鳳凰小屋（登山道整備）

2025年04月21日(月) 〜 2025年04月22日(火)

• GPS: 19:01
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,791m
• 下り: 1,787m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:41
• 休憩: 2:38
• 合計: 10:19

7:11 御座石鉱泉
8:10 8:18 西ノ平
10:40 10:47 旭嶽
11:39 14:02 燕頭山
17:30 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:23

6:55 鳳凰小屋
8:17 8:28 白糸の滝
9:34 9:39 南精進ヶ滝
11:58 12:22 青木鉱泉
13:17 13:18 御座石鉱泉
13:18 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/21 7:50

泊まり装備＋土木作業用の重い鉄スコップを背負って歩きます。ザックは70Lの大型ですが、それが小さく見えてしまう大きな鉄スコ・重かった😵

4/21 8:36

左へ振り向くとスコップが見える景色は斬新。
顔はアップでは見苦しいのでボカシました😅

4/21 9:55

大きな鉄スコップをピッケル代わりにして歩く親方。強いですね〜。

4/21 10:16

9合目の標石。

4/21 10:17

崩壊が進んでます。

4/21 10:21

中道尾根の先に富士山。

4/21 10:37

旭岳の標石。

4/21 10:40

崩壊状況の写真をとる親方。

4/21 11:42

燕頭山で、樹間から見える薬師岳・観音岳。

4/21 11:43

燕頭山で、親方もお疲れ気味。

4/21 11:43

燕頭山で、私。

4/21 13:21

燕頭山で、作業始めます。

4/21 13:38

崩壊地へ入らないように誘導ロープを設置します。

4/21 13:41

燕頭山で、設置した誘導ロープの1つ。

4/21 14:14

八ヶ岳！ 今年はこの時期でもだいぶ雪がありますね。

4/21 14:23

崩壊地にロープを張ります。

4/21 14:56

樹間から見えた甲斐駒ヶ岳。正面は赤石沢ですね。横断バンドも雪でよく見えます。

4/21 14:57

樹間から見えた地蔵岳、オベリスク

4/21 14:57

樹間から見えた北アルプス。

4/21 15:10

美淋です。

4/21 15:23

積雪が増えました。

4/21 16:32

この周辺、滑ると事故確定なので、スコップで大々的にステップ切り。重かった鉄スコップが大活躍でした。

4/21 17:08

鳳凰小屋すこし手前の展望地で。富士山が綺麗。

4/21 17:27

鳳凰小屋に着きました。

4/21 17:27

テントが1張り。御座石鉱泉でお会いした男性でした。

4/22 6:02

2日目朝、ベンチで朝食。避難小屋内は火気厳禁なので。

4/22 6:02

お世話になった避難小屋。非常に清潔で暖かくて、とても快適でした。

4/22 6:22

避難小屋の床がアイゼン跡でボコボコでした。通常アイゼン厳禁ですよね？この避難小屋は土間も設けてあるのになんで？って、呆れてしまいました。

4/22 6:23

避難小屋は銀シート・毛布も複数装備されてて、断熱が高いのか暖かくてとても快適でした。

4/22 6:45

朝、鳳凰小屋から見下ろす雲海。

4/22 6:48

水場。小屋のすぐそばです（30秒程度）

4/22 6:55

小屋周辺のステップ切りする親方。

4/22 7:05

スコップをストック代わりに雪原を下る親方。

4/22 7:11

北小室小屋跡地で。快晴の地蔵岳。

4/22 8:00

五色の滝

4/22 8:29

白糸の滝

4/22 9:36

南精進ケ滝

4/22 10:37

下りのドンドコ沢で。埋まりかけた狭い登山道をスコップで掘り起こします。

4/22 10:55

ここは私達も迷っちゃいました。しばらく右往左往して、GPSのおかげで原因を確認できました。原因となった場所に誘導ロープを張ります。

4/22 11:50

各所で山ツツジが満開でした。

4/22 11:59

山ツツジと青木鉱泉

4/22 12:38

青木鉱泉から御座石鉱泉への道。伐採された斜面の急登から始まります。

4/22 12:51

青木鉱泉から御座石鉱泉への道は、古い地図では破線になっていて、「知らずにここを歩くより林道を迂回したほうがベター」って話も聞いていて、また過去の遭難例も読んでいて、「どんな道なの？」って興味津津だったのですが、歩いて納得でした。北海道を連想させる広い美淋ですが、以前は熊笹が深くて昼でも迷うような場所だったようです。現在は熊笹も動物に食われて、ピンクテープで念入りに誘導されてます。

4/22 13:05

キツツキに穴あけされた枯れ木。カミキリの幼虫などを食べたんだろうけど、穴の空き方が面白い！

4/22 13:18

御座石鉱泉の有名なワンコが吠えてお出迎え。

4/22 13:19

2日間お疲れ様でした。

4/22 14:23

白山温泉でさっぱりと。

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

さぶろう

OK親方から、「GW前に登山道整備に行きましょう！」ってお誘いがあって、行ってきました。
ターゲットは御座石鉱泉から燕頭山（つばくろあたまやま）を経由して鳳凰小屋まで。帰りはドンドコ沢の状況確認をする・・・ってのがミッション。

親方は過去、ドンドコ沢コースも含めてこの地域の登山道整備をだいぶされてきたお方で、しばらく足が遠のいて5年ぶりとのことでしたが、ご同伴できて光栄です。
作業は・・・2人・2日間の作業ですが、危険と思しき箇所の雪かき（ステップ切り）やロープ張りなど、精一杯行ってきました。ただし、登られる方においては、融雪状況や気温変化により条件は刻々変わりますので、滑り止めは必携で状況ご判断をお願いします m(_ _)m

作業しながらの登りは疲れますね。
鳳凰小屋には日没間際に着いて、ヘトヘトに疲れました。夕食はカップラーメンが精一杯。
食べ終わったら速攻でシュラフに入って爆睡でした。

そんな趣旨なので、鳳凰小屋（避難小屋）1泊ですが、そこから上へは行っていません。

お土産に御座石鉱泉の方から自家製のリキュール（シラビソ酒、御座石のさくらんぼ酒）を大量に頂戴してしまいました。ありがとうございます m(_ _)m

コメント

くぅすけ

登山道整備、大変お疲れさまでした😀
ＧＷには、多くの人が入るところ、このように整備していただくのは本当に頭が下がる思いです🙇
コロナ前に一度だけ、まったく同じルートで、ギュウギュウ詰めの鳳凰小屋にもお世話になって歩きました。あの小屋もきれいになってまた一層にぎわうことでしょう。山を安全に楽しめるのも、こうしたご尽力があってこそです。
ありがとうございます🙏

さぶろう

くぅすけさん、こんばんは。
2人1往復間での作業なので、微々たる感じではありましたが、GWに入られる方の安全に役立ってくれたら・・・とう感じです。
私は登山道整備に関与したのは初めてだったので、親方から聞くドンドコ沢整備にまつわる話はとても興味深かったです。この地域の特性とか、過去ネットで取り沙汰された山小屋間の関係とかも・・・。ドンドコ沢は歴史のある道ですし、なんとか維持されるといいですね〜。

kenta0220

はじめまして。
今週御座石温泉からの入山を予定していて
このレコを見ました。
登山道整備、詳しい状況、
ありがとうございます🙏

さぶろう

kenta0220さん、はじめまして。
若干でもご参考になれて幸いです。コメントありがとうございます。
今日の雨（雪？）でまた状況は変わるかもしれません。春山は時間帯で雪質が大きく変化して危険度も変わりますし、早めの滑り止め使用をお忘れなきように、安全に登山をお楽しみ下さい。