大津岐峠経由、大杉岳


- GPS
- 11:48
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 1,918m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
- 山行
- 11:49
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 12:16
天候 | 朝方ガス〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スマートホンのバッテリーの都合上、GPSログはぶな平付近まで。 |
写真
感想
燧ヶ岳には何度か登ったが、向かいの大杉岳は眺めるだけだった。昨年の会津駒〜キリンテの続きをしたく、ちょうど週末に晴れそうだったので、早めに起きていくことにした。
出発は4:30、ミニ尾瀬公園から。道路は圧雪されていて、ラッセルせずにスムーズに歩けた。キリンテの夏道登山口から入山して沢沿いに登ったが、沢は少し登れば埋まっていて渡渉は問題なし。尾根の取りつきは適度な疎林で地形図のイメージより緩やかだった。細尾根は雪庇が張っていたので樹林際を登り、co.1700付近から植生が変わるのを見ながらP1754へ。
いったん下って大津分岐峠への登行した。稜線にはガスがかかっていたが、峠に着くころには晴れてきて燧ヶ岳もくっきり見えた。稜線は風の通り道で凸凹の段差が続き、そこは歩かずに滑走〜登り返しで回避するつもりだったので、1945の北から対岸の様子を確認してみた。P1751〜P1861は雪庇が張り尾根上も波打っていたが、登り返しはできるだろうと当てを付けて滑り込んだ。雪質はほど良く中々楽しい。結局co.1400付近まで滑り降り、シールを付け直して微尾根地形から登り返した。振り返ると自分が通ったルートが良く見えた。1751の手前から尾根が凸凹しはじめ、1751から先は尾根筋を進めずに少し西寄りに登行したが、大きく巻いていけば楽だったかもしれない。この滑走と登り返しで大きく時間を使ってしまった。
時間があればP1871付近から南面を滑走して登り返したかったが、P1861の時点で13時となり時間が足りないため、稜線歩きに切り替えた。稜線が狭まるP1871から先はやはり雪庇の凸凹稜線であり、すこし北側へ降りて巻いてみたがスムーズに進ませてくれない稜線だった。P1888とのコルから先は少しマシになり、時間に追われながら大杉岳に到着した。とりあえず一番高いところをPeak認定した。
のんびりはしていられないので、サッと準備して滑走開始。一日晴れて気温も高かった南面ゆえ雪質はお察しだが、危ない箇所は見当たらずタイミングを狙えば快適にスルッと滑走できそう。沢は埋まっていてサクッと渡り、道路に出るとモービル跡があり、スキーと手押しで下れた。ヘアピンカーブ辺りから車道に圧雪が入っていてそのまま下ることもできたが、ショートカットしてみると良い雪が残っていて楽しい。さすがガイドがツアーで来るだけある。あとは手押しで進み、何とか日没直前に下山できた。
1か月ぶりの山行でなかなかハードだった。ルート取りと時間配分が今回の課題で、電発避難小屋下の滑走ができなかったのは口惜しいが、大杉岳までつなげられた。
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