霊仙山【群生する福寿草と爽快な尾根歩きを満喫】


- GPS
- 07:38
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 970m
- 下り
- 977m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:39
天候 | 曇り のち晴れ 【気温】落合駐車場:10℃ 霊仙山山頂:15℃ 汗拭峠:22℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
方面に向かい「河内風穴」を過ぎ、「権現谷」分岐を右に見送り北上⇒ 対向車が気になる道で「今畑登山口」を通過して落合廃村入口に 設けられた駐車場に到着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に登山道はドライな状態で、良好なコンデションでした。 |
その他周辺情報 | 落合集落にも今畑集落にも多くの路肩駐車が見られました。 |
写真
感想
《福寿草狙い 第七弾》
3月中旬の孫太尾根・丸山から始まった福寿草狙いの山行も、坂本谷、
鍋尻山、リョウシ、鈴ヶ岳と巡ったがやはりシーズンの最後は真打ち・
霊仙山の福寿草で締めくくろう。
落合の駐車場争奪戦は厳しさを増しているが、5時半に到着した段階では
6割ほどの駐車率だった。車内でゆっくりと朝食のお握りを頬張り
今畑登山口へ向かうと、廃屋が倒壊していた。
以前山友が駐車した場所だけに、今後は廃屋の倒壊も考慮して駐車する
必要がありそうだ。
廃村に付けられた急な道を上がり、白雲山宗金寺に出ると茎も葉も伸びて
しまった福寿草が残り、境内に咲いていたのは桜ではなく梅だった。
やはり今年は春の訪れが遅れたようで、これでは福寿草の他に期待した
ウラシマソウやアマナを見つけるのは難しそうだ。
花も展望も無い支尾根を乗越す辺りから近江展望台の尖った山容が視界に
入ってくるはずだが生憎 霧に隠れたままで、笹峠からの圧倒されそうな
急登を終え、近江展望台に到着する頃には更に濃くなり爽快な西南尾根や
御池岳方面の展望は真っ白な霧の中だった。
そんな中、霧の晴れ間を待つ「よしくん」さんに遭遇。しばらく立ち話を
しながら回復を待つが諦めて福寿草鑑賞を優先して尾根下の斜面へ
降りてみる。
しばらくはバイケイソウとネコノメソウの群落ばかりでガッカリ
させられたが、次第に期待していた景色が広がってきた。
生憎の天気で花弁を閉じたままの個体が多かったが、流石に霊仙山の
群生地だ。途切れることなく続く群生を追って、夢中で斜面を上がったり
下がったりしているうちに1時間ほどが経過していた。
近江展望台からしばらくして始まった福寿草の群生地帯は、期待通りの
スケールだった。これで福寿草狙いにピリオドを打って次のステージに
進もうと大満足して尾根へ上がるとそこは南霊岳のすぐ手前で、
気付かぬうちに天気も回復して青空が広がっていた。
鈴鹿山脈、伊吹山地の展望を楽しんだ南霊岳の鞍部から再び始まる
福寿草の群生を確認したら、次の楽しみは爽快な尾根歩きだ。
アルプスの岩尾根を連想させる西南尾根から連なる尾根を辿り、
鈴鹿の他に伊吹山地〜両白山地の展望が広がる最高点を経て山頂
(三角点峰)を踏んだら経塚山から続く北端の尾根に乗って、霊仙山の
大きな山容とカルスト台地のお山を実感しながら七合目のお猿岩まで
下る。
そして汗拭峠からツボスミレやミヤマカタバミが揺れる大洞谷に沿って
落合の集落へ戻ると、駐車場から溢れた車が林道の路肩に並んでいた。
旬の山でちょちょこお会いしますね😁。旬の山の旬の時期の晴れの週末は6時到着でも駐車場が危うくなってきました〜車中泊しなくては😅😁。
西南尾根の福寿草があそこまで見頃になっているとは想像もしていませんでした。やはり温暖化の影響なのでしょう。
4合目の山芍薬はまだでした、残念。今週末、再訪する予定です。開花宣言出せるかな?
近江展望台で話しかけてもらわなければ気付かなかったかもしれません。
昨年は6時到着で駐車できませんでしたので、今回は30分早めましたが
山芍薬のシーズンが去るまで駐車場の争奪戦は続くでしょうね。
西南尾根では期待通り福寿草の群生を堪能できましたが、今年は花のタイミングも
少し遅れているようですね。昨年はこの時期には山芍薬の蕾も膨らみ始めていました。
いつもタイムリーな情報に感謝しています。
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