大崩山から縦走路 三脚遭難の末に金山谷を下る
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,521m
- 下り
- 1,444m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
通常の登山地図には明記されていない金山谷ルートは踏み跡やテープといった目印が殆んどありません。谷の上部の大きな沢の二股、三股出合いに計3つ程ありその後は時々ケルンがある程度です。 下る場合は沢沿いに行けば自然とモチダ谷吐合に向かっていけますが何度も渡渉を繰り返したりモチダ谷出合い以降ケルンやテープは出てきますがそれらの配置は登り用だと感じました。このルートは祝子川温泉オリジナル登山地図に記載されてはいますが、あくまで谷は登るものであり増水時は下降困難になると思われますので判断は慎重に。なぜか下流の一部ででコンパスがくるくる回る場所があったのが怖かったです。読図やビバーク、ルートファイティングに不安な場合は金山谷には入らない方がいいと思われます。 |
その他周辺情報 | 祝子川温泉美人の湯は12月28日(月)〜1月1日(金)まで休業となっています。 |
写真
感想
今回は祖母傾大崩山の完全縦走の為に冬装備に加えカメラ機材やコーヒーセットに水も入れると100Lザックいっぱいの総重量33kgになってしまい、これが悲劇の始まりになった。
登りの坊主尾根ルートで体力を消耗しタイムロス、宿泊予定地の鹿納の野までたどり着けず、ヘッドランプを点けながらの藪こぎにシャリバテで心が折れそうになるもなんとか権七小屋谷分岐のテン場で宿泊。
水の消耗も激しく2日目は縦走を諦め五葉岳を登り瀬戸口谷から下山しようと考えるも、お姫山に到着後カメラの三脚が無い事に気がつく・・・
鹿納の野で小休止の際に忘れてきたと思い至り三脚を取りに戻る事に、その場合は三脚回収後に祝子川温泉オリジナル登山地図記載の金山谷ルートを下るか悩むが事前情報なしの「谷を下る」ことの不安とビバーク時の水の確保に、もしこのルートが沢登り用のルートだと詰んでしまうという思いはあったが最悪食料だけは沢山ある為に金山谷からの下山を決意する。
2日目に下山のつもりが約30キロの荷物と未整備の難路では予定が大幅に遅れてしまう。水の確保は十分なものの時間がなくなり中瀬松谷出合手前にテントを張ることに。しかしなかなかのテン場で、鹿も鳴かず河のせせらぎを聞きながらのいい夜だった。
3日目はモチダ谷出合、瀬戸口谷出合を通り祝子川沿いのルートから下山。
下山後車のルームランプが点いていることに気がついたが既にバッテリーは上がっていた・・・こんなこともあろうかと載せておいた携帯バッテリーが役に立ったのは不幸中の幸いか。
最後は登山口近くの神さん山にて無事下山のお礼参りを済ませた。
コメント
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休みが合えばリベンジに同行させてください(^_^)
車が二台だと便利だしね。
今年の目標に祖母〜傾〜五葉〜大崩縦走を追加っす!
次回挑戦するときは今回より厳しい条件やルートで挑戦したいと思っています。
今回は荷物の厳選が甘く本気度が足りなくて反省しています(´;ω;`)
ほんとに悔しかったので、その時までもっと体力、技術身に付けておきます!
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