JR面白山高原駅〜秘境奥新川駅まで中面白山を越えて


- GPS
- 08:54
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 9:00
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR奥新川駅17:48〜北仙台駅18:31 \510 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇中面白山の登り 傾斜が急で灌木が少ないので特に北西面は注意が必要少し西に回り込んだ方が安全 〇P1205の下り 地図上ではそれほど急でないようになっているが、北東側はは切れ落ちていて断崖絶壁、今回下った場所は地図で検討していた場所よりも若干北側だが予定ルートはとても降りられない 北尾根ならもう少し安全かもしれない 雪壁はもう少し締まればアイゼンとダブルアックスで登攀できるかもしれない 上からだと下が見えないのでルートファインディングは困難だ 登りならもっといいルートを選べただろう 下りはもう2度度嫌だ |
写真
太陽コール!
雪庇はあまり発達していないが注意しよう
腹減ったがもう少し我慢しよう
山頂まではそれほど時間はかからない
でも誰も面白山から来ないんですよね〜
先が見えないのが不安
降りるとさらに斜度アップ
右側の雪の斜面もとんでもない斜度だ
でも真直ぐには降りられないと判断し
斜度が少し落ちた雪の斜面を下ることにした
ここから林道に向かって斜面を降りる
降り口を探す
降りるために少し上に登った
あの雪庇は3〜4mほどあり飛び降り禁止
下りすぎてしまい戻るがこれが林道
林道に対して直下に入ると雪で埋まってわからない場合がある
ここでこれくらいだから林道の始点はここからさらに400〜500m上だが完全に埋もれているだろう
装備
MYアイテム |
![]() 重量:0.10kg
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個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル上
ソフトシェル下
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
buffスヌード
薄手 バラクラバ
防寒 帽子
靴
ザック
行動食(おにぎり3個ランチパック1個)
非常食
保温ボトルはと麦茶500cc
ライター
地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
エマージェンシーシート&ヴィヴィ
ストック
ココヘリ
お金
ゴーグル
スノーシュー
わかん
アイゼン
|
感想
3年ほど前に見た中面白山から伸びている雪稜
過去レコでは奥新川側から登っている人がいる
さて自分は中面白迄ガーと登り下りながら長い尾根を楽しもうとと考えた
ただし長いので雪面の状況により奥新川駅到着が遅くなるかもしれない
仙台行き最終は18:47である
冬期間は遅い便は素通りである(ムゴイ)
いつもの時刻に面白山駅に御到着、今日は珍しく登山者が1名降りた
南面白山に行くそうである小東岳まで行けるか試すそうである
自分が山越えして奥新川まで行くと言うと少し怪訝な顔をされた
登山口から夏道をたどる
つぼ足で小沢に入るとトレースがあった
これはラッキーと思ったが沢両岸は崩れたでトレースは無い
トラバースの夏道に上がるのがズボズボでしんどかった
上がれば硬雪とトレースで比較的楽に歩ける
天気はあまり良くない雪もちらほら舞っている
トレースは長左衛門道を西尾根に向かっている
ここから少し上がったところでわかんを履く
雪稜と中面白山の登りがあるので軽快なわかんを選択
スノーシューはP1205で使うかもしれない
あいかわらずかもしかの尾根を歩く人はいない
面白山山頂直下、今日は目的が違うので山頂には向かわない
面白山〜中面白山の稜線に入った素晴らしくきれいな中面白山が見える
日差しも良く暑いくらいだ
中面白山登りの後半部、北東側の斜面が怖いので少し西側に回り込む
とすぐに山頂に出た
待っていました冬限定東尾根(無雪期にも歩いている人がいるかもしれないが...)
北アの雪稜に比べたら超ミニセットだが今日の東尾根は完璧だ
下るのは早くもっと長く堪能したかった
さて地図でも下りルートを検討していたP1205の下り
真っすぐはさすがに行けない、登攀の分野だ
予定通りを下るがきついもんではない危険だ
灌木を使いながらの下りで下が見えないところどころ切れている
最後は灌木の中は降りられなく雪面の急斜面に出た
斜面に向かいわかんをこれでもかと蹴りこむ
10mほど下るといくらは緩やかになったので写真を撮ろうとカメラを出したら...ん 右のストックが無い...
