根子岳


- GPS
- 03:22
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 775m
- 下り
- 777m
コースタイム
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:15
天候 | 曇り後晴れ 無風・微風 気温低し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪はスキーをするには十分だったが、もう一降りあれば更に快適だと思う。雪質はツアーコースはガタガタだが、山中に入ればパウダーもあった。 |
写真
感想
スキー場の駐車場に着いた時点の外気温はマイナス7度ほど。寒いことは寒いが、この時期のこの場所ならマイナス10度以下にも十分なるので、それに比べたらまだ暖かい。支度をして7:12に行動開始。今週はどこも気温が上がり菅平周辺も同様だったようで、歩き出しの周辺には新雪は全くなく、いつのものか分からないトレースがしっかり残っていた。トレースは有り難く利用させてもらうが、やはり新雪のほうが楽しい。寒いので厚着して歩き出すが、最初は樹林帯で風がなく、次第に暑くなってくる。でもこの先風が抜ける箇所を歩くので、脱がずに着たまま歩く。グローブをアウターのみにして調整した。途中からツアーコースに合流するも、今年は(今年も?)スノーキャットの運行がないため、コースはゲレンデのように均されていない。降雪直後であればラッセルとなるが、今日はトレースが無数にありガタガタの雪面を歩くことになった。ガタガタとはいえカチカチの氷ではないので、見た目よりは歩き易いが、あまり雪山っぽい雰囲気ではなかった。気温が高くて新雪が降らないので致し方ない。標高が上がり風が抜けるようになると、当初予想したように風が冷たく感じるようになってきた。厚着で歩いてちょうど良いくらい。アウターのみにしていたグローブに、インナーも着けてしっかり防寒する。それでも手の指先は冷えた。左の頬に寒風がずっとあたり続けるので、しもやけとか凍傷にでもなりそう。ネックゲイターで風を防いで防寒したら暖かくて、初めからこれをしていれば良かったと思うくらいだった。天気は歩き出した時は山頂方向に雲がかかっていて、しかもその雲の流れが速くて荒れた天気を予想したが、気温は低いものの風は予想した程ではなかった。それでも休憩や写真撮影で立ち止まると体が冷えて寒いので、休憩はあまりしないで進む。ゆっくりだがなるべく歩くようにして体を保温する。標高が上がると樹氷が見えるようになってきた。3月のような暖かい陽気が続いたので、樹氷などは今日は全く見られないかと思ったが、良い意味で期待を裏切られた。根子岳に来て樹氷も何もなかったら、来る意味が半減だと思う。更に標高が上がると樹氷の白さが増し、樹木に付いた雪氷も増えてきた。これが見たくて寒い思いしても毎年ここに来ているのだ。でも今年の雪の付き方は少ないかもしれない。やはり最近の高温で融けて落ちたのだろうか。でもまだ1月なので、この先寒波が入ればまだ成長するだろう。時間の経過と共に山頂方向の雲も取れ、振り返ると北アルプスが見える。天気はあまり期待していなかったが、来てみたら案外良かった。山はやはり来てみないと分からない。下から上までトレースがばっちりなので迷いようもなく、新雪がないのでラッセルもないため、写真で止まってばかりでも歩くペースは割と良かったと思う。歩き出して2.5時間かからずに根子岳山頂に9:30ちょうどに到着。北アルプスはよく見えたが、お隣の四阿山は雲で見えず。近くの浅間山も同様だった。西の方が天気が良かったようだ。山頂はやはり風が抜けて気温も低く極寒なので、下りの準備を手早くする。とは言ってもシール外したりゴーグル付けたりしているとやはり時間はかかる。登りの時一切飲み食いしなかったので、さすがにお腹が空き多少食べて飲んでから下ることに。寒い中凍えて準備をし、10:53に下山開始。山頂周辺には一部スノーモンスターもあったが、その辺りから滑り始める。雪質は、硬いところと柔らかいパウダーのところが繰り返す。見た目だけではよく分からないので、転倒などしないよう慎重に下る。天気が良く斜面が良く見えたのは助かった。場所によっては快適なパウダーの箇所もあり、最近の昇温の影響も一部はなかったようだ。まずまず快適に滑り標高を下げる。最近降雪がなったと思うが、積雪は特に不足とは思わなかった。とはいえ場所によっては藪っぽいところもあったので、もう一降りしたら更に快適になると思う。日当たりの良い斜面はだいたい硬くなっていて滑りにくいので、滑る前によく見てなるべく快適そうなところを選んで進む。日陰や山陰の斜面はどこも雪が生きていて、板の滑りも良かった。途中でツアーコースに戻り最後はゲレンデを滑る。ゲレンデはスキーヤーボーダー多数だった。今年は1月中旬までは寒く積雪も多かったので、ゲレンデでも十分楽しめると思う。山頂から30分ほどで無事帰還し行動終了。今日は天気も雪質も期待しないで来たが、どちらも思ったよりも良くて楽しめた。片付けをしていると、左足のブーツを脱ぐときにふくらはぎが攣った。山スキーで今まで足が攣ったことはなかったので少し驚いた。山中ではなかったのは幸いだった。登りで全然水分を取らなかったことが影響したのかもしれない。次回から気を付けよう。
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