曇り空の西黒尾根から谷川岳

2015年10月22日(木) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 7.9km
• 登り: 1,371m
• 下り: 850m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:47
• 合計: 7:12

距離 7.9km 登り 1,371m 下り 866m

7:20 西黒尾根登山口
10:03 ラクダの背(ラクダのコブ)
10:09 10:16 ラクダのコル
11:13 11:15 ザンゲ岩
11:32 谷川岳・肩の小屋
11:37 11:41 谷川岳（トマノ耳）
12:03 12:27 谷川岳
12:39 谷川岳（トマノ耳）
12:45 12:48 谷川岳・肩の小屋
13:19 13:20 天狗の留まり場
13:44 13:50 熊穴沢避難小屋
14:31 天神平
14:32 ゴール地点

ロープウェイで下山して、エレベーターで駐車場へ。こういう登山の終わり方は初めてだったし不思議な気分でした。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ケーブルカーの土合駅1階に駐車した。午前七時、駐車場は無人で真っ暗。帰りに500円支払う。

コース状況／危険箇所等

西黒尾根の岩場はやや滑りやすいツルツルの岩質。濡れていると登りにくい。

写真

10/22 7:03

駐車したロープウェイ駅を出発。今日は晴れという天気予報のはずなのに、曇りでしかもかなりの強風に不安がつのる

10/22 7:19

登山届けを出して、いよいよここから登り始める

10/22 7:31

しばらくの間、急な登りが延々と続くが紅葉が見事なので疲れを感じさせない

10/22 7:42

最初のチェックポイント、送電線を過ぎると

10/22 8:18

少し開けたここに到着

10/22 8:19

明るい尾根に出ると、次第に景色が見えてくる。相変わらず冷たい風は強い

10/22 9:31

左側に天神平が見えてきた。なだらかな景色が広がっていて、なんだか箱根を思い出させられる

10/22 9:37

片や右のほうを見るとマチガ沢の岩壁が見えて、この左右の対比が何とも面白い。これが谷川岳の魅力かも

10/22 9:40

初めて岩場が出現。登ること自体は難しくは無いが岩の質がすべすべしていて、やや滑りやすい

10/22 9:43

登りきって見下ろすと、雄大ないい景色だ

10/22 9:47

マチガ沢は10月下旬だというのにまだ雪渓が残っているから驚き

10/22 9:47

天神平と同じくらいの高さになってきた

10/22 9:53

これがラクダの背、かな？

10/22 9:57

ステップが離れているのでクサリの存在がありがたい

10/22 10:04

ラクダの背を登りきったところ。ここから少し下る

10/22 10:06

コルに向けて下っていく。ダイナミックな景色だけど、山頂方向は完全に霧の中だ

10/22 10:06

天神平方向を見る

10/22 10:17

下りきったラクダのコルにある巌道新道への分岐。次にまた来るならばマチガ沢沿いのこのコースから登ってみたい

10/22 11:01

滑りやすい岩に、これでもかとばかりに黄色い目印がたくさんあるので霧の中でも迷わずに登れる

10/22 11:01

完全に霧の中。岩の急斜面が続く

10/22 11:02

これが「氷河の跡」か！確かに氷河が削り取った跡のようで、同じ方向に傷がついている。はるか太古の氷河時代に思いをはせる

10/22 11:28

西黒尾根を登りきってようやく山頂の一角までたどり着く

10/22 11:28

四ノ沢の頭、と書いてある

10/22 11:28

山頂までもう少し！

10/22 11:40

着いた〜。でも全く視界が無いのが残念。

10/22 11:55

そしてオキの耳へ足を伸ばす。風が強いので岩陰でお昼。山は厳しいなあ

10/22 12:46

肩の小屋。気温は6度。もうすぐ冬だなあ

10/22 12:46

視界が悪いのでこんな鐘が活躍するときもあるのだろうと納得

10/22 13:19

ここまで来るとガスを抜けたのか、急に天候が回復してきた

10/22 13:19

いまさら晴れてもなあ・・・とぼやきたくなるが、青空がきもちいい

10/22 13:43

天神平を見下ろす

10/22 13:46

熊穴沢避難小屋。中は休憩する人で大賑わい

10/22 14:00

登ってきた西黒尾根がよく見える。かなりの高低差だなあ

10/22 14:03

木道がよく整備されていて歩きやすい

10/22 14:19

やっぱり谷川岳山頂付近だけはガスがかかっていて見えない。天気の面ではかなり厳しい山なんだな

10/22 14:25

ロープウェイ駅が見えてきた

10/22 14:30

天神平に到着。ススキが秋を感じさせる

10/22 14:31

リフトも観光客で大賑わい。谷川岳がよく見えるだろうし冬になったらスキーに来てみたい

10/22 14:38

今回はロープウェイで楽チンに下山しちゃいます

10/22 14:52

上のほうはもう終わってますが、下のほうは紅葉真っ盛り

10/22 15:25

帰りに土合駅に寄ってみた。駅前駐車場はまるで河原のようなでこぼこ。ワイルドな駅だ

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

shinichiba

初めての谷川岳は、やはり基本のコースということで西黒尾根から登ってみた。日本三大急登、ということらしい登り応えのある楽しいコースだったが、黒戸尾根や早月尾根と比べるとややコンパクトかも。後半になって岩登りが多くなってくるのが、少し緊張感もあるので楽しいし、あまり疲れを感じさせないのがいい。進行方向左側に見える天神平がなだらかで、まるで箱根を髣髴とさせるやや箱庭のようなムードなのに対して、右側のマチガ沢とその奥の岩壁が荘厳なムードを漂わせている対比が、ツンデレな谷川岳の魅力でしょう。曇り空と強風にがっかりしつつも、程よい岩登りの緊張感と天神尾根の下りで晴れたときの景色も楽しめて、充実の山行になりました。