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Yamareco

記録ID: 7668740
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

綿向山・竜王山

2008年04月27日(日) [日帰り]
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山キチどん その他1人
GPS
06:11
距離
12.4km
登り
1,182m
下り
1,182m

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
1:08
合計
6:11
6:16
15
御幸橋駐車場
6:31
6:36
79
ヒミズ小屋
7:55
7:56
4
水無山
8:00
8:11
5
8:16
31
水無山
8:47
8:57
6
10:21
12
10:33
29
11:02
13
三峰山
11:15
13
11:28
11:47
17
12:04
23
12:27
御幸橋駐車場
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日野町西明寺の御幸橋駐車場に駐車
その他周辺情報 湖南市岩根の十二坊温泉ゆらら\600
登山口にあるヒミズ小屋
by  DSLR-A100, SONY
登山口にあるヒミズ小屋
水無山南峰から綿向山(1,110m)を望む
2008年04月27日 08:01撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 8:01
水無山南峰から綿向山(1,110m)を望む
馬酔木
水無山南峰山頂にて
2008年04月27日 08:02撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 8:02
馬酔木
水無山南峰山頂にて
タチツボスミレ
2008年04月27日 08:11撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 8:11
タチツボスミレ
水無山南峰(991m)山頂
2008年04月27日 08:14撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 8:14
水無山南峰(991m)山頂
三文ハゲの斜面
2008年04月27日 08:25撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 8:25
三文ハゲの斜面
水無山(991m)と三文ハゲ
2008年04月27日 08:34撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 8:34
水無山(991m)と三文ハゲ
綿向山(1,110m)山頂の大嵩神社
2008年04月27日 08:48撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 8:48
綿向山(1,110m)山頂の大嵩神社
綿向山(1,110m)
イハイガ岳分岐付近より
2008年04月27日 09:03撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 9:03
綿向山(1,110m)
イハイガ岳分岐付近より
イハイガ岳(964m)
綿向山北東稜線より
2008年04月27日 09:18撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 9:18
イハイガ岳(964m)
綿向山北東稜線より
綿向山(1,110m)
イハイガ岳山頂より
2008年04月27日 09:29撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 9:29
綿向山(1,110m)
イハイガ岳山頂より
イハイガ岳(964m)山頂
3等三角点「祝ヶ岳」
2008年04月27日 09:49撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 9:49
イハイガ岳(964m)山頂
3等三角点「祝ヶ岳」
イハイガ岳(964m)と雨乞山(1,238m)
三峰山西稜線より
イハイガ岳(964m)と雨乞山(1,238m)
三峰山西稜線より
三峰山(920m’)
送電鉄塔のピークより
2008年04月27日 11:13撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 11:13
三峰山(920m’)
送電鉄塔のピークより
竜王山(827m)山頂
2008年04月27日 11:25撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 11:25
竜王山(827m)山頂
撮影機器:

感想

 “びわこドリーム号”に乗ってきたF澤さんを近江鉄道バスの八日市営業所でPick upし登山口へと向かった。平成の大合併で誕生した東近江市と甲賀市に取り囲まれてしまった日野町。鈴鹿へと続く奥座敷に綿向山はある。西に向かって鶴翼の陣のように右翼に竜王山、左翼に水無山を従えている。西明寺川の御幸橋の袂の登山者用駐車場に車を置き、西明寺川沿いに遡った。「接触変質地帯」と地形図に表示があり、現地には案内板も出ていたが、どのような物かはよく分からなかった。ヒミズ小屋で登山届を出し、表参道コースと分れ北尾根コースへと入った。“北尾根”と言っても、ずっとトラバース道で尾根道は歩かない。急峻な谷に落ち込む急斜面で足を滑らせたら止まりそうにない。しかも谷に出会うたび深く入り込み歩き辛い。
 漸く稜線近くまで登ってくると水無山への分岐を示す指導標が現れた。「水無山南峰から先に登山道は全くない、ここに引き返して来い」と書かれていた。最後の登りの場面で両側にアセビの花がビッシリと埋め素晴らしい。その隙間からヤマツツジやタムシバが顔を見せていた。朝曇りで山は雲に覆われているが空には隙間が増し明るくなってきた。稜線に出ると風が強く寒い。水無山(991m)山頂は標識があるだけで展望は得られない。双耳峰で南峰(985m)を従えているので南峰まで行くと展望が開けた。山頂標識の向うに綿向山が大きく聳えていた。しかし上部は雲に覆われていた。
 休憩していると雲が晴れだし出発する頃には山頂が姿を現した。分岐に戻り縦走路を行くと大規模に崩壊した斜面に飛び出した。 “三文ハゲ”と言われるガレ場で登山道はその縁を登る。タチツボスミレが群落を成し素晴らしい。急斜面を登り詰めると綿向山(1,110m)に達した。広い山頂には綿向神社の奥之宮である大嵩神社の祠があり、表参道から登ってくる道の終点には鳥居も備わっていた。綿向神社の本社は日野町村井の国道477号線沿いにありホームページによると大嵩神社は欽明天皇6年(545年)に天穂日命を向かえ祀ったとされている。そして伊勢神宮の如く20年ごとの式年遷宮が脈々と続けられ最近では平成18年に74回目の遷宮が行われたそうだ。
 山頂からは東の方を見ると雨乞岳(1,238m)がどんと鎮座しその向うに御在所岳がある筈だが完全に雨乞山の陰になり見ることはできない。北に続く稜線はなだらかな笹原となり日野町と東近江市を分ける市町堺に達し、竜王山への道とイハイガ岳への道が分岐した。時刻はまだ9時、笹原の稜線が続くイハイガ岳(964m)へ足を伸ばすことにした。F澤さんはぐずぐず言っているが強引に引っ張って行った。
 展望良く気持ちの良い稜線を歩くこと30分、近づくとその名の如く位牌のように尖がった山体が存在感を示していた。山頂には3等三角点「祝ヶ岳」が置かれ、しっかりした山頂標識も設置されていた。綿向山の東側を見て超早めの昼食休憩を取った。
分岐に戻り北方稜線へと進んだ。P962を越えるとイワウチワの群落が出現し心が和む。“オンバノフトコロ”と標識のある所は何の変哲もない場所、「お婆の懐」とでも云う意味なのだろうか? 人声らしきものが聞こえてくると、三峰山南の一寸した展望地で男性二人が休憩中だった。一人は地元の人らしくこの山域を良く知っているようで話が弾んだ。これが今日始めての人との出会い。展望は素晴らしく今日歩いてきた綿向山やイハイガ岳を見ることができた。
 東近江・日野の市町堺を離れるところが三峰山(約920m)山頂。(※この山名は山頂標識や地図には載っていないが現地にあった「三峰山南山生林」の杭と立派な山体から三峰山と解釈した。)送電線が2本走り左から巻き込むように送電鉄塔の立っている稜線に達した。景色が良く綿向山や水無山を望むことができた。
 殆どアップダウンなく西へ進むと竜王山(827m)に達した。少し先に3等三角点「竜王山2」があるが標高は825.8mでピークより1m低い。大休止を取っていると男性が一人追越して行った。南西の急斜面をジグザグに付いた登山道を下ると、ヤマザクラの大木が花を散らし登山道に舞い落ちその中にハルリンドウの花を見つけた。
 林道に下りるとお後は車道歩きで西明寺の集落に到り、御幸橋の駐車場に戻った。登山者の車は10台以上に増えていた。山中で出会ったのは僅か3人だったのに後から沢山来たようだ。
 今日の立ち寄り湯は十二坊温泉、カーナビに目的地をセットしたら、ナビ不能の道でとんでもないところに連れて行かれ、駐在所で聞いてやっと辿り着くことができた。ネットで調べたとき露天風呂があるはずだったのに無いのでおかしいなと思っていると女性用の浴場にはあったようで、日々男女の浴場を替えコントロールしているので当たり外れがあるようだ。(入浴料600円)

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