茶臼岳〜姥ヶ平（晴れ間のぞく茶臼岳の景色）

2025年03月08日(土) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 11.0km
• 登り: 894m
• 下り: 895m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:31
• 休憩: 1:15
• 合計: 5:46

距離 11.0km 登り 894m 下り 895m

5:29 大丸駐車場
5:46 那須ロープウェイ山麓駅
6:00 6:07 峠の茶屋駐車場
6:10 6:11 登山指導所・登山ポスト
6:31 中の茶屋跡
6:53 7:00 峰の茶屋跡避難小屋
7:26 お釜口
7:42 7:51 那須岳
7:57 山頂口
8:25 高雄口
8:30 牛ヶ首
8:31 8:39 姥ヶ坂
8:51 8:52 姥ヶ平
9:00 9:36 ひょうたん池
9:41 姥ヶ平
9:58 10:03 姥ヶ坂
10:08 10:09 無間地獄
10:25 硫黄鉱山跡
10:38 中の茶屋跡
10:48 登山指導所・登山ポスト
10:50 峠の茶屋駐車場
10:59 那須ロープウェイ山麓駅
11:14 大丸駐車場
11:15 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大丸駐車場
（除雪エリアは駐車場の1／3ほど）

3/8時点
周辺道路はほぼ除雪された状態
（旧ファミリースキー場付近で一部残る）
※早朝などは路肩の雪解け水による凍結が考えられる

コース状況／危険箇所等

・雪の状態（3/8時点）
　大丸駐車場〜登山口〜樹林帯は雪道が続く
　（トレースを外すと膝下くらいの踏み抜きあり）
　茶臼岳周囲（避難小屋〜茶臼岳〜ロープウェイ方面〜牛ヶ首〜避難小屋）の
　コースの大半はモナカ・凍結状態の雪
　姥ヶ平はスノーシューで靴ほど沈むくらい
　
・冬型の気圧配置時には暴風の恐れあり
　避難小屋付近、山頂などは要注意
・茶臼岳周囲のコースでは岩に目印が描かれている
　ただ雪で判別がし難いため、コース外れに注意
　（視界が悪い際は特に注意）
・姥ヶ平に下るコースもやや判別しにくいところあり
・ロープウェイ方面への下り、牛ヶ首〜避難小屋は凍結路が連続する
　滑落の危険があるためしっかりしたアイゼンは必須

