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Yamareco

記録ID: 7734062
全員に公開
雪山ハイキング
東北

西栗子トンネルから鉢森山

2025年01月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:39
距離
6.7km
登り
651m
下り
656m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
0:04
合計
4:39
距離 6.7km 登り 651m 下り 656m
7:47
151
スタート地点
10:18
10:22
69
11:31
55
12:26
ゴール地点
天候 上空は荒れ模様だが概ね晴れ。平地の最低気温‐4℃、最高気温4℃。風弱め。
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国道13号線の西栗子トンネルの西口に停めさせてもらった。ここは除雪車の展開所、および大型車がチェーンを巻くスペース。
・トイレは万世大路記念公園のが近い。
コース状況/
危険箇所等
前回の大雪から2週間、融けて凍ってを繰り返して雪は締まっていた。スノーシューを履くとほとんど沈まない。歩きやすかった。
西栗子トンネル西口の広場。中央奥の山に右から登って、周回して左から下りてくる。
2025年01月25日 07:35撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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西栗子トンネル西口の広場。中央奥の山に右から登って、周回して左から下りてくる。
国道の向かいに屏風のような斜面が広がっている。これをどのように登るか考える。
2025年01月25日 07:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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国道の向かいに屏風のような斜面が広がっている。これをどのように登るか考える。
スノーシューでは傾斜がキツそうなのでアイゼンを履いてスタートする。
2025年01月25日 07:55撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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スノーシューでは傾斜がキツそうなのでアイゼンを履いてスタートする。
樹々が繋がっている尾根らしき部分を登る。
2025年01月25日 07:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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樹々が繋がっている尾根らしき部分を登る。
50分後、真下に国道、遠くに杭甲山が見える位置まで登った。
2025年01月25日 08:35撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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50分後、真下に国道、遠くに杭甲山が見える位置まで登った。
進行方向。左奥が鉢森山、手前の雪が崩落した斜面の縁を辿る。この辺でスノーシューに履き替えた。
2025年01月25日 08:38撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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進行方向。左奥が鉢森山、手前の雪が崩落した斜面の縁を辿る。この辺でスノーシューに履き替えた。
選んだ尾根は最後まで樹々が繋がっていて安心した。崩落地帯とかはない。
2025年01月25日 08:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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選んだ尾根は最後まで樹々が繋がっていて安心した。崩落地帯とかはない。
左隣の尾根のアバランチシュート。
2025年01月25日 08:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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左隣の尾根のアバランチシュート。
後ろの光景。左奥が杭甲山(1202m)で右が990m岩峰。この稜線は2022年の冬に歩いた。
2025年01月25日 08:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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後ろの光景。左奥が杭甲山(1202m)で右が990m岩峰。この稜線は2022年の冬に歩いた。
鉢森山に続く稜線上に立った。右側の樹が生えている方を歩く。
2025年01月25日 08:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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鉢森山に続く稜線上に立った。右側の樹が生えている方を歩く。
右手に吾妻連峰北東部がどデカく見えるはずだが、今日は期待できないかも。
2025年01月25日 09:00撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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右手に吾妻連峰北東部がどデカく見えるはずだが、今日は期待できないかも。
崩落が怖い屏風の縁をおよそ1kmくらい歩く。
2025年01月25日 09:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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崩落が怖い屏風の縁をおよそ1kmくらい歩く。
吾妻連峰の栂森(1628m)が目立つ。
2025年01月25日 09:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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吾妻連峰の栂森(1628m)が目立つ。
スノーシューでは傾斜がキツそうな箇所は右に巻いて通過した。
2025年01月25日 09:16撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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スノーシューでは傾斜がキツそうな箇所は右に巻いて通過した。
怖い雪庇区間を終えて鉢森山を見る。
2025年01月25日 09:27撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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怖い雪庇区間を終えて鉢森山を見る。
杭甲山と990m岩峰も見る。
2025年01月25日 09:28撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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杭甲山と990m岩峰も見る。
990m岩峰にズーム。帰りにここを通る。
2025年01月25日 09:29撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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990m岩峰にズーム。帰りにここを通る。
杭甲山と栗子山にもズーム。
2025年01月25日 09:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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杭甲山と栗子山にもズーム。
来た道を振り返る。
2025年01月25日 09:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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来た道を振り返る。
後は安心の樹林帯だった。
2025年01月25日 09:39撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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後は安心の樹林帯だった。
左手に見かけた熊棚。
2025年01月25日 09:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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左手に見かけた熊棚。
山頂台地で霧氷が出迎えてくれた。
2025年01月25日 10:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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山頂台地で霧氷が出迎えてくれた。
2025年01月25日 10:03撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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北側の光景。
2025年01月25日 10:10撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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北側の光景。
ここまで登ってきた道のりと奥の盆地。
2025年01月25日 10:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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ここまで登ってきた道のりと奥の盆地。
鉢森山山頂に着いた。4年ぶり2回目。
2025年01月25日 10:18撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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鉢森山山頂に着いた。4年ぶり2回目。
前回は板谷側から、この稼働したばかりの風車の脇を通ってここまで来た。
2025年01月25日 10:18撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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前回は板谷側から、この稼働したばかりの風車の脇を通ってここまで来た。
米沢市街地と斜平山。
2025年01月25日 10:19撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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米沢市街地と斜平山。
置賜の盆地。眺めがいいと白鷹山の右に鳥海山まで見える。
2025年01月25日 10:19撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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置賜の盆地。眺めがいいと白鷹山の右に鳥海山まで見える。
凍り付いたアンテナ塔。
2025年01月25日 10:20撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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凍り付いたアンテナ塔。
秩父宮さまの登山記念碑。1923(大正十二)年に山スキーでここを訪れたらしい。およそ100年前。
2025年01月25日 10:22撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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秩父宮さまの登山記念碑。1923(大正十二)年に山スキーでここを訪れたらしい。およそ100年前。
真下に旧栗子スキー場の施設が見えた。高校のスキー授業でお世話になりました〜。
2025年01月25日 10:27撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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真下に旧栗子スキー場の施設が見えた。高校のスキー授業でお世話になりました〜。
2016年を最後に止まったままのリフト。ここでスノーモービルの走行跡に合流。
2025年01月25日 10:35撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2016年を最後に止まったままのリフト。ここでスノーモービルの走行跡に合流。
中央分水嶺を北上する。
2025年01月25日 10:36撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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中央分水嶺を北上する。
これは栗子無線中継所。
2025年01月25日 10:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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これは栗子無線中継所。
板谷共有土地管理会の札。スキー場は無断では入れない。
2025年01月25日 10:43撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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板谷共有土地管理会の札。スキー場は無断では入れない。
進行方向。立っているのは風量測定のポール。撤退となった栗子山風力発電の。
2025年01月25日 10:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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進行方向。立っているのは風量測定のポール。撤退となった栗子山風力発電の。
遠くの兜山を望遠で撮ってみた。
2025年01月25日 11:10撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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遠くの兜山を望遠で撮ってみた。
鉢森山と吾妻連峰を振り返る。
2025年01月25日 11:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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鉢森山と吾妻連峰を振り返る。
岩峰が近づいてきた。名前がついてないのが不思議なほどの存在感がある。
2025年01月25日 11:14撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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岩峰が近づいてきた。名前がついてないのが不思議なほどの存在感がある。
たまに見かける潰れた常緑のツタ性植物。
2025年01月25日 11:21撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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たまに見かける潰れた常緑のツタ性植物。
岩峰の目の前に来た。ここから直登はムリ。東側を巻くのも深く切れ落ちているので危険。
2025年01月25日 11:29撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/25 11:29
岩峰の目の前に来た。ここから直登はムリ。東側を巻くのも深く切れ落ちているので危険。
一つ南西にずれると樹々が続いていて、ここは登り下りできる。3年前は上から下ってきた。
2025年01月25日 11:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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一つ南西にずれると樹々が続いていて、ここは登り下りできる。3年前は上から下ってきた。
西から見上げた岩峰。霧氷が綺麗。
2025年01月25日 11:39撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/25 11:39
西から見上げた岩峰。霧氷が綺麗。
938mピークから見た杭甲山方向。
2025年01月25日 11:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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938mピークから見た杭甲山方向。
同じく990m岩峰。
2025年01月25日 11:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/25 11:47
同じく990m岩峰。
鉢森山と吾妻連峰北東部。
2025年01月25日 11:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/25 11:48
鉢森山と吾妻連峰北東部。
そして縁を辿ったアバランチシュートの屏風地形。今回見たもののまとめ。
2025年01月25日 11:49撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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そして縁を辿ったアバランチシュートの屏風地形。今回見たもののまとめ。
少し進んでから足元の国道へ一気に下りる。
2025年01月25日 12:08撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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少し進んでから足元の国道へ一気に下りる。
沢を避けて道路縁まで下りて、トンネル西口に戻った。
2025年01月25日 12:22撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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沢を避けて道路縁まで下りて、トンネル西口に戻った。
撮影機器:

