早朝の大月駅前。岩肌剥き出しの岩殿山の存在感が凄い。そういえばまだ未踏だったな…
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10/19 7:16
早朝の大月駅前。岩肌剥き出しの岩殿山の存在感が凄い。そういえばまだ未踏だったな…
富士急山梨バスに揺られ、遅能戸バス停で下車。乗客は自分のほかに誰もおらず。石標に刻まれた遅能戸林道はこの場所を起点として西奥山バス停方面に延びているが、本日の目的地とは方向が違うため踏み入れることはない。
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10/19 7:43
富士急山梨バスに揺られ、遅能戸バス停で下車。乗客は自分のほかに誰もおらず。石標に刻まれた遅能戸林道はこの場所を起点として西奥山バス停方面に延びているが、本日の目的地とは方向が違うため踏み入れることはない。
まずは林道金山線を歩き、金山鉱泉を目指す。3.5キロの舗装道路歩きは…ちょっと滅入るが。
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10/19 7:43
まずは林道金山線を歩き、金山鉱泉を目指す。3.5キロの舗装道路歩きは…ちょっと滅入るが。
しばらく歩くと右手に橋が現れ、道が分岐している。この道はトズラ峠を越えて日影集落へ延びる道(林道奥山線)だが、なぜか現在は通行止のようだ。ちなみに、この橋の先にはセーメーバンの登山口があり、2年前に歩いた記憶がある。
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10/19 7:59
しばらく歩くと右手に橋が現れ、道が分岐している。この道はトズラ峠を越えて日影集落へ延びる道(林道奥山線)だが、なぜか現在は通行止のようだ。ちなみに、この橋の先にはセーメーバンの登山口があり、2年前に歩いた記憶がある。
駐車場の手前で何気なく撮影した「崩壊土砂流出危険地区」の看板。これから歩く予定の道が赤い線でぐるっと囲まれており、不吉な様相である。
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10/19 8:22
駐車場の手前で何気なく撮影した「崩壊土砂流出危険地区」の看板。これから歩く予定の道が赤い線でぐるっと囲まれており、不吉な様相である。
林道金山線をさらに進むと、金山鉱泉の建物が現れ、車が数台置けそうな駐車場がある。駐車場脇に設置されている案内板の右手から川の方へ下ると登山道に入り、大垈山の稜線から伸びる尾根道に合わさる。これは地図に実線で記載されているルート。
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10/19 8:22
林道金山線をさらに進むと、金山鉱泉の建物が現れ、車が数台置けそうな駐車場がある。駐車場脇に設置されている案内板の右手から川の方へ下ると登山道に入り、大垈山の稜線から伸びる尾根道に合わさる。これは地図に実線で記載されているルート。
どうやらこの林道が維持管理されているのはここまでの区間らしく、この先は盛土と通行止の看板で封鎖されていた。
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10/19 8:28
どうやらこの林道が維持管理されているのはここまでの区間らしく、この先は盛土と通行止の看板で封鎖されていた。
盛土を越えたすぐ先の路上に、ヘビが横たわっていた。どうやら眠っていたらしく近づいても微動だにしなかったが、木の枝で突っついたら一目散に逃げて行った。
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10/19 8:29
盛土を越えたすぐ先の路上に、ヘビが横たわっていた。どうやら眠っていたらしく近づいても微動だにしなかったが、木の枝で突っついたら一目散に逃げて行った。
ヘビとの邂逅を終えて10分ほど歩くと、なんとド派手な斜面崩壊により道がすっかり埋まっていた。「崩壊土砂流出危険地区」の文字が脳裏をよぎる…
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10/19 8:39
ヘビとの邂逅を終えて10分ほど歩くと、なんとド派手な斜面崩壊により道がすっかり埋まっていた。「崩壊土砂流出危険地区」の文字が脳裏をよぎる…
…が、しかし徒歩で通過する分には問題なかった。ひしゃげたガードレールが痛ましい。
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10/19 8:39
…が、しかし徒歩で通過する分には問題なかった。ひしゃげたガードレールが痛ましい。
ほどなく道標が現れ、登山口に到着したようだ。身支度を整え、いざ調査開始。
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10/19 8:44
ほどなく道標が現れ、登山口に到着したようだ。身支度を整え、いざ調査開始。
登山道は案外、そこそこ踏まれている感じで、目印のテープや渡渉用の木橋などもよく整備されている。
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10/19 8:50
