記録ID: 749942
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ハイキング
奥秩父
笠取山〜唐松尾山周回
2015年10月23日(金) [日帰り]


- GPS
- 08:57
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,449m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:51
距離 21.1km
登り 1,454m
下り 1,459m
17:16
ゴール地点
ロケーションの良い雁峠や、展望の良い笠取山、唐松尾山の露岩など、霧の中で
何も見えなかったのは残念!
笠取山周辺は意外とゴツイ露岩が点在し、両手両足が必要である。
何も見えなかったのは残念!
笠取山周辺は意外とゴツイ露岩が点在し、両手両足が必要である。
天候 | 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■作陽平〜笠取山 非常によく整備されており、ヤブ沢〜笠取小屋は車が通れる林道。 分水嶺より笠取山までは急坂だが問題ない。 ■笠取山〜唐松尾山 笠取山の西ピーク〜東ピークあたりは露岩があり両手両足を使う。 唐松尾山までも小ピーク周辺は露岩が存在するがいずれも問題はない。 石楠花の尾根道。 ただ濡れていると滑りやすい。 ■唐松尾山〜将監峠 奥秩父らしい石楠花と笹原の歩きやすい道がつづく。 ■将監峠〜作陽平 長い未舗装の林道がつづく。 勾配もゆるく歩きやすい。 国土地理院二万五千分の一地図を見ると、車道にでてから作陽平までの ショートカット道がありそうなので、一之瀬高原キャンプ場へ下ったが、 よくわからず数匹民家の甲斐犬に追いかけられ退散し、結局車道を歩くことに。 生きた心地がしなかった。 確かに舗装道の私有地の入口にバイク自転車進入禁止であること、 放し飼いの犬がおり噛まれても知らないとの告知があるが、 中途半端な指導票と歩道部の私有地への踏み跡は危険である。 登山者の注意も必要だが、私有地側も歩道部の進入禁止の対策を施すべきではないか。 |
その他周辺情報 | 道の駅丹波山の温泉は18時には終了してしまうので注意が必要。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
小学生のとき「すばらしき遭難」という図書を読んだ。
昭和50年頃中学生約50人がキャンプでこのエリアを登山し迷い、
引率の先生とともに、山中で一夜を明かすという、
実際にあった出来事を題材にした小説だった。
巻頭に地図があり、このエリアの詳細が描かれていた。
「牛王院平」「唐松尾山」「笠取山」、、、と
このときに覚えた山名だ。
確か一之瀬高原を出発して、唐松尾山に登り、戻ってくるという予定が、
その後そのまま北方面の尾根道を進んで秩父方面(釣橋小屋)へ進んでしまったため
遭難してしまったのだ。
この本がきっかけとなり、中学に入り新田次郎の山岳小説を読み漁ったのだ。
自分にとっての山への扉だったのだと思う、そんな山域に
かれこれ30年の時を経て初めて踏み入れたのは感慨深い。
なぜ今まで来なかったのだろう?
いくらでもチャンスはあったのに。
富士山を望む展望の良いはずの稜線は、五里霧中の山行となってしまった。
昼から晴れの予報だったのだが、ずっと霧、キリ、きり、、、
稜線最後の地点将監峠にきてようやく晴れてきて始めて展望があった。
けれど、その霧中の山行が「すばらしき遭難」で感じた奥秩父の山深さを
改めて彷彿させるという意味で、個人的に意義を感じたのでまあ良かったのだろう。
笠取小屋や将監小屋あたりでのキャンプは楽しそうだ。
息子がもう少し大きくなり山キャンプデビューさせるには良いかもしれない。
次回は晴れの日にぜひ!
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