剣山(かずら橋と二重かずら橋)



- GPS
- 03:20
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 530m
- 下り
- 823m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
11月15日 西祖谷〜見ノ越(駐車場) 見ノ越駅〜西島駅(リフト) 帰路 11月15日見ノ越(駐車場)〜脇町〜大阪 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西祖谷から見ノ越までは、車道が狭く安全運転が個必要。 剣山は危険なところはありません、お天気が良ければ最高 なのですが。 見ノ越から脇町に向かったため、これ国道と云うところが 多く、対向困難な箇所がたくさんあり、緊張の連続です。 見ノ越から美馬ICに向かう方が良いと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
11月14日 曇り時々雨
どんよりとした天候の中、大阪から、明石大橋を越えて四国剣山に向かい
ます。
計画は、見ノ越から剣山に登る予定でしたが、明日のお天気快復を期待し
て、大歩危小歩危からかずら橋に向かうことにしました。
(今日の予定だったのですが・・・・・・・・、明日は晴れるかなァー)
・大歩危小歩危
渋滞にも巻き込まれず、大歩危峡近くの河原リバーステーションWest -
Westに到着。(2004年にリニューアルオープン)
http://www.west-west.com/
最後の清流といわれる吉野川、その上流にある大歩危小歩危、足場の石
の間隔が狭く大股で歩いては危ない大歩危、足場の石の間隔が広く小股
で歩いては危ない小歩危と呼ばれるようになったそうです。
面白い名前ですね。
ここのもみじ亭で祖谷そばの暖かいのをいただきました。
少し太めのそばです。
こんにゃくと岩豆腐が付いています、豆腐が美味しかったですね。
今日の目的地、祖谷のかずら橋方向へ。
途中、大歩危小歩危の道の駅で停車、ここで昼食の予定でしたが、観光
客の人達でごったがえしていましたので、河原リバーステーションで昼
食としたのが正解でした。
観光バスが到着したので、そそくさと退散、かずら橋に向かいます。
・祖谷のかずら橋
かずら橋夢舞台の有料駐車場がありますが、かずら橋の袂の駐車場に駐
車しました。
小雨が降り出したので、駐車場の方に傘をお借りしました、ありがとう
ございました。
かずら橋は国指定重要有形民俗文化財で料金550円を支払い、渡りま
す。
YoさんとNさんは、どうも苦手のようです。
なんとか渡り終え、駐車場の方に教えて頂いた琵琶の滝に向かいます。
駐車場に戻ると、先ほどの団体さんが渡っていました。
一緒にならなくて良かった。(誰かさんが邪魔になりそうでしたよ)
宿に行くには少し時間があったので、駐車場の方に教えて頂いた小便小
僧に行くことにしました。
・祖谷渓と小便小僧
小便小僧は、祖谷川渓谷がよく見える所に設置されています。
かつて地元の子供達や旅人が度胸試しをしたという逸話から設置された
ようですが、設置するのにも大変だったろうなと思います。
少し戻った所に、ひの字谷があります、気がつきませんでした。
道幅が狭く心の余裕がなかったようです。
山側に路上スペースがあったので停めて見てみました。
写真では判りづらいのですが、渓谷が「ひの字」になっています。
ひの頭部分では、30〜50mぐらいの高低差がありそうです。
自然のなせる技でしょうか。
かずら橋まで戻り、今日の宿泊地に向かいます。
・祖谷の宿 かずらや
今日の宿は、「祖谷の宿 かずらや」さんです。
道路から少し上がった所にあります。
少し到着が早かったのですが、快く迎えて頂きました。
http://www.ctm.ne.jp/~kazuraya/
夕食前に露天風呂へ、天然温泉ではないそうですが、雰囲気の良い露天
風呂でした。
N氏曰く、ゆずの香りがするそうです、皆、そう言えばと・・・。
旅館の方に聞くと「ゆず」は入っていませんがと・・・・。
確かに僅かではあるのですが、いい香りがしていました。
夕食は、山里料理ということでしたが品数が豊富で美味しかったです。
皆さん、深酒禁止が判っておられないようですね、ま、いいか。
今回は、ハードではないので。
しかし、部屋に戻ってビールで乾杯、やっぱり判ってない(苦笑)。
寝しなに再び露天風呂へ、心なしか仄かないい香りがしていました。
11月15日 曇り、ちょこっとだけ晴れ間が。
朝食を済ませて、コーヒを頂きながら「ふと」対岸の山から朝の光が差
し込んできました、晴れるかなと期待。
若女将さんに記念の写真を撮って頂き、いざ出発。
取付道路を右に行こうとしたら、若女将さんが駆けつけてくれて「左で
すよ」、「右に行ったら行き止まりですよ」と教えてくれました。
「新祖谷橋を渡って対岸の道を行ってください」とのこと、ありがとう
ございました。
感謝(思い込みの運転手がいけないのですが、苦笑)。
次の目的地は、奥祖谷の二重かずら橋です。
県道32号を通って、国道439号を東に向かうと、天空の村・かかしの里
があります。
道すがら、個性的で表情がなんとなく可愛いかかしさん達が迎えてくれ
ました。
お店に沢山の人たちがと思ったら、え、これもかかし?。
不思議な村人に遭遇ですね。
時間があればゆっくりしていくのに・・・・・残念。
・奥祖谷二重かずら橋
二重かずら橋は、平家一族が馬場に通うために架けられたいわれる橋で
男橋と女橋の二橋からなっています。
夫婦橋とも呼ばれていて、二人で渡ると夫婦になれるそうです。
私は、河原に下りて見ましたが、女橋の方が低い位置にかけられている
ので、Yoさんは怖くなかったようでしたが、Nさんは・・・・・。
女橋の近くに野猿がありました。
私は猿の放し飼いと思っていたので・・・・・。
なのでポケットの中を確認しました。
見た記憶はあるのですが、乗るのは初めてです。
座る位置を間違えて、肩が凝りました。(笑)
近くの休憩所にかかしの親子が、上手に作られています。
更に剣山登山口(リフト乗り場)に向かいます。
・剣山〜次郎笈
雨こそ降っていませんが、霧で視界が悪いです。
見ノ越駅〜西島まで15分、意外と長く乗ってました。
眺めの良い所もあるのでしょうが、今はホワイトアウトの世界ですね。
山頂ヒュッテから直ぐに頂上です、晴れたら素晴らしいと想像しながら
次郎笈を目指します。
やはり、ここも晴れてくれませんでしたね、また、おいでなしというこ
とでしょうね。
次回は、三嶺までと思いを残して、下山。
帰路は、巻道を歩きます、楽なコースです。
西島駅に着くと、雲が切れ山容が綺麗に見せ始めていました。
帰りのリフトは視界が良かったですね。
・藍の街(脇町)
予定は、美馬ICのはずだったのですが、ナビは脇町に向かってました。
これ、国道なん?、すれ違いが大変、緊張の連続です。
これでは、うとうとは無理です(苦笑)。
見ノ越から1時間30分で脇町に着きました。(ホっ)
お腹も減ったので、徳島ラーメンでもと散策。
道の駅藍ランドうだつに立ち寄りました。
ここは、藍の取引で賑わっていたんですね、知りませんでした。
地元の物産、藍染製品が置いてあります、私のように綺麗なお肌になり
ますよと、同年輩の女性の方に石鹸を勧められましたが、うーん。
参りました。(笑)
でも美味しいうどん屋さんを紹介してくれました、美味しかったです。
手打ちうどん 元です、日替わりを頼みましたが、なんとか胃袋に収まり
ましたが、量の多さにびっくりです。
・藍玉について
藍玉は、藍の葉を発酵・熟成させた染料である蒅(すくも)を突き固め
て固形化したもので、玉藍とも云われています。
藍玉の実物と藍について、私のように綺麗なお肌の方に教えて頂きまし
た。
藍の葉を収穫して乾燥させた後、蔵の中で寝かせ、これに水を打って良
く湿らせながら上下に撹拌し、約75 - 90日間発酵させたものを再び乾
燥させると、無色の物質であるインディカンが酸化されて青色のイン
ディゴへと変化して、その色が濃くなることで黒色の土塊状の物質がで
きます、これが、蒅(すくも)と呼ばれています。
蒅の状態でも染料としては十分使用可能なのですが、運搬に不向きなの
で、商いにはなりにくく、これを臼で突き固めて乾燥させて扁円形の小
さな塊にすることによって運搬を容易にすることができ、流通に便利な
玉にしました、これが藍玉です。
江戸時代以後、全国各地で流通に便利な藍玉の生産が盛んになり、特に
阿波藩のものは良質として知られ、全国でも屈指の産地として全国的に
市場を有し、うだつの街として栄えたそうです。
ただ、明治以後にはインド産の流入や化学染料によって人工的に藍色が
出せるようになったこと、更に輸送手段の発達によって蒅の状態での輸
送が可能になったことで、藍玉そのものの生産は衰退していくことにな
ります。
今は、藍染が見直され色々な用途に用いられているようです。
巾着が良いかなと思ったりしました。
ナビのお陰で思わぬ勉強ができました。
・帰路に
帰阪は少し遅くなりましたが、楽しい旅でした。
今度はTさんに案内をして頂きましょう。
皆さんお疲れ様でした。
祖谷のかずら橋で
奥祖谷二重かずら橋
ストラッセさん、こんばんは。
次郎ぎゅうや三嶺への笹の稜線は、お天気が良ければ、ほんとうに最高なんですが、あいにくのお天気でも、それなりに雰囲気がありますね。
ボクは京大フィールド研からせっかく認可もらったのに、演習林への山行を中止にしました。櫃倉谷はしばらくお預けとなりました。
クマ
クマさん、こんばんは。
晴れてれば素晴らしい稜線なんですが。
去年もテント泊を計画していたのですが、天候が悪く
行けませんでした。
今回は視界が良くありませんでしたが、友人達は雰囲
気は味わうことができたと思います。
有難うございます。
今度は地元出身の山ガールが案内してくれるでしょう。
櫃倉谷は残念でしたね。
芦生の森は、良いところですよ、櫃倉谷は綺麗なとこ
ろで、杉尾峠から上谷、長治谷で許可がいるのですが
テント泊して下谷を散策、良い所です。
三国峠から長治谷に下りれますよ。
許可は必要ですが。
今年は、残念なことが多いです、友人と二人で黒戸尾
根から甲斐駒ケ岳を歩く予定が、天候が悪く行く機会
逸してしまいました。
ヨセミテ国立公園も行けなかったし、来年ですね。
山も冬支度ですね、準備をしなければ。
三嶺から剣山まで縦走だと思っていましたよ
車での移動も大変ですね。
私達が行った時は石槌山から剣山まで移動したのですが
ここ国道?
というところがいっぱいありました。
次郎笈も登っていないので
ぜひ行ってみたい剣山です
まさか、今回は軽めで設定ですよ。
天空のかかしの里と二重かずら橋は面白
かったです。
三嶺から剣山まで縦走は、次回ですね。
ただし、お天気を狙って。
折角の稜線が見えないですから。(汗)
いつものお仲間さんとの山行、おでかけ、毎回楽しそうですが今回もまた楽しく拝見しました。この夏に行く予定だったので色々と調べていましたが、野猿やひの字渓谷は知りませんでした。野猿、面白そうです♪かずら橋の動画は笑ってしましました(^m^)きっとうちの旦那も同じだろうと思います。
いつも仲の良いお仲間さん、ホントにいいですね〜♪
まさか、二人も高所恐怖症とは。
毎回ハプニングがあります。
愉快な仲間です。
個人的には、かかしの里が面白かったです。
びっくりしたのは、電柱工事のかかしさんです。
騙されました。(笑)
機会を作られてご主人と行かれては。
奥祖谷の二重かずら橋はお薦めですよ。
愉快な仲間と来年の遠征は、灼熱隧道です、抽選に
当たれば良いのですが。
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