3度目の正直 絶景の谷川主脈


- GPS
- 14:49
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,952m
- 下り
- 2,582m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:23
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 11:22
天候 | 1日目 曇り後晴れ 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
土樽駅 ■復路 平標登山口〜越後湯沢駅 バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
・茂倉岳避難小屋の水場はチョロチョロ程度 |
写真
感想
■1日目 土樽駅〜茂倉岳避難小屋
高崎線と上越線を乗り継ぎ土樽駅へ。改札機もない、ひっそりとした無人駅だった。
駅から25分くらい歩いて茂倉新道登山口に入る。初っ端から急登で、11月なので落ち葉も多い。滑りやすい箇所にはロープが渡してあった。ほとんど人とすれ違わなくて快適だけど、木の根の段差が大きくて歩きづらい箇所もあった。
12時45分、矢場ノ頭から茂倉岳方面を望む。ピークは過ぎ去ったものの草紅葉が見事だった。その後も急登を進んで茂倉岳避難小屋へ。中に入ると、すでに6人程の先客がいた。女性が多いので、どの辺りにしようかと少しもたついていると、2人組の女性グループが端のスペースを譲ってくれた。ありがとうございますとお礼を言い、マットを敷いて荷物をまとめる。
昼食後も外はガスなので、お湯を沸かしてココアを飲んだ。肌寒いのでとても美味い。こういうちょっとした飲み物があると、山行が豊かになる気がした。
16時半ごろ、ガスが晴れてきたので大急ぎで荷物をまとめる。皆考えることは同じようで、他の人達もごそごそと準備をしていた。小屋を出て稜線に上がり、茂倉岳の頂に立つ。夕陽に染まる一ノ倉に谷川岳、そしてオジカ沢、万太郎、仙ノ倉に続く主脈の美しさに息を呑んだ。
陽が沈むと一気に冷えてきた。小屋に戻り、夕飯を食べて早めに就寝した。
■2日目 茂倉岳避難小屋〜肩の小屋〜平標登山口
2時ごろ起床。音をたてないよう静かに朝食を済ませ、ヘッデンを点けて3時半に出発。風もほとんどなく、星が良く見えた。
10分くらい歩き、再び茂倉岳に登頂。関越道が光の筋になり、暗闇に浮かび上がっていた。続いて一ノ倉岳へ。さすがに11月だけあり日の出が遅い。
5時、オキの耳に到着。トマの耳でようやく空がオレンジ色に染まってくる。肩の小屋の前で小休止。小屋番さんと少し話をする。曰く、例年ならとっくに雪が降り始めている頃らしい。
段々と日が上り、陽光が主脈の峰々を染め始めた。雲一つない快晴の中、あの稜線を歩けると思うだけで嬉しさがこみあげてくる。
肩の小屋から歩き出し、オジカ沢の頭手前で日の出を迎える。朝日に染まる爼倉がたまらなく綺麗だった。ほどなくしてオジカ沢の頭に立ち、万太郎に続く圧倒的な稜線美を眺めた。その後もアップダウンを繰り返し、直下の急登を乗り越えて万太郎山へ。肩の小屋方面を振り返ると、茂倉、一ノ倉、谷川など歩いたピーク全部が見えた。前方にはエビス大黒の頭と仙ノ倉がある。仙ノ倉の雄大さに圧倒される。
万太郎から毛渡乗越に下り、すぐに登り返してエビス大黒の頭へ。仙ノ倉が目前に迫ってきた。再び避難小屋まで下り、ラストの急登を乗り越えて仙ノ倉岳へ。人が増え一気に賑やかになる。振り返ると谷川岳がはるか遠くに見え、こんなに遠くに来たのだなあとしみじみする。始終快晴で、最高の稜線歩きだった。
山頂は広いので片隅にマットを敷き、ラーメンを茹でて昼食とした。食後にはまたココアを呑んだ。平標まで緩やかなハイキングコースを歩き、平標からは松手山経由で下山。バスに乗って越後湯沢駅に向かい、駅前の江神共同浴場で汗を流す。
その後は駅構内の店でヒレカツ定食をいただき、新幹線で帰路についた。
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