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Yamareco

記録ID: 7980300
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

黒斑山

2025年04月04日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
京極堂 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:44
距離
6.2km
登り
508m
下り
503m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:05
休憩
1:35
合計
5:40
距離 6.2km 登り 508m 下り 503m
10:33
10:34
20
10:54
10:58
85
12:23
12:28
6
12:34
12:51
24
13:15
13:52
19
14:11
14:32
3
14:35
14:41
71
15:52
15:56
15
16:11
0
16:11
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
佐久ICの近くのビジネスホテルで前泊したので、そのホテルからチェリーパークラインを通って約30分ほどで高峰高原ビジターセンターの駐車場へ着きます。道路には雪は無かったですが、午前中の駐車場には雪が積もっていました。
コース状況/
危険箇所等
前日に雪が降ったらしく、登山道は豊富に雪があり、12本爪アイゼンがしっかり雪を掴み安全に楽に登れました。人気の山なので、新雪でもトレースがあり、それを頼りに登っていたら、表コースから中コースへトラバースしていました。たぶん雪が豊富だったからトラバースできたのでしょうか。気温が上がってくると踏み抜きが心配なので、コース通り登ったほうが良いかと思います。
前日の駒ヶ岳サービスエリア(上り)から、「南アルプス」を望む。
2025年04月03日 12:38撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/3 12:38
前日の駒ヶ岳サービスエリア(上り)から、「南アルプス」を望む。
高峰高原ビジターセンターの駐車場(午後には雪は解けていました)
2025年04月04日 10:30撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 10:30
高峰高原ビジターセンターの駐車場(午後には雪は解けていました)
その駐車場から少し戻ったバス停前に登山口があります。
2025年04月04日 10:33撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
4/4 10:33
その駐車場から少し戻ったバス停前に登山口があります。
新雪が積もっていて、12本爪アイゼンでエッジを効かせて登ります。
2025年04月04日 10:36撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 10:36
新雪が積もっていて、12本爪アイゼンでエッジを効かせて登ります。
トレースを頼りに登っていきます。
2025年04月04日 10:37撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 10:37
トレースを頼りに登っていきます。
4月になりましたが、やはり雪山は楽しいです。
2025年04月04日 10:42撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 10:42
4月になりましたが、やはり雪山は楽しいです。
青空も時々見えてくるようになりました。
2025年04月04日 11:04撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 11:04
青空も時々見えてくるようになりました。
表コースからトレース頼りに登っていたら、中コースへトラバースしていました。
2025年04月04日 11:33撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
4/4 11:33
表コースからトレース頼りに登っていたら、中コースへトラバースしていました。
中コースの分岐点に到着しました。
2025年04月04日 12:23撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
4/4 12:23
中コースの分岐点に到着しました。
「浅間山」が見えてきました。
2025年04月04日 12:25撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 12:25
「浅間山」が見えてきました。
ここからは急な坂となっていきます。
2025年04月04日 12:29撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
4/4 12:29
ここからは急な坂となっていきます。
たっぷり雪をかぶった「浅間山」。
2025年04月04日 12:34撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 12:34
たっぷり雪をかぶった「浅間山」。
振り返って登山道を確かめます。
2025年04月04日 12:35撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 12:35
振り返って登山道を確かめます。
ガトーショコラというよりは、ホールケーキですね。
2025年04月04日 12:44撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 12:44
ガトーショコラというよりは、ホールケーキですね。
トーミの頭から「浅間山」を望みます。
2025年04月04日 12:45撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 12:45
トーミの頭から「浅間山」を望みます。
それにしてもなんて美しいんだろう。
2025年04月04日 12:47撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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それにしてもなんて美しいんだろう。
手が届きそうなすぐそこに見えます。
2025年04月04日 12:50撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 12:50
手が届きそうなすぐそこに見えます。
山頂へ向かっていきます。
2025年04月04日 12:55撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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山頂へ向かっていきます。
山頂付近は霧氷が残っていました。
2025年04月04日 13:04撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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山頂付近は霧氷が残っていました。
霧氷のトンネルを潜り抜けます。
2025年04月04日 13:10撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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霧氷のトンネルを潜り抜けます。
「黒斑山」山頂です。
2025年04月04日 13:18撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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「黒斑山」山頂です。
ホシガラスもカーカーと鳴くんですね。
2025年04月04日 13:23撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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ホシガラスもカーカーと鳴くんですね。
ほんと「浅間山」はでかいです。
2025年04月04日 13:38撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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ほんと「浅間山」はでかいです。
全身に神聖さを感じる山です。
2025年04月04日 13:52撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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全身に神聖さを感じる山です。
何度でも見てしまう雄大さがあります。
2025年04月04日 14:03撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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何度でも見てしまう雄大さがあります。
白いのは「金峰山」が見えているのでしょうか?
2025年04月04日 14:10撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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白いのは「金峰山」が見えているのでしょうか?
下山中も何度でも何度でも見てしまいます。
2025年04月04日 14:12撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 14:12
下山中も何度でも何度でも見てしまいます。
嗚呼、山を登っていてほんとに良かった。
2025年04月04日 14:12撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 14:12
嗚呼、山を登っていてほんとに良かった。
「トーミの頭」に戻りました。
2025年04月04日 14:18撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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「トーミの頭」に戻りました。
右側だと岩場なので、左側のコースを選べばアイゼンでも安心です。
2025年04月04日 14:21撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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右側だと岩場なので、左側のコースを選べばアイゼンでも安心です。
下りは滑らないように、エッジを効かせて下山します。
2025年04月04日 14:22撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 14:22
下りは滑らないように、エッジを効かせて下山します。
白い山は「車山」が見えているのでしょうか?
2025年04月04日 14:22撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 14:22
白い山は「車山」が見えているのでしょうか?
この辺りは急な坂となっています。
2025年04月04日 14:24撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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この辺りは急な坂となっています。
日が照ってきだしたら、暑くなってきています。
2025年04月04日 14:28撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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日が照ってきだしたら、暑くなってきています。
見納めの「浅間山」を見ます。
2025年04月04日 14:29撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 14:29
見納めの「浅間山」を見ます。
下ってきた登山道はこんな感じです。
2025年04月04日 14:30撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 14:30
下ってきた登山道はこんな感じです。
中コースの分岐点でしばし見惚れます。
2025年04月04日 14:37撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 14:37
中コースの分岐点でしばし見惚れます。
気持ちの良い場所です。
2025年04月04日 14:39撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 14:39
気持ちの良い場所です。
下山はすべて中コースで・・・トレースが無い?眼の前に何故かカモシカがこちらをじっと見ている。
2025年04月04日 15:26撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 15:26
下山はすべて中コースで・・・トレースが無い?眼の前に何故かカモシカがこちらをじっと見ている。
カモシカから引き返し、表コースから下山。このコース最後の上りがきつい。
2025年04月04日 15:43撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 15:43
カモシカから引き返し、表コースから下山。このコース最後の上りがきつい。
「八ヶ岳」が見えているのでしょうか?
2025年04月04日 15:57撮影 by  NIKON Z50_2, NIKON CORPORATION
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4/4 15:57
「八ヶ岳」が見えているのでしょうか?
撮影機器:

