仙丈ケ岳のんびり小屋泊


- GPS
- 26:45
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,208m
コースタイム
<1日目>
6:00戸台口発のバスに乗車。
7:05北沢峠-8:00三合目-8:50大滝頭9:05-10:20小仙丈ケ岳11:00-12:00仙丈小屋
<2日目>
4:45小屋発。仙丈ケ岳にてご来光を眺めた後、小屋に戻り朝食。
6:45仙丈小屋-7:20馬の背ヒュッテ-藪沢ルート経由-9:45北沢峠
10:00発の戸台口行きのバスに乗車
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■戸台口⇔北沢峠 バス利用(往復2800円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:戸台口バス停にあり(用紙、ペンあり) ■危険箇所:藪沢ルートで、豪雨で崩壊した箇所を迂回する部分で注意が必要だが、すでに踏み固められて道もしっかりしており、問題なく通れる。 ■戸台口バス停の食堂で売ってるおやきは美味しいです。仙流荘でも買えます。 ■戸台口バス停に携帯電話充電器あり(無料) ★仙丈小屋下の水場は、少雨のため水が枯れたとのこと。宿泊者以外は水をいただけなかったので注意。仙丈小屋にご確認ください。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
ウン年ぶりの南アルプス。
標高2000m以上のお山で、荷物を10キロ背負って標高差1000mを上がれるのかを
試したかった事もあり、比較的穏かな山容の仙丈ケ岳にいくことに。
実はここ、ウン年前に仙丈ケ岳-甲斐駒ピストンを企ててダンナと登った際、
仙丈ケ岳一歩手前で足をくじいたため登頂できてなかったお山。
そのリベンジでもあります。
今回は単独行なので絶対的に天気が良いことと、五合目まで行って駄目なら
引き返す、を心に決めていざ出発。日ごろの行いがいいので天気はばっちり。
苔むした原生林の中を「苔萌え〜、きのこ萌え〜」とハシャギながら
一歩一歩のんびりと進みます。「どーぞどーぞ」と道を譲り
無理せず転ばず少しずつ。第一目標の五合目までオンタイムで到着。
ここまでの疲労度と経過時間によって下山、もしくは小仙丈に登らず
馬の背方面へ行く計画でしたが、ザックは重いけど疲労度は少ないので
当初の予定通り小仙丈ケ岳を目指します。
見上げれば青々とした小仙丈ケ岳、振り返れば甲斐駒の雄姿と
気がつけば独りニヤニヤしながら登っておりました。
いやだって、空は青いし甲斐駒はかっこいいんですもん〜〜。
ガレてる山道を注意しながら、ほぼ時間通りに小仙丈ケ岳へ到着。
頭痛もなく快調そのもの、高山病の気配ナシ。
富士山、鳳凰三山は見えなかったけれど、北岳、間ノ岳はばっちり。
更にニヤニヤと堪能していると、ツアーと思しきご高齢の団体様が山頂に到着。
数えたら20人以上。そこにガイドらしき人が2人。山頂でトレッキングポールの
使い方を教えてましたが…。ダイジョブ? 登ってる途中で遭遇しなくてよかった。
のんびりぼーっと山頂を楽しんでいたら雲があがってきたため、
仙丈ケ岳登頂は明朝のお楽しみにして仙丈小屋に向かいました。
とてもきれいな仙丈小屋ですが、この夏一番の混み(90人越え)とのこと。
お布団1枚に2人位でしたが、両隣が女性だったので何ら問題なし。
早い夕食(16:30)の後、甲斐駒を望む夕景を楽しんでから消灯(19:30)と共に就寝。
明朝の仙丈ケ岳山頂でのご来光に備えます。
朝4時30分起床、ヘッドランプ装着&雨合羽上下着込んで山頂へ。
日ごろの行いがいいのでw、快晴の中のご来光でした。
残念ながら電池切れで写真がないんですが(号泣)、北岳越しに富士山、
八ヶ岳、その奥に浅間山?、北アルプスもばっちり見えます。
夕景と朝明けの美しさを味わえるのも山小屋泊の醍醐味ですなぁ。
朝明けを楽しんだ後、小屋に戻り朝食。支度をして下山です。
雨も降っていなかったので、登りと違うルートである藪沢コースを選択。
馬の背ヒュッテから先の沢沿いはまさに天然クーラーの中を歩いているよう。
「涼しい〜。気持ちいい〜。楽しい〜」とこれまた独り大ハシャギ。
南アルプスの天然水!(沢の水)を飲んでみたり、大滝でマイナスイオンを
浴びまくったり、まだ残っているお花を(時期的には遅かった…)愛でたりと
登りとはまったく違う楽しさを満喫。
途中、落石が危なそうなところや、崩落箇所を迂回するところなどがあるものの、
晴天のこの日は、ものすごく危険!ということはなかったです。
沢沿いを過ぎて樹林帯に入り、さらに下って大平荘へ。そこから少し登って
北沢峠へ無事に到着。ちょうど良いタイミングでバスが来たので乗車し、
戸台口の駐車場へ。途中、バスの中からカモシカの子供を発見(嬉)
バス乗り場でカレーとおやきをいただき、仙流荘で入浴。
駐車場で1時間ほど昼寝をかまし、帰路につきました。
自分の体を試しながらの登山でしたが、とても充実した山行となりました。
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