雪の富士見台【強清水から東山道で百名山の展望台へ】


- GPS
- 07:12
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 730m
- 下り
- 729m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:13
天候 | 快晴 微風 【気温】 強清水:−2℃ 水またぎ:−3℃ 富士見台山頂:5℃ 強清水:6℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【積雪状況】 ・登山口からチェーンスパイクを使用。 締まった雪質で踏み抜きも少なかったが、神坂峠を過ぎた辺りから 雪が緩み始め団子状態になり、P1710の西面に出る場所で外す。 ・富士見台山頂から強清水登山口までアイゼンを使用。 ・用意したワカンは出番なし。 【危険個所】 P1670の西面、雪に覆われた急斜面のトラバースが二度ほど現れます。 |
写真
感想
春の足音が聞こえるシーズンを迎え、春の妖精も気になるところだが
先週出来なかったスノーハイキングを目的に富士見台へ向かう。
林道・大谷霧ヶ原線に入り、覚悟していた坂道は圧雪状態だったが無事に通過して伐採地帯?に入ると次第に圧雪状態が続くようになり、
雪も多めになってきた地点で進入を諦め、御嶽が展望できる路肩に
駐車し歩き始めると強清水の登山口まで15分ほどの距離だった。
登山口からチェーンスパイクを着けて古代の道・東山道へ入ると先行者の
トレースは無く、数日前の薄い踏み跡が残るだけだった。
しっかりと締まった雪を踏んで山道から林道に出ると、初めて先行者の
履いたスキーのトレースに出逢ったが姿は見えなかった。
時々不明瞭になる山道が沢と最接近すると「水またぎ」となり、目前に
霧氷をまとった景色が広がっていた。果たしてこの先でも霧氷は
見られるだろうか?と考えながら体温調整の休憩をとり、東山道最後の
登りとなる神坂峠に向けて急斜面へ踏み込む。以前建っていた避難小屋の
辺りを過ぎしばらくして登山道を見失ってしまったが、とにかく東の方向
を維持して直登すると次第に霧氷の林が広がって傾斜も増してくる。
攀じ登るようにして林道へ這い上がると神坂峠を少し南側に離れた地点
だったが青空に映える美しい霧氷が出迎えてくれた。
トレースの無い林道から神坂峠に進んでもトレースは残っていなかった。
やはり神坂神社やヘブンス方面からがメジャールートのようだが
こちらのルートも捨てたもんじゃない。
P1670の斜面に広がる霧氷の森や千両山〜恵那山の稜線を眺めながら
P1710 の西面に出ると一気に視界が開け、期待通り白山方面の展望が
広がっていた。後は快晴、微風、そしてたっぷりの雪に恵まれた富士見台
で絶景を堪能するだけだ。
萬岳荘分岐に出ると楽しみだった南アルプスの展望は望めなかったが、
春のように穏やかな山頂で展望の回復待ちは苦ではない。
白山連峰や南アルプスにかかる雲が上がり、評判通りの展望が回復する
まで展望岩場や避雷針のピークでまったりしながら、10年ぶりとなる
雪の富士見台を楽しもう。
【山頂から萬岳荘へ下る途中も多くの登山者とすれ違ったが、強清水から
登ったのは僅かに5名程度だった。】
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