装備

個人装備
メッシュの下着 メリノウール長袖シャツ ソフトシェルジャケット アルパインジャケット ダウンジャケット 中厚手のズボン タイツ 極寒用靴下 耳当て帽子 ザック 昼ご飯 行動食 レジャーシート GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス ネックウォーマー ツェルト 雨具 ゲイター 12本爪アイゼン インナー手袋 オーバー手袋 ウエストウォーマー

感想

佐久インター近くのビジネスホテルで前泊し、ゆっくりと身体を休めてから臨んだ今回の黒斑山登山。朝目覚めたとき、空はまだ厚い雲に覆われていて、予定より少し遅めの出発となりました。駐車場に着いた時には、雲も少しずつ流れ始めていて、どこか希望の光が差し込むような、そんな朝でした。

前夜に雪が降ったのか、登山道にはふかふかの新雪が積もっていて、12本爪のアイゼンが頼もしいほどよく効きました。登り坂でもしっかり踏ん張れたので、体力に不安がある私たち中高年夫婦でも安心して登ることができました。予報では風が心配だったのですが、実際は拍子抜けするほど穏やかで、気温も4℃前後とやや高め。日が差し始めると、むしろ暑く感じるほどでした。

トーミの頭の岩場に差し掛かる頃になると、慎重さが求められる場面も。アイゼンの刃を岩に引っ掛けて転倒しないよう、特に妻が慎重に進んでいました。彼女は下りが苦手で「登れたとしても、下りるのは無理かも」と心配していたのですが、岩場を迂回するルートもあり、ホッと胸をなでおろしていました。

そして、何よりも圧巻だったのは、浅間山の姿。12時ごろ、黒斑山山頂に差し掛かった頃、雲が風に流され、真っ白な浅間山が目の前に現れた瞬間には、思わず言葉を失いました。神々しく、堂々としていて、まるで絵葉書のような美しさでした。

よく「ガトーショコラみたい」と言われる浅間山ですが、この日は新雪のせいか、まるでクリームたっぷりのホールケーキ。砂糖多めのスイーツ好きにはたまらない景色です(笑)。

帰り道では、ホシガラスの澄んだ鳴き声が響き、スズメより小さな可愛らしい野鳥たちのさえずりが耳に心地よく、さらにはカモシカとの出会いまで。野生の生命に囲まれている実感が、何とも言えない癒やしになりました。

なお、今回私たちは表コースから中コースへと途中で横切るルートを取りました。これは新雪のおかげで安全に通れた可能性が高いです。トレースがあったとしても、安易に真似をせず、公式なコースに従うことをおすすめします。

年齢を重ねた今でも、こうして夫婦で自然の中に身を置けることの幸せを噛みしめながら、また次の山旅に思いを馳せています。

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技術レベル
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体力レベル
3/5
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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