仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳 閉山前の南アルプス

2015年10月18日(日) 〜 2015年10月20日(火)

• GPS: 13:28
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,353m
• 下り: 2,332m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:50

6:06 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
6:11 6:11 仙丈ヶ岳二合目登山口
7:31 7:38 薮沢大滝ノ頭
8:39 8:54 小仙丈ヶ岳
10:06 10:32 仙丈ヶ岳
10:47 10:47 仙丈小屋
11:22 11:24 馬の背ヒュッテ
11:41 11:42 薮沢小屋
12:01 12:05 薮沢大滝ノ頭
12:56 12:56 北沢峠
12:56 宿泊地

2日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:28

5:33 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
6:04 6:06 仙水小屋
6:34 6:34 仙水峠
7:53 7:54 駒津峰
8:16 8:16 六方石
9:04 9:39 甲斐駒ヶ岳
10:07 10:07 六方石
10:26 10:29 駒津峰
10:58 11:02 双児山
11:05 11:06 双児山南峰
11:53 11:53 北沢峠 こもれび山荘
11:58 11:58 仙丈ヶ岳二合目登山口
12:01 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

甲府駅より山梨交通バス「広河原」行き
広河原で市営バス「北沢峠」行きに乗換え

写真

10/18 12:18

広河原で山梨交通バスから市営バスに乗り換える。30分ほど時間がある。

10/18 12:38

夏に登った北岳を仰ぎ見る。広河原周辺は紅葉がすばらしい。

10/18 13:08

30分ほどで北沢峠に到着。テン場のある長衛山荘はすぐそこ。

10/18 16:11

テントを張ったときは結構周りにもテントがあったが、日曜の夕方なので続々と撤収。

10/19 4:39

夜は大変冷え込んだ。テントの外殻の内側は結露がバリバリに凍っている。

10/19 6:05

テン場から、今から登る小千丈を仰ぎ見る。

10/19 6:12

バス通りの林道脇の登山口からスタート。

10/19 6:40

○合目の標識が続く。

10/19 6:45

最初は樹林帯。

10/19 7:02

複雑な木目の倒木。

10/19 7:18

さて四合目。

10/19 7:36

五合目の大滝頭、妙に立派な道標がある。

10/19 8:02

五合目を越えるとハイマツ帯になる。

10/19 8:03

小仙丈ヶ岳が見えてきた。

10/19 8:24

振り返ると富士山が。

10/19 8:25

岩陰にわずかに雪が残る。10日富士山初冠雪の日の雪か。

10/19 8:41

小仙丈ヶ岳山頂。仙丈ヶ岳までの稜線が見渡せる。

10/19 8:47

振り返ると明日登る甲斐駒ヶ岳。

10/19 9:03

気持ちいい稜線歩き。

10/19 9:14

岩場を越えるところが1カ所だけかる。

10/19 9:22

もうひと頑張り。

10/19 9:37

こういう道が気持ちいい。

10/19 9:44

見えてきた山頂。あと少しだ。

10/19 9:45

山頂には既に人が何人もいる。

10/19 9:51

10/19 10:15

仙丈ヶ岳山頂に到着。すばらしい快晴。

10/19 10:30

下山は馬ノ背方面を回ることにする。

10/19 10:48

千丈小屋は営業中。風車がたくさん並んでいた。

10/19 10:52

薮沢カールを見上げる。

10/19 11:23

馬ノ背ヒュッテはまさに小屋閉まいの最後の作業をしている所だった。

10/19 11:46

馬ノ背ヒュッテ下の分岐から五合目に向かうトラバースでは幾つも小沢を越えるがどれも凍っていた。

10/19 13:19

明日があるのでゆっくり下山し1時過ぎ。行動食ばかりだったので、日だまり山荘でランチを頂いた。

10/20 5:33

3日目。バスの時間もあるので空が薄明るくなったらすぐ出発。

10/20 5:34

長衛小屋すぐ脇のところから歩き始める。

10/20 5:55

