日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)2015
- GPS
- 18:16
- 距離
- 62.0km
- 登り
- 4,955m
- 下り
- 4,952m
コースタイム
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 10:58
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 7:10
公式HPでは、距離71.5キロ。累積標高差4800mとなっています。
天候 | 曇り 山の中は霧 夜は一ケタ気温 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
遅いと、五日市中学校の体育館の場所が無くなる |
コース状況/ 危険箇所等 |
霧が凄かった。 ライトの光が拡散して、3メートル先が見えない。。。 |
写真
感想
2年振り3回目のハセツネ出場となった。
この大会は独特の雰囲気がある。
距離はそれほどでもないが、高低差とエイド(給水のみ)と
夜間走行で恐怖感がある。
特に事前練習で足を捻挫したので、なおさらである。
今年はUTMFの開催時期変更のあおりを受け、3週間開催が遅くなった。
影響は、気温の低さと夜の時間の長さだ。
自然条件なので、逆らえない。
特に気温の低さは際立った。
走っているときは、体温が上がるので気にならないが、
エイドなどで止まると、5分もしないうちに冷え切る。
途中のトレイル脇で寝ているランナーもいたが、
そのままの格好で寝たら危険だと思う。
今年は渋滞の影響を控えるために15時間のスタート位置
に並んだ。渋滞はあったが、2年前ほどではなかったと思う。
もう少し前でも良かったかも知れない。
捻挫の影響を見ながら進んだ。痛みが出れば途中棄権も
止む無しという覚悟で臨んだ。
幸い、違和感はあるが、痛みはない。
なんとかなりそうだ。
距離が長くなれば、いろいろなところが痛み出す。
ふくらはぎの攣り、うちももの攣り、すねの前の筋肉の攣り、
など、ピクピクするような前兆が続いた。
幸い、攣ることはなかったが、その寸前までいったと思う。
今年は、山に入ると霧が凄く、ライトの光が拡散して
足元すら良く見えない。黄色いセロファンを貼ったライトを
使用している選手も多かった。来年は試してみたい。
ハセツネは国内のレースでは珍しくトレッキングポールの使用が出来る。
第一関門から使用し、登りはガツガツ登っていく。
大岳山の手前の岩場と鎖場でポールをザックに戻す。
ここは慎重に両手を使ってよじ登る必要がある。
ここを過ぎれば、下り基調になるので、もうポールは
必要無くなる。ゴールまでザックに付けたままでOK。
夜が長くなった影響もあり、日の出山の頂上ではまだ暗かった。
余りに寒くて、日の出まで待つことは出来ない。
金比羅尾根で朝を迎えることになった。
日が出ると、体も温まるように感じるから不思議だ。
長いレースも終わりに近づいた。
途中の苦しさも、朝日を浴びたゴールに突入すると
その過程、全てが昇華される。
苦しさもキツさもなぜか、楽しかった記憶にすり変わる。
トレランの不思議な魅力だ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する