3月最後、一生忘れられない四阿山の雪山絶景


- GPS
- 06:18
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 835m
- 下り
- 896m
コースタイム
天候 | 午前中晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
冬季の四阿山に初めて挑戦し、新たな登山口からのルートも初体験となりました。
3月下旬、融雪期特有の踏み抜きリスクを考慮して午前5時に出発。気温はマイナス4~5℃と冷え込み、季節の変わり目らしい寒暖差を肌で感じるスタートでした。
登山口から約20分で菅平牧場に到着。牧場を抜けると樹林帯へと入り、ここから徐々に傾斜が増していきます。鳥居を過ぎた地点でチェーンスパイクを装着。運動で体は温まるものの、立ち止まると一気に冷え込み、特に風が直接当たる顔面は厳しく、フードで防寒しました。登山道には踏み抜いた後の穴が点在。朝の低温でしっかり凍結していましたが、下山時の状態が気がかりでした。
根子岳分岐付近から樹氷が現れ始め、季節外れの光景に思わず足を止めました。山頂手前では一面の銀世界が広がり、雪化粧した木々と新雪の地面、そこに映る影のコントラストが美しい景観を作り出していました。
最後の急登を越えると山頂に到達。この日出会う登山者との間で「最高ですね!」が合言葉となり、青空の下での歓喜を自然と分かち合いました。ナイフリッジ状の山頂は予想外に風が穏やかで、360度の絶景をゆっくりと堪能できました。
山頂手前の急登が見渡せる場所で持参したスコップを活用し、雪を掘って即席の休憩スポットを作成。銀マットを敷いてくつろぎながら、通りかかる登山者との会話も楽しみました。
往復は登り3時間30分、下り2時間で完了。懸念していた踏み抜きは1回だけで済みましたが、同行者のサトシさんのチェーンスパイクが紛失するというハプニングもありました。
天候、雪のコンディション共に恵まれ、理想的な雪山体験となった今回の四阿山。絶好のタイミングで誘ってくれたサトシさんには心から感謝しています。
画像最後に下山時に拾ったグローブを掲載しています。牧場から別荘地に入った辺りです。落し主の方、ご連絡お待ちしております。
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