登山道は案外、そこそこ踏まれている感じで、目印のテープや渡渉用の木橋などもよく整備されている。
沢沿いの道は右岸から左岸、左岸から右岸へと何度も渡渉を繰り返しながら、徐々に沢を詰めていく。
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10/19 9:00
沢沿いの道は右岸から左岸、左岸から右岸へと何度も渡渉を繰り返しながら、徐々に沢を詰めていく。
小さな滝が行く手を阻むが、左手の斜面の上に道が付けられている。少々わかりづらいので注意が必要。迷ったら目印のテープを探すこと。
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10/19 9:01
小さな滝が行く手を阻むが、左手の斜面の上に道が付けられている。少々わかりづらいので注意が必要。迷ったら目印のテープを探すこと。
なおも沢沿いを進むと道標が現れる。ここからしばらくは、斜面の高い位置に付けられていたであろう道が崩落し、沢床近くまで下ろされている箇所となる。大雨で増水している場合は通行できない可能性がある。
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10/19 9:08
なおも沢沿いを進むと道標が現れる。ここからしばらくは、斜面の高い位置に付けられていたであろう道が崩落し、沢床近くまで下ろされている箇所となる。大雨で増水している場合は通行できない可能性がある。
沢床にへばり付いた道は、ここから九十九折を切って斜面を一気に駆け上がる。脆い土質でザレザレの斜面は、幾度も崩壊を繰り返しているようだ。
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10/19 9:16
沢床にへばり付いた道は、ここから九十九折を切って斜面を一気に駆け上がる。脆い土質でザレザレの斜面は、幾度も崩壊を繰り返しているようだ。
ひとしきり登ると、上方の木々の隙間に光が。峠が近い。
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10/19 9:19
ひとしきり登ると、上方の木々の隙間に光が。峠が近い。
金山峠に到着、調査終了。結果的に、登山道は破線に降格されてもちゃんと整備されていた。ところで、地面に置かれている標識は2年前に来たときにはちゃんと立っていたのだが…あと「中村部落」という道標があったはずだが、無くなっていた。
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10/19 9:24
金山峠に到着、調査終了。結果的に、登山道は破線に降格されてもちゃんと整備されていた。ところで、地面に置かれている標識は2年前に来たときにはちゃんと立っていたのだが…あと「中村部落」という道標があったはずだが、無くなっていた。
峠を過ぎると道はいったん下りに転じ、程なく林道奈良子線に降り立つ。「百間干場」という名の通り、かつてここには広々とした土地があったのだろう。今は狭い林道の一角に過ぎない。
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10/19 9:31
峠を過ぎると道はいったん下りに転じ、程なく林道奈良子線に降り立つ。「百間干場」という名の通り、かつてここには広々とした土地があったのだろう。今は狭い林道の一角に過ぎない。
水源地を示す立派な看板。平成19年当時はこの林道は自動車通行可能な状態だったのだろうか。
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10/19 9:35
水源地を示す立派な看板。平成19年当時はこの林道は自動車通行可能な状態だったのだろうか。
道は荒れ果てており、ご覧の通りの廃道状態。
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10/19 9:38
道は荒れ果てており、ご覧の通りの廃道状態。
林道をしばらく歩き、この道標がある地点から登山道に復帰する。
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10/19 9:41
林道をしばらく歩き、この道標がある地点から登山道に復帰する。
入口は草に覆われていて藪山の様相だが、すぐに明瞭な登山道になる。ここからは急な尾根道をひたすらに登る。
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10/19 9:49
入口は草に覆われていて藪山の様相だが、すぐに明瞭な登山道になる。ここからは急な尾根道をひたすらに登る。
道標に帽子が被せてあった。道標だけに道迷い帽子…もとい防止…
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10/19 9:56
道標に帽子が被せてあった。道標だけに道迷い帽子…もとい防止…
やぐら跡。そういえば金山峠までの登山道上にもワイヤーの残骸が散見された。何のための施設だったのだろう?
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10/19 9:57
やぐら跡。そういえば金山峠までの登山道上にもワイヤーの残骸が散見された。何のための施設だったのだろう?