感想

子供のころ国道13号線で福島方面に行くとき、米沢スキー場を過ぎたあたりから右手に荒々しい岩肌剥き出しの山々が続くのを見ていました。子供心に「山って怖い」と思っていました。

今回はその一部に登り詰めて縁を歩いたことになります。自分が撮ってきた写真を元に、「どこをどう登れるか」を研究してから臨みました。

今回の登山で私の分水嶺歩きが、南は滑川温泉に行くときの萱峠まで、北は栗子山の北峰部分まで繋がりました。合計5回分。


記事作成のための情報収集で、990m岩峰に名前があったことが分かりました。
昭和30年代の地図で「山梨兜」と名付けられていました。山梨沢の源頭部なので兜なのかな? なかなかステキな名前です。

先に知っておればもう一度山頂に立ってもよかったかもです。「この岩峰の上に立っても今日見て来たものとほぼ同じものしか見えない」と思って素通りしてしまいました。

風力観測のためのケーブルを通すため、ここ数年の間に作業道も伐られたようです。そして事業撤退のためにまた自然に帰るものと思われます。

作業道が残っているうちに緑の季節に歩いてもいいかもしれません。

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訪問者数:156人

コメント

素晴らしいチャレンジを拝見しました。お陰で初めての角度からの山々が見れて嬉しかったです。(^^)
2025/1/28 23:56
toshi5530さん
コメントありがとうございます。そうですね、見慣れない角度・高度からの眺めを得られるのが、東北の雪山の醍醐味だと思います。
2025/1/29 20:25
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