秋山温泉から阿夫利山～厳道峠～入道丸周回

2024年12月01日(日) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,226m
• 下り: 1,190m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:19

距離 15.2km 登り 1,226m 下り 1,190m

7:18 秋山温泉
7:37 7:38 展望地
8:24 金剛山
8:54 8:55 井戸沢ノ頭
9:11 9:31 阿夫利山
9:43 9:44 高見山
9:50 石尊山
10:00 10:01 金波美峠
10:24 大船小舟
10:35 池ノ上
10:42 10:43 大タギレ
11:18 池ノ上・阿夫利山分岐点
11:36 巌道峠
11:40 11:55 富士山展望地（休憩地点）
12:15 ムギチロ
12:49 12:50 平野山
12:53 12:54 平野峠
13:07 13:08 入道丸
13:33 綱子峠
14:02 14:04 綱子峠入口
14:37 秋山温泉

天候

晴れ
朝　気温0℃
昼　気温5℃～8℃くらい
風　3m/s程か

アクセス

利用交通機関：

自家用車

秋山温泉の駐車場を利用（6時～22時以外は施錠）

コース状況／危険箇所等

・秋山温泉から金剛山～阿夫利山～金波美峠
秋山温泉から集落を抜けていくとベンチの置かれた展望地があり、その奥に獣避けのゲートがある。この先が登山道となる。
最初のピーク金剛山に向け斜度は次第に急になる。
標識などはあまり無いが道自体はよく整備されていた。
金剛山以降いくつかのピークを越え阿夫利山へ至る道はヤセ尾根部分や岩場がちな場所がある。
この区間は今が紅葉最盛期。
阿夫利山から先もアップダウンはそれなりにあるが道迷いする様な場所は無い。

・金波美峠から池ノ上～大タギレ～金波美峠分岐
急登箇所がいくつか有り、特に大タギレへのザレた急な下りと、金波美峠分岐への約200mの登り返しが足元の悪さもあり非常にキツイ。
道自体は分かりやすい。

・金波美峠分岐から厳道峠～ムギチロ～平野峠～入道丸～綱子峠
厳道峠までは降り基調、鉄塔が見えてくると峠は近い。
鉄塔付近は富士山の眺望あり。
厳道峠からムギチロへの登りはこれまた急登だが、稜線に出てからは明るい気持ち良い冬枯れの道が続く。
平野峠で道を折れ入道丸へ。更に綱子峠まで稜線歩きが続く。

・綱子峠から綱子峠入口～秋山温泉
綱子峠を降り始め暫くは明瞭な道だが、沢部に合流する辺りで道形は無くなってしまう。
地形を見ながら沢に沿ってトラバースして行くしか無い。
車道に出る手前に渡渉あり。

その他周辺情報

新湯治場 秋山温泉…土日一般大人1,000円

写真

12/1 7:20

朝7時に秋山温泉着いたが車外気温0℃。
寒過ぎて暫く車でウダウダしてたら20分経ってしまった。
仕方なく出発

12/1 7:31

登山口を目指し集落の中を進む。
予報通り快晴
草木には霜が降りていた。

12/1 7:36

何かガサゴソ音がすると思ったら、放し飼いの柴犬が現れた。
激しく吠えたてられる😂

12/1 7:37

展望地にあるベンチ。
非常に眺めが良かった。

12/1 7:45

展望地を抜け先へ進むと柴犬はついて来なくなった。
獣避けのゲートを潜る。
ここからが登山開始だ。

12/1 8:00

今回は紅葉が見たくて標高1,000m以下の稜線に来てみたのだが、あまり色付いてないな…
エリアの選定失敗したか？
（阿夫利山に前回来た時秋に来たら紅葉凄そうだと目をつけていたのだが）

12/1 8:12

稜線へ向け一気に標高を上げて行く

12/1 8:23

斜度が緩み急登も終わりが見えて来た。
気温は低めで5℃前後か。
風もあり非常に登山日和だな

12/1 8:24

金剛山到着。
眺めはあまりよく無いが、山頂に祠があった。

12/1 8:24

山頂付近は結構色付いていた。
これは期待できるかも…？

12/1 8:29

金剛山から先は急な下り、ヤセ尾根の明るい道となる。
紅葉真っ盛りっぽいぞ！
間に合ったな

12/1 8:31

これは凄い

12/1 8:32

かなりの色付きに喜びつつも内心では（まあ、派手な紅葉はここだけで全体としてはあまり紅葉して無い感じだろうな…）と警戒（？）していた。
最近紅葉外しまくってるせいで素直に信じられない状態にw

12/1 8:32

いや待て、まだ笑うな…しかし…

12/1 8:34

やっぱり紅葉最盛期なんですか？信じて良いんですか？

広々とした落ち葉の尾根が気持ち良く、テンション上がってきた！

12/1 8:35

赤い葉はあまり見かけ無かった。
植生の為か、まだ赤くなって無いだけかは不明だが…

12/1 8:35

あれは次なるピーク、井戸沢ノ頭か？

12/1 8:39

う〜ん、堪んねーぜ

12/1 8:39

とりあえず紅葉を見るというミッションは達成したな（まだ序盤だが…）

12/1 8:40

井戸沢ノ頭ピークに向け斜度が上がってきた

12/1 8:43

振り返ると金剛山が見える

12/1 8:45

彼方は阿夫利山かな？
なんか結構散ってるようにも見えるが…

12/1 8:47

たまに赤い葉も見かけた

12/1 8:52

いや〜来て良かった

12/1 8:52

西丹沢方面
檜洞丸（左）と大室山（右）

12/1 8:53

お、着いたか

12/1 8:54

井戸沢ノ頭到着。
ここは分岐になっているが、今回は阿夫利山方面へ向かう

12/1 8:56

井戸沢ノ頭以降も紅葉してた

12/1 8:59

むしろこ紅葉からが本番か！？

12/1 9:00

やっほーい！

12/1 9:00

黄色のシャワーだな

12/1 9:02

暫く黄色のトンネルは続いた。
途中ヤセ尾根区間あり

12/1 9:05

急登もそろそろ終わりか。
たまに赤い色もあった。

12/1 9:10

石老山とかそっち方面の眺め

12/1 9:11

阿夫利山へ最後の登り

12/1 9:14

着いた〜

12/1 9:14

阿夫利山到着
まさか一年な2回来る事になるとは。
ここまで休憩としよう。
腹減ったし。

12/1 9:33

20分ほど休憩し先へ
ここからは既知の道。

阿夫利山の先もまだ色付いてるな

12/1 9:38

2月に来た時は11ヶ所も熊のフンを見てしまい、道志エリアの熊生息ぶりにビビったものだ。
今回12月だからもう居ないだろと油断してたら道の真ん中に熊フン発見！
しかもまだあまり時が経って無さそうなのが怖い