尾根道を淡々と登り詰め、林道奈良子線に再び出合う。2年前に来た時には未舗装だったが、立派な舗装道路に変貌していた。先ほどの荒れ果てた道も、こんな風に蘇る日が来るのだろうか。
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10/19 10:15
尾根道を淡々と登り詰め、林道奈良子線に再び出合う。2年前に来た時には未舗装だったが、立派な舗装道路に変貌していた。先ほどの荒れ果てた道も、こんな風に蘇る日が来るのだろうか。
2年前にはなかった「姥子山」の道標に導かれ、ガードレールの切れ目から登山道へ。
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10/19 10:22
2年前にはなかった「姥子山」の道標に導かれ、ガードレールの切れ目から登山道へ。
姥子山へ向かう道すがら、雁ヶ腹摺山方面の展望。
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10/19 10:30
姥子山へ向かう道すがら、雁ヶ腹摺山方面の展望。
山頂付近はちょっとした岩場になっているが、特に難しい所はない。
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10/19 10:30
山頂付近はちょっとした岩場になっているが、特に難しい所はない。
確かに眺めはいいのだが、富士山は雲の中。
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10/19 10:32
確かに眺めはいいのだが、富士山は雲の中。
姥子山に到着。標高1,503メートルピークで、三角点は埋設されていない。西峰と東峰があり、秀麗富嶽十二景に選ばれているのはこの東峰のみ。ちなみに西峰は展望がなく、山頂標識も設置されていなかった。
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10/19 10:33
姥子山に到着。標高1,503メートルピークで、三角点は埋設されていない。西峰と東峰があり、秀麗富嶽十二景に選ばれているのはこの東峰のみ。ちなみに西峰は展望がなく、山頂標識も設置されていなかった。
気を取り直して、次なる目的地、雁ヶ腹摺山へ向かう。先ほどのガードレールの切れ目の正面に階段があり、道標が設置されている。
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10/19 10:45
気を取り直して、次なる目的地、雁ヶ腹摺山へ向かう。先ほどのガードレールの切れ目の正面に階段があり、道標が設置されている。
幅の広い登山道は、結構な斜度で林間を登って行く。
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10/19 10:52
幅の広い登山道は、結構な斜度で林間を登って行く。
登るにつれて徐々に勾配が増していく。休み休み登る。
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10/19 11:08
登るにつれて徐々に勾配が増していく。休み休み登る。
ケサランパサラン?
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10/19 11:10
ケサランパサラン?
樹林が途切れてススキ野原に出ると、山頂は近い。
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10/19 11:27
樹林が途切れてススキ野原に出ると、山頂は近い。
雁ヶ腹摺山に到着。標高1,874メートルピークで、三角点は埋設されていない。山名の由来は、空を飛ぶ雁が腹を摺りそうなくらい高い山だから、だそうだ。
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10/19 11:29
雁ヶ腹摺山に到着。標高1,874メートルピークで、三角点は埋設されていない。山名の由来は、空を飛ぶ雁が腹を摺りそうなくらい高い山だから、だそうだ。
なんと、姥子山ではまったく姿を現さなかった富士の姿が!この山は旧500円札に印刷された富士山を撮影した場所として有名であり、山頂はカメラを携えた登山者で賑わっていた。
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10/19 11:32
なんと、姥子山ではまったく姿を現さなかった富士の姿が!この山は旧500円札に印刷された富士山を撮影した場所として有名であり、山頂はカメラを携えた登山者で賑わっていた。
富士の姿に気を良くして、軽い足取りで大峠へ下る。標高差にして300メートルほどの下降となる。この日は平日だが大峠からの登山者は多く、10人以上とすれ違ったと思う。
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10/19 11:49
富士の姿に気を良くして、軽い足取りで大峠へ下る。標高差にして300メートルほどの下降となる。この日は平日だが大峠からの登山者は多く、10人以上とすれ違ったと思う。
「御硯水」という水場。水量は豊富だった。
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10/19 11:59
「御硯水」という水場。水量は豊富だった。
さすが紅葉シーズン、大峠の駐車場は満車状態である。
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10/19 12:00
さすが紅葉シーズン、大峠の駐車場は満車状態である。
大峠に到着。標高1,560メートルに位置するこの峠は、車でアクセスできることもあり人気が高い。
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10/19 12:03
大峠に到着。標高1,560メートルに位置するこの峠は、車でアクセスできることもあり人気が高い。
小休止後、黒岳へ続く登山道に踏み込む。山頂までは標高差にして400メートル超を登る必要がある。
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10/19 12:06
小休止後、黒岳へ続く登山道に踏み込む。山頂までは標高差にして400メートル超を登る必要がある。
取りつきからしばらくは、なだらかな樹林帯の登り坂が続く。
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10/19 12:19
