白尾山 (奥美濃)


- GPS
- 04:10
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,011m
- 下り
- 1,011m
コースタイム
第七リフト終点 8:40-8:50
白尾山山頂 9:45-10:20
第七リフト終点 11:00-11:15
白尾山登山口 12:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スキー場案内の看板は点在しているのでわかりやすいです。 白尾スキー場入り口(ペンション「リトルパイン」がある場所)の500m程手前、左手に白尾山登山口の看板があり左折します。 あとは一本道。細い林道をぐねぐね2kmほど登れば登山口に到着です。 ※この林道はけっこう荒れてますので車高の低い車ではこない方が無難です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口は登山ポスト無し。トイレ無し。 トイレは道中の道の駅「白尾ふれあいパーク」が最終。 登山道には目立った危険な箇所はない。 温泉は白鳥IC近くの美人の湯がおすすめです。 |
写真
感想
白尾山(1612m)は自分のホームとしている山で春先から夏山に向けてよくトレーニングに登ってます。
4月も後半になれば雪はなくなり冬の間に鈍りきった足を鍛え直すにはちょうど良い。
そんな愛着のある白尾山、ヤマレコで検索してもHitしないことにショック!
確かに郡上には200名山大日ヶ岳が君臨し白尾山はその影に隠れてしまっている。
それでも1件も山行日記が無いのは悔しいといいますか。ねぇ。
無いのなら作るまで。みなさん、これみて白尾山登ってちょーだい!
さて、プレゼン兼山行日記を綴りますがすでに謝らなくてはならないことが1つ。
ルート図を作成しましたがGPSから引っ張った訳でもなく多少の誤差があります。
コース距離は5km弱で標高差は800mほどです。よろしく。
福井県側から油坂峠を抜けるとドーンと目に飛び込んでくる山が白尾山です。
白尾より〜流るる水は〜♪と始まる小学校の校歌も懐かしい響きだ。
アクセスは上記しましたが昔はしらおスキー場内のゲレンデを登る方もよくいました。
今は山菜採り禁止の看板が立てられているためスキー場の敷地には入らないようにお願いしたいです。
(まぁ途中の第七リフト近辺は仕方ないのですが^^;)
登山口の駐車スペースは5台程ですがまず停まってません。
週末でも1,2台あればいいとこ。自分だけってのが殆どです。
当日も他の登山客はおらず独りの単独行・・・と思わせといて愛犬のメルと一緒に登りました。
山連れてくと喜ぶんです。登山客が自分だけの時は綱なしで登ってます。
最初のうちは急登が続き高度をどんどん稼いでいきます。
道は楢、楓、夏椿などの広葉樹に囲まれたなかを進むので日差しは遮られそこまで暑くはないです。
しだいに杉、赤松の針葉樹林の林に変わり茂っていた薮も無くなります。
登山道は分かりやすく赤テープや青ペンキの目印を頼りに進みましょう。
途中何度かメルが獣を追いかけて吠えていました。
シシやカモシカの類だとは思いますが熊もいないとは言いきれません。
熊除けの鈴はお忘れなく。
中盤の長い急登を越えると視界が開けゲレンデ内を歩きます。
この時期はススキが生い茂り秋を感じさせてくれます。
200m程歩けば中間地点である第七リフト終点に到着。
板場になっていて爽やかな風も吹き抜けるので休憩場としては最高です!
西には白鳥の街を見下ろせ奥美濃の山深さがわかります。
そして実はこっから名古屋のツインタワーが望めることもあるんです。
めったには見えませんが冬の空気の澄んだ日にその姿が!俺も1回だけ見たことがあります。
さて、程よく休憩したら白尾山をめざして再び出発です。
登山道は終点広場の奥から繋がるのでお間違えなく。
ここからは緩い尾根道で今までよりも広く乾いた道が続きます。
木々の間から差す木漏れ日が清々しく感じ、多少咲いていたお花も綺麗です。
と、リラックスして歩いているとヤバイのも見つけました。
登山道にちょこんと、おそらく熊の糞です。1,2日前といったとこか。
(こんなん載せたら誰もこんやろー!?)と思いましたが事実は事実。
奥美濃の山に登られる際は十分注意して下さい。
山頂に近づくにつれ傾斜がキツくなりはじめます。
カワズ洞国有林の看板はリフト終点から4割ぐらいの地点。
林が山頂まで続くのは救いですね。登りに専念できます。
緩急のある道の周りには熊笹が茂り、5月頭には姫竹が採りきれないほど生える。
胸突き八丁の最後の急登を越えると白尾山山頂です。
山頂には立派な方位板があります。
すぐ先にはまだまだ尾根が続き、奥白尾や鷲ヶ岳が連なる。
しかし尾根には道は切り開かれてなく薮が茂っているため進めません。
(野伏の様に雪山のシーズンなら渡れるでしょうが)
南西に見える白鳥の街の向こうには荒島岳や能郷白山。
北西には白山や大日ヶ岳が、東には御嶽山が聳えその雄姿が望めます。
人もいなく静かなので他の山よりものんびり浸れると思います。
用心棒のメルは獣の追いかけ過ぎでバテバテ。
3,5L持っていった水は殆ど飲まれ自分は味噌汁1杯だけの水分補給。
水場は終始無いので水は多めに用意しよう。
山頂南側はブナ林となっていて、積雪時に登られた方が雪の高さにテープを巻かれてる木もあります。
そして俺のお気に入りのハンモック風チェアーもあります。
ミヒャエル・トーネット脱帽の曲げ木、そして無駄のないナチュラルなデザイン。
世界に2つとない完全なる一品ものです。背中のカーブにぴったり。
時折吹く風に揺られながら眺めを楽しめます。白尾山に登った際はぜひ!
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