ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7516620
全員に公開
ハイキング
丹沢

鎖場の大山三峰-人波の丹沢大山

2024年11月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:50
距離
15.8km
登り
1,749m
下り
1,569m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
1:01
合計
6:16
距離 15.8km 登り 1,749m 下り 1,569m
8:18
46
9:04
9:05
12
9:17
9:18
11
山の神の祠ベンチ
9:53
9:58
4
崩壊地南の休憩(標高800m)
10:02
15
10:17
10:18
14
10:32
10:41
9
10:50
10:52
5
10:57
10:58
28
11:26
11:27
3
11:30
11:57
11
12:08
32
12:40
15
12:55
13:02
9
13:11
13:12
7
13:19
4
13:23
5
13:28
13:30
10
13:40
13:42
48
14:30
14:31
3
蓑毛の常夜灯
14:34
蓑毛バス停
AKU
天候 曇りのち快晴
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:本厚木駅から煤ヶ谷バス停
復路:蓑毛バス停(末広小学校前から名水はだの富士見の湯)
コース状況/
危険箇所等
・大山三峰は相変わらず鎖の多い登攀路でした。整備は良好
・大山山頂は高尾山状態。昼時の女子トイレは50mの行列でした
・蓑毛方面は表参道と比べてかなり整備は落ちるので注意
煤ヶ谷からこの川沿いに登山口へ
2024年11月23日 08:18撮影 by  DSC-HX99, SONY
2
11/23 8:18
煤ヶ谷からこの川沿いに登山口へ
登山口分岐がきれいになっていた(4年半ぶりの訪問)
2024年11月23日 08:21撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 8:21
登山口分岐がきれいになっていた(4年半ぶりの訪問)
低い擁壁の上を歩いて森の中へ
2024年11月23日 08:22撮影 by  DSC-HX99, SONY
2
11/23 8:22
低い擁壁の上を歩いて森の中へ
朽ちた山の神の祠があるベンチ
2024年11月23日 09:18撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 9:18
朽ちた山の神の祠があるベンチ
南側に色づいた紅葉が見えた
2024年11月23日 09:18撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 9:18
南側に色づいた紅葉が見えた
脅し看板は健在(沢沿いなんてあったっけ?)
2024年11月23日 09:29撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 9:29
脅し看板は健在(沢沿いなんてあったっけ?)
崩壊地から北西の丹沢三峰方面を望む
2024年11月23日 09:45撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 9:45
崩壊地から北西の丹沢三峰方面を望む
ここが大山三峰の北峰か
2024年11月23日 10:16撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 10:16
ここが大山三峰の北峰か
ロープ、鎖がたびたび登場し始める
2024年11月23日 10:18撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 10:18
ロープ、鎖がたびたび登場し始める
真ん中のヤバい木橋は鉄橋に替わっていた
2024年11月23日 10:23撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 10:23
真ん中のヤバい木橋は鉄橋に替わっていた
大山三峰山頂到着。ここは中峰
2024年11月23日 10:33撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 10:33
大山三峰山頂到着。ここは中峰
だれが置いたのか可愛いイラストの石も
2024年11月23日 10:34撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 10:34
だれが置いたのか可愛いイラストの石も
唐沢峠方面の分岐。ベンチの方が不動尻方面
2024年11月23日 10:58撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 10:58
唐沢峠方面の分岐。ベンチの方が不動尻方面
まあるい尾根は踏み跡が分かりにくいので要注意
2024年11月23日 10:59撮影 by  DSC-HX99, SONY
2
11/23 10:59
まあるい尾根は踏み跡が分かりにくいので要注意
ありがたい矢印。これ以外テープなどの目印はなかった
2024年11月23日 11:17撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 11:17
ありがたい矢印。これ以外テープなどの目印はなかった
不動尻からの登山道に合流。歩いて来たルートも「道迷い注意」ながら表示された
2024年11月23日 11:26撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 11:26
不動尻からの登山道に合流。歩いて来たルートも「道迷い注意」ながら表示された
色づく木々越しに見上げれば大山山頂
2024年11月23日 12:09撮影 by  DSC-HX99, SONY
2
11/23 12:09
色づく木々越しに見上げれば大山山頂
南には江ノ島、その向こうに三浦半島、房総半島
2024年11月23日 12:11撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 12:11
南には江ノ島、その向こうに三浦半島、房総半島
少し左には横浜の都心
2024年11月23日 12:14撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 12:14
少し左には横浜の都心
989m水準点付近にススキの穂が輝いていた
2024年11月23日 12:22撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 12:22
989m水準点付近にススキの穂が輝いていた
350段余の木段をクリアして人波の途切れない雷ノ峰尾根ルート合流
2024年11月23日 12:42撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 12:42
350段余の木段をクリアして人波の途切れない雷ノ峰尾根ルート合流
ランドマークに重なるベイブリッジ、沖のアクアラインもくっきり
2024年11月23日 12:57撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 12:57
ランドマークに重なるベイブリッジ、沖のアクアラインもくっきり
大山山頂トイレの裏手から富士山。雲が多くてちょっと残念
2024年11月23日 13:00撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 13:00
大山山頂トイレの裏手から富士山。雲が多くてちょっと残念
引き気味に平ら頭の三ノ塔を入れてもう一枚
2024年11月23日 13:00撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 13:00
引き気味に平ら頭の三ノ塔を入れてもう一枚
山頂はそこら中が人だらけでした。トイレ行列も悲惨
2024年11月23日 13:02撮影 by  DSC-HX99, SONY
2
11/23 13:02
山頂はそこら中が人だらけでした。トイレ行列も悲惨
16丁目でやっと雑踏の表参道とお別れ
2024年11月23日 13:28撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 13:28
16丁目でやっと雑踏の表参道とお別れ
お地蔵さん。廃仏毀釈のせいか、みんな頭がない
2024年11月23日 13:52撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
11/23 13:52
お地蔵さん。廃仏毀釈のせいか、みんな頭がない
道標に無視されているが、ここで右へ下る
2024年11月23日 13:57撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 13:57
道標に無視されているが、ここで右へ下る
裏参道に合流し、右へ
2024年11月23日 14:06撮影 by  DSC-HX99, SONY
11/23 14:06
裏参道に合流し、右へ
蓑毛常夜灯到着。バスは1分前に出て行った・・・
2024年11月23日 14:31撮影 by  DSC-HX99, SONY
2
11/23 14:31
蓑毛常夜灯到着。バスは1分前に出て行った・・・
撮影機器:

感想

 満員のバスは光福寺で高校生30人ほどが降り、ようやく立ち客が消えた。煤ヶ谷バス停に降り立ったのは7、8人。ヤマレコを起動しているうちに全員に先んじられた。晴れの予報だが雲が多くて日が陰り、ひいやりしている。舗装路の坂を上って右に入る登山口がきれいになっていて、おや?と思ったが、その先低い擁壁の上を歩く所は変わりなかった。ただし、左手の畑は荒れ地になってしまっている。
 森に入ってすぐ鹿柵のゲートを通り、上り坂に変わる。おしゃべりに夢中の女性2人組に続いて初老の男性1人を追い抜き、南斜面の山腹を縫いながら高度を稼いで行く。ライトダウンを着たまま歩き始めたが、見た目ほど気温は低くなく、風もないのですぐに登山シャツ1枚になった。
 標高400mを過ぎてようやく尾根に出た。北寄りの風があるが、今は涼しくて気持ち良い。朽ちたベンチのある物見峠分岐を経てひたすら登り続けて山の神のベンチ。前方に見えていた男性がたばこ休憩中だった。左下にようやく紅葉らしく色づいた木が見えた。物見峠から尾根伝いの道を合わせた所に「大山三峰は経験者向き」と注意を促す看板がある。確かにハイキング気分で進んだら、後で「うそでしょ?」と言いたくなるだろう。
 ほどなく崩壊地注意の看板が現れて、北側の視界が開けた。丹沢三峰方面の見晴らしが良く、木々もそれなりに紅葉している。以前より崩壊も進んでいるので、撮影に気を取られて落っこちないように注意しながら通過した。小腹がすいてパンをかじりながら一休み。少し寒くなってウインドブレーカーを羽織る。ダブルストックの男性ら2人が通過していった。
 やがて起伏が様相を変えて険しくなってきた。ロープ場などが現れれば三峰は近い。暑くなってまたシャツ一枚になった。北峰へロープで登り、鎖で下る。梯子を登り、小刻みな登降を繰り返す中で最前の男性1人を追い越して中峰山頂。ベンチで小休止とした。
 休憩中に先行していた男性に挨拶して抜き返し、最後の急坂を一気に下れば不動尻分岐のベンチに着く。「らくルート」では一般コース扱いだったが、正規の道標はない。緩やかに丸い尾根を登り、最初の高地は気持ち右へと下る。次の865mピークまでは樹間に覗く大山山頂の方角を目指す。この辺り痩せ尾根もあって足元に注意が必要だ。865mピークでは白矢印の通りやや左へ。登り返せば不動尻からのコースに合流する。ここの道標には今来た道が「道迷い注意」の但し書き付きでルート扱いされていた。
 ジグザグに唐沢峠へ下ったところでお昼にした。先客の男性が一人いる。食べ終わったころ、先ほど抜きつ抜かれつした男性が到着。何度もお会いしたので挨拶すると、「今ごろギンランが咲いていました」と教えてくれた。一眼レフを持っているので、山の花や紅葉を写真に収めるのが趣味なのだろう。折り返し不動尻に降りるというので、ここでお別れとなった。
 この峠からはひと登りで893ピーク、別名ヤクザ峰〜ではなくて矢草の頭の尾根道となる。両側に転落防止の鎖の手すり?を渡した区間を通りながら、右を見上げれば大山山頂が近い。左が開けた場所では相模湾から東京湾までが一望できた。江ノ島も横浜方面もよく見える。気づけば頭上はすっかり青空になっていた。
 989m水準点の平地で日差しに輝くススキの穂を愛でてから、このルート最後の難所の連続木段に挑む。三峰の難路とは違うが、350段以上続くとさすがに嫌になる。ようやく階段地獄に終わりが見えると、今度は雷ノ峰尾根ルート合流で人波地獄に巻き込まれた。
 このルートは下りで使うハイカーが多く、ちょうど若者の団体が通りかかった。皆さん山道は登り優先などというルールはご存知なさそうで、登る方が立ち往生している。機会を見て先に出て、木段の端の杭を足場に下山者をよけながら何とか進んだ。
 そうやって着いた大山山頂は、予想はしていたが大混雑の極み。雷ノ峰尾根ルートから頂上に出た所に行列があるので、何かと思ったらトイレの列だった。女子トイレから伸びた列だが、先の方が見えないためか末尾の方は男女混合になっている。ちなみに男性の方の列は10mもない。
 驚きつつトイレの裏手でとりあえず富士山の写真を納め、やはり座る余地などない奥の院前から売店前を何とか通り抜けて、最終28丁目の鳥居付近でやっと道端に腰を下ろした。この混みようでは、山頂でおちおち休憩もできない。
 表参道を登る人波が一瞬途切れたのを見計らって下山開始。幅があるのですれ違いは可能だが、ほどなく高齢者の団体が作る下りの渋滞にはまってしまった。イタツミ尾根分岐手前のやや急な区間で中でも足の弱いらしい人が難渋している。下に旗を持った世話人らしいのがいるが、助けに行くでもなく交通整理するでもない。らちが明かないので、登山道の横をショートカットして先行させてもらった。
 その後も初心者には声を掛けて追い抜かせてもらい、なんとか蓑毛方面分岐の16丁目に到着。さっさと静かな南尾根へと逃げ込んで小休止した。こちらは人影がない訳ではないが、ほんのチラホラとなる。整備も今一つで傾斜も急な所が多い。三峰のアスレチックコースのボディーブローがそろそろ効いてきて、腿が疲れてきた。
 西の峠からしばらくなだらかな尾根で一息つき、首なし地蔵の列からさらに下って蓑毛への分岐。分岐に指導標があるが蓑毛方面の表示はない。急坂を下って下社からの裏参道に合流する所に立つ道標に、こちらは「県管理外」とあった。通れなくても知らないよ、という予防線のつもりかもしれないが、せめて上の道標にも同様の表示をしてくれなくては片手落ちというものだ。
 歩きやすくなった登山道を下って10分ほどで最初の林道に合流。さらに2回林道に出合うが、どちらに行くか迷うのでヤマレコのルートを確認しながら進む。いよいよ足も疲れてきたので緑色の鉄柵にもたれて小休止しつつバス時刻を調べると、ちょうど蓑毛に着くころにバスが出ることが分かった。
 困ったが、走り下る余力はない。間に合えばラッキーというつもりでそのまま歩き続け、マス釣り場に隣接する千元院の蓑毛常夜灯前に着いたのが14時半ごろ。バスは33分に出る。40秒ほど遅れてバス停に着くと、すでにバスの姿はなかった。では次でと思ったが、続く2本はヤビツ峠始発でいずれも「満員です」と言い残して去って行く。結局、ほぼ1時間バスを待って末広小学校前バス停から名水はだの富士見の湯に向かった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:372人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
4/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら