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Yamareco

記録ID: 7698221
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

三股からの晩秋の常念岳

2016年11月18日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:20
距離
14.6km
登り
1,737m
下り
1,735m

コースタイム

日帰り
山行
9:50
休憩
1:29
合計
11:19
距離 14.6km 登り 1,737m 下り 1,735m
5:37
17
5:54
6:00
160
8:40
8:41
113
10:34
10:39
83
12:02
12:37
49
13:26
13:53
59
14:52
15:02
97
16:39
16:44
12
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股登山口の駐車場に駐車しました。
三股駐車場。3年半前の蝶ヶ岳行以来のところ。ヘッドランプをつけて午前5時40分に出発。風もなく寒さも感じない。絶好の天気となりそう。
2016年11月18日 05:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 5:38
三股駐車場。3年半前の蝶ヶ岳行以来のところ。ヘッドランプをつけて午前5時40分に出発。風もなく寒さも感じない。絶好の天気となりそう。
車道を15分ほど歩いて三股登山口に着く。今日はスーパームーンの満月から3日目ほどなので結構明るい夜だった。
2016年11月18日 05:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 5:54
車道を15分ほど歩いて三股登山口に着く。今日はスーパームーンの満月から3日目ほどなので結構明るい夜だった。
登山届けを出してから午前6時に三股ルートに入って登山開始。果たして何処まで辿り着けるやら。
2016年11月18日 05:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 5:59
登山届けを出してから午前6時に三股ルートに入って登山開始。果たして何処まで辿り着けるやら。
少し急登したあとは尾根に出て緩やかに登って行く。午前6時20分に迂回路分岐を通過。
2016年11月18日 06:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 6:21
少し急登したあとは尾根に出て緩やかに登って行く。午前6時20分に迂回路分岐を通過。
午前6時45分に朝日が差し始める。すっきりした好天を予想させる鋭い光だった。
2016年11月18日 06:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 6:46
午前6時45分に朝日が差し始める。すっきりした好天を予想させる鋭い光だった。
大きなつづら折りの道は延々と続く。傾斜はそれほどきつくないのが助かります。午前7時半に山頂まで5.2km地点を通過。
2016年11月18日 07:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 7:29
大きなつづら折りの道は延々と続く。傾斜はそれほどきつくないのが助かります。午前7時半に山頂まで5.2km地点を通過。
木々の間に蝶ヶ岳の稜線が見え隠れする。午前7時50分現在標高は2000m近くになっているが見えている稜線はまだまだ高い。
2016年11月18日 07:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 7:50
木々の間に蝶ヶ岳の稜線が見え隠れする。午前7時50分現在標高は2000m近くになっているが見えている稜線はまだまだ高い。
つづら折りの道。山の斜面は急だが、道はつづら折りなので勾配はそれほどきつくない。
2016年11月18日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 7:55
つづら折りの道。山の斜面は急だが、道はつづら折りなので勾配はそれほどきつくない。
午前8時25分。急登もひとまず終わって前常念岳から続く尾根上に出る。ここは登山口から3kmのところ。頂上までまだ4.2kmある。
2016年11月18日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 8:26
午前8時25分。急登もひとまず終わって前常念岳から続く尾根上に出る。ここは登山口から3kmのところ。頂上までまだ4.2kmある。
尾根に出てからしばらく平坦な道が続く。P2207に近づくと樹林が途切れて頭上が明るくなりホッと開放感を覚える。
2016年11月18日 08:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 8:33
尾根に出てからしばらく平坦な道が続く。P2207に近づくと樹林が途切れて頭上が明るくなりホッと開放感を覚える。
高度も2200mを越えて木々の間から見える蝶ヶ岳の稜線も仰ぎ見るほどではなくなってきた。
2016年11月18日 08:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 8:47
高度も2200mを越えて木々の間から見える蝶ヶ岳の稜線も仰ぎ見るほどではなくなってきた。
きつい登りとなって来た道を進んで行くと、樹林も疎らになって前方に前常念岳が見えてきた。あそこまで登るのか・・・
2016年11月18日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:14
きつい登りとなって来た道を進んで行くと、樹林も疎らになって前方に前常念岳が見えてきた。あそこまで登るのか・・・
午前9時15分に地図上のP2355に着く。梯子がありこれを登るといよいよ森林限界です。
2016年11月18日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:16
午前9時15分に地図上のP2355に着く。梯子がありこれを登るといよいよ森林限界です。
梯子を登って振り返ると絶景が・・・。見渡せば、八ヶ岳から南、中央アルプスの峰々が雲海上に連なる。
覆い被さる木々の枝葉がなくなり頭上に青空が広がる開放感。
2016年11月18日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:18
梯子を登って振り返ると絶景が・・・。見渡せば、八ヶ岳から南、中央アルプスの峰々が雲海上に連なる。
覆い被さる木々の枝葉がなくなり頭上に青空が広がる開放感。
蓼科山から編笠山まで続く八ヶ岳連峰。手前は雲を被った美ヶ原。
2016年11月18日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:19
蓼科山から編笠山まで続く八ヶ岳連峰。手前は雲を被った美ヶ原。
富士山と甲斐駒から悪沢岳までの南アルプスの山々。
2016年11月18日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:19
富士山と甲斐駒から悪沢岳までの南アルプスの山々。
さて、これから本ルート最大の難関である前常念岳への標高差約300mの岩場の登りが始まります。
2016年11月18日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:22
さて、これから本ルート最大の難関である前常念岳への標高差約300mの岩場の登りが始まります。
累々と重なる岩の道。
2016年11月18日 14:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 14:16
累々と重なる岩の道。
常念から蝶へと続く稜線上に穂高の峰々が見えてきた。思ったより白い。
2016年11月18日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:24
常念から蝶へと続く稜線上に穂高の峰々が見えてきた。思ったより白い。
岩の道は何処までも続く。行く先が遠く高く見通せる登りも辛いです。
2016年11月18日 09:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:32
岩の道は何処までも続く。行く先が遠く高く見通せる登りも辛いです。
登り続けること半時間あまり。標高も2550mを越えたと思われます。あと100mだ。
しかしこの付近で道を見誤り、いつの間にか急なザレ場に出てしまった。幸い大過なく登山道に戻ったがまかり間違えば滑落の危険もあった。油断大敵です。
2016年11月18日 13:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:57
登り続けること半時間あまり。標高も2550mを越えたと思われます。あと100mだ。
しかしこの付近で道を見誤り、いつの間にか急なザレ場に出てしまった。幸い大過なく登山道に戻ったがまかり間違えば滑落の危険もあった。油断大敵です。
稜線上に雪を纏った穂高の上半身が見えてきた。さすがは日本を代表する3000mの峰々だけはある荘厳な眺めです。
2016年11月18日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:07
稜線上に雪を纏った穂高の上半身が見えてきた。さすがは日本を代表する3000mの峰々だけはある荘厳な眺めです。
前常念岳の頂上付近は巨岩に覆われている。岩の間に落ちたりしないよう慎重に行く。雪などが凍り付いていたりするとなかなか大変そうだ。
2016年11月18日 10:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:12
前常念岳の頂上付近は巨岩に覆われている。岩の間に落ちたりしないよう慎重に行く。雪などが凍り付いていたりするとなかなか大変そうだ。
午前10時20分に前常念岳直下の避難小屋前に到着。P2355から300mの標高差を約1時間で登ることができた。私としてはまあまあです。
2016年11月18日 10:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:20
午前10時20分に前常念岳直下の避難小屋前に到着。P2355から300mの標高差を約1時間で登ることができた。私としてはまあまあです。
疲れたのでここで小休止。腹拵えのあとは展望を楽しむ。南には蝶ヶ岳と穂高岳。遠くに霞沢岳や乗鞍岳も見えてきている。
2016年11月18日 10:32撮影
11/18 10:32
疲れたのでここで小休止。腹拵えのあとは展望を楽しむ。南には蝶ヶ岳と穂高岳。遠くに霞沢岳や乗鞍岳も見えてきている。
富士山、南アルプス、中央アルプスの山々
2016年11月18日 10:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:30
富士山、南アルプス、中央アルプスの山々
八ヶ岳方面
2016年11月18日 10:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:30
八ヶ岳方面
浅間山や四阿山などの信越方面の山々
2016年11月18日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:31
