〜後輩S君の北アルプスデビュー〜 初雪の燕岳 (燕山荘一泊 中房温泉登山口より往復)


- GPS
- 31:07
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,665m
- 下り
- 1,664m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 4:07
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 5:54
【1日目】
07:01 [05:45] 安曇野市営第1駐車場
07:19 [06:00] 中房・燕岳登山口
08:13 [07:10] 第2ベンチ ※休憩 60分 ☆第1〜3、富士見ベンチでの各休憩含む [20分]
09:57 [09:20] 合戦小屋 ※休憩 25分 [20分]
11:08 [10:45] 燕山荘 ■燕山荘にて一泊
17:35頃 夕食
20:00頃 就寝
休憩時間 … 1.4時間 [0.7時間]
行動時間 … 2.7時間 [4.3時間] ※計画の63%
合計 … 4.1時間 [5.0時間]
【2日目】
04:30頃 起床
05:40頃 朝食
08:15 [05:30] 燕山荘
08:34 [06:00] 燕岳 ※休憩 24分 [60分]
10:31 [07:25] 燕山荘 ※休憩 53分 [30分]
12:04 [08:40] 合戦小屋 ※休憩 6分 [10分]
13:13 [10:00] 第2ベンチ ※休憩 34分 ☆第1〜3、富士見ベンチでの各休憩含む [10分]
14:00 [10:55] 中房・燕岳登山口
14:09 [11:10] 安曇野市営第1駐車場
休憩時間 … 2.0時間 [1.8時間]
行動時間 … 3.9時間 [3.9時間] ※計画の100%
合計 … 5.9時間 [5.7時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 37 (体重 58Kg / 荷物重量 20Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 2891kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より
天候 | 1日目 登り初め霧雨 → 曇りのちガス 2日目 雪 → 曇り時々晴れ → 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口に一番近い未舗装の駐車場です。(無料) 10月上旬に訪れた時は平日にも関わらず第1〜3駐車場は全て満車、路肩の空きスペースにギリギリ停められたという事もあり、今回は暗いうちに到着出来るように早立ちしましたが、シーズン終わりだった為か駐車場はガラガラでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
燕岳山頂に至るまで全体的に綺麗に整備されていて危険箇所はほぼ皆無、道標も至る所に有り道迷いの心配も無くガイドブック等に記載されているとおり北アルプスデビューにもってこいのルートだと思います。 ただそうは言っても登山口〜燕岳迄1400mの標高差があるのである程度の体力は必要だと思います。 今回は初日の夜から降雪し、翌朝には一面銀世界に変わっていました。 ただ新雪で踏み固められていないサラサラの雪だったので、軽アイゼン・チェーンスパイクは不要でした。(吹きだまり等場所によっては膝くらいの積雪がありました) |
その他周辺情報 | 1日目は燕岳山頂より約1Km南側に建つ「燕山荘」にて一泊しました。 1泊夕食+朝食付き ¥15,000でした。 夕食は17:30、消灯時間は20:30、朝食は05:45でした。 赤い屋根と黒茶の外壁が特徴的な北アルプスでも有数の歴史ある山小屋です。 一番手前の本館は1935年当時に造られた建物なのだそうです。 夕食はハンバーグにご飯、味噌汁、白身魚、ポテトサラダ、椎茸とタケノコの煮物、デザートにヨーグルトとボリューム満点でした。 朝食は鮭に卵焼き、ウインナー、キャベツの千切り、茹でた人参、デザートにぶどうのゼリーとこちらもボリューム満点でした。 夕食・朝食共に味噌汁とご飯はおかわり出来ます。 --------------------------------------------------------------------------------------- 下山後は有明山神社すぐ横にある「そば処 くるまや」にて昼食としました。安曇野市営第1駐車場から25分ほど (約12Km) ※10月の燕岳登山でも立ち寄りました。 大盛りメニューが豊富で、特に登山あとにお腹が空いて「蕎麦をたくさん食べたい!」と考えているかたにお勧めのお店です。 今回は「海老天ざる二人前」¥1,880を頂きました。大盛りでも普通の蕎麦屋さんの倍くらいの量があるので、小食のかたは要注意です(笑) 香りはそこまで強くないですが、あっさりとした蕎麦でたくさん食べられます。めんつゆも蕎麦が多いと途中で無くなってしまいますが、店員さんにひと言伝えれば追加で持ってきて貰えます。 「馬のもつ煮」¥580もお勧めです!柔らかくて臭みが全く無く、しっかりと煮込まれた馬もつにシャキシャキの長ネギがメチャクチャ合っていて美味でした。 --------------------------------------------------------------------------------------- 昼食後は「安曇野みさと温泉 ファインビュー室山」にて入浴しました。 曇野市営第1駐車場から50分ほど (約30Km) 大人一人 ¥650でした。 室山アグリパークの高台に建つ展望の良い施設です。フロント前の大きな窓からは美ヶ原や鉢伏山、安曇野・松本方面が綺麗に見えます。 広い温泉施設で、寝湯のある「天空の湯」と船形風呂のある「みさとの湯」の2種類の浴室があり、日替わりで男湯・女湯が入れ替わる仕組みのようです。(今回はみさとの湯でした)食堂や休憩室も有り綺麗な良い温泉でした。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
11/6の燕山荘スタッフブログ掲載の写真とほぼ同じような構図 & 同時刻の撮影時間となりました。(両写真共に真ん中に黒いウェアを着たS君が写っています)
※当日のブログのリンクです。
https://www.enzanso.co.jp/staff_blog/120726
装備
個人装備 |
ARC'TERYX Beta AR Jacket Men’s (レインジャケット)
mont・bell Storm Cruiser Pants Men’s (レインパンツ)
ARC'TERYX Atom SL Hoody Men’s (化繊インサレーション)
ARC'TERYX Kyanite Hoody Men’s (フリース)
mont・bell Superior Down Jacket Men’s (薄手ダウンジャケット)
