イグって爺ヶ岳東陵


- GPS
- 12:12
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,702m
- 下り
- 1,755m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:28
天候 | 1日目 午前、晴れ 午後 曇りから粉雪 2日目 快晴、雲1つなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
長野駅からレンタカーで車中泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
終始、アイゼン。 下山の際は雪団子できまくり難儀した。さすがアジタックス。 下の方はこけまくって転がって下っていきました。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯 |
写真
明日、ナイフリッジの風も心配だけど、腰がやばい。まぁ、とりあえずナイフリッジで判断と。
疲れもあり、イグルー作ったし、爺ヶ岳、鹿島槍の山様を拝見したし、まぁ、撤退してもいいか〜と弱気・撤退モードで就寝することに。
温度…イグルー-3° 、下部出入口-6°
感想
今シーズン雪山ソロは以前から興味があったコースに行きたい。
天候や体調などから今シーズン初雪山。
なのに、体力勝負の爺ヶ岳東稜コースに。
このコースは5年ほどまえにYouTubeで観て「ここはソロでは無理だなぁ」と思いつつ、なんとかいけないかなぁと思っていたけど、毎年回数重ねて、まぁ、いけんじゃないの?行ってみようと天気と睨めっこして寒波明けの今回決行。
🔸テーマ
山中イグルー泊で後立山連峰の雪景を眺め飛高山脈を一望。
🔸いきなりの急登
早朝発だったので溶けた雪が固まって難儀した。ここが核心部じゃねーの?と。
250mほど登り切った安堵感あり。
🔸山中泊
高低差1700mを日帰りすることは時間に急かれて楽しめない。せっかく登ったのにすぐ降りくる勿体なさ感も手伝い1泊2日
初日午後から天気崩れて夕陽見れず残念と思ったが、爺ヶ岳こえて剱岳あたりに沈むんかーと気づいてなんか許せると。
🔸イグルー
過去3回の反省から小さめに作り、天井も苦労なく完成したが、中で寝るといささか足が伸ばせない。で、床をさらに削って、側面を広げて…って、何時間かけとんのや…と。腰が痛くなって、服は濡れてさむいやら、ロウソクでライトアップなんかする気にもおきずと。
まぁ、今回でもいろいろ反省点出てきて要領も体感したので次回からは時間短縮できそう。ただ、1人のイグルーはしんどいということが改めてわかった。
今度からはソロならツェルト+雪壁にしようかなぁ…
🔸ナイフリッジ
今回のルートでナイフリッジは問題ないだろうと思っていたところ、初日の日帰りの方が強風でナイフリッジ渡れませんと引き返してきたこと、「狭いところで両足分くらいの幅しかないですよ」と。
あと、もう1方は山頂までたどり着いたものの、P1から山頂までの稜線で爆風にあい耐風姿勢とりつつなんとか…などと情報を聞いてしまい、登頂断念もあるか…と気分が萎えて、二日目も4時30分行動予定を1時間以上遅れて出発。
結局、トレースもしっかりありスタスタと。帰りはその手前でストックが折れて、雪が柔らかくなり、ちょっと緊張した。
🔸出会い
今回お三方のお陰で、楽しく山行を終えることができました。
①ナイフリッジで出会った、彼氏置いて先行してきた女性。写真を取り合いつつ、山頂まで。あと、偶然にも地元が同じでこれにも痺れた。世代は違うが同じ駅利用していたとは…
②山頂までの急登でへばって休憩してた時元気づけてくれた男性。自分は行かないのに、せっかくだから南峰行こう!と煽って送り出しました。
③下山途中からお話した65才の男性。
大阪から5時間車運転して1時間仮眠での日帰りとは…。私もその年齢でここにまた登ってみたいという気にさせられました。いやぁ、素晴らしい。
でも、日帰りはできないだろうなぁ。
【山行前】 万全の体調。ただし、車中泊した際に左親指ドアに挟んで内出血で、やばかった。
【山行後】 シーズン初めの雪山だったので、ふくらはぎの筋肉痛が結構きた。ただ、階段の昇降問題なし。いいんじゃない!イグルー作りで痛めた腰も軽傷かなぁ。
次は、上越国境縦走を目指して、天気と睨めっこするかぁ…
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