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Yamareco

記録ID: 77117
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

東黒沢〜ナルミズ沢

2010年09月04日(土) 〜 2010年09月05日(日)
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
teqqei その他4人
GPS
34:40
距離
16.9km
登り
1,636m
下り
1,623m

コースタイム

1日目(9/4)
土合 9:00
ハナゲの滝 9:25
東黒沢源頭部 12:30
広河原 14:30
大石沢出合15:40

2日目(9/5)
大石沢出合 8:20
魚止ノ滝 9:00
1420m二股 10:00-10:30
ナルミズ沢源頭部の草原12:00
ジャンクションピーク 14:00-14:15
朝日岳 14:45-15:00
笠ヶ岳 16:00
白毛門 17:00
土合 19:40
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土合駐車場
コース状況/
危険箇所等
ツメはきれいですがとにかくこのルートの場合帰りのルートが長いです。
草原〜JP   120分
JP〜笠ヶ岳  90分
笠ヶ岳〜土合 190分
●合計:6時間40分
ハナゲのの滝
2010年09月06日 12:58撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/6 12:58
ハナゲのの滝
2010年09月06日 12:58撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/6 12:58
2010年09月04日 10:51撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/4 10:51
東黒沢源流
2010年09月04日 12:28撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/4 12:28
東黒沢源流
2010年09月04日 15:04撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/4 15:04
大石沢手前テント場
2010年09月05日 08:07撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/5 8:07
大石沢手前テント場
ナルフェス
2010年09月05日 08:07撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/5 8:07
ナルフェス
2010年09月06日 12:59撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/6 12:59
2010年09月05日 08:40撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/5 8:40
大烏帽子山
2010年09月06日 12:59撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/6 12:59
大烏帽子山
魚止ノ滝
2010年09月06日 13:00撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/6 13:00
魚止ノ滝
無名1790mピーク
2010年09月06日 13:00撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/6 13:00
無名1790mピーク
撮影機器:

感想

上越のナルミズ沢キャンプ 2010
2007年に初めて行ったナルミズ沢にまたまた行ってきました。
前回同様に最高の天気の2日間。参加メンバーはタロウ、sakiola、yocole、Lawrence、自分の計5名。
今回は宝川温泉からではなく、土合から歩いてすぐの東黒沢から白毛門の尾根の一つの鞍部を越え、ウツボギ沢経由でナルミズ沢、そしてナルミズ沢を登り朝日岳〜白毛門で土合に戻るというルート。このルートにした理由は単純に東黒沢もナルミズ沢に劣らない美しい沢で初級もOKであるということと宝川温泉からの林道はあまりにもつまらない道が延々と続くから。
ただ今回自分のミスで2日目には過酷な下山が待っていました…


【1日目】
天気は台風がご丁寧にも韓国を廻って北海道へ逃げてくれたので雲ひとつない快晴。
東黒沢は噂通りアクセス良くナルミズ沢に劣らず素晴しい沢。20mのハナゲの滝(写真)からは長いナメの連続が気持ち良い。いくつかの二股を間違いなく地図と赤テープを頼りに選び進んでいくと水が涸れ、1350mの鞍部がどこだったのかはっきりわからぬうちに笹藪を下りはじめウツボギ沢の支流に出る。途中1〜1.5m程の小さい滝が何箇所かあるが簡単。支流からウツボギ沢の本流に出て数分でナルミズ沢と合流する広河原に到着。ここは3年前に来た時にテントを張った場所。ただ場所も限られていてこの日は既にいくつかのパーティ-に占領されていた。ということでもうちょい頑張って一時間ほど先の大石沢出合のテント場を目指すことに。大石沢出合周辺では自分らの他に2パーティのみと比較的空いていたので草の上の柔らかい場所に幕営。薪はほとんど取りつくされていてあまり見つけられない場所なので小さめの焚き火を水流のそばの岩場ですることに。やっと川で冷やしたビールで乾杯。この日は新月でさらに星がはっきり見えていたようで八時を過ぎると通常見えそうにない細かい星までまる見えの満点の星空でした。
夜になって少々風が冷たくなってきたので焚き火の終了とともに21:00頃消灯。

【2日目】
テントを張った草地は地面が柔らかくて良かったのだけど少々斜度があったので、寝てる間はみんないつの間にかスクワットをしているかのように伸びてはまた縮みながら寝ていたようで、疲れた…。
5:00に起床。この日も朝から天気が良い。サタケ食品のパスタにコーンスープとソーセージ、コーヒーで朝食を済ませ、たらたら準備に時間がかかり出発は八時を過ぎる。遅れた分の見返りとして沢には陽が差し、気持ち良い遡行をスタート。あっさりと「魚止ノ滝」に到着。前回はここで水流を滝登りするなどして遊んだけど、そこまでの時間はないので登る準備開始。滝の右側を登る簡単な滝ではあるが一応10m程垂直なのでここまで一度も使ってなかったロープを出し全員確保。ここからさらに一時間程度で無名の1790mのピークを正面に分かれる二股につき休憩&少々水遊び。右股を進もうとすると大石沢出合でキャンプしていた4人組と広河原でデカいタープを張っていた10名組が遡行を終え、登った沢をそのまま引き返して行く。源頭部からのツメは草原で「天国に続く」などと喩えられるほど綺麗ではあるのだけどジャンクションピークから朝日岳を廻っていくルートが長くて辛いためかそのまま荷物をデポしているキャンプ地に戻るほうがシンプルで楽なのだろう。自分らは引き返す理由もなく土合に戻らなければいけないので予定通り「天国」の草原へ。ただこの先がある意味「地獄」で、そこそこの踏み跡があるとは言え、腰くらいの高さの熊笹を掻き分け急な道をジャンクションピーク目指して2時間かけて登ります。
ジャンクションピークでスニーカーに履き替え下山の準備をして軽くランチ。実はここで下山時間が考えていたよりも2時間多くかかることが発覚!二つの沢を登る事ばかりを考えていて下山ルートはだいたい朝日岳から3時間程度だろうと思っていた。具体的にコースタイムを見ていなかったのが間違いの始まり。
こんな間違いをした理由は自分が勝手に朝日岳から白毛門までせいぜい1時間程度、でそこから土合までは2時間くらいだろうと思い込んでいたこと。地図を見るとそこには「笠ヶ岳」という山が間にあり、ここまで行くのに1時間、そこから白毛門まで約45分のこの約2時間分を未把握…。沢を過ぎて途中十分に水を汲んでおらず、ほとんどのメンバーが笠ヶ岳山頂で水切れ。奇跡的にメンバーの一人が水を2リットルも持っていてくれてみんなに分けてくれました。助かった。いよいよ白毛門からの下山2時間以上。白毛門を下り始めたのは17:00。18:30には陽が谷川岳の尾根に沈んでしまうので最後の1時間はヘッドランプ点灯で下山。19:40なんとか無事に土合の駐車場に到着。疲れました。

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