12/1 9:41

奥多摩奥秩父方面の展望
鷹ノ巣山から雲取山、小金沢連嶺も見えた

12/1 9:43

金波美峠へ向かう途中のピーク、高見山通過

12/1 9:45

流石にこちらは紅葉もだいぶ散ってしまっていた。
明るい尾根は歩いていて気持ち良いな

12/1 9:50

石尊山通過

この山域は金剛とか阿夫利とか石尊とか信仰絡みの山名が多いな

12/1 10:01

金波美峠到着。
直前でマウンテンバイクで登って来る夫婦とすれ違い思わず声をかけてしまった。
あんなので山を走るのか…凄いな

12/1 10:07

金波美峠から先は直ぐに急登になる。
足元悪くて登りにくーい！

12/1 10:20

15分ほどで一旦斜度は緩む
目的の金波美峠・厳道峠分岐まで幾つかのピークを越えることになる。

12/1 10:23

まず一つ目のピーク、大船小舟　標高803m
変わった名前の山だな。

12/1 10:30

次なるピークへ斜度が急になる。
阿夫利山周辺ほどでは無いがちょくちょく紅葉は見かけた

12/1 10:35

二つ目のピーク、池ノ上　標高850m？
ここから大下りが待っているんだよなぁ…

12/1 10:38

次なるピーク、鳥井立が姿を現した、
ここがおそらく本山行最大の難所だろう。

何せ鞍部まで100mほど降った後200mの登り返しが待っているのだ。

12/1 10:38

中々綺麗だね

鞍部へ降るタイミングで本日2組目の登山者とすれ違う。
荷物重そうなソロ男性だった。

12/1 10:42

ザレた急坂を慎重に降り鞍部　大タギレへ
標高770mか。
金波美峠分岐990mまで220m登るのか…

12/1 10:45

金波美峠分岐までの登り返しは斜度が非常にキツく、足元も確かでないので骨が折れた。

2月に来た時、ここの紅葉凄そうだなと思っていたが、今回も既に落葉後だった様だ。

12/1 10:45

彼方はちょっと残ってるな

12/1 10:46

振り返ると池ノ上のピークが。

12/1 11:02

厳しい斜度が続く

12/1 11:17

30分ほどでなんとか急登を終え稜線へ。
前に来た時は鳥井立方面へ進んだが、今回はこの分岐を厳道峠方面へ降る

12/1 11:19

眺めの良い稜線歩き！
奥多摩奥秩父の山々

12/1 11:31

下りも結構名急坂だった…

12/1 11:32

鉄塔が見え視界が開ける

12/1 11:33

おぉ！今回は見えないかと思ってたが…

12/1 11:33

富士山見えたぞ〜！！

12/1 11:35

低山帯では鉄塔付近の伐採地の眺望は貴重だよなぁ

12/1 11:37

鉄塔から降ると直ぐに車道を跨ぎ厳道峠到着。
駐車場があるのでここが鳥井立への最短ルートかも。

12/1 11:37

厳道峠を越え先へ
標識にある綱子峠方面へ向かう

12/1 11:40

峠から上がって直ぐの場所からまた富士山が見えたので、倒木に腰掛け昼飯にした。
暫しの休憩だ。

12/1 11:57

稜線に出るまでまたまた急登だ。
なんか今日こういうの多いな…

12/1 11:58

風がずっと強いので防風着は欠かせない

12/1 12:02

稜線に出た。
広いしよく整備されてるな。
まだ折り返し地点だし先を急がねば

12/1 12:08

向かいに歩いて来た稜線が。
結構紅葉してるな

12/1 12:08

稜線は明るくて広く眺めヨシ
紅葉シーズンから冬枯れあたりに歩くのが良さそうだな

12/1 12:14

鳥井立や池ノ上方面

12/1 12:15

ムギチロ（麦尻）　標高903m
また変わった山名だ。
通り道のピークでピーク感はあまり無いが

12/1 12:23

こちらの稜線も結構紅葉残ってるな

金剛山から阿夫利山より標高が高い分最盛期は過ぎているが

12/1 12:45

針葉樹から広葉樹へと切り替わると途端に明るい尾根に。

12/1 12:47

正面には阿夫利山！
奥に雲取山が見える

12/1 12:49

平野山　標高730m
だいぶ標高下げて来たな

12/1 12:53

平野峠到着
ここで大きく左に折れる。
（真っ直ぐ稜線を進むと秋山温泉に帰れない）

12/1 12:57

あれは次なるピーク、入道丸か？

12/1 13:07

入道丸到着　標高717m
地味なピークだな…

12/1 13:21

朝歩いた稜線が一望だ。

12/1 13:22

また鉄塔だ。

12/1 13:23

右端が丹沢の焼山らしい
道志は幾つもの山に挟まれた地域なので色々な山が見える。

12/1 13:31

あれは金剛山？（自信無し）

12/1 13:32

綱子峠到着〜！長かったな
後は降るだけ（の筈）

12/1 13:40

降り始めは道はしっかりしていたが、沢が近づくに連れ道は消えてしまった。
最後は道なき道を強引に滑り降りる羽目に。

12/1 13:41

どこが道なんだ？
沢の中を降るのか…？

12/1 13:48

沢沿いは倒木だらけで通行困難
トラバースし道跡を見つけようと試みる。
時々道形が現れるのでそれを追って歩くが…

12/1 13:52

あれ？沢の対岸に道ある？
何処で渡るんだ？

12/1 13:54

少し手前に標識があった。
（何処が渡る場所だったかはよく分からず）

12/1 13:57

もう少し沢沿いに歩くと…

12/1 13:59

安寺沢川にぶつかった。
しかし何処渡れば良いんだ…？

12/1 14:01

石上をエイヤッと飛び越え対岸へ。
しかし増水してたらとても渡れそうに無いなここ。

12/1 14:03

ここから出て来た。

12/1 14:05

ここから秋山温泉まで30分ほど車道歩きだ

12/1 14:34

車道から秋山温泉へ降る階段があった。
紅葉が真っ赤だな

12/1 14:36

秋山温泉に帰還！
お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

kukaminn

先週の奥武蔵の1,200mほどの稜線は紅葉が完全に終わっていたので、紅葉を求めて標高1,000m以下の場所に来てみた。

今年2月に金波美峠に車を置き、細芽ノ頭から阿夫利山まで繋げたので、今回は秋山温泉から阿夫利山方面へ歩き、厳道峠を経由してぐるっと一周する計画だ。

紅葉は期待以上、あまり期待してなかった厳道峠から先の道も素晴らしい冬枯れの稜線にテンションアップ！
これは来て良かった。
他人にも自信を持ってオススメ出来る良ルートでした。

まあ、ただ車がないとキツイかもな（道志とかここら辺の山はみんなそうだけど）
バスで秋山温泉まで行って阿夫利山で引き返し、井戸沢ノ頭の分岐から降るショートコースなら公共交通機関でも行けるかな。
下山後の温泉もあるわけだし。