記録ID: 79823
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
浅間山(前掛山)
2010年09月25日(土) [日帰り]
群馬県
長野県
GREENTEA
その他1人 - GPS
- 08:25
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,153m
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0630浅間山荘発 - 0656一の鳥居 - 0724二の鳥居 - 0828火山館(休憩) - 0900湯ノ平口 - 0925前掛山登山口 - 1021立入禁止告示板 - 1049前掛山山頂(昼食、休憩) - 1148下山開始 - 1251前掛山登山口 - 1305湯ノ平口 - 1313火山館(休憩) - 1407二の鳥居 - 1412不動の滝 - 1433一の鳥居 - 1455浅間山荘
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
小諸からチェリーパークライン(アサマ2000に向かう道)を進み、途中で右折して未舗装道路を4km走ったところに浅間山荘がある。 山荘前の駐車スペースは15台程度? 6時過ぎに我々が到着した時点では他に1台+バスがいるのみ。 山荘はまだ閉まっているのでP代500円は下山時に支払うこととする。 山荘駐車場手前を右に入る道があり、その先に無料Pもあったが自分達が到着した時(6時AM過ぎ)には入り口にロープが張ってあり進入不可だった(下山時には開いていた)。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
日帰り登山としてはそこそこのレベルであろうと予想して行ったが拍子抜けするほど楽に登れた。 登山道が非常に歩きやすく一定した緩やかな傾斜であること、そして人が少なく自分のペースで歩けたことが要因だろうか。 人は本当に少なくて、火山館に付くまでに1人しか会わなかった。 前掛山登山口以降はそこそこの人数がいたので、車坂峠から入ってくる人も多いのだろう。 また、下山時には山荘前の駐車場も満車状態だったので、我々が登り始めた時間が早かったのかもしれない。 トイレは登山口前と火山館にある。 どちらもきれいでトイレットペーパーが備え付けてあり、かつ無料だった。 尾瀬を筆頭に山のトイレはチップ制が一般的と言う認識だったので少々驚いた。 登山口のトイレは電気がつかなくて、ヘッドライトを使用した。 水場は火山館にある。 登山口に登山ポストがあったが、ポスト横に掲示されているバーコードからアクセスして携帯メールで登山届けが出せる仕組みになっており、そちらのほうが手軽だ。 温泉は、下山後駐車場代を支払うついでに浅間山荘の天狗温泉を利用した(入浴料は500円/人だが駐車場利用者は400円になる)。 効能はわからないが鉄分が強く、日本一赤いお湯らしい。湯治客もいるらしいので良いお湯なのだろう。 狭くて内湯だけだったが窓が大きくて眩しいほど明るかった。 その他、火山館及び山頂はauの電波が通じた。 |
写真
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登山口横に小屋があって登山ポストが設置されている。
その右横にトイレがある。
その右横にトイレがある。
森林限界まではこんな道が続く。
岩もぬかるみも木の根もなく、その歩きやすさは
感動的だ。
岩もぬかるみも木の根もなく、その歩きやすさは
感動的だ。
二の鳥居を過ぎたあたりで突然現れたカモシカ。
まったく逃げる様子はなく、しばらく傍にいた。
火山館の管理人さんによると去年生まれたばかりの子供らしい。
まったく逃げる様子はなく、しばらく傍にいた。
火山館の管理人さんによると去年生まれたばかりの子供らしい。
麓から2時間ほど歩くと火山館に着き、ここで美味しい水と綺麗なトイレが無償で提供される。道すがら「火山館のために薪を運んで」という看板があって薪が積んであったが
ここで頂けるサービスを考えると一本くらい運びますよ、という気持ちになる。
また、管理人さんは気さくで興味深い話を沢山してくれるので時間があれば是非立ち寄りたい。
麓から2時間ほど歩くと火山館に着き、ここで美味しい水と綺麗なトイレが無償で提供される。
道すがら「火山館のために薪を運んで」という看板があって薪が積んであったが
ここで頂けるサービスを考えると一本くらい運びますよ、という気持ちになる。
また、管理人さんは気さくで興味深い話を沢山してくれるので時間があれば是非立ち寄りたい。
道すがら「火山館のために薪を運んで」という看板があって薪が積んであったが
ここで頂けるサービスを考えると一本くらい運びますよ、という気持ちになる。
また、管理人さんは気さくで興味深い話を沢山してくれるので時間があれば是非立ち寄りたい。
前掛山登山口。黒斑方面(Jバンド)からの登山道と合流する。
ここまでくるともう間もなく樹林帯が終わる。
ここまでくるともう間もなく樹林帯が終わる。
森林限界を超えるとガレ場となるが、ここも歩きやすい。
しかし、風は徐々に強くなる。
しかし、風は徐々に強くなる。
立入禁止の看板越しの釜山。
火口近くまで続くオンタデの紅葉が見事だ。
このような植物が育ち始めたことが、浅間山が穏やかであることの証なのだそうだ。
火口近くまで続くオンタデの紅葉が見事だ。
このような植物が育ち始めたことが、浅間山が穏やかであることの証なのだそうだ。
避難用のシェルター。もし噴火が始まってここに逃げ込む事になったら…生きた心地がしないだろう。
そういえば、シェルターは火山館の1階にもあった。
やはり浅間山は活火山なんだなと改めて思う。
避難用のシェルター。
もし噴火が始まってここに逃げ込む事になったら…生きた心地がしないだろう。
そういえば、シェルターは火山館の1階にもあった。
やはり浅間山は活火山なんだなと改めて思う。
もし噴火が始まってここに逃げ込む事になったら…生きた心地がしないだろう。
そういえば、シェルターは火山館の1階にもあった。
やはり浅間山は活火山なんだなと改めて思う。
前掛山の稜線上は恐ろしく風が強かった。9月だが真冬のように寒いのでカッパ上下を着用。
グローブもつけているが手がかじかんだ。
写真奥に四阿山が見えている。
前掛山の稜線上は恐ろしく風が強かった。
9月だが真冬のように寒いのでカッパ上下を着用。
グローブもつけているが手がかじかんだ。
写真奥に四阿山が見えている。
9月だが真冬のように寒いのでカッパ上下を着用。
グローブもつけているが手がかじかんだ。
写真奥に四阿山が見えている。
山頂標らしい柱があったが看板は強風のためか無くなっていた。
他の方のブログ等見ると「浅間山」と書いてあったらしい。残念。
他の方のブログ等見ると「浅間山」と書いてあったらしい。残念。
前掛山から見た第二外輪山。左から黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳。裾野に広がっているのは湯ノ平高原だ。
向こう側から見た前掛山も見事だったが、逆もまた素晴らしい。
前掛山から見た第二外輪山。左から黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳。
裾野に広がっているのは湯ノ平高原だ。
向こう側から見た前掛山も見事だったが、逆もまた素晴らしい。
裾野に広がっているのは湯ノ平高原だ。
向こう側から見た前掛山も見事だったが、逆もまた素晴らしい。
シェルター付近から見た釜山(左)と前掛山(右)。
月面か砂漠を思わせるような幻想的な風景だ。
月面か砂漠を思わせるような幻想的な風景だ。
遠くには槍ヶ岳も。夢のような景色を目の前にして山頂を離れがたく、凍え吹き飛ぶような北風の中、結局1時間ほど滞在し、昼食もここで摂った。
他の人達は写真だけ撮って早々に退散していたが…。
遠くには槍ヶ岳も。
夢のような景色を目の前にして山頂を離れがたく、凍え吹き飛ぶような北風の中、結局1時間ほど滞在し、昼食もここで摂った。
他の人達は写真だけ撮って早々に退散していたが…。
夢のような景色を目の前にして山頂を離れがたく、凍え吹き飛ぶような北風の中、結局1時間ほど滞在し、昼食もここで摂った。
他の人達は写真だけ撮って早々に退散していたが…。
二の鳥居近くにある不動の滝。火山館コースの登山道は全体的に公園の散歩道のような歩きやすい道だが、
滝近辺は少し岩場があったりぬかるんだりして、いわゆる一般的な(?)登山道チックだ。
二の鳥居近くにある不動の滝。
火山館コースの登山道は全体的に公園の散歩道のような歩きやすい道だが、
滝近辺は少し岩場があったりぬかるんだりして、いわゆる一般的な(?)登山道チックだ。
火山館コースの登山道は全体的に公園の散歩道のような歩きやすい道だが、
滝近辺は少し岩場があったりぬかるんだりして、いわゆる一般的な(?)登山道チックだ。
感想
この山は大当たりだった。
私が重視している登山の要素は�‘�帰りできる��空いている�７平Г�いい�げ屬�多い、の4点だがこれら全てにおいて満点だったと言える。
花にも紅葉にも中途半端な時季と思ったが良い意味で予想が裏切られ、どちらも楽しめた。
そして、なんといってもあの景色。
朝のうちは全体にガスが掛かっていたが「ゆっくり登れば山頂に着くまでに天気は回復する」という火山館管理人さんのアドバイスに従い時間を掛けて登っていくと、果たしてその言葉通りとなり山頂からの絶景はまさに夢のようだった。
花、景色と写真を撮りまくり(2人でなんと355枚!)、火山館では話に夢中になり、実にのんびりした山行だった。
おかげで疲労が溜ることもなく快適に全行程を終えることができ、本当に最高の一日となった。
浅間のベストシーズンは6月(花)と10月中旬(カラマツの黄葉)とのことなので、今度は春に行ってみたい。何度でも行きたくなる山だ。
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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