もうあの斜面には戻れない、いや登るのは可能かもしれないがまた危険な下りになるので泣く泣くあきらめた
下り基調と比較的固い雪面ではあるもののところどこに出るこぶのようなピークでは疲労が出てくるやはりシングルストックはキツイ
どこで林道に出るか最後のおにぎり食べながら考える
時刻と体力そして場所によっては林道が懸崖で切れている個所もあるので
P981の尾根が消滅している個所に決めた
ここなら比較的林道に近い
林道と思われる地点に来たが無いので下りGPSで確認すると通り過ぎている
戻り良く見ると林道のような雰囲気のところがある
地点を確認すると林道であった
雪はそれなりにあり山歩くより楽じゃないなぁ
若干不明瞭なところもあるが大丈夫だそれにルートファインディングの必要がほぼない(ショートカットする場合は必要)曲がりくねっているため距離は長いが気分は楽
ただし山側は急斜面や崖もあり落石や小雪崩に注意が必要
道を横断する小沢には水が流れているので給水は大丈夫だ
長い林道を歩くと道に水が流れてくるようなところが多くなってきた
地面が出ているので高下駄みたいだが雪面よりは楽だ
しばらく歩きやっと林道分岐に出てこれより1Km更に歩くと
除雪された林道に出た
これを左に行けばR48に出てそこそこからはJR作並駅も近い
時計を見ると17時調度でここから奥新川駅まで1.4Km舗装路なので楽勝だ
... でも、最初は登りだった
雪面ではないので足元軽いので疲れているとはいえ快歩できた
日は暮れたが空はまだ明るくヘッデンは必要ない
そのうち駅の明かりが見えてきて元気が出た
奥新川駅到着!
電車の時刻まで30分弱だ駅の中は2℃で寒いが、駅舎の中に貼っている
古い写真を見て待っていた
芋煮会シーズンの奥新川駅周辺はいい渓流がありにぎわっていたはずだ
コメント
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今日は山道具を干しています腰も痛い
本当にトレースの無い雪稜歩きは楽しいです(天気良ければ)
できれば斜面に穴を掘って1晩泊まりたいくらいですね
そうすればきれいな朝焼けや夕焼けを見ることもできます
でも、そのためには結構体力のいる登りを頑張らねばならず大変です
あと、延々と続く雪の斜面でたぶんあと20歳若かったらやらなかったな
今回は危険な下降となってしまったのは反省点です
ロープはあった方が良かったのか? ロープあると強引に下降しそうでそれはそれで危険ですね
地形図と実際が結構違うことがわかりました(雪がなければ簡単なのかなぁ)
今度来るときは面白山高原駅からP1205までの往復にして1泊するかなぁ
いゃ〜、いつもながら健脚で、冬でも凄いですね!
ワカンやスノーシューって、結構、脱いだり変えたりとか場所場所でしてるもんなのですか?
どうもイマイチ経験値がなく皆さんどうしてるんだろうとかと思ってます。
もう少し持久力があればP1069の脇をトラバースしてP1013に乗り南東尾根を下り小ピークを越えて末端のP625から林道に降りたかった(藪かもしれませんが)
本当はテン泊か雪洞泊したいですがさらに荷物が重くなるのはツライ
軽いと言ってもわかん片足400gと冬靴600gさらにそこに雪が乗ってくるので
足の負担は半端ないですね
普通はわかんとスノーシューの二つ持っている人を見たことないですね
実際はどうなのでしょう自分もわかりませんあまり登山者と会いませんから
エキスパートのsinonsinonに聞いてみてください
急坂の下りではスノーシューは苦痛以外の何物でもないですね
装備の変更って特に冬は面倒ですね手袋はしているし時間もかかる
でも、なるべく装備変更が簡単なものを使ったり工夫した方がいいです
その方が快適で安全ですね
ズボラこくと結局後でひどい目にあいます
おはようございます。
やはり冬は、汗が💦ね、
昨日もゆっくりと登ったつもりですが、暑いのなんの、脱ぐタイミングが遅いのかも、
と言っても、秋の月山に登った時なんかは、歩き始め10分もならないうちに半袖、短パンになったり。 汗かき💦かも
雪洞、テン泊良いですね、憧れます。
いつかは、してみたい^ ^ 道具買うものが更に増えますが(・・;)
ワカンなら軽いけど、スノーシューって地味に重いからね、
それにアイゼンなんかも必要だったり、ピッケル、スコップだったりと、色々考えると荷物も増えますね、
パッキングがイマイチ未知なんで、いつも皆さんをキョロキョロしてガン見してましたw
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