燕岳-北燕岳（中房ピストン）【初夏の陽気！ライチョウは大丈夫か！？】

2015年11月16日(月) [日帰り]

• GPS: 08:55
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,818m
• 下り: 1,814m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 2:45
• 合計: 8:55

5:04 スタート地点
5:12 5:15 中房温泉登山口
5:45 5:45 第１ベンチ
6:00 6:06 第２ベンチ
6:27 6:31 第３ベンチ
6:43 6:57 富士見ベンチ
7:13 7:18 合戦小屋
7:27 7:31 合戦山(合戦沢ノ頭)
7:58 8:05 燕山荘
8:32 8:33 蛙岩
8:43 9:15 大下りの頭
9:33 9:39 蛙岩
10:20 10:43 燕山荘
10:46 10:51 いるか岩
11:02 11:03 めがね岩
11:08 11:14 燕岳
11:21 11:45 北燕岳
12:00 12:00 いるか岩
12:04 12:20 燕山荘
12:35 12:35 合戦山(合戦沢ノ頭)
12:41 12:41 合戦小屋
12:51 12:51 富士見ベンチ
13:04 13:05 第３ベンチ
13:19 13:22 第２ベンチ
13:32 13:34 第１ベンチ
13:50 13:52 中房温泉登山口
13:53 13:53 中房温泉
13:59 ゴール地点

休憩がとても長いので、タイムは参考になりません

天候

晴れ時々高曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆駐車場
○中房温泉登山者無料駐車場
・第3まであったと思います
・本日は第1に駐車
・5時前到着時で先行15台ほど
・14時前帰着時で25台ほど
・平日でもこんなに来ているのですね

コース状況／危険箇所等

☆道の状況（2015年11月16日現在）
※全線に渡って雪はほぼ無しです。快晴ほぼ無風で半袖でもOKなくらいでした。
　しかし今後の状況により大きく変化するので、冬山装備は必携です。
▽中房登山口⇄合戦小屋
・特に注意を要する箇所はない
▽合戦小屋⇄燕山荘
・稜線上に鎖場が1箇所あったが、特に問題ないレベル
▽燕山荘⇄大下り
・よく整備されたルート。不明瞭箇所もありません
▽燕山荘⇄燕岳⇄北燕岳
・燕・北燕間は若干注意

☆登山ポスト
　中房登山口にあり

その他周辺情報

☆登山後の温泉
○有明荘（本日入湯）
・燕山荘グループなので、前日に燕山荘に宿泊すれば100円引きのようです
・泉質・清潔さ・雰囲気、どれをとっても最高でした　
　http://www.enzanso.co.jp/ariakeso/index.html
○中房温泉
・こっちも入ってみたかったが、どこが受付かよくわからなかった
　http://www.nakabusa.com/daytrip/daytrip.html

☆道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」
　国道沿いなので、車中泊には少しうるさい
　http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/Michi-no-Eki/station/nagano_horigane/

☆安曇潤平氏の山の怪談シリーズ
『赤いヤッケの男』
『黒い遭難碑』
『ヒュッテは夜嗤う』
どれも怖いですが『赤いヤッケの男』が一番おススメ。私はもう30回くらい読んでます。
しかし車中泊とか山小屋とかテントとかで読むことは絶対におススメしません
　http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E5%AE%89%E6%9B%87+%E6%BD%A4%E5%B9%B3&tag=yahhyd-22&index=stripbooks&jp-ad-ap=0&hvadid=65455776608&hvdev=c&ref=pd_sl_1vs42it8f0_e

写真

11/15 15:46

久々の車中泊で前泊
道の駅アルプス安曇野ほりがねの里
デカい国道に面しておりうるさかった

11/15 18:33

白州シングルモルトをちびちびやりながら『赤いヤッケの男』（安曇潤平・著）を
車中泊や山小屋で読むことはおススメできません

11/16 3:44

おはようございます
1時間寝坊

11/16 5:15

中房登山口

11/16 6:31

第3ベンチを過ぎた辺りからの御来光
美ヶ原の左から上がってきました

11/16 6:49

富士見ベンチ

11/16 6:53

雲海に浮かぶ富士山が綺麗に見えていました

11/16 7:09

大天井岳と大天荘

11/16 7:13

合戦小屋に到着
誰もいません
夏の喧騒が嘘のよう

11/16 7:23

合戦小屋から少し登ると・・・大天井の右の方に槍の穂先が！

11/16 7:30

合戦沢ノ頭

11/16 7:40

天空の城が見えた！

11/16 7:45

朝は冷え込むのでしょうが長続きしない
汗だくです

11/16 7:49

大天井とヤリホ

11/16 7:49

南岳〜槍ヶ岳

11/16 8:00

燕山荘に到着

11/16 8:01

11/16 8:03

燕岳と立山
岩の美術館ですね

11/16 8:03

山男

11/16 8:05

大天井岳を目指すつもりで縦走路に入ります

11/16 8:07

ホシガラス

11/16 8:09

イワヒバリと槍ヶ岳
何を想っているのか？

11/16 8:22

燕山荘と燕岳

11/16 8:25

ここでライチョウ（♀）発見！
冬毛は初めてだったので感激！

11/16 8:27

♂も傍にいました

11/16 8:28

オスは警戒心が強い

11/16 8:44

大下りノ頭に到着
ライチョウを観察し過ぎた＆大下りを登り返すのが嫌になったので、ここで大休止して戻ることにします
我ながら軟弱だ

11/16 8:45

左より
龍王岳・立山・剱岳・針ノ木岳

11/16 8:45

水晶岳と野口五郎岳
今年は大好きな水晶岳を歩けなかったな

11/16 8:46

三俣蓮華岳と鷲羽岳・ワリモ岳

11/16 8:46

何度も目が行く槍ヶ岳
先週よりは白くなってきた

11/16 9:01

双六岳と三俣蓮華岳

11/16 9:06

八ヶ岳と富士山

11/16 9:07

大天井岳への縦走路
写真じゃ分かり辛いけど、この登り返しは半端ない

11/16 9:09

笠ヶ岳
未踏です

11/16 9:09

丸山と三俣蓮華岳
ここも夢の様な稜線歩きができます

11/16 9:09

鷲羽・ワリモ・水晶
大好きな3座

11/16 9:09

鷲羽岳とワリモ岳

11/16 9:16

有明山の奥には浅間山と四阿山

11/16 9:22

槍と笠

11/16 9:22

穂先のアップ

11/16 9:29

雲がいい感じです

11/16 9:33

11/16 9:34

大天井と槍

11/16 9:35

素晴らしき稜線歩き

11/16 9:38

蛙岩

11/16 9:46

裏銀座全景

11/16 9:43

また発見！
たぶんさっき見た子だと思う

11/16 9:47

彼も
この他もうワンペア見ました

11/16 9:51

11/16 9:55

雪ダルマと槍ヶ岳

11/16 9:55

11/16 10:01

南アルプス上空に不思議な雲が

11/16 10:51

お次は燕岳へ行きます
定番のイルカと槍

11/16 10:54

燕山荘

11/16 10:54

11/16 11:02

こちらも定番のメガネ岩

11/16 11:03

メガネ岩と槍

11/16 11:13

燕岳頂上

11/16 11:22

北燕にも行ってみました
右奥が餓鬼岳
赤い屋根の餓鬼岳小屋も見えますね

11/16 11:25

北燕から見た燕岳と大天井岳

11/16 11:54

水晶岳
こっちからもいいけど、雲ノ平から臨む水晶が最高にカッコイイ

11/16 12:01

黒部五郎も少し見える

11/16 12:18

さて帰りますか
挨拶をして

11/16 13:50

下りはあっという間

11/16 13:58

平日とは思えない混雑

11/16 14:11

有明荘で立ち寄り入浴

11/16 14:26

誰もいないので撮れました
泉質・雰囲気・清潔さ、どれも最高でした

11/16 21:08

燕山荘にて
ライチョウの無事を祈念しTシャツ購入（3500円）
手拭いは痛恨のダブり（1050円）
人の好みはそう簡単に変わらないということか・・・

11/16 21:09

バッジ（400円）
20種類あるので要注意！

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

感想

Kazu405

冬毛のライチョウを見たことがなかったので、かなりの高確率で見ることができる燕岳に行くことにしました。
夏は登山客でごった返し、駐車場を確保することも極めて困難なこの山ですが、この時期の平日なので楽勝（といっても5時前着で15台は驚いた）。

本日は大天井岳へも登りたいので、気合の5時出発。
八ヶ岳から登る綺麗な御来光を拝めました。

それにしても暑かった。
先週の常念岳であまりの暑さに倒れそうになったが、本日もほぼ同じような感じ。
気温も氷点下に下がることもなく、ほぼ無風。
昨日雪が降って積もったようだが、すでに跡形もない。
全行程での積雪率は0.001％ほどだったと思います。
ハイパーエルニーニョの影響はいつまで続くのでしょう。とても心配です。

汗だくになりながら燕山荘に到着。
小休止してすぐに大天井への縦走路に取り付きます。
少し進むと登山道脇のハイマツに真っ白な物体が。
白毛のライチョウのツガイです！
真っ白なライチョウは初めて見ましたが、夏毛よりも丸々としていてとても可愛らしい。
ハイマツの葉を貪り食うライチョウを暫く観察。もう大天井はいいや。

それにしても本来は雪に紛れるための保護色であるはずが、雪が全然ないためかえって目立ってしまっているという矛盾。
今冬のこの異常気象は、ライチョウの存命にも大きく関わってきそうです。
とても不安だったのでライチョウTシャツを買って無事を願うことにしました。

コメント

hirok

確かに｡｡｡
kazu405さん、こんばんは

冬毛のライチョウ、出会えて良かったですね。
私も久しく会ってないので、懐かしい想いです。
ご指摘の通り、冬毛のライチョウは雪がないと目立ちますね。
一度冬毛に変わると元に戻れないし、この天候はライチョウには災難です。

槍ヶ岳はそこそこ雪が付いているのに、
大天井岳等はほとんど雪付いてないのは不思議な感じ。
微妙な標高差が現れているのですね。

Kazu405

Re: 確かに｡｡｡
hirokさん、こんばんは。

最近は猿による雷鳥の捕食とかも出ているので、
雷鳥にとっては住みにくい環境になってきているのでしょうね。
元を辿れば全て人間が悪いのでしょうが・・・

この時期に3000m近い山でも雨ですからね〜、
一体どうなっているのでしょうか
まあ、明日（18日）からは気温も低い予想が出ていますので、
12月までにはなんとか