ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7937593
全員に公開
ハイキング
中国

岡山市北区御津 安倉山〜龍王岳〜まつだ牧場周回 史跡&動植物

2025年03月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:19
距離
12.4km
登り
447m
下り
455m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:11
休憩
1:08
合計
5:19
距離 12.4km 登り 447m 下り 455m
7:57
21
県道31号線沿い墓地側の路肩
8:18
8:19
27
大谷宝篋印塔
8:46
8:49
63
安倉山
9:52
9:57
24
標高285m鞍部南東の休憩地点
10:21
10:24
28
10:52
11:48
68
まつだ牧場
12:56
20
登米池北東端
13:16
県道31号線沿い墓地側の路肩
史跡見学や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離12.5km、歩行時間4時間、歩行数19,300歩、消費カロリー1,220Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道31号線沿いの墓地の側にある路肩に自動車を停めました。東西1台ずつくらいなら邪魔にはならないでしょう。御津スポーツパークの駐車場は、開園時間の午前9時より1時間も前に到着したため、入口がまだ閉鎖されていました。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありませんが、安倉山北東尾根など、かき分けずに歩けますが植物が体に当たる箇所がありました。また、場所は特定できませんがマダニが活動を開始しており、1匹見つけました。まつだ牧場<写真16〜32>手前からゴールまでは舗装道路です。

 大谷宝篋印塔(ほうきょういんとう)<写真07>の説明板から安倉山<写真10,11>までは、かき分けずに歩けますが植物が体に当たる箇所があります。
 御津高津の大谷集落から宝篋印塔の説明板のすぐ西にある階段を上りました。右に行くと墓地に向かうので、左端の入口のササが刈られた土の一本道を辿ると、右側に大谷宝篋印塔<写真07>がありました。
 裏側にまわると道があり、地籍調査の黄色いヘッドの標柱を見ながらしばらくは気楽に歩けました。標高120mを過ぎると、「御津ワンダークラブ」の道標があり、すぐにササヤブに突っ込みましたが、少し引き返すと右(西)側に細い踏み跡があり、この後は、ササが体に当たりますが足元は見える道が続きました。たまに文字の読めなくなった道標があるので、以前はもっと整備されていたようです。
 標高140m手前からササはなくなり、ツツジの仲間などの枝が体に当たりますが多少歩きやすくなりました。ただし、たまにトゲトゲに引っかかることもあるので要注意です。
 なんとなく道のように見えかき分けずに歩ける所を選んで歩き、不意に石仏<写真09>の前に出ました。右(北東)側に「みつワンダークラブ」の道標(ここは「御津」はひらがな表記)がありました。
 ここから何も考えずに高さ40cm程のシダヤブに突っ込み、とりあえず安倉山頂上を目指しました。シダは足に当たりますが足元は見えるので、道だと思い込んでいましたが、地形図の188m地点を過ぎ、最高点辺り<写真10>まで来ても日置忠治(へきただはる)墓所がないので引き返しながら探しました。こぶ病?の木<写真11>撮影地点周辺は展望は効きませんが平坦で、日置忠治(へきただはる)墓所でもおかしくなさそうでした。石仏<写真09>周辺に道がないかもう少し探してみればよかったかもしれません。

 安倉山<写真10,11>から龍王岳<写真14>までは、林道が迷路のようになっており、少し迷って何度か引き返しました。
 安倉山<写真10,11>から北西の鞍部に下ると、やはりかき分けずに歩け、標高175m辺りで木の間の細道に入ると、鞍部<写真12>で急に目の前が開けました。ここは四叉路で前方に道が3本あります。最も広い右の道に入って引き返し、左の道へ。真ん中は尾根を北西に進み200m峰から北側の地形図の破線の道に入るのかもしれません。だとすれば、途中で合流したときにきれいな道だったので、そちらのほうが歩きやすかっただろうと思います。たまに水たまりのある土道は標高125m辺りで谷沿いの地形図の破線の道に出合い右折、すぐに丸太を2本並べた橋を渡り、そこからは下草が減り代わりに小石が増えてきました。
 標高180mを過ぎるとT字路で、右折が正解でしたが、左折してしまいました。南西に延びていた道が東に折り返したので引き返し、標高200m辺りで少し登って南西へ、なんとなく荒れ気味でやはり方向が違うので標高180mを過ぎたT字路まで引き返し、直進して丸太を3本並べてある箇所を渡ると、地形図の破線の道に入れました。
