五竜岳 G2
富山県
長野県
nishibuto
その他2人 
体力度について
- GPS
- 16:47
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,500m
- 下り
- 1,607m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 4:42
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 9:19
| 天候 | 28日 晴れ後、曇、夜から雪 気温高 29日 風雪 寒かった 30日 風雪 寒かった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
広島からの長ーいアプローチで初めての五竜岳
スキー場の駐車場に着くと空気は生暖かいし、まあまあの雨が降っている。
雨雲レーダーを見ながら小降りになったタイミングで準備をして
ラクラクゴンドラとラクラクリフトの2本に乗りアッという間に地蔵の頭の下に到着。
標高を上げたら雨が止んでたらいいなあーと思っていたが、しばらく雨が続き雪はザクザク、時々ハマるがツボ足で進む。序盤に一度、晴れ間が出て真っ白な尾根や雪庇と蒼い空の景色に心躍ったが、その後はガスが出てあまり景色が見えない中、20キロぐらいのザックでのザクザク雪のアプローチはしんどかった。思っていたより時間は掛かったが14時過ぎに幕営予定地に到着、目の前には明日登るルートが良く見える。夜からは風が強くなる予報なので、飛ばされないようにしっかりと時間をかけてテントを張って漸く一息。しっかりとビールもウイスキーも呑んで20時頃消灯。
アタック日は、前日の天気から一気に冬となった。テン場の気温は−10℃ぐらい新雪が10�僂阿蕕い妊�スと風もある。出発が予定より20分ぐらい遅れたので、ヘッデンがいらない明るさの中出発。前日に目星を付けたルートで谷を下降し、危険ゾーンを素早く抜ける、急登を登りトラバースしてデブりゾーンも素早く抜け、1時間少しぐらいでG2、Aリッジの取付に着いた。ロープを出すか出さないか迷う程度だったが、取付付近で少し危ないシーンがあったので、すぐにロープを出す事にする。
1ピッチ目、左上していき、古い残置ロープで終了点、2ピッチ目、右上して直上、50mで良い終了点まで届かなかったので、コンテで進む。3ピッチM目、ルートを少し迷うが面白そうなラインを直上、少し緊張感もあり楽しかった。4ピッチ目で尾根上に出る。ここからは、正直つまらないガレと緩い雪壁が続き、トップを交代しながらコンテで進む。ガスも出ていて、ルートもわかりにくかったが、上手いこと稜線に出た。ここから、今回の核心となった。気温は−15℃を超え、風雪とガスもあり下山路が見えないし、新雪に見えない岩、手も凍傷になりそうなほど手袋が凍り、顔に当たる風も辛い。五竜山荘が見えた時は、本当にホッとした。それから長い尾根を下り漸くBCに戻ってきた。
今回の反省点は、まず出発前から身体の調子が悪く、集中力もなく、忘れ物大王だった。共同装備も忘れたし、アタック時の装備も忘れ物だらけだった。あまり、こんな経験はないので、やはり身体がおかしかったのだろう。今後は、調子が悪い時は、もっと集中して準備をしなければならないと思った。山行でした。
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