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Yamareco

記録ID: 7835600
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ハイキング
中国山地西部

美鈴鉢ヶ峰 石内川支流 長蔵谷〜鳴谷〜平原谷

2025年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:46
距離
3.4km
登り
277m
下り
285m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:29
休憩
0:18
合計
2:47
距離 3.4km 登り 277m 下り 285m
13:11
24
利松ガード北
13:35
13:45
22
長蔵谷二俣
14:07
11
利松からの尾根道
14:18
14:21
9
鉢ヶ峰
14:30
16
鳴谷下降点
14:46
13
鳴谷二俣
14:59
18
平原谷源頭の尾根
15:17
15:22
26
平原谷大滝
15:48
10
平原谷出合の県道
15:58
石内川
天候 くもり時々小雪
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス 県道290号(石内バイパス)の利松ガード北交差点から東に山側に道なりに進み、民家の脇を抜け、川沿いにイノシシ除けの柵を開けて入渓する。
コース状況/
危険箇所等
鉢ヶ峰から石内滝の観音へつづく尾根道は歩行に問題はない。今回歩いた谷沿いには、概ね踏み跡や獣道がある。
その他周辺情報 和田東バス停にセブンイレブン。
石内バイパスから、長蔵谷に入ると、右岸に山道が延びていた。
2025年02月23日 13:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 13:18
石内バイパスから、長蔵谷に入ると、右岸に山道が延びていた。
右岸に棚田の跡と思われる段差があった。
2025年02月23日 13:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 13:24
右岸に棚田の跡と思われる段差があった。
なかなかに美しい2×4mナメ滝。
2025年02月23日 13:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
2/23 13:26
なかなかに美しい2×4mナメ滝。
その上部に8mほどのナメが続いた。地籍調査と思われる黄色い印が多く残されていた。
2025年02月23日 13:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 13:28
その上部に8mほどのナメが続いた。地籍調査と思われる黄色い印が多く残されていた。
両岸の斜面が急となり、ナメ床を歩く。
2025年02月23日 13:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 13:30
両岸の斜面が急となり、ナメ床を歩く。
岩を細く穿った2×5mの斜滝がめずらしい。
2025年02月23日 13:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 13:33
岩を細く穿った2×5mの斜滝がめずらしい。
右岸に10mの大岩。なかなか変化に富んだ渓相だ。
2025年02月23日 13:35撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 13:35
右岸に10mの大岩。なかなか変化に富んだ渓相だ。
二俣となり、支流の右俣を探ると4mの滝があった。
2025年02月23日 13:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 13:38
二俣となり、支流の右俣を探ると4mの滝があった。
本流に戻ると、4mの斜滝がかかっていた。
2025年02月23日 13:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 13:40
本流に戻ると、4mの斜滝がかかっていた。
両岸が立って、右岸には岩崖も現れ、ゴルジュっぽくなった。岩崖の下は、1mの小滝があった。この先、根ごと倒れた大木で谷がふさがれた場所もあった。
2025年02月23日 13:43撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 13:43
両岸が立って、右岸には岩崖も現れ、ゴルジュっぽくなった。岩崖の下は、1mの小滝があった。この先、根ごと倒れた大木で谷がふさがれた場所もあった。
源頭に近づくと、やぶっぽいルンゼ状となって尾根につきあげていた。やぶを避けて、右岸の岩がちの尾根の谷側を登った。
2025年02月23日 13:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 13:56
源頭に近づくと、やぶっぽいルンゼ状となって尾根につきあげていた。やぶを避けて、右岸の岩がちの尾根の谷側を登った。
利松からの尾根道に出て、南にけっこう登り、鉢ヶ峰頂上を踏んだ。北西に、窓ヶ山は雪雲に隠れて見えなかった。
2025年02月23日 14:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 14:18
利松からの尾根道に出て、南にけっこう登り、鉢ヶ峰頂上を踏んだ。北西に、窓ヶ山は雪雲に隠れて見えなかった。
鉢ヶ峰から、石内滝の観音へ続く尾根道を北にたどり、三叉路の手前から、西に下って鳴谷の源頭に降りた。広々とした自然林の林がすばらしい。
2025年02月23日 14:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 14:37
鉢ヶ峰から、石内滝の観音へ続く尾根道を北にたどり、三叉路の手前から、西に下って鳴谷の源頭に降りた。広々とした自然林の林がすばらしい。
マサ土をえぐった源流の流れ。
2025年02月23日 14:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 14:41
マサ土をえぐった源流の流れ。
二俣上は3mの滝になっていた。右岸から、簡単に降りることができた。二俣下は、マサ土をえぐった広い谷となり、人工的な広場に続いているものと思われた。
2025年02月23日 14:46撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 14:46
二俣上は3mの滝になっていた。右岸から、簡単に降りることができた。二俣下は、マサ土をえぐった広い谷となり、人工的な広場に続いているものと思われた。
二俣から、右俣を登る。マサ土がえぐれた左の谷へはいかず、直進して尾根を越え、平原谷の源頭をめざす。
2025年02月23日 14:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 14:51
二俣から、右俣を登る。マサ土がえぐれた左の谷へはいかず、直進して尾根を越え、平原谷の源頭をめざす。
平原谷の荒れた源頭をくだっていく
2025年02月23日 15:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 15:07
平原谷の荒れた源頭をくだっていく
と、下に両側から大岩が両門となった、ゴルジュ地形が現れた。面白くなった。
2025年02月23日 15:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 15:09
と、下に両側から大岩が両門となった、ゴルジュ地形が現れた。面白くなった。
狭い廊下を抜けると、一転して、とても広々とした谷間にでた。左岸には大岩の崖があり、
2025年02月23日 15:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 15:14
狭い廊下を抜けると、一転して、とても広々とした谷間にでた。左岸には大岩の崖があり、
くだりながら、ふと左岸をみると、なんと20mほどの黒々とした幅広の大滝が現れ、驚いた。
2025年02月23日 15:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 15:17
くだりながら、ふと左岸をみると、なんと20mほどの黒々とした幅広の大滝が現れ、驚いた。
大滝のまわりは、懸崖に囲まれた円形劇場となっており、まさに里山の異空間だ。
2025年02月23日 15:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 15:17
大滝のまわりは、懸崖に囲まれた円形劇場となっており、まさに里山の異空間だ。
岩がちの谷間をくだっていくと、小滝がある。
2025年02月23日 15:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 15:22
岩がちの谷間をくだっていくと、小滝がある。
その下は、左岸に岩峰のある大岩の8m滝となっていた。こんな、里山の谷に絶景の連続だ。
2025年02月23日 15:25撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 15:25
その下は、左岸に岩峰のある大岩の8m滝となっていた。こんな、里山の谷に絶景の連続だ。
右岸の20mほどの岩峰。すばらしい。
2025年02月23日 15:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 15:30
右岸の20mほどの岩峰。すばらしい。
1.5×4mの滝。
2025年02月23日 15:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 15:32
1.5×4mの滝。
左岸の枝谷に2段15mの枯れ滝。
2025年02月23日 15:36撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 15:36
左岸の枝谷に2段15mの枯れ滝。
流れが平坦になり、池のように水がたまっていた。田でもあったのだろうか。下流は笹藪となったので、左岸の尾根ぞいに藪の少ない所を下った。県道に出て谷を振り返っても、藪におおわれ何も見えなかった。
2025年02月23日 15:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 15:40
流れが平坦になり、池のように水がたまっていた。田でもあったのだろうか。下流は笹藪となったので、左岸の尾根ぞいに藪の少ない所を下った。県道に出て谷を振り返っても、藪におおわれ何も見えなかった。
石内川から、歩いてきた尾根と谷を望む。右端のピークが武田ヶ城、中央が鉢ヶ峰、左端のピークが石内滝の観音へ分かれる三叉路付近である。
2025年02月23日 15:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/23 15:59
石内川から、歩いてきた尾根と谷を望む。右端のピークが武田ヶ城、中央が鉢ヶ峰、左端のピークが石内滝の観音へ分かれる三叉路付近である。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計

感想

石内の滝の観音から裏鈴ヶ峰ともいうべき、美鈴西山遊歩道を鉢ヶ峰253mまで歩いたとき、超低山の里山にもかかわらず尾根道の西側に広がる谷の森が深いことが印象深かった*。鉢ヶ峰の尾根の西麓には、いくつか谷があり、石内公民館発行の「ふる里めぐり【ふる里石内の史跡・遺跡】」**によれば、滝の観音のある黒谷川の南が、鳴谷、その西が平原(ひらばら)、穴ヶ迫、その南のちょうど山陽新幹線のトンネルあたりが、長蔵谷***となっている。さらに南の武田ヶ城の西麓は大谷となっている。地形図では、長蔵谷が最も長く、上部は谷が狭くなっている。一方、鳴谷、平原谷は谷幅は広いが、複雑に屈曲している。今回、長蔵谷を遡り、鉢ヶ峰に登頂後、鳴谷をくだって、また尾根に登り返し、最後は平原谷を下ってみた。結果、超低山の里山の谷なのに、意外続きで面白かった。長蔵谷には最初は良い道がのびて楽しく、上部は両岸が立ってきて大岩がめだった。鳴谷は、源頭の広々とした自然林が素晴らしいが、下るとマサ土をえぐった谷だった。平原谷には、驚きの20m大滝や、8mの石滝があり、まさに里山の異空間だった。いつも見ている地元の低山が、これほど楽しませてくれようとは!
*https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6508246.html
**http://www.cf.city.hiroshima.jp/ishiuchi-k/img/furusatomeguri1.pdf
***石内公民館発行の「石内の川百景」の地図では、不鮮明ながら、湯戸(ゆど)川と読める。

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