 標高240m辺りで前方がヤブっぽくなりました。後から考えれば、北西に進み北側の地形図の破線の道に入ったほうが楽だったかもしれませんが、地形図の破線の道を辿って南へ行くはずが少し上がったら南東へ。小石がゴロゴロしており、歩けますがなんとなく怪しげで方向が違うので引き返しました。
 直進したら破線の道は見つからず、ササはまばらですが歩けるので、そのまま尾根を下り南下。地形図の破線の道に入りたかったのですが、前方に斜めになった木が複数見えてきたので、南東に登ってやっと地形図の破線の道に合流しました。
 そこからシダヤブの左側を歩き、過ぎるとなんとなく道のように見える箇所を選んで木の間を歩きました。地形図の破線の道からは微妙に逸れていますが問題はなく、280m峰から南下しそうになったくらいですみました。地形図の破線の道は北西へ、途中、休憩中に連れのズボンにマダニが1匹いるのに気づきました。
 標高285m辺りの鞍部で、東からの地形図の破線の道に合流しました。そちらの道のほうが広くきれいで歩きやすそうでした。ここから西は広くきれいな土道で、地形図の送電線との交差点辺りから砂利道になり倒木の左を通過。北に向かう地形図の破線の道は廃道かもしれません。鉄塔巡視路の道標は東西を指していました。
 標高310mを過ぎると一部工事中で、重機が入っていました。日曜日は休みのようで問題なく通過できました。龍王岳<写真14>頂上直下を通る地形図の破線の道は入口が微妙にヤブっぽかったので、そのまま歩きやすい砂利道をキープ。
 特に目印はなさそうでしたが、南東から取り付き龍王岳を目指しました。木の間をぬうように進めばかき分けずにすみ、辿り着いた先には赤いビニールテープがありましたが、地形図の358m地点よりも北でした。下りも適当に進んだら、取り付き点よりも北側に下りました。
 ここからはしばらく砂利道、まつだ牧場<写真16〜32>手前からゴールまでは舗装道路です。
その他周辺情報 まつだ牧場ミルク工房<写真30>は今月も来月も土日祝の10〜17時45分営業です。ジェラート<写真29>は12種類くらいでダブルはカップもコーンも500円です。牧場はミルク工房営業中のみ無料で見学できます。
01暖地サクランボ…我が家の庭の暖地サクランボです。今年は3月17日から咲き始めました。寒の戻りでなかなか開花が進まず、連れによれば21日に8分咲きくらいだったそうです。一般的なサクランボとは違い、自家受粉するので1本でも実がなります。もっとも、ほぼ野鳥たちが食べてしまい、落ちたのをアリと奪い合うことになります。たいてい負けるので、毎年口に入るのは1粒です😅
2
01暖地サクランボ…我が家の庭の暖地サクランボです。今年は3月17日から咲き始めました。寒の戻りでなかなか開花が進まず、連れによれば21日に8分咲きくらいだったそうです。一般的なサクランボとは違い、自家受粉するので1本でも実がなります。もっとも、ほぼ野鳥たちが食べてしまい、落ちたのをアリと奪い合うことになります。たいてい負けるので、毎年口に入るのは1粒です😅
02満開間近の暖地サクランボ…22日の午後には満開に近かったそうです。だいたい彼岸桜と同じくらいの時期に咲きますが、花の付け根周辺が丸くふくらまないので見分けられます。26日にほぼ散り終わりました。スズメは心得ていて、近所の梅は花の付け根からむしり取って蜜を吸いますが、この暖地サクランボの花だけは手を出しません。我々以上に実を楽しみにしているようです😊
1
02満開間近の暖地サクランボ…22日の午後には満開に近かったそうです。だいたい彼岸桜と同じくらいの時期に咲きますが、花の付け根周辺が丸くふくらまないので見分けられます。26日にほぼ散り終わりました。スズメは心得ていて、近所の梅は花の付け根からむしり取って蜜を吸いますが、この暖地サクランボの花だけは手を出しません。我々以上に実を楽しみにしているようです😊
03薄いピンクの梅…ここからが山行中の写真です。出発点に梅が3本ありました。これは7分咲きくらいでした。
1
03薄いピンクの梅…ここからが山行中の写真です。出発点に梅が3本ありました。これは7分咲きくらいでした。
04枝垂れ気味の白梅…法面に生えており、枝垂れ梅ではありませんが、なぜか枝垂れ気味でした。これは8分咲きくらいでした。
2
04枝垂れ気味の白梅…法面に生えており、枝垂れ梅ではありませんが、なぜか枝垂れ気味でした。これは8分咲きくらいでした。
05散り始めの白梅大木…見上げる高さの大木が3本ありました。見応えがあったので動画も撮りました。
1
05散り始めの白梅大木…見上げる高さの大木が3本ありました。見応えがあったので動画も撮りました。
06古民家の宿nano inn…一組限定で一棟貸しのようです。ネットで予約可能ですが、3月中は休業です。
1
06古民家の宿nano inn…一組限定で一棟貸しのようです。ネットで予約可能ですが、3月中は休業です。
07大谷宝篋印塔…旧御津町指定重要文化財でしたが、岡山市と合併後、指定から外れたようです。北側の道入口付近にあった説明板によれば、室町時代の作と考えられており、高さは1.55mとなっていましたが、もっと低く見えました。左に別の宝篋印塔(ほうきょういんとう)の先端部分が飾られているようです。
2