mont・bell Superior Down Pants Men’s (薄手ダウンパンツ)
finetrack STORMGORGE ALPINE PANTS (厚手ロングパンツ)
HOSHINO V-System タビ形状2本指ソックス
mont・bell Merino Wool Trekking 5 Toe Socks ※主にテント場や山小屋での休憩着
mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s (ブリーフ)
CW-X GENERATOR MODEL 2.0 (サポートタイツ)
mont・bell ZEO-LINE MW Tights Men’s (中厚ロングタイツ)
mont・bell Super Merino Wool Expedition Tights Men’s (極厚ロングタイツ)
MILEET DRYNAMIC MESH 3/4 Sleeve Crew (七分丈ドライレイヤー)
mont・bell ZEO-LINE MW Round Neck Shirt Men’s (中厚ロングベースレイヤー)
mont・bell Super Merino Wool Expedition Round Neck Shirt Men’s (極厚ロングベースレイヤー)
mont・bell WINDSTOPPER Thermal Gloves Men’s (中厚手グローブ)
Goldwin Photoelectron Knitted Cap (帽子)
MILEET CASTOR WOOL ZIP LS (長袖ジップシャツ)
Gregory KATMAI 55 (50L バックパック)
karrimor mars top load 27 (27L サブザック)
mont・bell U.L. MONO Pouch S (貴重品用ショルダー)
Sirio P.F.630 (トレッキングシューズ)
GARMIN fēnix 8 Sapphire Dual Power 51mm Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ)
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡)
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-440 (通常眼鏡)
PETZL ACTIK CORE (ヘッドライト)
アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト)
東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴)
FOX 40 MICRO (ホイッスル)
LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール)
mont・bell スノースパイク 6 (6本爪軽アイゼン)
SOTO SLIDE GAS TORCH ST-487 (ライター)
JETBOIL MicroMo (小型バーナー)
Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水)
mont・bell Flex Water Pack 1.0L (新2024版 #3) (1.0Lソフトボトル 水)
nalgene 32oz Wide Mouth Tritan Water Bottle + capCAP Plus 1.1L (水)
TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ)
mont・bell STUCK IN 野箸 (箸)
PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼)
PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼)
HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ)
HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ)
HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ)
HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW (11-18mm広角ズームレンズ)
Velbon UTC-63 (カーボン三脚)
PENTAX O-GPS2 (カメラ用GPSユニット)
Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ)
TENBA Axis V2 4L Top Loader MultiCam Black (トップローディングカメラバッグ)
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備考 | ・積雪がある事は想定していたが、スパッツを忘れてしまった・・・ |
感想
約3ヶ月前の山行記録になります。
10月頭の山行に続き再び北アルプス燕岳へ燕山荘一泊で行ってきました。
今回は前回体調不良で行けなかった後輩S君のリベンジ登山です。
初日は前回の駐車場満車を考慮し、かなり早立ちして現地へ向かいましたが、シーズン終了間際だった為か駐車場はガラガラでした。肝心の天気は小雨がパラつく生憎の空模様…車内で周囲が明るくなるのを待ってから出発しました。
登りはじめは霧雨が降っていましたが合戦小屋辺りで止み、時折青空も雲のすき間から見えるタイミングもあり、何となく天気が良くなるのでは?と期待させる微妙な空模様でしたが、結局、燕山荘到着時は燕岳方面は見えるものの、肝心の槍ヶ岳は厚い雲の中で全く見えませんでした。燕岳山頂からの展望が期待出来なかった事に加え、僕自身も約1週間前のフルマラソン(いわて盛岡シティマラソン)のダメージの残りか疲労感があったので、初日の山頂往復は取り止め山小屋でのんびりと過ごす事にしました。
二日目は前日の降雪予想通り、辺り一面銀世界に変わっていました!
但し、厚い雲が広がっている空模様に変わりは無く、日の出は雲のすき間からほんの少し見えただけで、S君は前回の金峰山登山に続きご来光はお預けとなってしまいました…
ただ、S君人生初の北アルプスデビュー + 初の降雪登山となった事に加え、下山のタイミングギリギリで槍の穂先を何とか見せてあげることが(雲のすき間からほんの少しだけでしたが)出来しました。また、シーズン中とは違い宿泊者の少ない静かな燕山荘を満喫出来、S君本人も楽しんでくれていたので今回も計画した甲斐があったなと感じる山行となりました。
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