ダイトレ:二上山〜金剛山まで。想定外の吹雪にやられた!


- GPS
- 07:54
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,143m
- 下り
- 1,750m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:05
天候 | くもりときどき雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:金剛登山口バス停→(南海バス)→河内長野→(近鉄)→二上山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
● 危険箇所はとくにありませんでした ● ダイトレは時折ぬかるみ気味のところがありました(通行困難なほどではない) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ツェルト
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
カメラ
|
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感想
4/13に開催されるダイトレチャレンジのプレ大会を個人的に実施しようということで笑、ダイトレへ行ってきました。天気予報は「晴れときどきくもり」とのことなので、頑張って当麻寺から紀見峠まで歩く予定です。
スタート地点のゆうあいステーションから出発。順調に二上山岩屋峠、万葉の森、竹内山と通過していきます。これまでの経験から決して急ぎません。マイペースを保ったほうが、結局は早く、ダメージも小さいことを学んでますからね(^^♪。とはいえ、岩橋山は相変わらずしんどいなぁ。。。
久保辻、持尾辻を過ぎて葛城山に近づくにつれて、だんだん標高が上がると寒くなってきました。と思ってたら、例のラスボス階段軍団が出現、それと格闘していると寒さも忘れてしまいます(-_-;)。個人的には1番目、2番目、5番目に出てくる階段がキツイ!
階段軍団との激闘を経て葛城山に到達。ここで小休止してバナナとチョコレートを投入することに。が、止まると寒い! さらにとうとう雪が降り出しました。聞いてないよー。天気予報は晴れといってたぞ!?
あまりに寒いので休憩を切り上げて金剛山へ向かうことにします。例の大段差階段を下りていってたら、アジアからの旅行者と思われるグループが登ってきました。かなりの軽装です。ちょっと登山を軽く考えすぎてるなぁと感じました。トラブルがなければよいのですが。まぁ、ロープウェイがあるから何とかなるでしょうが。
水越峠まで下り、こんどは金剛山へ。金剛の水、カヤンボ、旧パノラマ台まではとくに問題なし。問題はその先で。標高800メートルを超えたあたりから、やっぱりまた急に寒くなってきて、またまた雪が降り始めました。しかも、こんどは葛城山のときより激しく!
雪は一時的なものかと思うも、なかなかやんでくれません。またしても心のなかで「聞いてないよー!」と叫びますが、何の意味もありません。雪はみるみるうちに登山道に積もり始めます。これがコンディションの急変というやつか、などと感心していても事態は改善するはずもなく。
その後も雪はどんどん降ってきます。いちおうザックのなかにはアイゼンが入っていますが、できたら使いたくないなぁ、と。一の鳥居まで到達する頃には、もはや吹雪いている状況で、紀見峠まで行く気持ちは(いうまでもなく)消し飛んでしまっておりました。
予定を変更し、とりあえず山頂売店のほうへ。で、錬成会の捺印所でハンコを押してもらいながら、係の人とちょっと雑談。係の人も「晴れ予報やったのに、こんなんカンベンしてほしいですわ」と。聞けば、今日は晴れというからなんと昨日スタッドレスタイヤからノーマルに換えたところだったそうで、「この様子だとチェーンを巻いて下りないとあかん・・・」とグチっておられました。気持ち、お察しします。
長居は無用、すぐ下りることに。売店前に掲示してある金剛登山口バス停の時刻表を見ると、ちょうどあと1時間。ふつうなら間に合うはずですが、雪が・・・。
下山は千早本道で。が、すでにしっかり雪が積もっていて、気をつけないと滑ります。当然、あまり飛ばすことはできません。バスの時間が気になりつつも、確実なステップで下りないと、滑って転倒なんて嫌ですからね。
アイゼンをつければ安全は安全ですが、時間が食われるのがデメリットで。と、二律背反状況のなかで、できる限り「安全」と「速さ」を両立させようと奮闘。なんとかバスに間に合うタイミングで下りることができました。ホッ。
いやー、それにしても想定外の雪にはまいりました。やはり山はこういうことが起こりうるんですねぇ。現代の天気予報はかなり精度が高いですが、これほど外れるときもあるし、悪いほうへ外れた場合はまたたく間に状況が悪化することを生で体験したかたちでした。
ま、遭難するとまでは感じませんでしたが、それも体調が悪かったり、捻挫したりなど悪条件が重なったらどうなるかわからないわけで。いい勉強にはなりました。無事に下りられてよかったです。
今日は本意の山行というわけにはいきませんでしたが、ともあれダイトレと葛城山、金剛山には合掌です!
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