奥三方山〜ヤブ漕ぎも楽し■奈良岳へは時間切れで叶わず
- GPS
- 11:45
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,505m
- 下り
- 2,501m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲートが2カ所あり。鎖はフックをかけてあるので通ったあとは元に戻すこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口までの林道は廃道化しており崩壊箇所複数あり。昨年より増えていた。 登山道も人気がなく、やぶ化している。 |
写真
感想
奥三方山へ行ってきました。
本当は奈良岳までヤブ漕ぎする予定でしたが、時間が全く足らず早々とあきらめてしまいました。
(山と渓谷社の「分県登山ガイド」では出発から4時間15分後に奥三方山頂上でしたので、4時間半後に頂上という計画をたて、奈良岳への往復時間を4時間と余裕を持たせたつもりが、奥三方山頂上までは6時間近くかかってしまいました。ゆっくり歩きすぎたのが原因なのですが、帰りの時間を考えると奈良岳方面へのヤブ漕ぎは全く無理になってしまいました。そのため早々にあきらめ頂上で1時間お昼時間を楽しむことに変更し、まったりと過ごしてしまいました。)
しかし、ゆっくりの昼食後、少しだけでも行きたくなって100m程度行きました。
この方面への藪状態は奥三方山方面と同じくらいでした。
見た目では、最終コルの下りと上りは確認できませんでしたが、
葉っぱの落ちた今の時期なら行けそうに思いました。
もともと登山道があった場所なのですから、行けないほどの崖などはないはずと思います。
(田中陽希さんの藪こぎと比較すれば、問題なく行けるはず?)
昨年、登山口までの林道を歩き、難所123と紹介しましたが、
難所の崩壊箇所はさらに増えていました。やぶ状態も進んでいました。
難所1の手前にも大きく崩れた箇所があり、逆に難所12は草もぼうぼうに生え難所っぽくなくなっています。
昨年2014年11月30日(日)の記録は、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-555116.html
難所3と書いたところがコンクリートが大規模に崩れた所です。
今の時期、植物の種が大量にくっつくのであとから取るのが大変でした。
出発からしばらくでカモシカの死骸に出くわしました。
顔はしっかり残っていますが、あばら骨が全て出ていました。
小さなオレンジ色の小鳥がたくさんいました。
帰りにイノシシ3人家族に会いました。
歩き方がかわいいな〜と思いましたが、今年猪肉をもらって食べてるので複雑な気持ちです。
登山道は稜線歩きという感じではなく、ずっと斜面を横に進むトラバース道が続いていくような感じに思えました。
そのため踏み跡が今以上に不明瞭になってくれば、目印リボンが少ないと道迷いの可能性が出てきます。
このままヤブ化が進み、目印リボンも少なければ来れなくなると思い、
ピンクリボンを少し残してきました。
先日行った笈ヶ岳(清水谷から)へのヤブ漕ぎよりはるかに大変でした。
コメント
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こんばんは、藪こぎお疲れ様でした。
写真31・32は「なめこ」ですよ、32が3日もすれば31に成長します。
山刀で奈良岳まで刈りながら進んで下さい(笑)
hakusan319先生、おはようございます。
なめこですか!ありがとうございます。
実は5本だけ持って帰りました。
今食べたんですが、天然なめこは風味があって美味しかったです。
この日のために用意したブッシュナイフ。
奈良岳へ刈りながら進むつもりでしたが、
その手前から想像以上にヤブになっていて早々と諦めてしまいました。
枝はスパッと切れるけど、笹はかなり厄介でした。鎌の方が切れるのかな?
刈りながら進むのは数倍の時間がかかりそうですね。
奥三方山登頂お疲れさまでした!
何度も食い入るように読ませていただきましたが、やはり遠く難しい山だと実感しました。もうほとんどが自然界そのモノなんだなぁと思いました。
鏡池や犀滝近くの犀川源流、奈良岳へ連なる尾根・・・一度で良いからこの目で見てみたいものです。
素晴らしい山行ありがとうございました。
sibceさん、コメントいただきありがとうございます。
山と渓谷社の「分県登山ガイド」では4時間15分でしたので、6時間もかかったのは予想外でしたが、踏み跡が完全に無くなるのはまだまだ先だと思いますよ。
これから復活する可能性もありますし。
もう日が短くなかなか難しいですが、機会がありましたら是非行ってみて下さい。
行けた道が行けなくなってしまうのはなんか寂しい。
「石川県から行けないか」の日記と、sibceさんの方位盤補修までされた心意気に、僕は感激してあなたの隠れファンになりました。
実は野町小学校や野田中学校だった僕はキゴ山を見て育ったので、それまで大門山の存在を知りませんでした。
へえ〜大門山がそんなに好きってどうして?から始まって初めて加賀富士と言われる所以の山容を見たときの感激は忘れません。
是非いつかルートをつないで歩いてみたいと思っています。
お疲れ様でしたm(__)m藪こぎ大変そうですね でもブナ林はきれい それになめこもおいしそう 雪山、海抜0mからスタート。岩場登り、藪こぎとどんどん山レベルが上がっていきますね
buenavista2さん、コメントありがとうございます。
天然なめこの風味には驚きました。
キノコって味も香りもないものと思っていましたから虜になるかもしれません。
いやいや、やっぱり怖いので、なめこだけにしておきます。
1年に1種類ずつ確実に覚えていこうかな?
山レベルは?長く歩けるようになっただけです。
疲れない速さでしか歩かないへたれなので、レベルアップは無理そうです。
もう、そんなに藪化してますか、以前は犀滝に降りたり、直海谷で岩魚の手づかみなどできましたが自然に戻りそうですね。
mi-bouさん、おはようございます。
犀滝に降りることが、たやすい時代があったんですか!
犀滝への記録を見て、下りるとすればここあたりか?と、見当をつけていましたが、完全な藪でした。
奥三方山への登山道は(特に分岐までは)まだまだ大丈夫ですが、木に彫られた名前とか日付とかよくあり、昔賑わった場所だという記憶は残されています。
アプローチ(登山口までの林道)が長すぎて、廃道化しているので人を遠ざけているんでしょうね。
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