表大雪周遊(愛山渓〜旭岳〜間宮岳〜中岳〜北鎮岳〜比布岳〜安足間岳〜当麻岳〜当麻乗越〜愛山渓)
- GPS
- 28:48
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,947m
- 下り
- 1,934m
コースタイム
愛山渓(9:13)-沼ノ平分岐(9:43)-当麻乗越(12:10)-裾合平分岐(13:01)-姿見の池(14:04)-旭岳(15:46)-後旭テン場(16:06)
(二日目)
C1発(4:40)-間宮分岐(5:11)-間宮岳(5:18)-中岳分岐(5:36)-中岳分岐(5:58)-北鎮分岐(6:12)-北鎮岳(6:28)-比布岳(7:46)-安足間分岐(8:28)-安足間岳(8:30)-当麻乗越(10:52)-愛山渓(13:42)
天候 | (1日目)高曇 (2日目)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
やはり愛山渓を起点にするなら愛山渓倶楽部でしょう。 おもてなしという言葉を忘れたような適当さと頓着の無さが逆にはまるかも。 日帰り入浴料金500円 |
写真
感想
この時期は色々と仕事の関係で大雪の紅葉とは無関係な生活をしていたが、口蹄疫の関係で畜産関係のイベントが軒並み中止。
久しぶりに表大雪の周遊にしゃれ込むこととする。
当然、この時期には山岳会にはひとつや二つは大雪山系への計画が提出されている。それに途中でドッキングさせてもらうことにした。
私はタイだの福岡から大学の先輩たちがやってきて、狸小路の焼肉屋の二階でライブをやるという訳のわからないお誘い(学生寮の上下関係は死ぬまで続くのでほぼ命令)を受けたのでそちらに出向いてから愛山渓に向かう。
札幌ではとにかく時間を忘れて楽しい語り合いに気がつくと深夜12時となっていた。
翌日、ホテルを出てサービスエリアごとに仮眠をとらないと本当にやばい状態。
計画から2時間遅れで愛山渓に到着。
早々に準備をすませて、ガスに曇る山道へひとり飛び出していった。
馬鹿にしてました。前日の疲れもあって沼ノ平までは結構きつい登りです。
登り切ると雲は高曇りで眺望はいい。当麻岳とか愛別岳の斜面の紅葉にうっとりする。沼ノ平の沼は本当に鏡のようにそのしっとりとした紅葉を映し出していた。
当麻乗越までは、結構ぐちゃぐちゃとした泥道だった。
当麻乗越を越え裾合平への徒渉地点では水量が意外と多く、靴を脱いで裸足で徒渉する。
水の冷たさに痺れます。
裾合平は背丈ほどの笹などで視界がなくてあまりきれいだとは思わなかったが、翌日のサプライズが私を待っていた。
近づく旭岳にだいぶ計画時間との間を詰めてきていたがそれでも急ぐ。
残念ながら、オコタンペさんの旭岳の写真の様に爆裂火口跡はしっかりと見えなかったのだが、まあ何回も来ている場所ですからね。
本当に山ガール風の女性が目立つし、ビーパル小僧風のアウトドア青年も多い。
しっかりとした考えで本当に自然が好きで山に来てくれるならどんな格好でもよろしい。
学べ。青少年諸君!! で、全装装備の私はちょっと浮いている。
さすが百名山。老若男女等しく山道を埋めている。山頂に着くと記念撮影を頼まれてシャッターを押していると我が山岳会のメンバーに落ち合った。
彼らは銀泉台から縦走してきてテント設置後に道内最高峰に登ってきたのだった。
後旭キャンプ場では夕暮れが美しかった。満天の星空がおしっこに出た自分をほんわかと包む。(でも寒い)
翌日は日の出前にテント撤収。ちょうど間宮分岐でご来光にであって、一同雲海を昇る朝日にデジカメのシャッターを押し続ける。
お鉢を巡る稜線歩きではお鉢の斜面のひだひだを彩る紅葉が美しい。
北鎮岳から愛別分岐向かって下降する。安足間分岐の途中で愛別岳に向かう当山岳会のメンバーに出会う。
昨日の愛山渓倶楽部での一夜はとても楽しかったようだ。
安足間岳から当麻岳の間が裾合平のベストビューポイントだ。この美しさは本当に驚いた。旭岳の広大な裾野を赤い紅葉が浮き出ている。来た甲斐があったと思った。
とても天気が良いのだが逆に昨日美しいと思った沼ノ平は潤いがなく、乾いた紅葉でしっくりと来なかった。
一日目にドッキングのための早足登山。二日目のゆっくり登山と二つのペースで紅葉登山を楽しんだ。
二日目の晴天には本当に大雪山に感謝してもいいつくせない。
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