光岳〜加加森山（池口登山口よりピストン）

2015年11月21日(土) 〜 2015年11月22日(日)

• GPS: 33:32
• 距離: 31.9km
• 登り: 2,739m
• 下り: 2,721m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:06
• 休憩: 1:08
• 合計: 11:14

4:32 池口岳登山口
7:10 7:15 クロナギ
7:57 8:01 利検沢の頭
8:19 8:28 ザラナギ
10:06 10:19 ジャンクション
10:47 10:48 鹿ノ平
12:15 12:33 加加森山
13:19 13:35 諸河内ノ頭
15:11 15:13 光石
15:29 15:29 光岳
15:46 県営光岳小屋

2日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:26
• 合計: 7:28

6:36 県営光岳小屋
6:53 6:57 光岳
8:11 8:28 諸河内ノ頭
9:12 9:12 加加森山
10:02 10:02 鹿ノ平
10:35 10:37 ジャンクション
12:08 12:09 ザラナギ
12:20 12:22 利検沢の頭
12:53 12:53 クロナギ
14:03 14:03 池口岳登山口
14:04 ゴール地点

天候

11/21　晴れ
11/22　高曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道・飯田山本ICより70分位。
道の駅「遠山郷」を過ぎると旧国道に池口岳への小さな標識があり右折。
林道を登ると池口岳登山口。4〜5台駐車可です。簡易トイレあり。
300m奥に避難小屋ありここにも3〜4台駐車可。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは池口岳登山口の1.5Km手前の林道わきに設置してあります。

池口岳登山口〜ジャンクション
よく踏まれており歩き易いです。2000m位から傾斜出てロープ2か所ありますが特に危険はないと思います。

ジャンクション〜加加森山
踏み跡はありますが所々薄いです。テープがあり誘導しますが分かりにくいところもありルートを大きく外れないよう注意です。
加加森山の手前に草地が2〜3か所ありビバーク可能です。
加加森山の山頂付近は濃い樹林に包まれて展望利きません。

加加森山〜光岳
加加森山を下ったところの草地、及び2381m峰手前のピークに平地ありビバーク可能です。水場があれば助かりますが不明です。
2381m峰で踏み跡は右に折れます。ここから倒木とテープ、獣道が錯綜して分かりづらくなります。大きくコースを外れないようルートファインディング必要と思います。
樹林帯を登りつめると光岩分岐に標識あり、歩き易い登山道となります。

その他周辺情報

道の駅「遠山郷」に足湯あります。
「かぐらの湯」も併設されており汗流せます。

写真

11/21 7:16

本日の日の出。
池口岳の北〜南峰の真ん中から。
ジャストタイミングでした。

11/21 7:21

南側の遠山郷は雲海の下。
熊伏山が雲海に浮かんでました。

11/21 8:07

北側に聖岳〜塩見岳。
樹幹に姿を見せてくれます。

11/21 10:10

ジャンクション。
池口岳は3週間前に登った。
今回は左の未踏ルートへ進む。

11/21 10:21

これから進む加加森山と奥に光岳。

11/21 11:03

加加森山手前の草地。
西側の展望が利きます。

11/21 12:24

加加森山へは10分ほどの往復。
この標識が分岐点。

11/21 12:27

加加森山山頂。
三角点と山頂標識があります。
濃い樹林の中です。

11/21 13:43

加加森山を下る。
光岩がかなり近くに見えてきた。
この後、2381m峰を過ぎて光岳への上りが最もルートが迷いやすかった。

11/21 15:08

光岩への分岐。
やっと登山道らしい標識が現れた。

11/21 15:14

遠くから眺めていた光岩が目の前にある。

11/21 15:17

光岩から眺める南ア深南部の山々。
見飽きません。

11/21 15:32

光山頂。

11/21 15:34

富士山が見えます。

11/21 15:34

上河内岳〜聖岳。
背後は笊ヶ岳。

11/21 15:47

県営光岳小屋。やっと着いた。
冬季閉鎖中ですが2階解放してます。
明るくてきれいで最高でした。ありがとうございました。

11/21 15:52

日が沈む前に水場へ向かう。
「往復20分」と書いてあります。
11時間歩いた後にはこれがきつかった。

11/21 15:59

水場。
豊富に流れてました。

11/21 16:11

水場からの登り返し。

11/21 16:16

イザルガ岳に影が伸びる。
やがて日没に。

11/22 6:10

翌朝。
日の出の光景を見たくて小屋の展望地で待った。

11/22 6:37

高曇りのため太陽は姿を見せませんでした。
明るくなってきたが陽は射さず。
やむなく帰途に着く。

11/22 6:49

雪はないが水はすっかり凍ってます。

11/22 7:01

光山頂近くの展望地より双耳の池口岳。
三週間前はあちらから光岳を眺めていた。

11/22 9:16

加加森山手前の樹林帯ルート。

11/22 9:59

加加森山を超えて草地へ戻った。
ここは明るい。

11/22 10:39

通ってきた加加森山、光岳を振り返る。

11/22 12:08

ジャンクションを超えて黒薙付近。
池口岳を振り返る。
後は登山道をひたすら下る。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL5 オリンパス

感想

funa84

三週間前に秋の池口岳を楽しんだ後、池口岳から眺めた光岳へ行ってみたくなった。
一般的な易老渡からのルートが9/19の林道崩落のためアプローチできない状態。現在は池口岳登山口から光岳を目指すのが最も近いと思われる。今年は積雪が遅く、まだこのルートも雪なしで行けそうだ。一泊二日（+予備1日）で計画してみた。

前夜、相方と登山口の避難小屋で仮眠して早朝スタート。
一応、アイゼンとビバーク装備は持ってきたが軽量化のため水は最小限にした。途中の水場が特定できないので光小屋の水場が頼り。陽があるうちに光小屋に着きたかった。想定より時間がかかったがなんとか小屋に到達し、日没前までに水くみも終えることができました。

光小屋は冬季解放しており、明るくてとてもきれいでした。
閉鎖後は外階段から2階へ入るよう指示してありました。この日は私たち二人を含め3パーティー（5人）が宿泊、快適な一夜でした。ありがとうございました。

池口岳山頂直下のジャンクションから光岳は一般ルートではなく登山道も整備されてません。踏み跡はありますが分かりづらいところもありました。今回は二人でルートファインディングしながら進みました。それなりに登山を楽しめました。ただ、長いルートなので途中ビバークもありかな、と思います。