07大谷宝篋印塔…旧御津町指定重要文化財でしたが、岡山市と合併後、指定から外れたようです。北側の道入口付近にあった説明板によれば、室町時代の作と考えられており、高さは1.55mとなっていましたが、もっと低く見えました。左に別の宝篋印塔(ほうきょういんとう)の先端部分が飾られているようです。
08安倉山北東尾根より北東方面…ここは振り返ると北東方面が見えました。左端奥が標高254.1m三角点「西原」峰、中央は268m峰、右は標高280.1m三角点「下田古屋」峰です。
2
08安倉山北東尾根より北東方面…ここは振り返ると北東方面が見えました。左端奥が標高254.1m三角点「西原」峰、中央は268m峰、右は標高280.1m三角点「下田古屋」峰です。
09安倉山北東尾根の石仏…右(北東)側に「みつワンダークラブ」の道標(ここは「御津」はひらがな表記)がありました。石仏は見上げる高さで立派でした。台座に彫ってある文字がよく見えなかったのが残念です。
1
09安倉山北東尾根の石仏…右(北東)側に「みつワンダークラブ」の道標(ここは「御津」はひらがな表記)がありました。石仏は見上げる高さで立派でした。台座に彫ってある文字がよく見えなかったのが残念です。
10安倉山頂上周辺…地形図ではもう少し北に標高188mと記載されていますが、この辺りのほうが高そうでした。
1
10安倉山頂上周辺…地形図ではもう少し北に標高188mと記載されていますが、この辺りのほうが高そうでした。
11こぶ病?…直径15cm程のこぶができていました。この周辺は平坦で、岡山藩の家老を務めた日置忠治(へきただはる)と妻のお墓があるはずですが、あまり探さず諦めました。
3
11こぶ病?…直径15cm程のこぶができていました。この周辺は平坦で、岡山藩の家老を務めた日置忠治(へきただはる)と妻のお墓があるはずですが、あまり探さず諦めました。
12安倉山北西鞍部より北東方面…ここは四叉路で前方に道が3本ありました。北東方面はよく見えます。左手前はこのほぼ北にある190m峰東斜面のおそらく杉林、中央は鉄塔のある202m峰、その右奥は標高254.1m三角点「西原」峰、右端は268m峰です。動画も撮りました。
1
12安倉山北西鞍部より北東方面…ここは四叉路で前方に道が3本ありました。北東方面はよく見えます。左手前はこのほぼ北にある190m峰東斜面のおそらく杉林、中央は鉄塔のある202m峰、その右奥は標高254.1m三角点「西原」峰、右端は268m峰です。動画も撮りました。
13安倉山西の林道より東方面…振り返ってみました。左手前は杉の木で上部で2本に分かれているようです。赤岳西の335m峰の北側斜面辺りが見えているのだろうと思います。動画も撮りました。
13安倉山西の林道より東方面…振り返ってみました。左手前は杉の木で上部で2本に分かれているようです。赤岳西の335m峰の北側斜面辺りが見えているのだろうと思います。動画も撮りました。
14龍王岳頂上周辺…地形図の358m地点よりも北でした。周辺は平坦ですが、建物の跡などはわかりませんでした。木が茂って展望は効きません。
1
14龍王岳頂上周辺…地形図の358m地点よりも北でした。周辺は平坦ですが、建物の跡などはわかりませんでした。木が茂って展望は効きません。
15ルリタテハ…成虫で越冬するので早春から見られます。翅の裏側はこげ茶色で地味ですが、表側はうっすら青みを帯びた筋模様がきれいです。動画を撮りました。
2
15ルリタテハ…成虫で越冬するので早春から見られます。翅の裏側はこげ茶色で地味ですが、表側はうっすら青みを帯びた筋模様がきれいです。動画を撮りました。
16まつだ牧場ムスカリ…ミルク工房<写真30>にちょうどファミリーが2組入ろうとしておられたので、先に牧場へ。1cm程の壺状の花は咲き始めでした。
1
16まつだ牧場ムスカリ…ミルク工房<写真30>にちょうどファミリーが2組入ろうとしておられたので、先に牧場へ。1cm程の壺状の花は咲き始めでした。
17房咲き水仙…ニホンズイセンよりも花被片が細めで違う品種のようでした。ちょうど見頃でした。
1
17房咲き水仙…ニホンズイセンよりも花被片が細めで違う品種のようでした。ちょうど見頃でした。
18ツバキ…直径7cm程の花は満開に近く、少しつぼみもありました。動画も撮りました。道路よりも少し高い位置で、側に屋根付きのベンチがありました。
2
18ツバキ…直径7cm程の花は満開に近く、少しつぼみもありました。動画も撮りました。道路よりも少し高い位置で、側に屋根付きのベンチがありました。
19サンシュユ…遠目にはダンコウバイやアブラチャンに似ていますが、花弁は4枚です。ダンコウバイは花後に葉が出ますが、アブラチャンは花と同時です。満開だったので動画を撮りました。
2
19サンシュユ…遠目にはダンコウバイやアブラチャンに似ていますが、花弁は4枚です。ダンコウバイは花後に葉が出ますが、アブラチャンは花と同時です。満開だったので動画を撮りました。
20ピンクの梅満開…<写真31>と同じ木です。少し見下ろしてズームしてみました。動画も撮りました。
1
20ピンクの梅満開…<写真31>と同じ木です。少し見下ろしてズームしてみました。動画も撮りました。
