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Yamareco

記録ID: 7839575
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

厳冬期赤岳(赤岳鉱泉泊)

2025年02月23日(日) 〜 2025年02月24日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
たびー その他5人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:17
距離
12.5km
登り
1,515m
下り
795m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:38
休憩
0:25
合計
3:03
距離 7.1km 登り 752m 下り 28m
7:31
2
スタート地点
7:33
7:35
56
8:31
8:35
1
8:36
8:46
4
8:50
8:52
43
9:35
9:42
52
10:34
2日目
山行
3:44
休憩
0:50
合計
4:34
距離 5.4km 登り 763m 下り 767m
6:15
21
6:36
6
6:42
6:50
10
7:00
7:01
62
8:15
8:18
13
8:31
13
8:44
8:45
5
8:50
8:59
3
9:02
9:07
20
9:27
9:37
3
9:40
9:46
34
10:20
10:21
8
10:29
15
10:44
10:48
1
10:49
ゴール地点
美濃戸口までログを取るつもりがうっかり赤岳鉱泉で終了してしまいました。
天候 晴れ 微風
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口の駐車場にAM6時頃到着したが既に満車だったためドライバーさんは3,4Km離れた県営の施設?の駐車場まで停めにいく羽目になりました。。あの駐車場が6時で満車になるとは3連休舐めてました。
コース状況/
危険箇所等
【当日のコンディション】
・美濃戸口→赤岳鉱泉:初めからチェーンなりのスパイクが必要だと思います。林道はタイヤ跡でツルツルでした。赤岳鉱泉まではずっとチェーンスパイク。