まずは沢沿いの道を登る。1カ所ロープのある岩を登る。

10/20 6:03

仙水小屋は質素な小屋、テン場も少しあるがテントはなかった。

10/20 6:14

小屋の少し上まで樹林帯を歩く。

10/20 6:24

そのあと仙水峠まではゴーロを進む。

10/20 6:19

唐松の紅葉が美しい。

10/20 6:33

仙水峠はもう少しだ。

10/20 6:35

仙水峠では雲海の絶景が待っていた。

10/20 7:01

そして甲斐駒ヶ岳本体も見えてきた。

10/20 7:02

しばし雲海を眺めながら急坂を登る。

10/20 7:10

昨日登った仙丈ヶ岳は朝日を浴びて陰影がくっきりでて、威厳のある姿を見せている。

10/20 7:23

急登、急登、そして急登。根性の1時間余り。

10/20 7:49

ようやく到着駒津峰。甲斐駒ヶ岳が真正面に現れる。

10/20 8:11

駒津峰と甲斐駒ヶ岳の間は岩場の下りが何カ所かあるので注意。

10/20 8:14

だんだん近くなってきた。

10/20 8:29

駒津峰と甲斐駒ヶ岳の間の岩、巨人が置き忘れたかのように唐突にある。

10/20 8:31

鳳凰三山地蔵岳のようなザレ場。

10/20 8:37

ザレ場は山頂まで続く。

10/20 8:55

ぐるっと回り込んで摩利支天方面の稜線に取り付く。

10/20 9:06

東側のピークに到着。

10/20 9:09

ここが駒ヶ岳神社の奥の院となっている。

10/20 9:21

西側の高い方のピーク。

10/20 9:16

ここは一等三角点になっている。眺めのいい証。

10/20 9:38

西峰にも祠があり大国主命が祀られている。

10/20 9:17

東のピークと富士山。

10/20 9:38

富士山、北岳、間ノ岳、三役揃い踏み。

10/20 9:48

バスの時間を気にしつつもときたザレ場を下る。

10/20 9:57

振り返ると白い峰に白い雲。

10/20 10:40

下山は双児山経由の道にする。眺めのいい尾根歩きだ。

10/20 10:57

双児山手前から振り返ると、駒津峰の向こうに甲斐駒ヶ岳がならび、緑と白、そして青空のきれいなコントラストを成している。

10/20 11:01

双児山。

10/20 11:17

ここからは樹林帯の下りになる。樹種こそ違えども、奥多摩や秩父にあるような雰囲気の登山道になる。

10/20 11:37

高度を下げると紅葉が観られる。

10/20 11:39

落葉も多い。

10/20 12:53

長衛小屋に帰着。テントをたたんでバスを待つ。

10/20 13:06

バスは13時過ぎには来ている。仮設小屋で切符を買って出発を待つ。

撮影機器：

PENTAX K-5 II s ペンタックス

感想

Trail Walker

久しぶりに休暇が取れた。山からは冬の便りも届き始めたこの時期どこに行こうか。南アルプス南部の小屋の多くが終了し、北アも雪のはなしがあちこち。八ヶ岳は行ったばかり。夏に北岳から見て印象的だった仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳に登ることにした。コースは定番、北沢峠に泊まって両方に日帰りするパターンとした。
行きの広河原行きのバスの車掌さんの話では、前日17日の北岳は吹雪いたとのこと。ちょっと心配になる。北沢峠は長袖シャツだと寒いくらいの気温。夕食を済ませて明日に備えて寝る。夜半は大変冷え込んで、ナンガの寝袋（UDD450DX）にダウンジャケットを着て寝た。
翌朝もよく晴れ、仙丈ヶ岳を目指す。明日があるのでペースを押さえ気味に登る。○合目の看板を目安に登っていく。大滝頭を越えると森林限界を超えてアルペンムードに。富士山や北岳など南アの山に囲まれて登っていく。遠巻きに見ると凹凸のある仙丈ヶ岳だが、穏やかな稜線で難しいところもなく山頂に到着した。時間はたっぷりあるのでしばしのんびりして、馬ノ背方面のルートで下山した。
3日目。すこし雲が出始めた。仙水峠までくると甲府方面の雲海がすばらしい。仙水峠から駒津峰までの登りは1時間あまりのしんどい急登。写真のために立ち止まるのと給水だけにして、ガシガシ登る。駒津峰から多少の岩場を過ぎ、甲斐駒ヶ岳本体に取り付く。岩場直登ルートもあるが巻き道ルートで登る。地蔵岳とおなじ岩質のザレ場を登り山頂に到着。山頂には一等三角点と駒ヶ岳神社がある。13:30のバスに乗るため、あまり長居はせず下山を開始。同じルートではなく、双児山経由で下る。こちらの方が眺めもよく穏やかで下り向きの道だ。テン場につて、テントもすっかり乾いているので早々に撤収。小屋でビールを飲みながらバスを待った。