記録ID: 7754633
全員に公開
ハイキング
房総・三浦
鋸山〜房州キャニオン〜嵯峨山
2025年01月31日(金) [日帰り]


- GPS
- 08:12
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 874m
- 下り
- 849m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:小保田バス停 町営コミュニティバスは運行本数少ない。特に1659小保田発のバスは土日祝日は運行無いので注意 バス停周辺は自販機1台あるのみ。ENEOSが近くにあるのでトイレはそこで借りれる(と思う)。バス停は引き戸付きで雨風凌げるのは有り難い 保田駅で内房線との接続は無く、1時間以上待ちぼうけとなる。保田駅周辺も自販機以外何もない。改札外の待合室は吹きさらしなので寒い。ホームにある待合室の方が多少暖かい |
コース状況/ 危険箇所等 |
(注意) 裏鋸林道口〜小鋸山〜白狐峠〜小保田峠はバリエーションルート。特に裏鋸林道口から白狐峠は立入禁止区域となっている ※浜金谷駅〜車力道〜切通し 浜金谷駅からは丁寧に道標があるので導かれるまま歩けば良い。尚、鋸山山中にトイレはない為、浜金谷駅ホームにあるトイレで済ませるのが望ましい 途中で車力道と観月台コースに分かれる。車力道の場合、猫丁場と言う石切場が見られる位で大して見所はない 但し、観月台コースで上がり、鋸山の本当の山頂とか東京湾一望展望台方面に行かないで地獄のぞきへ直行すると、石舞台とか見所を逃す事になる。観月台から日本寺経由保田駅へ下山する場合、中腹に出たら左折して石舞台、切通し位は見てから地獄のぞきに向かうのが良い ※切通し〜石舞台〜ラピュタの壁〜観音〜地獄のぞき〜瑠璃光展望台 切通しの狭い通路の途中で右に進める通路がある。そこから進む。安全第一でおなじみ石舞台、そこから少し下って観月台コースと合流。地獄のぞきまで350mとあるが標高差が結構あるので体感はもっと遠い。わりと急階段で登っていくが、手摺はしっかり左右にある。ラピュタの壁は一見の価値あり。その先で日本寺境内へ。入場料700円。どんなに首を伸ばしても壁に掘られた観音様は見えない。絶対に金は払わんと言う人はラピュタの壁で引き返すこと 日本寺境内(地獄のぞき、瑠璃光展望台)は整備が行き届いている。ちなみに地獄のぞきより瑠璃光展望台から隣の地獄のぞきを撮影するのが面白い。瑠璃光展望台からは反対側の保田周辺の海岸線も綺麗 ※切通し〜東京湾一望展望台〜鋸山 切通しまで戻る。そこから登り返して東京湾一望展望台。瑠璃光展望台よりこちらの方が展望良い。観光客もいない。ちょっとのアップダウンで鋸山の山頂に到着。北側の展望のみ。マザー牧場とか見えるけど。。。 ※鋸山〜裏鋸林道口 ここは本来なら正規ルート。林道口までの区間は次第に痩せてくる尾根伝いの道で面白い。林道口から林道伝いに保田駅まで歩けるコースなのだが林道が崩落してて通行止めになっている。林道口から立入禁止の看板を越え30m位の所に「小鋸山、嵯峨山」の小さな道標あり。ここからバリエーションルートに入る ※裏鋸林道口〜切通し〜小鋸山 基本的に痩せ尾根を辿っていく。と言っても、尾根は途中で分かれるので要所要所でGPSを確認しながら進む。ピンクテープは豊富にある。感覚的にあれ?道がないように見えてしまう場所が多少あるが進んでみるとピンクテープが現れる、と言った具合。岩尾根の下りはつかまる所が沢山あるので(主に木の幹)さほど困らない。踏み固められていない土の斜面を横切るような場面がちょっとある。こちらの方が気を使った。グローブはしておいた方が良いと思う 切通し以降は痩せ尾根区間の核心部。ひーこらこなすうちに、小鋸山に到着する ※小鋸山 小鋸山山頂には小さな道標あり。帰る時は裏返して帰る(文字が剥がれないように)。鋸山と肩、その鞍部にちょうどすっぽり富士山が収まってなかなか良い景観。歩いてきた尾根もよく見える。最も樹林で覆われてしまっている尾根だが。山頂の先からは房州キャニオンの代名詞的景観が見える。そんなに広くはないが、4〜5人程度ならぎり休憩可能てとこ。 ※小鋸山〜白狐峠〜キャニオン最奥部 小鋸山からは来た道右に下りていく形。道標あるので見逃さないように。キャニオン展望台の先は絶壁なので進んじゃだめです。小鋸山からの下りは短いけど相当急。ロープは張ってあるが怪しいのでバランス取る程度であまり負荷をかけすぎないように。一段降りるとフラットなので後は足任せでてくてく歩いていける。途中、テーブル・マウンテンへの分岐あり(多分数分で登れるが都合によりカット)。また一段下がった所で嵯峨山方面と白狐峠方面の分岐を嵯峨山方面へ。道なりにキャニオン最奥部まで進む。嵯峨山方面への道標もその辺りにある ※キャニオン最奥部〜小保田峠 体感的にはかなり遠く感じた。コースタイムが分からなかったのが大きい。基本尾根伝いに歩くのだが何度も何度もアップダウンを繰り返す。それが結構な急傾斜。普通よりやや速いペースで歩いて1時間かかりました。 ※小保田峠〜嵯峨山 ここから水仙ピークまでの登りは相当急です。終わったつもりでいた自分は見事にやられました。スイセンピークに山頂道標ありません。スイセンピーク以外にもミニピークがあるので結局どれがスイセンピークだったかよく分からず。石碑があった所が多分そうなんだと思うが。スイセンピークからアップダウンを2つほどすると嵯峨山展望台(嵯峨山の肩)に出る。ここからは南房総の景色が一望。そこから10分で嵯峨山山頂。嵯峨山山頂は展望皆無。さらに5分、10分進んだ所に展望地があると書いてあったがここで自分は力尽き戻って嵯峨山展望台で珈琲休憩に入った ※嵯峨山〜小保田バス停 小保田峠まで来た道を戻る。そこそこ急な下り道。沢の渡渉点はロープが無いとずるずる滑って大変。また、多分このエリアは夏はヤマビルが蔓延りそうな気配 というのもバス停までにシカ、イノシシを遠目に見た。いずれもヤマビルが生息地を広げるのに一役買ってる動物。夏は近づかない方が良いと思う。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
GPS
日焼け止め
携帯
|
---|
感想
千葉県は山資源に乏しい為か、ちょっと良さげなものがあると仰々しい名前をつけたがる。
房州のマッターホルン
房州アルプス
山関連ではないがチバフォルニアとか言う言葉もある
そんな中、
房州キャニオン
チバンドキャニオン
等という場所があると知った。千葉で唯一全国区の山は鋸山だが、鋸山にまだ登っていないので、コース取りを考えているうちに出くわした
鋸山周辺は凝灰岩で成り、建築用の石材の産地として昭和中期まで利用された歴史がある。房州石、金谷石等と呼ばれていたそうな 流石に今では採石されていないが、鋸山北麓は採石場跡地が産業遺産となっていて、少し変わったハイキングが楽しめる。鋸山だけが採石地ではなく、鋸山の奥にも放棄された採石場跡地が点在する。房州キャニオンと言うのは、とどのつまりその放棄された採石場跡地を指す
鋸山のように観光整備されていない為、いつ崩落するか分からない。よって立入禁止になっている。なっているのだが、口コミで広まり、結構な数のリポートが見つかる。
自分、あまりバリエーションルートは好まない。
安心安全な登山が大好きだ。
が、今回は写真を見て是非とも行ったみたいという気持ちが抑えきれず行ってしまいました
少し緊張したが、結果として大変楽しい登山が出来ました 房州キャニオンはなかなか面白い素材で、いつかコースとして正式に整備されて欲しいもんです
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