育留蘂山（三等三角点、754.9P）～イクルシベ山

2025年03月29日(土) [日帰り]

• GPS: 05:37
• 距離: 9.8km
• 登り: 873m
• 下り: 875m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:36

距離 9.8km 登り 873m 下り 875m

8:55 スタート地点
11:06 11:35 育留蘂山
12:37 12:39 イクルシベ山
14:31 ゴール地点

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美幌峠からの場合
国道243号と、砂湯や川湯に通じる道道52号の交差点から500メートル手前を右折して直進。シカ柵を過ぎてすぐの除雪終点に停めさせてもらいました。

コース状況／危険箇所等

下りで歩いた尾根の後半の一部を除いて全行程スノーシュー。標高500メートルあたりから斜面がカリカリになりましたが、アイゼン、ピッケルなどが必要な場面はありませんでした。ふもと近くや、午後の下りは踏み抜きもありましたが、標高が高い尾根は固く、比較的楽に歩けました。

写真

3/29 8:53

シカ柵過ぎてすぐ駐車

3/29 8:53

柵の先は丁字路。左の道は除雪されていましたが、右はされていなかったので行き止まりのスペースに駐車できたのです

3/29 9:07

序盤から急登

3/29 9:26

輝く日なたに引き寄せられます。山を歩いてていいなぁと感じる瞬間っす

3/29 9:28

ま、まぶしい

3/29 9:47

密な下り。先が見えなくて下り過ぎるとこでした。このあたりでは、葉っぱについた小さな氷が解けているのか、ぽろぽろ降っていました

3/29 10:30

しばらく作業道を歩きましたが、山頂に向かっていない、もしくはかなりの巻き道のような気がしたので意を決して急登へ。もっと早く離脱した方が楽に尾根に乗れたはずです

3/29 10:42

尾根に乗ると、川湯方面が見えたー

3/29 10:49

斜面はカリカリに。古いスノーシュー跡がありました

3/29 11:04

すてきな霧氷ゾーンを抜けて

3/29 11:05

山頂はこのほんの少し先でした

3/29 11:08

登頂しました。前は辺計礼山です

3/29 11:08

なんだよ〜（美羅尾山など）

3/29 11:08

パノラマかよ〜（摩周岳と西別岳）

3/29 11:08

反時計回りに撮影しています

3/29 11:08

藻琴山

3/29 11:08

藻琴山〜美幌峠周辺

3/29 11:09

左奥サマッケヌプリ、右に821P。821P左下のゆるやかなピークがイクルシベ山かな

3/29 11:09

雄阿寒岳方面は雲が多かった

3/29 11:18

きょうははしの代わりにコーヒーを忘れて白湯いただきました

3/29 11:28

すばらしく、長居したくなる山頂でした

3/29 11:30

ああ、きょうもこれを撮りに来たのでした。和琴半島と中島と藻琴山のセット

1/25 10:48

松浦武四郎が描いた屈斜路湖の図。実際は和琴半島と中島の間に藻琴山が見えることはありませんが、昔の絵師は強調したい対象（山など）の位置を変えて描いたらしく、武四郎もその技法を用いたようです。構図の角度的にはオプタテシケヌプリですが、藻琴山を入れるならここかな

3/29 11:35

イクルシベ山に寄って帰ることにしました。奥春別山から見えたすてきな稜線はここだったんだなあ

3/29 11:36

写真では伝わりませんけども、霧氷が解け出してキラキラしていてとてもきれいでした

3/29 11:49

ここもいい

3/29 11:54

イクルシベ山にはいったんけっこう下ります

3/29 11:57

ここもいい

3/29 11:59

きょうのものではなさそうですが、さっきからこの足跡が気になります

3/29 12:05

育留蘂山を振り返って

3/29 12:08

ここもカルデラの外輪山ぽいな。大きな輪っかの縁にいる自分をイメージしました

3/29 12:17

むむぅ。もう起きてますもんね

3/29 12:20

斜里岳の山頂がやっと見えました

3/29 12:37

イクルシベ山。木に小さなピンテ。先週の足跡は消えていました

3/29 13:54

下りの尾根は雪がない区間が長く、スノーシュー外したら滑って何度か転びました。とほほ

3/29 14:27

最後の林道はまたスノーシュー着けてもズボりまくり。きょうもシカさんトレースに助けられました

3/29 14:31

下山

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

じこたり

弟子屈町の754.9P（三等三角点: 育留蘂山）へ。
このあたりではもっとも標高が高く、一番楽しみにしていた山でした。

ときおり強い風が吹くものの、良い天気でした。育留蘂山はほぼ360度のパノラマ。期待以上の眺めに感動し、ゆっくりしたくなる場所でした。
カタカナのイクルシベ山にも寄って先週の山行と赤線をつなげ、間の尾根から下山。イクルシベ山への稜線の眺めも良かったです。ヒグマらしき足跡がありましたが。

松浦武四郎が描いた「屈斜路湖の図」の風景探しは、これで一区切り。この調査？のおかげで、未踏の山に登ることができました。何度か通ううち、この身近な山域がとても好きになりました。中でも育留蘂山は、また登りたいなと思わせられる山でした。奥春別山から登るのも、良いかもしれない。