14 13:46

展望の良い道が続く

10/14 13:47

10/14 13:47

東斜面に出ると風がなくなる

10/14 13:48

上空は雲が相変わらずの勢いで流れていく

10/14 13:48

10/14 13:50

10/14 13:50

10/14 13:54

南に下り樹林帯に入る、オオシラビソかな

10/14 13:54

10/14 13:55

笠ヶ岳への分岐

10/14 13:56

オヤマ沢田代

10/14 13:56

こじんまりした高層湿原

10/14 13:57

10/14 13:57

10/14 13:58

ナナカマドの実

10/14 14:02

オヤマ沢、チョロチョロ流れていますが飲めません

10/14 14:11

葉を落としたダケカンバの大木が骨格だけ空に残る

10/14 14:11

いよいよ尾瀬ヶ原も見納め

10/14 14:12

あとはすたこら降りるのみ

10/14 14:12

針葉樹と広葉樹の混合林

10/14 14:13

この辺りは長い将来は針葉樹林に変化していくという事か。

10/14 14:13

アヤメ平も広大だ

10/14 14:14

10/14 14:14

10/14 14:14

至仏山は谷川と並んで関東近辺では好きな山

10/14 14:15

10/14 14:19

ダケカンバの大木がこの辺りに続く

10/14 14:20

笠ヶ岳のトンガリ

10/14 14:20

10/14 14:20

10/14 14:21

10/14 14:21

10/14 14:21

南斜面に一度回り込む、日差しがあったかいんだから。

10/14 14:23

10/14 14:24

日光白根が最も近くに

10/14 14:24

この尾根の南斜面は又違った風景で好きな区間、

10/14 14:25

10/14 14:25

10/14 14:28

木道修理、

10/14 14:34

10/14 14:37

こんな標識が所々に

10/14 14:37

10/14 14:38

10/14 14:48

本日一番の赤

10/14 14:48

コウチワカエデか？

10/14 14:52

鳩待峠周回終了、人は少ない

10/14 14:52

10/14 14:52

10/14 14:56

鳩待峠からの至仏山、

10/14 14:56

乗り合いタクシーが人を待つ

10/14 15:25

戸倉第一駐車場到着、お客9名乗れる。

10/14 15:25

戸倉第一駐車場の乗車券売り場、930円、タクシーバス共通券、今日はバスは動いていません。

10/14 15:54

片品の鎌田にあるほっこりの湯、〈550円）源泉かけ流しらしい。

10/14 17:29

沼田IC近くのとんかつ屋　「ゆき藤｝
とんかつ定食（武尊）1370円

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

Xperia Z3 SO-01G SONY

感想

reopapa

　実は尾瀬ヶ原は初、燧ヶ岳、至仏山山頂から眺めた経験はあるが実際その場に身を置くとその雄大さ、周囲の山並み、池塘、湿原に伸びる木道、全てが融和してどこを眺めてみても、どの角度から風景を切り取っても素晴らしいものだった。春から夏は花が咲き誇りまた目線は変わるのだろうが秋の乾いた空気により空はどこまでも高く広がり尾瀬の雄大な景色をさらに立体的に演出しているように思えた。山ノ鼻から往復1時間ほどの散策は限りなく濃密、お得すぎる散歩といえるだろう。
　至仏山は3年前に山頂付近でクマに人生初のクマに遭遇した場所、2度目はないだろうと思っていたがどうしてもトラウマがよみがえってきて緊張しないわけにはいかなかった。3年前に比べればそれなりに経験を積んだし、山検定のシルバーまで合格するだけ勉強もしたのでいざクマが出ても、来るなら来てみろ感も思ってはいたが、、できれば遭遇は避けたいもんです。結局今回は見なかったわけだが、他の情報から当日鳩待峠ー山ノ鼻間でクマ目撃情報がありました。やはりここはクマの密度が濃いんだね。
　それでもやはり至仏山は私の好きな山の一つなので又季節を変え来ることは間違いないだろう。