浅間山や四阿山などの信越方面の山々
妙高、火打、焼山などの頸城山塊方面。全体的に雪が少ないが、火打山などは白くなっており豪雪地帯であることが分かる。
2016年11月18日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:31
妙高、火打、焼山などの頸城山塊方面。全体的に雪が少ないが、火打山などは白くなっており豪雪地帯であることが分かる。
避難小屋から一登りで前常念岳に出る。行く手にはこれから向かう常念岳の頂上部が見えている。あと1時間くらいかな。
2016年11月18日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:38
避難小屋から一登りで前常念岳に出る。行く手にはこれから向かう常念岳の頂上部が見えている。あと1時間くらいかな。
左手には新雪を纏った穂高連峰。
2016年11月18日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:40
左手には新雪を纏った穂高連峰。
右手には大天井岳から立山、後立山方面の山々。立山や白馬方面は白くなっている。
2016年11月18日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:39
右手には大天井岳から立山、後立山方面の山々。立山や白馬方面は白くなっている。
午前10時35分に前常念岳を出発し常念岳に向かう。
前常念岳からは眺めの良い稜線上の道となる。今日は11月では珍しく無風快晴の天気だが、冬の季節風が吹き付けるときはさぞかし厳しい稜線となるだろう。
2016年11月18日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:52
午前10時35分に前常念岳を出発し常念岳に向かう。
前常念岳からは眺めの良い稜線上の道となる。今日は11月では珍しく無風快晴の天気だが、冬の季節風が吹き付けるときはさぞかし厳しい稜線となるだろう。
常念小屋への道は今は廃道になっている。
2016年11月18日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 10:56
常念小屋への道は今は廃道になっている。
午前11時5分。標高も2700mを越えて蝶ヶ岳を見下ろすようになった。遠くに御嶽山や乗鞍岳もよく見える。
2016年11月18日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 11:05
午前11時5分。標高も2700mを越えて蝶ヶ岳を見下ろすようになった。遠くに御嶽山や乗鞍岳もよく見える。
この稜線最後の登り。快適に歩いて、予定の11時半には頂上に着きそうな感じだった。
しかしこのあと想定外のハプニングが生じる。
2016年11月18日 11:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 11:16
この稜線最後の登り。快適に歩いて、予定の11時半には頂上に着きそうな感じだった。
しかしこのあと想定外のハプニングが生じる。
登ってきた稜線を振り返る。この写真を撮ったあとヒップベルトのポケットに入れていたiPhoneを取り出そうとしたところ、・・・ない。
ファスナーを中途半端に閉じたために途中で落としたようだった。急いで登ってきた道を戻りなんとか見つけることができたが、このため30分ほど時間をロスしてしまった。
2016年11月18日 11:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 11:22
登ってきた稜線を振り返る。この写真を撮ったあとヒップベルトのポケットに入れていたiPhoneを取り出そうとしたところ、・・・ない。
ファスナーを中途半端に閉じたために途中で落としたようだった。急いで登ってきた道を戻りなんとか見つけることができたが、このため30分ほど時間をロスしてしまった。
しかし、こんな絶好の機会を逃して頂上を踏まずに戻ることは出来ない。何とか気を取り直して登って行き、常念山脈の主稜線に近づいた。待望の槍ヶ岳が見えてきた。
2016年11月18日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 11:52
しかし、こんな絶好の機会を逃して頂上を踏まずに戻ることは出来ない。何とか気を取り直して登って行き、常念山脈の主稜線に近づいた。待望の槍ヶ岳が見えてきた。
主稜線に辿り着いたのは午前11時55分。制限時間ギリギリの状態だった。
2016年11月18日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 11:55
主稜線に辿り着いたのは午前11時55分。制限時間ギリギリの状態だった。
あと一登りで常念岳山頂だ。斜面には雪が残っているが凍り付いてはおらず何とかアイゼンなしでも登ることができる状態だった。
2016年11月18日 12:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:41
あと一登りで常念岳山頂だ。斜面には雪が残っているが凍り付いてはおらず何とかアイゼンなしでも登ることができる状態だった。
右には槍ヶ岳から南岳までの3000mの峰々が新雪を纏って神々しくも連なっている。気持ちがはやって息が切れるがあと少しの辛抱。
2016年11月18日 12:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:01
右には槍ヶ岳から南岳までの3000mの峰々が新雪を纏って神々しくも連なっている。気持ちがはやって息が切れるがあと少しの辛抱。
岩が積み重なった頂上直下に到着。
2016年11月18日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:06
岩が積み重なった頂上直下に到着。
そして午後0時5分にようやく常念岳の頂上に到着。20年ぶり5度目の登頂を果たしたことで感激もひとしおだった。
2016年11月18日 12:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:07
そして午後0時5分にようやく常念岳の頂上に到着。20年ぶり5度目の登頂を果たしたことで感激もひとしおだった。
時間もあまりないので、一休みしてから展望を開始。まずは南の蝶ヶ岳や大滝山方面から。遠くの中央アルプスは雲に包まれようとしている。
2016年11月18日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:09
時間もあまりないので、一休みしてから展望を開始。まずは南の蝶ヶ岳や大滝山方面から。遠くの中央アルプスは雲に包まれようとしている。
その右には遠くに霞沢岳、乗鞍岳、御嶽山。そして右手前に穂高連峰。上高地に流れ行く梓川もよく見える。
2016年11月18日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:10
その右には遠くに霞沢岳、乗鞍岳、御嶽山。そして右手前に穂高連峰。上高地に流れ行く梓川もよく見える。
西には槍・穂高連峰。日本を代表する高峰の連なりだけあって新雪をまとったその姿は険しくも神々しい。
2016年11月18日 12:30撮影
11/18 12:30
西には槍・穂高連峰。日本を代表する高峰の連なりだけあって新雪をまとったその姿は険しくも神々しい。
北には裏銀座、表銀座、立山、後立山の峰々が連なる。手前中央は常念山脈の最高峰大天井岳。
2016年11月18日 12:10撮影
11/18 12:10
北には裏銀座、表銀座、立山、後立山の峰々が連なる。手前中央は常念山脈の最高峰大天井岳。
後立山の右には遠く頸城山塊。
2016年11月18日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:12
後立山の右には遠く頸城山塊。
東には浅間山など信越方面の山々。
2016年11月18日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:12
東には浅間山など信越方面の山々。
そして八ヶ岳と富士山、南アルプス。左手前には登ってきた前常念岳から続く尾根。
以下では望遠を交えてもう少し大きく。
2016年11月18日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:12
そして八ヶ岳と富士山、南アルプス。左手前には登ってきた前常念岳から続く尾根。
以下では望遠を交えてもう少し大きく。
再び南に戻って手前から霞沢岳、乗鞍岳、御嶽山。
2016年11月18日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:14
再び南に戻って手前から霞沢岳、乗鞍岳、御嶽山。
遥か遠くに御嶽山。剣ヶ峰や摩利支天、継子岳などがよく分かる。
2016年11月18日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:18
遥か遠くに御嶽山。剣ヶ峰や摩利支天、継子岳などがよく分かる。
乗鞍岳。手前には2年前に登った霞沢岳。
2016年11月18日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:18
乗鞍岳。手前には2年前に登った霞沢岳。
穂高連峰の勇姿。まだ見たことはないが、本場のアルプスを彷彿とさせる山容です。
2016年11月18日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:11
穂高連峰の勇姿。まだ見たことはないが、本場のアルプスを彷彿とさせる山容です。
奥穂高と涸沢岳を望遠で。
左下に涸沢小屋が小さく認められる。白出乗越の山小屋も見える。
2016年11月18日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:17
奥穂高と涸沢岳を望遠で。
左下に涸沢小屋が小さく認められる。白出乗越の山小屋も見える。
槍ヶ岳から南岳までの峰々
2016年11月18日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:11
槍ヶ岳から南岳までの峰々
槍ヶ岳を望遠で。左の大喰岳や槍沢はかなり白くなっている。
2016年11月18日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:16
槍ヶ岳を望遠で。左の大喰岳や槍沢はかなり白くなっている。
手前に表銀座、後ろに裏銀座から立山方面。
2016年11月18日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:14
手前に表銀座、後ろに裏銀座から立山方面。
鷲羽岳。こうして見るとなかなか大きな山です。
2016年11月18日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:19
鷲羽岳。こうして見るとなかなか大きな山です。
水晶岳。この方面では一番高い山。
2016年11月18日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:18
水晶岳。この方面では一番高い山。
遠く立山と剱岳
2016年11月18日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:18
遠く立山と剱岳
後立山の針ノ木岳。
手前には表銀座の始点である燕岳が見える。その手前には山小屋も。
2016年11月18日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:19
後立山の針ノ木岳。
手前には表銀座の始点である燕岳が見える。その手前には山小屋も。
北アルプス北部の山々。手前から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、白馬岳。
2016年11月18日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:19
北アルプス北部の山々。手前から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、白馬岳。
締めは富士山。
時刻は正午を回っているが、無風快晴の好天気の下、沸き立つ雲もなく素晴らしい眺めを堪能できました。
2016年11月18日 12:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:20
締めは富士山。
時刻は正午を回っているが、無風快晴の好天気の下、沸き立つ雲もなく素晴らしい眺めを堪能できました。
残された時間は多くないので山頂を午後0時35分に出発した。主稜線と分かれて再び前常念岳に向かう。
2016年11月18日 12:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:42
残された時間は多くないので山頂を午後0時35分に出発した。主稜線と分かれて再び前常念岳に向かう。
帰路、常念乗越と横通岳、大天井岳方面を見る。
2016年11月18日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:45
帰路、常念乗越と横通岳、大天井岳方面を見る。
前常念岳に向かう。安曇野に向かって下って行くようです。
2016年11月18日 12:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:46
前常念岳に向かう。安曇野に向かって下って行くようです。
ドンドン下ります。
2016年11月18日 12:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 12:48
ドンドン下ります。
常念岳を振り返る。
2016年11月18日 13:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:07
常念岳を振り返る。
雪と岩が織りなす峨々たる山容が素晴らしい穂高連峰。
2016年11月18日 13:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:07
雪と岩が織りなす峨々たる山容が素晴らしい穂高連峰。
稜線上の小ピーク
2016年11月18日 13:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:15
稜線上の小ピーク
小ピークから振り返る。
2016年11月18日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:17
小ピークから振り返る。
前常念岳に向かって下り続ける。
この稜線はまわりの展望がよく、三股からのルートを選んでよかったと思う。少々厳しい登りではあるが。
2016年11月18日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:17
前常念岳に向かって下り続ける。
この稜線はまわりの展望がよく、三股からのルートを選んでよかったと思う。少々厳しい登りではあるが。
午後1時25分に前常念岳に到着。避難小屋の前で少し休み、最後の眺めを楽しんだ。
2016年11月18日 13:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:23
午後1時25分に前常念岳に到着。避難小屋の前で少し休み、最後の眺めを楽しんだ。
穂高ともお別れです。
2016年11月18日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:24
穂高ともお別れです。
常念岳にもお別れ。
2016年11月18日 13:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:25
常念岳にもお別れ。
午後1時45分に岩場を下り始める。下りは登りよりも慎重に行く必要がある。一歩一歩慌てず落ち着いて。
2016年11月18日 13:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 13:46
午後1時45分に岩場を下り始める。下りは登りよりも慎重に行く必要がある。一歩一歩慌てず落ち着いて。
森林限界までもう一下り。
2016年11月18日 14:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 14:16
森林限界までもう一下り。
最後に前常念岳を振り返る。もう再び来ることはないだろう。素晴らしい眺めをありがとう。
2016年11月18日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 9:25
最後に前常念岳を振り返る。もう再び来ることはないだろう。素晴らしい眺めをありがとう。
午後2時25分にP2355の森林限界に到着。下りはやはり早かった。
2016年11月18日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 14:25
午後2時25分にP2355の森林限界に到着。下りはやはり早かった。
あとは樹林の中をひたすら下るのみ。