・赤岳鉱泉→行者小屋:踏み跡しっかり。何も問題なし。
・行者小屋→文三郎道(中岳分岐):積雪は多くもなく少なくもなく?トレースは勿論、ピッケルを杖代わりにも使えるぐらい雪はしっかり締まっていたので歩きやすかった。
・文三郎道(中岳分岐)→赤岳山頂:初めてなのですが・・いつも通りの雪岩ミックスなのでは無いかと。。
・赤岳山頂→地蔵の頭:山頂からしばらくの急斜面は雪も締まっているばかりでは無いのでそれなりに気を使う。自分は所々後ろ向きで降りました。
・地蔵尾根:文三郎道に比べて雪は緩めでしかも急斜面なので結構気を使った。部分的に細い所もあり。鉄板階段が所々露出していて歩きづらかった。
その他周辺情報 車で「道の駅 小淵沢」に併設されている「延命の湯」JAF割100円あり。
前日は石和温泉近くのスーパー銭湯の休憩スペースで前泊して朝の6時に美濃戸口着。しかし駐車場が既に満車でドライバーさんが遠くまで停めに行ってくれたためスタートが1時間少々遅れた。
2025年02月23日 07:08撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 7:08
前日は石和温泉近くのスーパー銭湯の休憩スペースで前泊して朝の6時に美濃戸口着。しかし駐車場が既に満車でドライバーさんが遠くまで停めに行ってくれたためスタートが1時間少々遅れた。
今日は6人パーティーです。みんな私よりツヨツヨなので緊張してます。7:30頃出発。
2025年02月23日 07:34撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 7:34
今日は6人パーティーです。みんな私よりツヨツヨなので緊張してます。7:30頃出発。
今日は赤岳鉱泉までなのでスタートは遅れたけど気持ちは楽。美濃戸口からの林道は雪がタイヤで踏み固められてツルツル。荷物減らしたいからここも12本で・・と少し考えたけど距離が長いのでチェーンスパイク持っていって良かったと思う。赤岳鉱泉までずっとチェーンスパイク。
2025年02月23日 08:37撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 8:37
今日は赤岳鉱泉までなのでスタートは遅れたけど気持ちは楽。美濃戸口からの林道は雪がタイヤで踏み固められてツルツル。荷物減らしたいからここも12本で・・と少し考えたけど距離が長いのでチェーンスパイク持っていって良かったと思う。赤岳鉱泉までずっとチェーンスパイク。
1時間ほどで赤岳山荘通過。
2025年02月23日 08:37撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 8:37
1時間ほどで赤岳山荘通過。
雪が降るとこうなんだなあ。。と思いながら歩いていた。
2025年02月23日 09:39撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 9:39
雪が降るとこうなんだなあ。。と思いながら歩いていた。
堰堤広場の滝が凍ってた。
2025年02月23日 09:41撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 9:41
堰堤広場の滝が凍ってた。
横岳
2025年02月23日 10:13撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 10:13
横岳
美濃戸口から3時間ほどで赤岳鉱泉着。アイスキャンデーも賑わってた。
2025年02月23日 10:35撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 10:35
美濃戸口から3時間ほどで赤岳鉱泉着。アイスキャンデーも賑わってた。
夏とは違う美しさ。。キリッとして見える。
2025年02月23日 10:36撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 10:36
夏とは違う美しさ。。キリッとして見える。
赤岳鉱泉には初めて入った。八ヶ岳の山荘らしく綺麗ですね。3連休中日のせいかとても賑わっていました。
2025年02月23日 11:39撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 11:39
赤岳鉱泉には初めて入った。八ヶ岳の山荘らしく綺麗ですね。3連休中日のせいかとても賑わっていました。
部屋(赤岳の間)の窓から。
2025年02月23日 11:07撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 11:07
部屋(赤岳の間)の窓から。
2025年02月23日 17:37撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 17:37
赤岳の間にかかっていた絵。悲しい思いをさせんなよ?って事かな・・
2025年02月23日 19:57撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 19:57
赤岳の間にかかっていた絵。悲しい思いをさせんなよ?って事かな・・
今日は同行している山仲間さんの指導とビレイでアイスキャンデーでアイスクライミング体験。まずは腹ごしらえ。
2025年02月23日 11:27撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 11:27
今日は同行している山仲間さんの指導とビレイでアイスキャンデーでアイスクライミング体験。まずは腹ごしらえ。
アイスキャンデー初挑戦。実施前に山荘で装備チェック、誓約書提出、8分間のビデオ講習、スタッフの説明があり。中々厳しくやってる。
アイスクライミングは見様見真似でしたが経験者の山仲間さんに教えてもらいながら楽しめました。寒い中のビレイありがとうございました。結局ひとり3本+α登りました。
アイスキャンデー初挑戦。実施前に山荘で装備チェック、誓約書提出、8分間のビデオ講習、スタッフの説明があり。中々厳しくやってる。
アイスクライミングは見様見真似でしたが経験者の山仲間さんに教えてもらいながら楽しめました。寒い中のビレイありがとうございました。結局ひとり3本+α登りました。
初日お疲れさま!の乾杯。私は翌日の赤岳登頂が心配なので控えめに・・。
2025年02月23日 17:01撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 17:01
初日お疲れさま!の乾杯。私は翌日の赤岳登頂が心配なので控えめに・・。
赤岳鉱泉名物のステーキ!ステーキも美味しかったけど具沢山の味噌汁(豚汁?)が美味しかった。
2025年02月23日 17:07撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/23 17:07
赤岳鉱泉名物のステーキ!ステーキも美味しかったけど具沢山の味噌汁(豚汁?)が美味しかった。
翌日は4:30起きして6時過ぎに赤岳(文三郎道)に向けて出発。準備中はヘッデン点けてましたが歩き出した頃には不要に。ここで先頭を仰せつかる。。
2025年02月24日 06:05撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 6:05
翌日は4:30起きして6時過ぎに赤岳(文三郎道)に向けて出発。準備中はヘッデン点けてましたが歩き出した頃には不要に。ここで先頭を仰せつかる。。
遠くアルプスの山々
2025年02月24日 07:12撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 7:12
遠くアルプスの山々
行者小屋を過ぎて斜度が上がってくる。行者小屋まではなだらかだったけど、ペースが早すぎるのではと言われてペースをしっかり落とした。汗をなるべくかかない様に意識。
2025年02月24日 07:23撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 7:23
行者小屋を過ぎて斜度が上がってくる。行者小屋まではなだらかだったけど、ペースが早すぎるのではと言われてペースをしっかり落とした。汗をなるべくかかない様に意識。
文三郎道から見上げる堂々たる阿弥陀岳をロックオン。
2025年02月24日 07:23撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 7:23
文三郎道から見上げる堂々たる阿弥陀岳をロックオン。
中岳
2025年02月24日 07:37撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 7:37
中岳
硫黄岳
2025年02月24日 07:37撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 7:37
硫黄岳
何度も見てしまう・・。
2025年02月24日 07:37撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 7:37
何度も見てしまう・・。
中岳の分岐が見えてきた。
2025年02月24日 07:44撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 7:44
中岳の分岐が見えてきた。
中岳分岐。既に感無量w
2025年02月24日 08:15撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 8:15
中岳分岐。既に感無量w
何度でも阿弥陀岳
2025年02月24日 08:15撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 8:15
何度でも阿弥陀岳
中岳分岐からは雪岩ミックス。躓かない様に慎重に歩いた。
2025年02月24日 08:27撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 8:27
中岳分岐からは雪岩ミックス。躓かない様に慎重に歩いた。
9時前に赤岳山頂へ。夏季に3回来てるけど冬季は初めて。まさか厳冬期の赤岳に登れるとは。。自分も頑張ってきたけど仲間にも感謝です。
2025年02月24日 08:55撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 8:55
9時前に赤岳山頂へ。夏季に3回来てるけど冬季は初めて。まさか厳冬期の赤岳に登れるとは。。自分も頑張ってきたけど仲間にも感謝です。
寒いけど景色を堪能。中岳分岐あたりでマイナス17,8℃だったので山頂もそのぐらいかもう少し低いくらいだろうか。風は微風で天候には本当に恵まれた。
2025年02月24日 08:56撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 8:56
寒いけど景色を堪能。中岳分岐あたりでマイナス17,8℃だったので山頂もそのぐらいかもう少し低いくらいだろうか。風は微風で天候には本当に恵まれた。
御嶽山も見える。
2025年02月24日 08:56撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 8:56
御嶽山も見える。
しかし余り停滞もしていられないので下山を。
2025年02月24日 08:57撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 8:57
しかし余り停滞もしていられないので下山を。
降りは地蔵尾根から。こちら側も急斜面なので気を抜けない。雪も柔らかかった。
降りは地蔵尾根から。こちら側も急斜面なので気を抜けない。雪も柔らかかった。
途中全く写真がありませんが、一度赤岳鉱泉に戻ってデポした荷物を引き揚げて北沢を戻りました。
2025年02月24日 12:30撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 12:30
途中全く写真がありませんが、一度赤岳鉱泉に戻ってデポした荷物を引き揚げて北沢を戻りました。
無事に美濃戸口まで降りてきて八ヶ岳山荘さんで「山賊焼き定食」カロリーが美味い。
2025年02月24日 13:54撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 13:54
無事に美濃戸口まで降りてきて八ヶ岳山荘さんで「山賊焼き定食」カロリーが美味い。
その後は全員で移動して温泉。レンタカーを甲府駅近くで返却してようやく全員揃った乾杯。お疲れ様でした。
内容の濃い、思い出に残る2日間でした。
2025年02月24日 17:26撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/24 17:26
その後は全員で移動して温泉。レンタカーを甲府駅近くで返却してようやく全員揃った乾杯。お疲れ様でした。
内容の濃い、思い出に残る2日間でした。
撮影機器:

装備

個人装備
【赤岳登頂時】 下: 厚めのタイツ 厚めのパンツ ティフォンオーバーパンツ 上: ミレー網 ウール長T 厚めのジップアップT 抜けの良い中間着 ティフォン5万ウォーム 頭: モンベル厚手のバラクラバ ヘルメット 手: ニトリルタフプラス ラックナーウール ウェザーテック

感想

自分としては厳冬期の赤岳登頂はチャレンジングな登山だったけど、天候とパーティーメンバーのお陰で無事に(と言うか割とあっけなく)登頂して帰って来られた。
夏山以降、腑抜けになっていたが、この冬の大目標だったので年明けから鍛え直しをしたのも良かった。

兎に角ペースを見直せたのが良かった。いつもの?あのペースのまま歩いていたら最後にはバテていたかもしれない。バテた所で天候悪化なんかされたら本当にまずい事になっていただろう。
補給に関しては朝の補給をしっかりして、途中の補給も少なめだったが確実に取ったのも良かったかも。

文三郎道は本当に一歩一歩、静荷重移動を試すかの様に登っていった。雪が締まって歩きやすかったのもあって本当にあっさり登れたし、分岐から先の雪岩ミックスも、山頂からの横岳方面への降りも、拙くも自分なりに安全側に振りながら落ち着いて登り降り出来たと思う。それもこれも遡ればゆっくりとした確実なペースで余裕をもって行動できたからだろう。

「雪山は汗をなるべくかかないで済むペース」を基本にしていきたい。

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