21オオイヌノフグリ…動画も撮りました。帰化植物で、直径1cm程の花は早春から咲きます。丸いものが2個くっついたような実の形が雄犬のアレ(阪神タイガースの優勝ではありません)に似ているというのが名前の由来です。在来種のイヌノフグリは岡山県では準絶滅危惧種で直径3mm前後の薄ピンク、我が家の庭で見られるタチイヌノフグリは帰化植物で直径3mm前後の薄青色の花です。
1
21オオイヌノフグリ…動画も撮りました。帰化植物で、直径1cm程の花は早春から咲きます。丸いものが2個くっついたような実の形が雄犬のアレ(阪神タイガースの優勝ではありません)に似ているというのが名前の由来です。在来種のイヌノフグリは岡山県では準絶滅危惧種で直径3mm前後の薄ピンク、我が家の庭で見られるタチイヌノフグリは帰化植物で直径3mm前後の薄青色の花です。
22インドクジャク♀…尾羽が短く胸部が緑色です。奥でうずくまったままでしたが、動画を撮りました。
2
22インドクジャク♀…尾羽が短く胸部が緑色です。奥でうずくまったままでしたが、動画を撮りました。
23インドクジャク♂…なぜかメス<写真22>とは逆サイドの隅っこにいました。これも動画を撮りました。
1
23インドクジャク♂…なぜかメス<写真22>とは逆サイドの隅っこにいました。これも動画を撮りました。
24ナズナ…春の七草のひとつです。実の形が三味線のバチに似ているのでペンペングサとも呼ばれます。
1
24ナズナ…春の七草のひとつです。実の形が三味線のバチに似ているのでペンペングサとも呼ばれます。
25ヒメオドリコソウ…数mmの花はオドリコソウよりもホトケノザ<写真43>に似ています。大きさは倍ほど違い、葉が毛深いのでわかりやすいです。
1
25ヒメオドリコソウ…数mmの花はオドリコソウよりもホトケノザ<写真43>に似ています。大きさは倍ほど違い、葉が毛深いのでわかりやすいです。
26放牧中の牛…人には慣れているようで、こちらをじっと見ていました。牛舎にも同じ種類の牛が多かったです。歩いている様子を動画に撮りました。最後のほうにインドクジャクのオス<写真23>の猫のような鳴き声が入っています。
2
26放牧中の牛…人には慣れているようで、こちらをじっと見ていました。牛舎にも同じ種類の牛が多かったです。歩いている様子を動画に撮りました。最後のほうにインドクジャクのオス<写真23>の猫のような鳴き声が入っています。
27牛舎の牛…ホルスタインは少なかったです。顔が幼く体も小さめだったので、子牛かもしれません。
1
27牛舎の牛…ホルスタインは少なかったです。顔が幼く体も小さめだったので、子牛かもしれません。
28デカい牛タンを出す牛…なぜかずっと舌を出していました。顔の周りが気になるのでしょうか。やっと顔が見えるようになったと思ったら、今度は柵でよく見えず😅とりあえず動画を撮りました。この後、ランチで寄った焼き肉屋では、生きた牛タンの印象が残っていたこともあり、牛タン注文は控えました😅
1
28デカい牛タンを出す牛…なぜかずっと舌を出していました。顔の周りが気になるのでしょうか。やっと顔が見えるようになったと思ったら、今度は柵でよく見えず😅とりあえず動画を撮りました。この後、ランチで寄った焼き肉屋では、生きた牛タンの印象が残っていたこともあり、牛タン注文は控えました😅
29ジェラート越しにおねだり猫…人気のジェラートはダブル500円、カップもコーンも同じ値段です。左からさくら、マロングラッセ、抹茶、ミルクでどれも甘さ控えめです。抹茶はかなり苦みが強く好みの味、他は素材の風味は弱めでやさしい味でした。店<写真30>前のベンチに座ると、猫が足元に来たので動画も撮りました。目的はジェラートですが、猫の体には悪いので目の前で食べきりました。
1
29ジェラート越しにおねだり猫…人気のジェラートはダブル500円、カップもコーンも同じ値段です。左からさくら、マロングラッセ、抹茶、ミルクでどれも甘さ控えめです。抹茶はかなり苦みが強く好みの味、他は素材の風味は弱めでやさしい味でした。店<写真30>前のベンチに座ると、猫が足元に来たので動画も撮りました。目的はジェラートですが、猫の体には悪いので目の前で食べきりました。
30まつだ牧場ミルク工房…写真左側から奥にベンチがいくつかあり、そこでジェラート<写真29>を食べました。今月も来月も土日祝の10〜17時45分営業です。ジェラートは12種類くらいで、連れの記憶によれば、他にいちごミルク、ミルクキャラメル、イタリアンチョコレート、黒豆きなこ、ラムレーズン、ロイヤルミルクティー、クッキー・クリーム、海のジェラートがあったそうです。
1
30まつだ牧場ミルク工房…写真左側から奥にベンチがいくつかあり、そこでジェラート<写真29>を食べました。今月も来月も土日祝の10〜17時45分営業です。ジェラートは12種類くらいで、連れの記憶によれば、他にいちごミルク、ミルクキャラメル、イタリアンチョコレート、黒豆きなこ、ラムレーズン、ロイヤルミルクティー、クッキー・クリーム、海のジェラートがあったそうです。
31ピンクの梅…側まで見に行きました。2本あり、こちらは傷み始め、もう1本はギリギリ満開でした。
2
31ピンクの梅…側まで見に行きました。2本あり、こちらは傷み始め、もう1本はギリギリ満開でした。