2016年11月18日 14:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 14:43
あとは樹林の中をひたすら下るのみ。
途中で前常念岳と常念岳を振り返る。
この時期にこんなに穏やかな天気の下で山歩きが出来たことに感謝です。
2016年11月18日 14:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 14:51
途中で前常念岳と常念岳を振り返る。
この時期にこんなに穏やかな天気の下で山歩きが出来たことに感謝です。
午後2時55分にP2207に到着。小休止をとり午後3時に出発。以後登山口まで休憩なくひたすら下り続けた。
2016年11月18日 14:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 14:55
午後2時55分にP2207に到着。小休止をとり午後3時に出発。以後登山口まで休憩なくひたすら下り続けた。
登山口まで3kmの地点。ここから尾根から外れて急降下が始まる。
2016年11月18日 15:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 15:09
登山口まで3kmの地点。ここから尾根から外れて急降下が始まる。
日は西に傾き、常念山脈の東側にはもうすぐ日が差さなくなる。少し焦る気持ちを抑えながら下り続ける。
2016年11月18日 15:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 15:12
日は西に傾き、常念山脈の東側にはもうすぐ日が差さなくなる。少し焦る気持ちを抑えながら下り続ける。
夕暮れの雰囲気が濃くなった午後4時40分にやっと三股登山口に到着した。長く厳しかった山歩きも実質的にはここでお終いです。
2016年11月18日 16:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 16:39
夕暮れの雰囲気が濃くなった午後4時40分にやっと三股登山口に到着した。長く厳しかった山歩きも実質的にはここでお終いです。
今朝登山届けを出しておいた小屋の前を通り過ぎて行く。夏には賑わうところも今は誰一人いなくてひっそりとしていた。
2016年11月18日 16:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 16:41
今朝登山届けを出しておいた小屋の前を通り過ぎて行く。夏には賑わうところも今は誰一人いなくてひっそりとしていた。
午後4時55分に闇に包まれ始めた駐車場に到着。
私の車だけかと思ったが、蝶ヶ岳から下ってきた方が一人帰る準備をしていた。その方も発っていったあと、着替えをして駐車場を出発したのは午後5時25分。
400km近い距離を運転して家に帰り着いたのは午後11時過ぎだった。
2016年11月18日 16:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/18 16:55
午後4時55分に闇に包まれ始めた駐車場に到着。
私の車だけかと思ったが、蝶ヶ岳から下ってきた方が一人帰る準備をしていた。その方も発っていったあと、着替えをして駐車場を出発したのは午後5時25分。
400km近い距離を運転して家に帰り着いたのは午後11時過ぎだった。
撮影機器:

感想

今年も上高地は閉山の時期を迎えた。この時期には13年に西穂独標、14年に霞沢岳に、いずれも上高地から登っており、シーズンが過ぎた晩秋の雰囲気が好ましくて去年も訪れる予定をしていたが、残念ながら手術入院のために行くことができなかった。今年こそと思って11月になり機会を窺っていたが、私用や天候の状況でなかなかうまい具合に行かず、そうこうしているうちに11月も15日を過ぎてしまった。
今年の11月は極端に雪が少なく、ライブカメラを見てもこれまで穂高が真っ白になることはなかった。上高地から見た穂高に雪が少ないと言うことは、まだ北アルプスの高山に行くチャンスがあると言うことだ。そこで、上高地には本格的な雪が降る前に訪れることにして、今年最後の機会として北アルプスのどこかの山に登ることにした。しかし何といっても北アルプスだ。山小屋も閉まっているこの時期に日帰りで登ることができるところは限られている。とりあえず候補となる山を選んでから天候の様子を見ていたところ、18日が風も弱く気温もまずまずとの予報で好天気が期待された。
この時期に登山の対象となる山は限られる。候補としては常念山脈の蝶ヶ岳、常念岳、燕岳や後立山の針ノ木岳、爺ヶ岳などが挙げられるが、最終的には三股から常念岳に登ることにした。三股ルートは厳しい登りが続くが、森林限界を超えたあとは素晴らしい展望が期待できる。しかし1ヶ月後に冬至を控えた今は日の出から日没までの時間が短いので、最悪途中で引き返すことも考える必要があり、その時間的な制約を午前12時とした。
体力的に厳しいということを考えて、今回は前日に松本まで行って泊まり、翌日早朝から登ることにした。18日の未明にホテルを出発し、途中で朝食を取って登山口の三股についたのは4時50分だった。駐車場の奥には数台の車が止まっているようだったが、私は手前の広いところに止めてから支度を始めた。
これまで常念岳に登ったのは4度で、燕から蝶までの縦走の途中に登ったのが3度、一ノ沢から蝶までの途中に登ったのが1度だった。今日は5度目になるが日帰りは初めてだった。支度を整えて5時40分に未だ暗い中ヘッドランプをつけて駐車場を出発した。
そして、序盤の樹林の道、中盤の岩の道、終盤の前常念から常念岳までの展望の道を辿って制限時間ぎりぎりの正午過ぎに山頂に至る。無風快晴の好天気の下、沸き立つ雲もなく素晴らしい眺めを堪能できました。

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