取りつきからしばらくは、なだらかな樹林帯の登り坂が続く。
赤岩ノ丸の標識を確認。標高1,792メートルピークである。なお、山頂はこの看板の裏側にある小さな尾根の上だと思われるが、標識がなぜここに設置されたのかは不明。
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10/19 12:31
赤岩ノ丸の標識を確認。標高1,792メートルピークである。なお、山頂はこの看板の裏側にある小さな尾根の上だと思われるが、標識がなぜここに設置されたのかは不明。
黒岳山頂の手前は急坂となっている。もうひと踏ん張り。
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10/19 12:53
黒岳山頂の手前は急坂となっている。もうひと踏ん張り。
黒岳山頂に到着。標高1,987.5メートルピークで、一等三角点(点名:小金沢山)が埋設されている。一等三角点峰だが展望はほとんどない。ちなみにかつてはこの山が小金沢山と呼ばれ、現在の小金沢山は「雨沢ノ頭」と呼ばれていたらしい。
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10/19 13:03
黒岳山頂に到着。標高1,987.5メートルピークで、一等三角点(点名:小金沢山)が埋設されている。一等三角点峰だが展望はほとんどない。ちなみにかつてはこの山が小金沢山と呼ばれ、現在の小金沢山は「雨沢ノ頭」と呼ばれていたらしい。
黒岳山頂で小休止後、樹林の中の道をしばらく進み、白谷ノ丸の山頂に達する。標高1,920メートルピークで、南面の展望に優れた山である。
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10/19 13:19
黒岳山頂で小休止後、樹林の中の道をしばらく進み、白谷ノ丸の山頂に達する。標高1,920メートルピークで、南面の展望に優れた山である。
白谷ノ丸からの展望。ここからの景色は、個人的にとても気に入っている。
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10/19 13:20
白谷ノ丸からの展望。ここからの景色は、個人的にとても気に入っている。
ススキ野原と富士山。
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10/19 13:27
ススキ野原と富士山。
湯ノ沢峠への下りは、スズタケの刈り払い跡に短い茎が残っており、歩きにくい。うっかり足を取られないよう注意が必要。
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10/19 13:32
湯ノ沢峠への下りは、スズタケの刈り払い跡に短い茎が残っており、歩きにくい。うっかり足を取られないよう注意が必要。
湯ノ沢峠に到着。標高1,640メートル地点で、広い駐車場にトイレと避難小屋がある。駐車場までは林道焼山沢真木線が通じており、ほぼ全線が舗装されている。
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10/19 13:41
湯ノ沢峠に到着。標高1,640メートル地点で、広い駐車場にトイレと避難小屋がある。駐車場までは林道焼山沢真木線が通じており、ほぼ全線が舗装されている。
木賊方面への下山路は避難小屋の脇からスタート。この先には水場もある。
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10/19 13:42
木賊方面への下山路は避難小屋の脇からスタート。この先には水場もある。
序盤は山肌から湧き出た水が登山道全体にぬかるみを作っており、防水性能がない靴では、注意しないと足を濡らしてしまう。
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10/19 13:47
序盤は山肌から湧き出た水が登山道全体にぬかるみを作っており、防水性能がない靴では、注意しないと足を濡らしてしまう。
橋が架かっていない渡渉ポイントは2箇所。目印のテープを見逃さないように。
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10/19 14:02
橋が架かっていない渡渉ポイントは2箇所。目印のテープを見逃さないように。
やがて林道というか、作業道に接続。道はここから500メートルほど先で林道焼山沢真木線に合流し、長い長い舗装道路歩きが始まる…
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10/19 14:05
やがて林道というか、作業道に接続。道はここから500メートルほど先で林道焼山沢真木線に合流し、長い長い舗装道路歩きが始まる…
毎度おなじみ、焼山集落の廃屋。
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10/19 14:44
毎度おなじみ、焼山集落の廃屋。
周辺にはゴミが散乱している。外から持ち込まれた物も多数ありそう。困ったもんだ。
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10/19 14:44
周辺にはゴミが散乱している。外から持ち込まれた物も多数ありそう。困ったもんだ。
ほぼ予定通りの時間にやまと天目山温泉に到着。ここからJR甲斐大和駅へは通常、平日は17:12の市営バスを待たねばならないが、この時期は栄和交通が平日も運転しているので、16:16のバスを利用できる。
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10/19 15:01
ほぼ予定通りの時間にやまと天目山温泉に到着。ここからJR甲斐大和駅へは通常、平日は17:12の市営バスを待たねばならないが、この時期は栄和交通が平日も運転しているので、16:16のバスを利用できる。
過去の記録でも再三おススメしている高アルカリの温泉&冷泉で疲れを癒し、生ビール(500円)でひとり打ち上げ。お疲れ様!
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10/19 15:51
過去の記録でも再三おススメしている高アルカリの温泉&冷泉で疲れを癒し、生ビール(500円)でひとり打ち上げ。お疲れ様!
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