32タヌキウサギ⁉…正面からではわかりにくいですが、垂れ耳です。仲良しでずっといちゃついていました。動画撮影中は気づかなかったのですが、左の個体はパンダウサギというより、タヌキウサギ😅ちなみに、いわゆるパンダウサギは垂れ耳ではありません。
3
32タヌキウサギ⁉…正面からではわかりにくいですが、垂れ耳です。仲良しでずっといちゃついていました。動画撮影中は気づかなかったのですが、左の個体はパンダウサギというより、タヌキウサギ😅ちなみに、いわゆるパンダウサギは垂れ耳ではありません。
33御津・建部コミュニティバス小田線まつだ牧場のりば…火・水・土曜のみ運行で往路、復路とも一日2便しかありません。運賃は200円です。
33御津・建部コミュニティバス小田線まつだ牧場のりば…火・水・土曜のみ運行で往路、復路とも一日2便しかありません。運賃は200円です。
34濃いピンクの梅…舗装道路の右奥に見えたので、ズームして動画も撮りました。ちょうど満開でした。
1
34濃いピンクの梅…舗装道路の右奥に見えたので、ズームして動画も撮りました。ちょうど満開でした。
35ナガバタチツボスミレ…早春から咲くスミレです。この時期は葉の表側に葉脈に沿って赤紫の筋模様が入り、裏は全面赤紫色を帯びることが多いです。表は緑色ですが、葉裏が赤紫色で花柄が赤みを帯びず花色がピンクではなかったことから判断しました。
3
35ナガバタチツボスミレ…早春から咲くスミレです。この時期は葉の表側に葉脈に沿って赤紫の筋模様が入り、裏は全面赤紫色を帯びることが多いです。表は緑色ですが、葉裏が赤紫色で花柄が赤みを帯びず花色がピンクではなかったことから判断しました。
36大谷川カワムツ?…体長5〜7cmが群れていました。小さいうちはヌマムツと区別がつきにくいのですが、背びれの付け根より前の黄色っぽく見える部分がより細長いこと、他のひれは透明に見えるのに背びれの前面はうっすら赤みを帯びて見えることから、カワムツかもしれないと思いました。動画にはもっとたくさん映っています。
1
36大谷川カワムツ?…体長5〜7cmが群れていました。小さいうちはヌマムツと区別がつきにくいのですが、背びれの付け根より前の黄色っぽく見える部分がより細長いこと、他のひれは透明に見えるのに背びれの前面はうっすら赤みを帯びて見えることから、カワムツかもしれないと思いました。動画にはもっとたくさん映っています。
37ヤマネコノメソウ…わかりにくいですが、直径3mm程の黄色い花が咲いていました。ネコノメソウとは違い、葉は互生です。この周辺だけでした。体長3cm程の黒っぽい毛虫がしがみついていない花を探して撮りました。葉より花のほうがおいしいのでしょうか😊
1
37ヤマネコノメソウ…わかりにくいですが、直径3mm程の黄色い花が咲いていました。ネコノメソウとは違い、葉は互生です。この周辺だけでした。体長3cm程の黒っぽい毛虫がしがみついていない花を探して撮りました。葉より花のほうがおいしいのでしょうか😊
38フキ雄株…雄花しか咲かないので結実しません。雄花は先端が5裂します。
1
38フキ雄株…雄花しか咲かないので結実しません。雄花は先端が5裂します。
39バッタフライ⁉…テングチョウです。成虫で越冬するので、早春から見られます。動画を撮っているとなぜか跳ねるように移動していきました。バタフライというより、バッタでした。バッタが飛んだらバッタフライ😅
1
39バッタフライ⁉…テングチョウです。成虫で越冬するので、早春から見られます。動画を撮っているとなぜか跳ねるように移動していきました。バタフライというより、バッタでした。バッタが飛んだらバッタフライ😅
40登米(とめ)池ホシハジロ♂…数羽の群れでした。奥のオスは黒い足で顔をかいています。他の個体も羽繕いするなどリラックスした様子でした。動画を撮りました。
2
40登米(とめ)池ホシハジロ♂…数羽の群れでした。奥のオスは黒い足で顔をかいています。他の個体も羽繕いするなどリラックスした様子でした。動画を撮りました。
41ホシハジロ群れ…左奥のメスも足でカイカイ。気持ちよさそうです😊急に暑くなったのでもう北に帰ったと思っていましたが、まだいてくれました。
1
41ホシハジロ群れ…左奥のメスも足でカイカイ。気持ちよさそうです😊急に暑くなったのでもう北に帰ったと思っていましたが、まだいてくれました。
42登米池北東端より南南西方面…左は赤岳北西斜面、中央は335m峰北斜面、右は安倉山東北東にある180m峰東斜面です。
1
42登米池北東端より南南西方面…左は赤岳北西斜面、中央は335m峰北斜面、右は安倉山東北東にある180m峰東斜面です。
43ホトケノザ…春の七草ではないほうのホトケノザです。ちなみに、春の七草のホトケノザはコオニタビラコのことです。花はヒメオドリコソウ<写真25>よりも大きく、長さ1cm程です。
1
43ホトケノザ…春の七草ではないほうのホトケノザです。ちなみに、春の七草のホトケノザはコオニタビラコのことです。花はヒメオドリコソウ<写真25>よりも大きく、長さ1cm程です。
44ユキワリイチゲ…山行後にユキワリイチゲを見に行きました。岡山県のレッドデータブックには記載されていませんが、人気の花なので撮影場所は伏せました。うっすら青紫色を帯びることが多い花は直径3cm程です。花弁のように見えるのは萼で、花弁はありません。
