巻機山 ブサの裏沢 米子沢 スキー


- GPS
- 35:18
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 2,747m
- 下り
- 2,751m
コースタイム
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:16
天候 | 8日:晴れ 9日:朝から小雪、昼ごろから曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴトウジ沢出合いまでほぼ埋まっている。スノーブリッジを探して難儀することはない。 |
写真
感想
ブサノ裏沢と上ゴトウジ沢を滑った後、二股で雪洞泊して、下ゴトウジ沢右俣を滑った後に深沢を滑って帰る、という壮大な計画だったが、なんやかんやでブサノ裏沢と米子沢だけ滑って帰ってきた。それでも、奥利根に泊まれて楽しかったです。
3/8
駐車スペースからスキーを履いてスタートすると、新しめのスノーシューのトレースがついている。しばらく並走して歩くと、地形図にない例の橋を渡らずに威守松山の方へ向かっている。もしかしてTWVのOBかな?
橋から先は基本的にトレースなく、一人で楽しくラッセル。井戸の壁に取り付くあたりの地形がわかりにくく、またしても右往左往してしまった。1050mあたりで振り返ると林道を歩くヘッデンが見えたが、とうとう会わずじまい。
いつも通り巻機山まで登り、ブサの裏沢源頭でピットを掘って確認した後、ドロップ。パックされたストップ雪という辛い雪質だった。上ゴトウジ沢も似たような感じだろうと思い、登り返しは取りやめ。ゴトウジ沢出合いの水が取れるあたりに雪洞を掘って寝ることにする。シュラフに入ったあたりから悪寒と頭痛と咳と痰が止まらず、風邪を確信した。実は、井戸壁の登りの時点で、いつもより息切れすると気づいていた。。。単独なんだから、そういう時は引き返さないとダメだと後出しジャンケン的に反省。明日は最短ルートで深沢を滑って下山しよう。
3/9
朝起きて外に出ると、湿った雪が降っている。新雪10cmほど。快晴の予報だったのに、外れたようだ。それにしても体がダルい。今日は時間がかかりそうだ。
雪洞を崩して、一応トトンボ尾根を登り返すつもりで歩き始めたが、稜線がかなりガスっている。どうも、天気が回復しそうな空模様に見えない。きっと、主稜線に出たら視界が悪くて、深沢をオンサイトで滑るのは大変だろう。それに、ドロップポイントまで行って西面の結合が全体的に悪かった場合のエスケープが面倒なので、潔く巻機山に登り返して、井戸尾根または米子沢を滑る方針に変更。少し沢を登り返すと、自分が取り付こうとしたのとは別の箇所からトトンボ尾根に取り付いていそうな2人パーティのスキートレースを発見。昨日、自分の後にどこかを滑ってきた人がいたようだ。
ブサの裏沢・上ゴトウジ沢中間尾根のCo1500あたりから樹木が少なく、雪とガスで視界が100mほどしかない上、フラットライトなので、地形がほとんど分からない。GPS頼りで進む。風がそこまで強くないのが救い。それにしても風邪のせいで体も頭も動かず辛い。地形としてはそんなに難儀する箇所はなかったが、1928pから先のスノーモンスター帯が地味に鬱陶しかった。
巻機山でもう一度ピットを掘ったところ、さほど風の影響なく結合も良かったので、米子沢を滑ることに決定。とはいえ、一人なので、ウィンドスラブを踏み抜かないように、段差を落ちないように、丁寧に滑る。相変わらずフラットライトなので、ワンターンしたら自分の落としたスラフを見て進行方向の形を判断する始末。Co1000あたりからは快適に滑れた。あとは林道を滑って終わり。
ここから家までの運転も、風邪で辛かった。。。
私のヤマレコにコメントありがとうございます。
三峰山岳会の川口と申します。
コメントに返信してから気づきましたが、
以前、ハギーと一緒にルームに見学に来られかと…はじめましてではなかったですね〜(^_^;)
なんと、そうでしたか!奇遇ですね。私はぶなの会で元気にやっております。いつかまたどこかで是非お会いしましょう。
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