※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

3/8 5:23

3月でこの冷え込みとは・・・

3/8 5:36

既に先行されている方がいました

3/8 5:39

ロープウェイまでの道路は除雪されてます

3/8 5:41

雲の隙間、赤味掛かる空の色

3/8 6:02

ちょうど峠の茶屋で日の出

3/8 6:07

雲に阻まれ朝焼け色とはならず・・・

3/8 6:15

雪の多さの表れ
鳥居が潜れなくなってます

3/8 6:33

曇優勢ではやはり冴えない景色

3/8 6:34

届く光は・・・

3/8 6:38

雪面をほんのり照らす程度

3/8 6:40

朝日岳の姿を微妙に変えながら

3/8 6:46

峰の茶屋避難小屋を目指します

3/8 6:55

避難小屋手前で下山する先行の方と少々お話

3/8 7:02

足元にはエビの尻尾

3/8 7:07

茶臼岳に足を向けます

3/8 7:26

ルートが分かり難い岩の間を縫ってお釜口へ

3/8 7:32

山頂周辺の岩には風雪の形、尻尾がそこかしこに

3/8 7:34

三本槍などの山々が集う

3/8 7:36

寒風に晒される中ではまだ厳冬の体感
指先が凍える・・・

3/8 7:37

岩を風除けに山並み展望

3/8 7:37

釈迦ヶ岳や鶏頂山が目立つ高原山

3/8 7:37

奥には日光連山、その手前は大長山
雪の回廊の一端が見えますね

3/8 7:38

回廊を辿ると大佐飛山

3/8 7:40

何とも奇妙な氷雪の状態

3/8 7:41

多くはエビの尻尾の付く岩

3/8 7:44

白き稜線を見せる裏那須
やはり目を引く存在

3/8 7:44

3/8 7:46

山頂に到着

3/8 7:52

遠くに見えた白い稜線
飯豊連峰ですね

3/8 7:53

こちらも白さが目立つ尾瀬の山
燧ケ岳と左に至仏山

3/8 7:53

会津駒〜三ツ岩岳〜窓明山
雪深い稜線はここにも

3/8 7:56

薄日は差すも変わらず曇り空

3/8 8:03

凍結と踏み抜きに注意しながらロープウェイ方面へ

3/8 8:06

この傾斜くらいなら尻滑りで行けるかと思ったのですが・・・
（これは間違った判断でした）

3/8 8:13

想定以上の滑りで途中で足ブレーキ
弾みで落ちたペットボトルが彼方まで行ってしまった

3/8 8:19

気を取り直して歩きます

3/8 8:23

これは雨水の跡でしょうか

3/8 8:33

牛ヶ首から見る裏那須

3/8 8:44

落ちずに氷状態で付着してますね

3/8 8:47

無垢な雪を下って行く

3/8 8:49

足跡はよく見ますが姿は見たことが無いウサギ

3/8 8:54

3/8 8:54

雪の姥ヶ平から望む茶臼岳

3/8 8:54

テーブルなどは全て雪の下

3/8 8:59

3/8 9:16

静かな場所、ホッとできるカフェタイム

3/8 9:18

何か物足りない・・・
無間地獄の噴気が少ないからですね

3/8 9:33

日暈がくっきりと
お天気下り坂のサイン

3/8 9:36

ひょうたん池と思われる場所はやはり雪

3/8 9:37

青空の割合が増えてきました

3/8 9:43

再度目に焼き付けてからここを離れます

3/8 9:48

茶臼に向かって少々の登り

3/8 9:54

春が待ち遠しく雪から顔を覗かせる

3/8 9:59

これも春の光景の一種？

3/8 10:06

アイゼンの爪をしっかり効かせながら進みます

3/8 10:11

無間地獄前を通過
噴気の音も控え目でした

3/8 10:12

遠方の眺めは良好

3/8 10:14

勿論近場も目を楽しませてくれます

3/8 10:19

一方、足元は少し緊張感があるところも・・・

3/8 10:21

朝日岳が見えるようになると少し安堵

3/8 10:27

朝日岳の山頂を望む

3/8 10:27

剣ヶ峰は数名の方が通過中

3/8 10:35

3/8 10:41

早朝と違ってしっかり出来上がったトレース

3/8 10:44

高山のミニ松ぼっくりですね

3/8 10:50

山の神は雪の中
挨拶できるのは暫く先になりそう

3/8 10:54

昼に近付く時間帯

3/8 11:00

それでも多くの方とすれ違いながら

3/8 11:06

雪の下、隠れるように氷柱が

3/8 11:16

駐車場は除雪エリアが限られているので
路駐が発生しています

3/8 12:24

お昼を食してから帰宅
お疲れ様でした

撮影機器：

DC-TX2 Panasonic

感想

wakasato

季節の変わり目、春の陽気と冬の寒冷が交互に。
まだ冬の空気が濃い那須へ。

雲が優勢の空。
朱色の日の出は望めましたが、以降しばらくは薄日程度。
ただ視界は良好で山並みは見渡せましたね。
馴染みの高原山を始め、日光や尾瀬、飯豊連峰まで。
そして那須の主峰、茶臼岳もしっかり。
青空が見えてきた空の下、姥ヶ平からの景色を楽しみました。

風は弱風とはいえ山頂での体感はまだ冬。
それでも風の無かった姥ヶ平では春のような温かさ。
雪山を楽しめた一方、今回は反省する点がありました・・・
安易な行動は注意したいと思います。

コメント

まっちゃん

紅葉期は沢山の方が訪れる姥ヶ平。
積雪期の光景を初めて見ました。
姥ヶ平からの定番の茶臼岳が雪を纏った姿は新鮮です。

厳冬期のようでも、どことなく春を感じる山行だったようですね。

wakasato

こんばんは、まっちゃんさん。

赤や黄の色彩豊かに飾られた景色。
紅葉の時期の姥ヶ平は言わずと知れた場所ですよね。
ただ良い景色は秋だけに限らず・・・
白装飾の冬も劣らない景色だと思ってます

ふとした所で春のような感覚がありましたが
やはり体感を占めるのは冬・・・
雪解け、春の光景はもう少し先になりそうですね。

BOKUTYANN

まだまだ冬の様相！

wakasatoさん　おはようございます

今年の那須は雪が多いみたいですね
写真No7にびっくり！　くぐれない鳥居の姿はしばらく見ていない気がします
　※まして3月も中旬に差し掛かる頃なので
めっきり雪の山へのチャレンジに腰が引けるようになったBOKU
この景色だと今の私には無理っぽく感じます
青空は少ないようでしたが飯豊や燧ケ岳まで見られれば上等ですよね
もう少し難易度が下がったら行きたくなるのかナァ〜？（●＾o＾●）

wakasato

BOKUTYANNさん、こんばんは。

鳥居がここまで埋まるのは３年振りでしょうか。
まだ那須は真冬を思わせる雪景色でしたね。
山頂から見渡す眺めも白い山並み続きでした。

雪の山から少し遠ざかっていると
確かに無理はできないでしょうが・・・
ただもう少し雪解けが進めばずっと歩き易くなるかと。
山頂で胸がすく大展望が待ってますよ