3
44ユキワリイチゲ…山行後にユキワリイチゲを見に行きました。岡山県のレッドデータブックには記載されていませんが、人気の花なので撮影場所は伏せました。うっすら青紫色を帯びることが多い花は直径3cm程です。花弁のように見えるのは萼で、花弁はありません。
45ユキワリイチゲ親子…もちろん、親子ではありませんが、そのくらい大きさが違いました。左のほうが色が濃いですが、日が経つと次第に白っぽくなるのかもしれません。
1
45ユキワリイチゲ親子…もちろん、親子ではありませんが、そのくらい大きさが違いました。左のほうが色が濃いですが、日が経つと次第に白っぽくなるのかもしれません。
46風に揺れるユキワリイチゲ…思ったよりも密生していました。風に揺れる様子を動画に撮りました。
1
46風に揺れるユキワリイチゲ…思ったよりも密生していました。風に揺れる様子を動画に撮りました。
47落ち葉の下から生えたユキワリイチゲ…葉は3裂し、白い斑点が入るのが特徴です。アズマイチゲやキクザキイチゲなど花だけ見れば似たのが多いですが、葉の形は明らかに違います。動画も撮りました。
1
47落ち葉の下から生えたユキワリイチゲ…葉は3裂し、白い斑点が入るのが特徴です。アズマイチゲやキクザキイチゲなど花だけ見れば似たのが多いですが、葉の形は明らかに違います。動画も撮りました。
48ユキワリイチゲ群生…この日一番の密集度でした。動画も撮りました。天気が悪いと開きませんし、今年はこの時期に咲く花の多くが遅れていたので、この日しかないと出かけてよかったです😊
3
48ユキワリイチゲ群生…この日一番の密集度でした。動画も撮りました。天気が悪いと開きませんし、今年はこの時期に咲く花の多くが遅れていたので、この日しかないと出かけてよかったです😊

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子(フード付き) 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【先週に引き続き御津エリアを訪問】
 先週、岡山市北区の御津紙工(みつしとり)と御津宇甘(みつうかい)で3月中旬の御津エリアの風物詩や城跡探索などを堪能しました。
2025年3月17日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7908183.html
今回訪問したのは、同じ御津エリアの御津宇甘とその東隣に位置する御津高津(みつたかづ)地区です。
 満開に近い梅の花を見ながら東に進み、大谷宝篋印塔(ほうきょういんとう)<写真07>を経て、地形図上で標高188mと表示されている安倉山<写真10,11>、そこからまるで迷路のような林道を利用し、今回のコース上で唯一山名がついている龍王岳<写真14>に登りました。下山後は牧場の動植物とジェラートを求めてまつだ牧場<写真16〜32>に寄り、宇甘川(うかいがわ)の支流大谷川沿いを歩き、山行後はユキワリイチゲの群生を見に行きました。
 以下に特に印象に残ったシーンをレポートします。

【3月下旬の桜桃梅?】
 タイトルを見て一瞬、桜・桃・梅?と思われたかもしれませんが、もちろん、現実的にはこの3種の花が同じ日に見られるのはほぼ不可能です。実は、満開となった桜桃(サクランボ)と梅が同じ日に見られたということです。
 家を出発する前、我が家の庭の暖地サクランボ<写真01,02>の花が満開になっていました。暖地サクランボは、普通のサクランボより約1ヶ月早い3月中旬頃に花が咲き、GW頃に実がなります。ところが、開花時期にマイナス2度以下になると、おしべが凍死して結実しません。3月中旬までは最低気温が0度前後という日が何度かあり、今年の開花を心配していましたが、きれいで可愛い花が今年も見られて安心しました。
 また、山行開始早々に梅の花が見られました。今年は開花が2週間程遅れたとはいえ、3月下旬でしたので、梅の花は終わっているかもしれないと思っていましたが、ほぼ満開に近い木が何度も見られました。先週に引き続き、梅の花が観賞できてよかったです。
 山行後、ユキワリイチゲを見に行き、さらに余裕があれば河津桜(かわづざくら)もと考えていましたが、予想以上にたくさんの花を見ることでき、十分満足でした😊

【安倉山から龍王岳まで迷路縦走】
 今回の山行で最初に登った山は安倉山です。おそらく、あくらやまと読むのだろうと思います。地形図には名前がありませんが、188mの標高が表示されている山です。
 江戸時代、三十一万五千石の岡山藩には一万石以上の家老が6人いました。このうち、日置(へき)氏は池田利隆(としたか)のもとで備前金川を領し、初代岡山藩主池田光政と2代目綱政に仕えた忠治(ただはる)の代に一万六千石となりました。忠治は綱政の鹿狩りに同行し、安倉山の野立所に立ち寄った綱政から歓待の褒美として鹿5頭を与えられことにいたく感動、安倉山を自分の墓所としたと伝えられています。
 ネットにはあまり情報がなかったのですが、大谷宝篋印塔(ほうきょういんとう)<写真07>から登ってみることにしました。御津高津の大谷集落から宝篋印塔の説明板のすぐ西にある階段を上りました。右に行くと墓地に向かうので、左端の入口のササが刈られた土の一本道を辿ると、右側に大谷宝篋印塔がありました。旧御津町指定重要文化財でしたが、岡山市と合併後、指定から外れたようです。説明板によれば、室町時代の作と考えられており、高さは1.55mとなっていましたが、もっと低く見えました。この左隣と向かいには小さな祠がありましたが、詳しいことはわかりませんでした。
 裏側にまわると道があり、地籍調査の黄色いヘッドの標柱を見ながらしばらくは気楽に歩けました。標高120mを過ぎると、「御津ワンダークラブ」の道標があり、ラッキーと思ったのも束の間、ササヤブに突っ込む羽目に😅幸い、少し引き返すと右(西)側に細い踏み跡があり、この後は、ササが体に当たりますが足元は見える道が続きました。たまに文字の読めなくなった道標があるので、以前はもっと整備されていたようです。標高140m手前からササはなくなり、ツツジの仲間などの枝が体に当たりますが多少歩きやすくなりました。ただし、たまにトゲトゲに引っかかることも😅
 少し開ける箇所ではほっと一息、なんとなく道のように見えかき分けずに歩ける所を選んで歩き、不意に石仏<写真09>の前に出ました。右(北東)側に「みつワンダークラブ」の道標(ここは「御津」はひらがな表記)がありました。
 ここから何も考えずに高さ40cm程のシダヤブに突っ込み、とりあえず安倉山頂上を目指しました。シダは足に当たりますが足元は見えるので、道だと思い込んでいましたが、地形図の188m地点を過ぎ、最高点辺り<写真10>で立ち止まるも、あれっ、お墓がない😅引き返しながら周辺を眺めると、こぶ病?の木<写真11>撮影地点周辺は展望は効きませんが平坦で、日置忠治(へきただはる)墓所でもおかしくなさそうでした。石仏<写真09>周辺に道がないかもう少し探してみればよかったかもしれません。今回は我々にしては長丁場の予定だったので、次回に期待して先に進むことにしました。

 グーグルマップの航空写真では安倉山の北西に林道が見えるので、そこまで出れば後はなんとかなるだろうと計画した連れを信じ、とりあえず北西の鞍部へ。意外にも、やはりかき分けずに歩け、標高175m辺りで木の間の細道に入ると、鞍部<写真12>で急に目の前が開けました。ここは四叉路で前方に道が3本あります。展望を楽しみ、最も広い右の道に入って引き返し、左の道へ。たまに水たまりのある土道は標高125m辺りで谷沿いの地形図の破線の道に出合い右折、すぐに丸太を2本並べた橋を渡り、そこからは下草が減り代わりに小石が増えてきました。
 標高180mを過ぎるとT字路で、右折が正解でしたが、左折してしまいました。南西に延びていた道が東に折り返したので引き返し、標高200m辺りで少し登って南西へ、なんとなく荒れ気味でやはり方向が違うので標高180mを過ぎたT字路まで引き返し、直進して丸太を3本並べてある箇所を渡ると、地形図の破線の道に入れました。
 もう大丈夫かと思いきや、標高240m辺りで前方がヤブっぽくなりました。後から考えれば、北西に進み北側の地形図の破線の道に入ったほうが楽だったかもしれませんが、地形図通りと自信満々で南へ、のはずが少し上がったら南東へ。小石がゴロゴロしており、歩けますがなんとなく怪しげで方向が違うので引き返しました。
 直進したら破線の道はどこ?ササはまばらですが歩けるので、そのまま尾根を下り南下。地形図の破線の道に入りたかったのですが、前方に斜めになった木が複数見えてきたので、南東に登ってやっと地形図の破線の道に合流しました。
 そこからシダヤブの左側を歩き、過ぎるとなんとなく道のように見える箇所を選んで木の間を歩きました。地形図の破線の道からは微妙に逸れていますが問題はなく、休憩中に連れのズボンにマダニが1匹いるのに気づき、置き去りに😅
 標高285m辺りの鞍部で、東からの地形図の破線の道に合流しました。そちらの道のほうが広くきれいで歩きやすそうでした。ここから西は広くきれいな土道で、地形図の送電線との交差点辺りから砂利道になり倒木の左を通過。
 標高310mを過ぎると一部工事中で、重機が入っていました。日曜日は休みのようで問題なく通過できました。龍王岳<写真14>頂上直下を通る地形図の破線の道は入口が微妙にヤブっぽかったので、そのまま歩きやすい砂利道をキープ。

 特に目印はなさそうでしたが、南東から取り付き龍王岳を目指しました。木の間をぬうように進めばかき分けずにすみ、辿り着いた先には赤いビニールテープがありましたが、地形図の358m地点よりも北でした。周辺は平坦で木が茂って展望は効きません。
 岡山県には“龍王(竜王)”と名のつく山(龍王山や龍王岳など)が30座ほどあるといわれ、地図上に名前がないものも多数あります。龍王の名は、水・雨をもたらす八大竜王を山頂に祀り雨乞いを行ったことに由来し、山岳信仰の対象でもあります。山のほとんどが岡山県南部にあることから、瀬戸内海に近い雨が少ない地域では、盛んに雨乞いの儀式が行われたと考えられます。この龍王岳にも竜王様や水神様の祠があってもおかしくないのですが、建物の跡などもわかりませんでした。下りも適当に進んだら、取り付き点よりも北側に下りました。
