晩秋の両神山 八丁尾根
- GPS
- 05:12
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 655m
- 下り
- 647m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:11
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8時半に満車になっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁峠から両神山山頂まではクサリ場が連続するため経験者ではないと危険 |
写真
感想
2度目の両神山は以前より気になっていた八丁尾根から登ってきました。
2〜3週間前に紅葉の見頃だったそうなので、クサリ場のトレーニングと割り切って、
来年は剱岳を目指していることもあってチャレンジして参りました。
茨城を5時半に出発し、外環道、関越道、皆野寄居有料道路を通り、
8時半には登山口に到着。ちょうど私の車で駐車場は満車となりました。
テントを張って前泊している方もいるようで、未明から登っているらしかったです。
トイレや登山届けを提出するボックスと用紙がありました。
遭難するつもりは無いけども、天候によっては心配だったので一応書いて提出。
登山口からは最初から急登が続き、20分もすると左手に折れて緩やかな道となります。
クサリのかかるトラバースがあって、八丁尾根も大したこと無いなと感じてましたが、
後になってもっと恐ろしいクサリ場が控えていました。
坂本からのルートが左から合流し、すぐに八丁峠に到着します。
左手には展望台と案内のあるテーブルと椅子がある休憩所がありました。
中高年女性5〜6人のグループが赤岩尾根に登っていくのが見えましたが、
とてもザイルを使うようには見えなかったので、上落合橋から登って道を間違えたのか?
八丁峠から20分もすると本格的なクサリ場が始まりました。
取り付く場所で既にクサリに頼らないと登れませんでした。
クサリを使わずに登ることを目標としていた私はこの時点で目標達成が不可能にw
一番の難関がそこでした。
西岳、東岳と両神山まではこれでもかとクサリ場が連続し、
気の抜けない時間が続き精神的に疲れました。これをまた戻らないのかと思うと
少しでも早く山頂に立ちたいと思うようになりました。
東岳山頂は両神山山頂より広く、テーブルと椅子があります。
私より1時間早く登り始めたという男性2人組は両神山山頂を往復して、
東岳山頂で一服していました。
そこから両神山頂まではなだらかな道なので楽だと教えてもらえました。
2人の言う通り、そこからはクサリ場が2箇所あるだけでスムーズに行き、
ガスが濃くなってきた山頂に着きました。達成感はあるけどもなんとも微妙。
日向大谷ルートで登ってきた若い女性に聞くと、危険な箇所はなかったとのこと。
私は日向大谷から登ったことがなかったのですが、グループで登るときは無難にそちらから登ることになるでしょう。
ヤシオツツジが綺麗な時期にまた来たいと思いました。
山頂から戻り、東岳で昼食をとりました。
いつもならバーナーで温かいものでも作るんですが、
今回は短時間で済ませたいのでコンビニおにぎりを食べてさっさと出発。
復路は往路で追い抜いた人たちとすれ違い、クサリ場での行き違いには
譲り合いの精神で、お互いに落石をしないように細心の注意を払いました。
ヘルメットをしている人も半数ほどいましたが、注意すればなんとかなるレベルでした。
八丁峠まで下山してくると、坂本の方角からパトカーのようなサイレンとヘリの音が聞こえてきました。
遭難者でも出たのかと気になり、足早に下山しました。
サイレンは駐車場まで下山するまで鳴り止まず、林道をずっと登ってきたようでした。
赤いヘリが林道の脇をホバリングしており、出動している理由は不明でしたが、
埼玉県警の山岳救助隊の4WDがサイレンを鳴らしながら駐車場に到着し、
隊員の方が「ピンク色のジャケットを着た女性を見ませんでしたか?」と聞いてきました。
どうやら道に迷った人が携帯で通報して助けを求めたようです。
八丁トンネルを抜けてきた車のドライバーにも聞くなどしていましたが、
トンネルの反対側に要救助者がいるとの情報が入ったようで、トンネルに入って行きました。
道迷いしやすい山だとは聞いていましたが、コンパスと地形図を持っていれば間違えないと思うので、もう少し自分のレベルに見合った山選びをしてもらいたいです。
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