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Yamareco

記録ID: 751095
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ハイキング
近畿

湖北余呉トレイル 音波山〜下谷山の黄葉色づくブナ林を往復 絶対、鹿よりイノシシとクマのほうが多い

2015年10月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
Rauch その他9人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:01
距離
11.7km
登り
599m
下り
590m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:07
休憩
0:50
合計
6:57
9:48
61
スタート地点
10:49
10:49
19
点標栃ノ木(関電電波塔)
11:08
11:09
36
巡視路分岐
11:45
11:49
3
ブナ巨樹
11:52
11:57
28
音波山山頂
12:25
12:45
60
展望台(昼食)
13:45
14:05
87
下谷山
15:32
15:32
3
音波山付近(通過)
15:35
15:35
35
ブナ巨樹
16:10
16:10
35
点標栃ノ木(関電電波塔)
16:45
ゴール地点
GPSのスイッチが知らぬ間に切れていたので肝心の箇所のログが飛んでます。
概ね地図の県境上を歩いています。
天候 晴れ 風強い
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R365を木之本から一路、栃ノ木峠へ。
廃ベルク余湖スキー場跡の前のゲート付近は広いのですが、駐車してはダメなのかどうかわかりません。あしからず。
私たちはマイクロ送迎を使用
コース状況/
危険箇所等
栃ノ木峠からの登山道もありますが、他人の家の裏を通行するので遠慮したほうが…とのことです。
ベルクスキー場跡の入り口横のゲートをまたぎ左脇道から入ります。
のっけから関電巡視路の急登階段で高度を稼ぎます。
巡視路途中で、栃ノ木峠からの道やベルクスキー場からの道と合流します。

巡視路を進み最後の送電線鉄塔で巡視路と別れてからは破線相当の緩やかなアップダウンが続く登山路になります。
ここから先、音波山から下谷山まで中央分水嶺の県境尾根上のブナ林の道を楽しんでください。
ただし、あまり展望は期待できません。原生林の森の中を歩くつもりでどうぞ。

点標大音波への分岐付近
ここ、初めての方、下谷山手前の二重稜線付近(いや、もっと複雑に小さな尾根や谷が錯綜)は要注意です。
踏み跡も薄くテープも少なく、道標もありません。しかもブナ林で見通しが悪く、どっちを向いても似たような地形…2.5万図では表現しきれていない。
下谷山へはどっちに行けばいいのか、とてもわかりにくいと思います。
読図や文明の利器に加え、経験と注意力とカンを総動員し、かすかな踏み跡と少ないテープを見つけるようにしてください。

聞いた話では、1時間以上彷徨った人もいるとか。
通りがかりのクマに聞くわけにもいきませんしね。
一番確実なのは、よく知ってる人に連れて行ってもらって、ルートを覚えることだと思います。

巡視路を離れてから、下谷山までのルート上にイノシシのヌタ場が多数あり、当然クマもいます(幸い私たちは見かけませんでしたが…)。

でもそれを上回る魅力満載のブナの原生林を楽しんでください。
全域、携帯の電波は全く入らないと思います。
お気をつけて(^^)/
登山口で準備運動
イテテテ
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登山口で準備運動
イテテテ
ゲートをまたぎ左手が登山口の関電巡視路
青いザックは頼りになる地元の人
1
ゲートをまたぎ左手が登山口の関電巡視路
青いザックは頼りになる地元の人
よく整備されてます
1
よく整備されてます
気持ち良い道
風は猛烈
2
気持ち良い道
風は猛烈
地元の人も刈りこみをされてるようです
1
地元の人も刈りこみをされてるようです
遥か彼方に野坂岳
1
遥か彼方に野坂岳
スキー場跡
電線がぶんぶん唸る風
1
スキー場跡
電線がぶんぶん唸る風
詳しい人から説明を聞いたんですが、今この写真を見ると…山名…わからん (^^ゞ
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詳しい人から説明を聞いたんですが、今この写真を見ると…山名…わからん (^^ゞ
点票栃ノ木の電波塔
1
点票栃ノ木の電波塔
近づくと、積雪計測用のスケールが、4m80cm分まで有った
2
近づくと、積雪計測用のスケールが、4m80cm分まで有った
ブナ林の中の巡視路
1
ブナ林の中の巡視路
紅葉越しの電波塔を振り返る
紅葉越しの電波塔を振り返る
ここは鹿が来ないので熊笹が残っているとのこと
気候が寒くて厳しいしそれにクマが多くいるからだそうです。 ホント?
余呉のジビエ料理屋では、鹿肉料理がありましたから鹿がいないことはないと思いますが、どうでしょ
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ここは鹿が来ないので熊笹が残っているとのこと
気候が寒くて厳しいしそれにクマが多くいるからだそうです。 ホント?
余呉のジビエ料理屋では、鹿肉料理がありましたから鹿がいないことはないと思いますが、どうでしょ
この辺りまでは意外に歩きやすい巡視路
2
この辺りまでは意外に歩きやすい巡視路
ホント見事なブナ林です
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ホント見事なブナ林です
ブナ林と言っても、鈴鹿や比良の混生林ではありません
余呉の深層域ならではのみごとなブナの純林が展開します
ブナ林と言っても、鈴鹿や比良の混生林ではありません
余呉の深層域ならではのみごとなブナの純林が展開します
巡視路の道は歩きやすい
地元の方のおかげ
巡視路の道は歩きやすい
地元の方のおかげ
熊笹原とブナ林の対比
熊笹原とブナ林の対比
ススキも
秋です
風はつおい
秋です
風はつおい
巡視路が終わるとこうなります
不明瞭
まだましな方
巡視路が終わるとこうなります
不明瞭
まだましな方
ブナ林の中の道
見上げれば巨大ブナの芸術
風に森がどどーっと揺れます
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見上げれば巨大ブナの芸術
風に森がどどーっと揺れます
熊笹とブナは合いますね
熊笹とブナは合いますね
比良や鈴鹿の混生林などとは格が違う
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比良や鈴鹿の混生林などとは格が違う
鬱蒼たるブナの森林
ブナの純林なんですよ
それがものすごいスケールで存在するのです
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鬱蒼たるブナの森林
ブナの純林なんですよ
それがものすごいスケールで存在するのです
出ました音波山近くのブナの巨樹
威風堂々とはこのコト
雪に耐え風に耐え、あなたはエライ
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出ました音波山近くのブナの巨樹
威風堂々とはこのコト
雪に耐え風に耐え、あなたはエライ
でかすぎて広角レンズでも入りません
2
でかすぎて広角レンズでも入りません
角度を変えても全体は無理
他を在しています
1
角度を変えても全体は無理
他を在しています
音波山山頂標識は控えめ
近頃はどこでもでかい標識を立てて
デカけりゃいいってもんじゃない
個人や山岳クラブの登頂記念の札はやめてほしい
音波山山頂標識は控えめ
近頃はどこでもでかい標識を立てて
デカけりゃいいってもんじゃない
個人や山岳クラブの登頂記念の札はやめてほしい
山頂記念に1枚
笹薮の中で腰を下ろす隙間もありません
以前は三角点も埋もれていた
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山頂記念に1枚
笹薮の中で腰を下ろす隙間もありません
以前は三角点も埋もれていた
音波山からの眺め1
音波山からの眺め1
音波山からの眺め2
1
音波山からの眺め2
イノシシのヌタ場
今日は十数箇所見た
よっぽどイノシシの個体が多いんでしょうね
そういや、久しく嗅がなかった獣臭がプンプンしてます
我々が来たんで慌ててパンツも履かずに逃げたか?
イノシシのヌタ場
今日は十数箇所見た
よっぽどイノシシの個体が多いんでしょうね
そういや、久しく嗅がなかった獣臭がプンプンしてます
我々が来たんで慌ててパンツも履かずに逃げたか?
ここまでのブナ林は2次林のようで
100年ぐらい前に伐採された跡に生えてきたものだとか
下谷山に近づくとこの2次林が原生林に変わる
1
ここまでのブナ林は2次林のようで
100年ぐらい前に伐採された跡に生えてきたものだとか
下谷山に近づくとこの2次林が原生林に変わる
その昔の炭焼窯跡
下谷山への鞍部にて帰路に撮影
ふふふ、この辺り一面、春にはお楽しみが…
その昔の炭焼窯跡
下谷山への鞍部にて帰路に撮影
ふふふ、この辺り一面、春にはお楽しみが…
下谷山に近づきました
ブナの原生林
下谷山に近づきました
ブナの原生林
下谷山手前のブナの原生林
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下谷山手前のブナの原生林
下谷山到着
結構しんどかった
ここに来たかっただけに、喜びもひとしお \(^o^)/
下谷山到着
結構しんどかった
ここに来たかっただけに、喜びもひとしお \(^o^)/
山頂記念
嬉しそうやといわれた♪
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山頂記念
嬉しそうやといわれた♪
頂上の木の上からの眺め
左から金糞岳、横山岳、安蔵山の皆さん
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頂上の木の上からの眺め
左から金糞岳、横山岳、安蔵山の皆さん
手前のドテッとした尾根が大音波のある半明から登る尾根
その向こう、右から大黒山、妙理山、安蔵山
妙理山の左肩にちょこっと七々頭ヶ岳が見えてます
2
手前のドテッとした尾根が大音波のある半明から登る尾根
その向こう、右から大黒山、妙理山、安蔵山
妙理山の左肩にちょこっと七々頭ヶ岳が見えてます
頂上は狭い
9人でごった返す
座る場所もない
3
頂上は狭い
9人でごった返す
座る場所もない
下山中
西日に生えるブナ林
1
下山中
西日に生えるブナ林
ススキと敦賀半島の西方ヶ岳と蠑螺ガ岳
この後、マイクロのお迎え時間にまに合わせるため、全員でダッシュ
写真なんかとってるヒマ無し
おしまい
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ススキと敦賀半島の西方ヶ岳と蠑螺ガ岳
この後、マイクロのお迎え時間にまに合わせるため、全員でダッシュ
写真なんかとってるヒマ無し
おしまい

感想

鈴鹿の御池岳から中3日の山行
なかなか単独では行きにくい中央分水嶺のブナ林です。
先日の御池岳はまた違った趣で、圧倒的なブナ林の黄葉にどっぷり浸ることがきました。
中央分水嶺、琵琶湖・淀川水源の森=余呉の奥の奥で贅沢なブナ原生林を満喫しましたよ。

途中単独の方2名とスレ違っただけで、現地を熟知したCLのもと、総勢10名が静かな山を楽しめました。
いや結構賑やかにかっ飛ばしてましたね。クマもうるさがってか出てきませんでしたし。

あちらこちらにイノシシのヌタ場がありましたが、ここ数日雨もないのに水がたっぷりの豪華なお風呂を楽しんでおられるようです。
これを書いてるいまも、まだケモノ臭が鼻に残ってます。

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