 ここまでコースのほとんどが林道でしたので楽勝と考えていましたが、道のない尾根よりもむしろ林道で迷うことがしばしばありました。油断していると、予定していたコースを逸れていたことも何度かありました。展望は少なく植林帯が多い素朴な山でしたので、結果的には迷路のような林道でプチルートファインディングを楽しめました😊

【まつだ牧場の愉快な動物たちと搾りたてミルクでできた絶品ジェラート】
 龍王岳<写真14>からは今回の目的地のひとつ、龍王岳南に位置する「まつだ牧場」<写真16〜32>へ。動植物好きの我々にとっては、今回のコース上にこの牧場を組み込んだのは必然でした。
 花は期待していなかったのですが、梅<写真20,31>、ムスカリ<写真16>、スイセン<写真17>、ツバキ<写真18>など多種多様でした。また、ヒメオドリコソウ<写真25>、オオイヌノフグリ<写真21>、ナズナ<写真24>のコラボがあちこちで見られ、春の本格的な訪れを実感できました。
 さらに、写真や動画で紹介していますように、標高約300mの高原に広がる25haの放牧地や牛舎では、子牛のときからこの地で生まれ育った健康な牛たちがのんびりしている姿が見られ、癒やしのひとときを過ごしました。特に驚いたのは、牛の舌の大きさです。なぜか一頭の牛が頻繁に舌を出していました<写真28>。明らかに自分の手のひらより大きく、これぞまさにザ・牛タンでした。この後、ランチで寄った焼き肉屋では、生きた牛タンの印象が残っていたこともあり、牛タン注文は控えました😅
 動植物ウォッチングを十分楽しんだ後、牧場直営のミルク工房<写真30>でジェラートを購入することにしました。健康な乳牛たちから毎朝とれるしぼりたてミルクが自慢の手作りジェラートが食べられます。この日の最高気温はおそらく23℃くらいとアイスクリームが売れ始める20℃を超え、上着なしでも汗ばむ陽気でした。また、5年ぶりなのでできるだけ多くの種類を味わいたいとの思いが募り、ダブルカップ(500円)を2つ注文しました。1つはさくらとマロングラッセ、もう1つは抹茶とミルクです。帰宅後に確認したら、マロングラッセとミルクは5年前に食べていました😅
 購入後、店の横に設置されたテラスで食べようとすると、ネコが近づいてきてじっとこちらを見つめていました<写真29>。特に何かするわけでもないのですが、足元から離れません。とりあえず写真と動画を撮り、さっさと昼食、いや、食前のデザートタイム。ジェラートはどれも甘さ控えめです。抹茶はかなり苦みが強く好みの味、他は素材の風味は弱めでやさしい味でした。
 ネコをシカトして食べ終え、まだ居座っているのでなでてやろうと手を伸ばすと、指先にわずかについていたジェラートをペロペロ。お前の目的はこれかーい😅猫の体には悪いので、皆様、くれぐれも与えないでください。5年前には別のネコがやはり物欲しそうにこちらを見上げている写真が😅忘れていただけでした。彼らは明らかにこの店のマスコットとして訪問者に愛嬌を振りまいていました。

【大谷川沿い早春の花&山行後はユキワリイチゲ観賞】
 エネルギー補給もすみ、まつだ牧場を出て、北東方面に進み、大谷川沿いの舗装道路を歩きました。自動車の通行はほとんどなく、水の流れる音と鳥の鳴き声だけが聞こえる静かなロケーションでした。川沿いの道ということもあり、ナガバタチツボスミレ<写真35>やヤマネコノメソウ<写真37>などの早春の花が咲き始めていました。
 コース終盤になり、登米池(とめいけ)ではホシハジロ<写真40,41>が数羽見られました。気持ちよさそうに足で顔をかいていましたが、こののんきな姿もそろそろ見納めになりそうです。

 山行後、ユキワリイチゲを見に某所へ。ユキワリイチゲは漢字で「雪割一華」と書き、雪解け直後に雪を割って花茎を伸ばし直径3cm程のうっすらと青紫色を帯びた一輪の花を咲かせます。花弁のように見えるのは萼で、花弁はありません。葉は3裂し、白い斑点が入るのが特徴です。アズマイチゲやキクザキイチゲなど花だけ見れば似たのが多いですが、葉の形は明らかに違います。西日本中心に生育し、東日本ではほとんど見られない植物です。岡山県のレッドデータブックには記載されていませんが、人気の花なので撮影地は伏せました。
 タイミング的には平年よりも遅いのですが、今年はやはり2週間程遅れたようで、天気がよくないと開かない妖精たちを拝むことができました。以前に別の場所で見たのよりも花も葉も大きく、密生しており見応えがありました😊

 岡山市南区の児島湾南で起きた山火事はやっと鎮圧が発表されました。焼死してしまった山の動植物たちも多いでしょうが、彼らは我々が思うほどやわではありません。見た目はボロボロでも、倒れていても、懸命に生きている姿を山で何度も見てきました。しばらくは会いに行けませんが、現場から離れた場所できらめく小さな命を探しに出かけ、「大丈夫、遠くで仲間が頑張っているよ。」と伝えたいです。なるべく多くの山の仲間たちに温かい目を向けること。これからも続けていきます。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:142人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら